261. リーピング
《ネタバレ》 結局、悪魔はいるのだろうか。いるのかいないのかわからないのが怖いんだと思うが、この結末では、結構の確率で悪魔がいることを示しているようにおもう。そうなると、「ああ、悪魔はいるのね」といったかんじでネタばれになってしまっていて、さめた。大掛かりなトリックだったと信じたい。 [映画館(字幕)] 7点(2007-06-10 22:24:14) |
262. テキサス・チェーンソー
これはホラーというよりはジョーズに似たモンスターパニックアクション映画ですね。ホラー映画はもっとコワイ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-20 03:19:08) |
263. ソウ3
《ネタバレ》 1作目と2作目をみていないとちっともついていけないだろうから、この映画だけで評価することはできない。イタさはぬきんでていた。 映画の最後は結局銃で撃ち合うんだなあと。そして間に合わせのように畳み込んだ映画のラストゲームも、それまでの崇高な理念のゲームが安っぽくかんじてしまう。 ジョンの回想の銀杏並木はいったいなんだ!4への布石か? [映画館(字幕)] 7点(2006-11-21 22:18:56) |
264. ソウ2
《ネタバレ》 ソウシリーズに僕が求めるものは、その閉鎖空間に入ってみたいというバーチャルである。 近作はそれを失って、もはや僕の目的はあえなく消えてしまった。 だけれどもサスペンスとしては面白かった。注射器という物体の緊張感がうまく生かされていた。 次回は歯医者道具かしら。 あまりのこぎりは関係ない [DVD(字幕)] 7点(2006-11-13 22:31:13) |
265. きょうのできごと a day on the planet
《ネタバレ》 最後の、クジラのブシューに振り向く少女の顔のみが、唯一映画的でした。 それ以外はすっからかん。 [DVD(邦画)] 7点(2006-11-07 23:22:15) |
266. マレフィク 呪われた監獄
それなりに面白かったですが、監獄の閉塞感とか、居心地の悪さがもっと感じたかった。 ソウとかキューブにあったあれ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-07 23:20:09) |
267. 鉄人28号
蒼井優がもっと見たかったです。 たとえばコントローラーを蒼井が奪い取って、操縦したりとか。 [DVD(邦画)] 7点(2006-11-07 23:17:04) |
268. シン・シティ
《ネタバレ》 基本的に女性が殺されると僕は嫌だ。だけれど、強いヒーローは頼もしかった。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-25 22:08:30) |
269. ゲド戦記
《ネタバレ》 クモのラストの顔は、邦画『ノロイ』のカグタバのお面そっくりでした。 映画の導入がいけない。父を殺害する理由はいったいなんなのだ。愛してもらえなかったからか、もしくはただ剣が欲しかったからなのか。ついでに、その後父が死んだか助かったかは不明で、作り手が忘れている印象を受ける。 テルーの唄自体はなかなかいいが、大草原でひとりでどこか遠くを眺めて歌っているのはイタイ。ミュージカル映画なら成立するかもしれないけど、そうじゃないでしょ、しかもフルコーラス歌ったし、サブイボがたつ。 サブイボといえば、ラストの二人が抱き合うシーン。抱き合う奥から朝日が昇り、壮大な音楽が流れ始めてしまったら、スクリーンから目を背けることしかできない。 これはいいとして、やはり導入のあいまいさが2時間ずっと不可解にしてしまったのではないかと、僕はおもう。 [映画館(邦画)] 7点(2006-08-11 01:16:22) |
270. 妖怪大戦争(2005)
これくらい不真面目なのがちょうどよい。そしてエロいです。後半はそこにしか目が行かない。妖怪「えろめがね」 [DVD(邦画)] 7点(2006-07-20 00:37:21)(良:1票) |
271. クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ
《ネタバレ》 世界の滅亡は恐ろしい。とても恐ろしい。でも、宇宙人の侵略や巨大隕石の衝突による世界の滅亡よりも恐ろしいもの…それは「日常生活の破綻」だと思う。 自分の家が無くなる、恋人がいなくなる、お母さんが偽物になるなど、日常生活の破綻から映画や物語が始まるのはツネ。 特に子どもたちにとっての最大の恐怖は「家族が家族でなくなる」ことではないか。 その恐怖感が十分表現された前半は、映画としてとても面白くみれる。 しかしあの後半からラストにかけての、ぐでぐでな展開は、むちゃくちゃ笑える。このような映画的破綻を目の当たりにすると、恐怖すら感じる。 [映画館(字幕)] 7点(2006-04-24 01:00:46) |
272. イーオン・フラックス(2005)
人は死ぬから良い・・・ということは、本当に良いことなのであろうか。僕が思うに、実はやっぱり絶望的なる真理である。この映画を見終わった後は、有限な人生にすばらしさを感じてしまいかねないが、ほんとうは絶望的なことであることを忘れてはならない。だからもっとコミカルにふざけ半分で映画をつくらなければいけなかったと思う。キルビルみたいに。 [映画館(字幕)] 7点(2006-03-22 22:22:05) |
273. スーパーサイズ・ミー
食育の重要性を実感できる映画です。それ以外の感想はたいして。それにしても、無性にマックを食べたくなってしまうのは、やはり刷り込みが僕にも入り込んでいるからなのでは無いかと思う。すべてが大きな陰謀に見えてきてしまうのが面白いですね。実際そうなんでしょうが。ひでえ。 [DVD(吹替)] 7点(2006-01-26 22:21:34) |
274. ターミナル
そこそこ [DVD(吹替)] 7点(2005-11-08 23:01:51) |
275. クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃
説教がましいところもあるが、野原一家は本当にいい家族なんだということが再確認できる映画でした。深く考えるとどこまでも深くなっていきそうな怪獣の仕組みとか、正義についての捉え方など、映画館でしんちゃんのおしりにきゃーきゃー騒ぐお子様にはわかんねえような難しいところもありつつ、それなりに感動的にまとめて楽しめました。 [映画館(吹替)] 7点(2005-04-18 01:22:38) |
276. パルコフィクション
前半がばかばかしいシュールさが面白く、声を上げて笑いました。でもバカには作れないしっかりした映画だと思います。セリフがとにかく稚拙、でもおもろい。パルプフィクションがみたくなります。 7点(2005-03-18 00:12:58) |
277. クレイジー・コーヒー
『Some stories』という短編オムニバスのビデオの中にはいっていました。このビデオをレンタルするきっかけになった作品。スーパーサイズミーはまだ観ていませんが、あれがドキュメント映画なのに対し、こちらはドラマ。なので本当に死んだりはしません。でもなんというか、演技なのにも関わらず、必死でコーヒーを飲み続ける男の頭の悪さに見入ってしまいました。ウエイトレスさんの気持ちの動きとか観衆の眼差しとか、見応えがあります。終りも上手にまとめていて楽しい映画でした。 7点(2005-02-09 21:57:43) |
278. シュレック
2を先に観てからの鑑賞。2の方が面白かったですね。フィオナ姫はシュレックの顔を始めてみた時に、自分の夜の顔と系列が一緒であることに安心し、さっさとカミングアウトしていればよかったのに、でもそれじゃあ2ができないか。3に期待! 7点(2004-12-21 23:01:57) |
279. イノセント・ボーイズ
ジョディフォスターはスタンドバイミーがやりたかったのでしょうか。あれほどの濃い印象は残らないけど、ほのかに記憶に残る小さな映画。 7点(2004-12-20 18:58:13) |
280. プロミス(2001)
監督が何を言いたかったのかよくわからなかったが、戦争と対立の理不尽さを訴える映画というよりは、現地の子供たちの普段の顔を世界の人に披露しようという映画のように見えた。僕のイメージだと、飢えと地雷に脅え、ぼろぼろのシャツや女の子なら頭からすっぽり布で覆っていて、大人たちと同じく「復讐!」とか叫んでいるのかと思っていた。しかし先入観とは違い、彼らはとても朗らかだった。印象的だったのは、10分ぐらいで着くような近所なのに話すことすら考えられなかった対立する民族同士の子供達、監督の提案でお互い会って遊ぼうということになり、検問所(⇒この存在が諸悪の根源ではないかと感じた)を越えてお家に行く。そこで食事したり遊んだりするわけだが、字幕は敢えてかはしらないが入らなかった。楽しそうにじゃれあう子供たちの顔を、話の内容なんてかまわずみせていた。これがとても感慨深かった。その後に机を囲んでリアルに対話を始める。別れが寂しくて涙を流す。きっともうしばらくは(検問所のせいで)逢えなくなるのだ。とにかく、子供たちがキャーキャー遊んでいる姿を見ると、どの子がどっちの民なのかなんて区別つくはずない。ここになにか長い長い喧嘩の解決の糸口があるんじゃないかって思った。 7点(2004-11-15 23:48:55)(良:1票) |