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261.  お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷
ほっほう!なるど!横溝正史原作の推理小説を「一心太助」シリーズ等の監督である沢島忠監督が撮ると、こういうったちょっと変わった雰囲気のサスペンスものになるのか?本来なら原作が「犬神家の一族」や「女王蜂」その他、金田一シリーズだけあって、ドロドロとしたものになりがちな所だが、そこは沢島忠監督らしいユーモアを交え、なかなか楽しい作品になっていると感じました。主演の中村錦之助をはじめとする東映時代劇の役者達が大勢、いて楽しい。中でもやっぱり中村錦之助が一番で、この作品の中でも「一心太助」シリーズやマキノ雅弘監督の「次郎長」ものなどで見られるお茶目な所と粋の良さ、中村錦之助の変身なども笑える。ただちょっと残念なのは女優陣で、丘さとみ、長谷川裕見子、大川恵子の東映時代劇のお姫様、3人のうち、1人も出ていないのが不満です。それでもなかなか面白かったので、良しとしますか!少なくとも今の時代劇なんかよりはずっと良い。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-04-23 16:28:01)
262.  自由学校(渋谷実監督作品)
なんとまあ、皮肉の利いた作品だこと。というのがまずは観ての感想でして、この時代って、確か日本では敗戦直後ですよね?戦争によって失われつつある人々の自由というものを強烈なまでの風刺を込めて、描かれているのが凄い。作品全体としては傑作とも思えないし、同じ監督なら「本日休診」の方が私は好きだけど、これはこれでなかなか面白かった。高峰三枝子の嫌な妻ぷりと佐分利信の駄目っぷり、何だか小津監督の「お茶漬けの味」の中の佐分利信でも見ているような気がした。こういう役を演じさせると佐分利信は本当に上手いし、また、そういう役がよく似合う。他にもどの俳優にしても良い味、出してました。笠智衆の切れる姿と東野英治郎のとぼけた味わい、それにほんの少ししか出番のない杉村春子の相変わらずの上手さも強烈な印象を残す。佐田啓二と淡島千景の若いカップルも忘れてはならない。特に淡島千景が素晴らしい。この頃の淡島千景って妙に色っぽいのが気になって仕方ない。この作品を観て淡島千景にドキッとしない男がいたらそいつは男じゃないと言いたくなるぐらいの色気がある。とりあえずは初めてということで7点にしたけど、もう一度観たらもしかしたら8点になるかもしれない不思議な感じの残る作品です。現時点では限りなく8点に近い7点ということで、この作品に対するレビューを終わります。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-04-11 21:41:34)
263.  カルメン純情す
「カルメン故郷に帰る」に次ぐ高峰秀子主演による木下恵介監督の人情喜劇です。この作品、前作に比べるとややしんみりしずきているものの、どの登場人物にしても、なかなか面白くて、前作ほどの面白さはないけれど、なかなか楽しめました。戦争という背景を裏手に取った感じの内容で、それにしてもあのへんてこなババアにはやられた。ところで、これ、一人のコメントもないとは、ちょっと意外でした。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-03-29 21:42:53)
264.  真実一路
この作品、不思議と心に残っている。一度しか観てないけれど、その時はう~ん?何かイマイチて気がしたものの、川島雄三監督の作品て、どの作品にしても後からじわりじわりとやってくる不思議な魅力を感じる。今の所、観た川島雄三監督作品では1番下かもしれないけど、今、ふと考えると、やはりどこか不思議な感じのする作品で、この作品は何と言っても淡島千景の色気とでも言うか、川島雄三監督って、女性を上手く映すなあ!そう思わずにはいられない。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-03-05 14:21:28)
265.  血斗水滸伝 怒涛の対決
凄い顔ぶれだ!出ている俳優、男優も女優もとにかく物凄い豪華な顔ぶれ、これだけの豪華な顔ぶれが観られる時代劇なんて、そうはないと思えるぐらいの超豪華メンバー、市川右太衛門を主役に片岡千恵蔵、大川橋蔵、大友柳太朗に東千代之介に、そして、我等が東映時代劇ナンバーワンの錦ちゃんこと、中村錦之助、これだけでも凄いのに、そこに東映時代劇ナンバーワンの悪人、山形勲に進藤英太郎に、月形龍之介の悪人三人衆勢揃い!悪人ではないけど、若き頃の里見浩太郎も見られる。他にもまだまだいます。とてもじゃないけど全員なんて挙げられないほどの物凄い顔ぶれです。女優陣も負けてません。東映時代劇、ベスト3とも言える女優陣、丘さとみに大川恵子に長谷川裕見子、いやあ、この三人が同じ作品の中で観られる。それだけで満足です。私の知る限りではこの3人の女優が揃って観られるのは他では「忠臣蔵・桜花の巻・菊花の巻」だけです。そこに更に美空ひばりまでが加わる。いやあ、何と言う豪華な顔ぶれ!信じられません。とにかくこの作品は役者の顔ぶれだけでも観て損はないと思うし、楽しめる作品として東映時代劇が好きな人にはオススメの一本です。利根川を挟んでの一騎打ち、見応え十分!これまたなかなか面白い時代劇でした。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-10 21:42:18)
266.  勝手にしやがれ
ヌーベルバーグ?うっ?何それ?私はどちらかというとハンバーグの方が好きなのですが、この作品、思っていた以上に楽しめた記憶があります。何だか最初は堅苦しい映画なのかと思ったけど、いやいや、どうして、ちっともそんな事はなくて、解り易いし、主人公のバカっぷりとヒロインの可愛いけれど、男を弄ぶ態度などは腹は立つものの、男も男でアホやし、要するにこの映画は私のようなアホにでも結構、楽しめる作品として評価したいと思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-06 22:06:00)(笑:1票)
267.  一心太助 天下の一大事
2日続けての一心太助シリーズ観賞です。今回もまた中村錦之助演じる一心太助の男気のあるその姿、活気のあるその人間性、曲がったことが大嫌いな男らしさが十分描かれていて、これまたなかなか見応えありです。ややシリアスすぎるのと強引な展開に不満はあるので、個人的には三番目の評価ですけど、それでも相変わらずテンポは良いし、役者にしてもみんな良いし、今の時代劇との差の大きさは明らかです。そんな中で今回は主演の中村錦之助以上に、いつもなら徹底的に嫌な奴を演じている山形勲が良い奴に思えた。それと、やっぱりぐるぐるさんの言うように絶望男のキャラが良い。ああいう役をやらせたら田中春男の右に出る者はいないと思う。最後にもう一人、丘さとみに関して、一言!「私、好きな人が出来ちゃったの!」て、それゃあ、ねえだろう!というような落ちがあるけどまあ、可愛いから許す。
[地上波(字幕)] 7点(2006-01-20 22:07:24)
268.  清水港の名物男 遠州森の石松
お~~!既にぐるぐるさんに言いたいことは全て書かれてしまっておる。←何故か言葉使いまで時代劇風!そんなことよりもこの作品って何々?リメイク作品だったとは知りませんでした。でもって今回は何と中村錦之助が石松の役で出演!相変わらずその粋ぷりの良さと男らしさは観ていてかっこ良く、しかしながら作品全体としてはそれほどの出来だとは思えない。マキノ雅弘監督作品だからってわけではないけど、何かが足りない。あと、一押してところかな?丘さとみ演じる夕顔との人間模様、丘さとみが見せるその瞳の奥の美しい涙、更には丘さとみ同様、私のお気に入りの一人、長谷川裕見子がこれまた美しくて魅力的である。それだけに作品全体の出来に関してやや文句の一つも言いたくなってしまう。けして、悪い出来ではないし、結構、楽しめるものの、どうしても同じ監督の傑作「弥太郎笠」やその他の次郎長シリーズに比べると落ちる気がしてなりません。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-30 16:56:39)
269.  生きものの記録
三船敏郎演じる中島喜一は確かに普通ではないし、狂っていると思う。しかし、彼は家族を思い、人間としての本能を心から実現させようとしてみせただけである。私はそんな中島喜一の人間性に深く考えさせられました。黒沢明監督は人間の持っているエゴイズムを「羅生門」でも見せたようにここでもまた見せている。「羅生門」に比べたら作品の完成度では劣るものの、同じような戦争をテーマとして描いた「八月の狂詩曲」なんかと比べたら圧倒的に上である。まず何よりも俳優の質の高さからして全然、上です。やや説教臭いものの、白黒の画面からひしひしと伝わるその映像と凄みのある内容は一度見たらけして忘れることは出来ないし、この映画を観ても解るように黒澤明監督は並みの監督とは明らかに違う映像作家としての質の高さというものを持っている素晴らしい監督だ!
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-13 21:58:53)
270.  大菩薩峠(1957)
内田吐夢監督、片岡千恵蔵主演による時代劇でその他にも中村錦之助に月形龍之介に山形勲といったこの頃の時代劇が本当に良かった頃の脇を固める男優陣に加え、女優陣にしてもこれまた素晴らしく、長谷川裕見子に丘さとみの美しさと可愛さにくらくらしそうになりました。ニヒルな片岡千恵蔵とこれまた若き中村錦之助のどの作品を観ても素晴らしい眼の演技が印象的です。作品そのものは傑作とまで言わなくてもなかなか見応えのある作品です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-04 17:39:38)
271.  舞台恐怖症
公開当時、かなりの不評でヒッチコック自身も失敗作だったと言っていたということを聞いたことがあるけど、けしてそんな酷い内容でもなければ、つまらないわけでも勿論、なくて、この映画は何と言ってもマレーネ・デートリッヒ!この人の存在感だけでも十分、楽しめる内容で、ある意味、地味な扱いをされがちなものの、そこはヒッチコック監督らしくメガネを使っての変装、更にユーモアの要素も取り入れて、ヒッチコック映画らしさを観ることの出来る映画であります。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-29 22:25:43)
272.  殿さま弥次喜多 捕物道中
中村錦之助と中村賀津雄の兄弟が本当に実際の兄弟だけあって息の合った演技でこれまたなかなか楽しませてくれます。そんな二人の演技も良いけど、私の今回の一押しは山形勲です。この人のいつもとはちょっと風変わりな演技が良かった。作品の出来としては特別に凄いとは思わなかったものの、日本映画の良かった時代の今の時代にはいない本物の時代劇を演じることの出来る俳優が他にも沢山揃っていて観て損のない1本です。そして、最後にまたまたお気に入りの女優さんを一人見つけてしまいました。おれん役の雪代敬子て女優です。あっ!そういや大川恵子といいまたしても字こそ違うが同じけいこだ!稽古は嫌だけど大川恵子と雪代敬子は良い!全く関係ないけど竹下景子も昔からファンやし「クイズダービー」好きだったなあ!おっと、話がそれてしまいました。すいません!
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-21 22:33:03)
273.  牛乳屋フランキー
フランキー堺が「幕末太陽傅」以前に出演した喜劇です。そんなこの作品でもフランキー堺の役者としての上手さ、喜劇俳優としとての上手さ、魅力を十分発揮し、なかなか楽しい作品です。ストーリーそのものはそんなに特別、大騒ぎするほどの面白さはないけど、フランキー堺という俳優の芸の上手さを知るためには観て、損のない作品だと思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-09 22:18:38)
274.  イヴの総て
「サンセット大通り」と比較したいと思って、借りてきて観ましたが個人的にはやっぱり「サンセット大通り」の方が好きです。それでもこの作品、なかなか見応えのある作品だと思いました。マーゴ役の女優が何とも恐ろしい女だなあ!というのが観ての感想です。この映画のテーマは女と女の正しく女同士の戦いというものを監督は映画を通して観客に訴えたかったのだと思いました。いやあ、本当に女の人って恐ろしい!
[DVD(吹替)] 7点(2005-10-23 22:02:03)
275.  独立愚連隊
戦争映画でありながらも喜劇的なタッチの一風変わった戦争映画とでもいいますか、喜劇映画とでもいいますか、なかなか面白かった。テンポが良いのがまず良いね。岡本喜八監督を知る上でまずは観ておいて損のない作品だと思います。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-09-04 16:14:12)
276.  血槍富士
内田吐夢監督「飢餓海峡」に続くこれが2本目のチャレンジ!なんと言うのかなあ?片岡千恵蔵が予想と違った。勿論、良い意味で、何ともコミカルで痛快な時代劇なんだけど、ロードムービーぽくて、それでもってここぞという時の殺陣のシーンでの迫力、圧倒されました。ただ、物凄い面白かったかというとそうでもなく、けど、嫌いではないし、楽しむことは出来たので7点てことで、内田吐夢監督の他の作品も観てみたいと思いました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-06 20:40:06)
277.  蜘蛛巣城
本物の城の様なセットにまずは圧倒させられ、人間の持っている欲望を恐ろしいまでに演じて見せた俳優陣、特に山田五十鈴の演技にはビックリさせられました。本当に何とも恐ろしい映画だ!黒澤明監督作品としては特別に凄いとは思わないけど、現在の日本映画のレベルに比べたら明らかに上をいく作品であることだけは間違いないと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2005-07-02 18:55:32)
278.  七年目の浮気
マリリン・モンローは確かに可愛いし、魅力的だ!こんな女性が突如、現れたらこの映画の主人公と同じ気持ちになってしまうだろう。妄想に次ぐ妄想の連続で、そんな妄想を楽しく見せる事は悪くはないし、同じ男としても気持ちがよく解る。それでも、しつこく思えてしまう。例の有名なスカートがまくれ上がるシーンばかりが話題のようなこの映画、やたらとそこばかり取り上げられる事に関して当の本人はどう思っていただろう?少なくとも、私にとってマリリン・モンローの代表作、最高の作品ではない。マリリン・モンローのベストは同じビリー・ワイルダー監督の「お熱いのがお好き」で決まりです。
[DVD(字幕)] 6点(2016-11-18 19:04:48)
279.  ゴジラの逆襲
これは誰もが認める傑作である一番最初のゴジラ映画とは別ものとして考えて見ればさほど腹も立てずに見ることができる。水爆実験の恐怖とゴジラそのものの恐怖を描いて見せた前作の様な恐さと不気味さに悲壮感は今作にはなく、ただひたすらゴジラを倒すことに徹した映画として見ることでそうなんだ。これは怪獣映画なんだだからそれで良いんだよて許してしまえば良いのだ。ただそれでもアンギラスなんか出てくる意味もほとんど感じられなければ東京に対抗しての今度は大阪みたいな対抗心があまりにも強過ぎてならない。どう考えても駄作の匂いしか感じないが嫌いではないから一応は6点と少々甘い点数にしてみる。何だかゴジラ映画なのに次郎長物の映画を見てるように感じてしまうのはキャスティングのせいかもしれない。小泉博に若山セツ子に土屋嘉男に山本廉に千秋実に志村喬にこれに森繁久彌と加東大介、久慈あさみが加わればもう次郎長映画の出来上がり!待てよ?それだと社長シリーズぽくもあるぞ  
[DVD(邦画)] 6点(2013-08-14 14:47:03)
280.  チャップリンのニューヨークの王様
チャップリンにとっては自分を追放したアメリカに対する怒りの気持ち、やるせない気持ちを全面に出しただけでそれまでの他のチャップリン映画とは別物として考えて見るべきである。これがこの映画を見る場合の見方だと私は思ってます。要するにチャップリン映画本来の優しさがこの映画にはない。では全くの駄作かて言うとそうとも思えない。それなりに楽しめはするし、だから6点なのだけれど、何度も言うようにチャップリン映画らしい映画ではない。チャップリン映画最後の名作は誰が何と言おうとライムライトで決まりである。チャップリン映画を一本も見たことのない方にこの映画を最初に見る事を私は薦めません。何故ならこれを見て、なんだ。チャップリンて大したことないじゃん!なんて言われるのが嫌だからである。  
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-08 22:11:05)(良:1票)
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