261. ロザンナのために
妻の為に悪戦苦闘するジャン・レノが愛嬌たっぷりでした。ホント、自分の大切な人にやさしくなれる映画でした。 7点(2002-04-16 06:00:30) |
262. レザボア・ドッグス
Cool!ってとこでしょうか?かっこつけがいいんですよ、この作品。キャクタそれぞれがしっかりと設定されていますね。 7点(2002-04-16 05:56:04) |
263. レナードの朝
いやいや、いい意味で悪意の無い映画。ロビン・ウィリアムズ&ロバート・デニーロっちゅう配役がもう合格点です。こういう作品にありがちなお涙頂戴な大袈裟演出も無いし、ストーリーも骨太でした。 8点(2002-04-16 05:51:54) |
264. ルナ・パパ
《ネタバレ》 ラストで家(屋根?)がブッ飛んでいくシーンを観て初めて「ああ、これってファンタジーなのね」と思いました。プラス思考というか、後先考えない主人公に多少やきもきしながらも、何も考えず変わった展開を楽しんで欲しい作品です。分娩台に両手を広げて診てもらう主人公、笑えました。 5点(2002-04-16 05:45:32) |
265. Interview インタビュー(2000)
すごく丁寧に創られた作品。シム・ウナの観客を引き込むミステリアスでキュート、そしてどこかはかなげな魅力が十分に生かされていました。この作品で引退されるとは、ファンとしては悲しい限りです。物語前半では「インタビュー」という映画を通して客観的にとらえ、中盤以降はその監督とインタビューの対象である女性とのラブストリーを絡めてた別の視点からとらえています。しかも前半の伏線をしっかりとつじつまが合うようになっているので、終わってから再度初めから観てみると新たな発見があります。恋人と死に別れた悲しみから、インタビューを通して偽りを語るヨンヒ。それをどことなく気づきながらも少しづつ彼女に惹かれていく監督。二人は偽りの中でお互いの真実の愛を探していく。「僕の心は君の声を聞くために開かれている」というセリフが心に響きました。(ちょっとクサイですが)又ドラマ以外のインタビューも白々しくなく独特の世界観があってよかったです。インタビューの待ち合わせをした夜、お互いが別の場所で眠れないよるを過ごし朝を迎えるシーン、ここで初めてお互いの存在を意識し始めたことに気づいていくんですよ。いいシーンです。それにしても韓国の女性は綺麗ですよね。 8点(2002-04-16 01:28:44) |
266. ワンダフルライフ
インタビュー形式でそれぞれの人生で一つだけの思い出が語られる。彼らは天国に召される前の死者で、その大切な思い出を胸に天国へ旅立つことができる。初恋の思い出、兄との思い出、数々の女性との性遍歴、亡き妻との公園での思い出等...この発想はとても面白いと思いました。しかもCGなどに頼らず、アナグロな映像も良かったです。ただインタビューとはあくまでもドキュメントだから効果を発揮するのであって、それをいかにも素人っぽく俳優に演技させるのは無理があります。雰囲気は好きですが...年配の女性が語る子供の頃のダンスをした思い出にはやさしい気持ちになれます。ドキュメント的な映像が主の為、肝心な物語の本筋がイマイチつかめず、登場人物(ARATAとか小田エリカとか)が希薄で印象がなかったです。それぞれに演技は出来ているとは思いますが、演出がもう一つでしたね。 6点(2002-04-14 20:15:31) |
267. ターン/TURN
安田成美の如くオーバーな演技の牧瀬里穂。華はあるんですけどねぇ。物語は交通事故にあった主人公が事故の一日前に戻され、再び事故にあった時間が来ると引き戻される。しかもその世界は彼女以外誰もいない世界。(この誰もいない世界のシーンはスゴイですね。よくロケできたモンです。)「明日が来ない」事がどれほど苦しく、空しいことか実感しました。主人公が繰り返される毎日の中で精一杯「明日」を生きていこうとする強さを身に付けていく過程が良かったです。この現実を認めたくないが為に誰もいない店でお金を払ったり、信号を守ったり、律儀に生活をしているシーンは可笑しかったです。実際の生活では彼女は昏睡状態で、別の世界では正々堂々と生活しているという設定が面白いですね。ただ彼女がラストで発する言葉「ただいま」のセリフはいかにもありきたりでした。劇中の「お風呂上りはインド人?」とか「トマト大丈夫?」とか彼女の生活に密着したセリフの方がしっかりとした結末を迎えれた感じがしましたね。 6点(2002-04-14 19:59:44) |
268. チェブラーシカ(1969)
「どっきーんっ!!」そうです、チェブラーシカの魅力にハマってしまいました。ルックスもそうですが、自信が無く、気弱なところが可愛い!クレイアニメながらも表情が豊かで、しかっりと演技させています。キャラクタが可愛いながらも、どこか哀愁漂うテーマソング。そして差別、環境汚染、いじめ....この物語の悲しくも重厚なストーリーには観る人それぞれに投影される背景を感じます。おばあさんの不可解な行動には?ですが、心を和ませてくれます。是非とも続編を!! 8点(2002-04-14 19:35:04)(良:1票) |
269. 黒い十人の女
観てて飽きない!!十人の女といっても実質活躍するのは数名なんですが。クールビューティーの岸恵子に、したたかな正妻役の山本富士子、キュート部門は中村玉緒(ホント可愛い。しかも甲高い声!!)そして知的なキャリアウーマンに岸田今日子!!世界昔話のナレーターのあの女優さんもおいしい役で登場してますしね。これといって派手な演出などは無くても、モノクロの良さを熟知したシーンの数々。これは中々の快作です。ラストで岸恵子が火事現場を横目に車を飛ばすシーン、あれには一体どんな意味が込められているのでしょうか?不思議です。 8点(2002-04-10 06:34:01) |
270. シャドウ・オブ・ヴァンパイア
決して嫌いじゃない作品です。ただテンポの悪さが気になります。吸血鬼シュレックの生き長らえた故に落ちぶれてしまった哀愁、時代のギャップに違和感を感じる可笑しさをウィリアム・デフォーが完全になりきってました。髪の長いマルコビッチはやっぱり似合ってませんが、次第に狂気へ陥っていく演技は抜群です。表面的には映画への執念故の行動とも取れますが、女優グレタに飽き、同性愛のプロデューサーとの決別、マイペースなカメラマンへの憎悪等彼を取り巻く全てを精算するためにシュレックを利用したのではないでしょうか?ラストの「ありがとう」にはその意味が含まれているのでは・・・・不可読みしすぎかな? 6点(2002-04-08 23:30:25) |
271. TOKYO G.P.
約60分程の上映時間なのにとても長く思えました。スローモーションカットや常連組みのカメオ出演で辛うじて主張してましたが、内容は「えっ?!これが石井監督の作品??」と思えるほどお粗末くん。しかも主要キャスト達のあまりの素人演技に頭痛が...特にエリカ役のお姉ちゃんの間の悪すぎる演技(絶叫)には唖然でした。次回作に期待しますよ。 4点(2002-03-31 21:12:27) |
272. ラッシュアワー
折角のジャッキーがハリウッドに進出しても彼の登場シーンでは「チャカチャカ、チャンチャン、チャンチャンチャン~」ってラーメンどんぶりを持ったなまずヒゲの中国人を連想させるBGMが...。監督!香港の大物俳優つかまえて、敬意っちゅうもんが無さ過ぎる!!道路で車から車へスラリと華麗に乗り移るおいしいジャッキーを見て少し「ホッ」としました。 5点(2002-03-31 18:36:53) |
273. 愛と死の間で
中盤以降の畳み込む様な展開が見ものです。伏線めいたものを随所にちりばめて意外と面白かったですよ(中学の時の記憶では...)。前世の記憶でエマ・トンプソンの足にアンクレットをアンディ・ガルシアがつけるシーンは印象的でした。ま、散々振り回した挙句、犯人はア・ノ・ヒ・トなんですがね。 7点(2002-03-26 07:12:47) |
274. パンツの穴
菊池桃子のモノマネ、学校では当時おおはやりでした。幼心に「何で桃子ちゃん、エッチな映画に出とるんやろ...」と悲しかった記憶があります。言う程エッチって訳じゃないんですが、当時はね...しかしこの作品結構続編があった記憶がありますが、それもオドロキ!! 4点(2002-03-26 07:06:38) |
275. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
幼い少年のほのかな恋心。夏休みのプール、夏祭り、花火、転校と懐かしい題材をちりばめて誰もが感じる甘く切ない感じをよく表現されていました。ホント、結構いいッスよ。この作品。 7点(2002-03-26 07:02:20) |
276. 転校生(1982)
いや~、この作品は何度も観ました。主役二人のなりきり方が気持ちいいくらい素晴らしい。和美役(※和夫が和美の体と入れ替わった和美の時ね)の小林聡美は太っちょの悪がきのズボンを脱がして蹴った時に「フッ」と笑って見せたり、和夫役(※和美が和夫の体と入れ替わった和夫の時ね)の尾美としのりがズボンを脱がされて泣き叫ぶシーンとか、もうよく研究してますよね。インパクトが強くて元に戻った時に何となく違和感を覚えさせるくらいはまってましたね。あのノスタルジックなところもすごく好きですし、サブキャラクタをしっかりと描いているところなんかも感心します。ラストで「さようなら~、私~!」「さようなら~、おれ~!」と和夫が8ミリを回しながら別れるシーンはいつ観てもジンワリ涙があふれます。尾道マップとしても十分!! 9点(2002-03-26 06:58:07) |
277. トゥームレイダー
体当たりのアンジーがゲームの主人公にそっくりで、父親の事となると凛々しい顔が少女のように崩れてしまう表情の演技は「おおっ!」と思いましたが、なーんか全体的に”ダサい”。「シンドバットの冒険」みたいにちゃっちい動く石像さん達。銃で対抗できてしまうところが「へぇ、そーなんだ...」な感じで肩透かしをくらいました。ライバルの考古学者役の俳優がマッチョな石田純一に見えて作品をより一層チープな感じに仕上がってました。それにしても姉さん、強すぎやしませんか?!それにドレスは全然似合ってなかった。 5点(2002-03-26 06:41:01) |
278. 森の中の淑女たち
楽しいおばあちゃん達のピクニックになるはずが、バスが故障して森の中に置き去りにされてしまう。実際はもっと壮絶なサバイバルなんでしょうが、この作品の中の主人公達はマイペース。この危機的状況を楽しんでいたりします。食べ物がそこをついても気持ち悪いミミズを餌に魚釣り。そしてカエルを取ったり、鳥を観察したり。遭難するという題材はあくまでも題材でしかなく、それぞれの個性が生かされていて彼女達が歩んできた歴史の重みに重点を置いています。女は強く、そして神秘的な力がある。それは歳を重ねて行くほど彼女達を輝かせてくれます。ズバリ癒し系おばあちゃんムービーです。ゆったりとした時間をお楽しみください。 7点(2002-03-26 06:29:04) |
279. URAMI ~怨み~
何故にロメロっちがこの作品を作ろうと思ったのかが不明。様々な人間に裏切られ自分の存在価値を見出せなくなった主人公がある朝仮面が張り付いてしまい、次々と復讐を行う。ホラーではなくてサスペンスですが、展開も単純でどうも納得いかない。ま、張り付いた仮面メイクは動くは動くはで面白いんですがそれ以外はパッとしません。期待したような残虐さもナシ、かといってドキドキな心理的怖さもナシ。タイトル通り観たことを”怨み”たくなるような作品でした。 4点(2002-03-26 06:16:27) |
280. スコア
デ・ニーロにエドワード・ノートンとくりゃ、期待が高まりまっせ!全体的はありがちなストーリーにとってつけたようなラストのどんでん返し。デ・ニーロはソファの後ろに隠れたりして緊迫感の無い金庫破りだったし、E・ノートンは自分で顔見せて正体ばらして横取りしたお宝を確かめもしないし、マーロン・ブランドは登場シーンが少なすぎて印象無いしと意外とオマヌケな人たちにガッカリ。それにしてもマーロン・ブランドのつやつやしたお肌で元気なこと!もしかしてCG?? 5点(2002-03-26 05:18:59) |