281. 初春狸御殿
昔も今も、年の初めにこういう作品を見てアハハと笑い。 セクシーだけど愉快な衣装のお姉さんにドキドキし。 歌に踊りに豪華なセットに、豊かな時代を感じさせてもらいました。 私のお気に入りは若尾文子さんの日本舞踊と言うか身のこなし。 アクションシーンもなかなかの動きの良さ。 見ごたえあるなと、うっとりさせてもらえました。 真面目で純で親孝行な「おくろ」が大好きになりました。 お父さん役の菅井一郎さんの怪演も作品を盛り上げました。 狸シリーズのモノクロのものも、機会があったら見てみたいです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-25 17:45:39) |
282. ギターを持った渡り鳥
渡り鳥シリーズ見たことが無かったので初体験。 感想は、素直に面白かった。 小林旭さんは歌上手いですね! 若いしみょーにカッコつけてるんだけど、それがピッタリ嵌って見ごたえあり。 オレオレって前に出ないんだけど目立っちゃう存在感も素敵でした。 それから秋津役の金子信雄さんの存在感も大きかった。 悪役の人物像が印象的だからこそ、この作品の面白さを倍増させていたと思います。 もう一人宍戸錠さんも良かった。 へらへらと得体が知れない演技、船上の決闘には目が離せませんでした。 渡り鳥シリーズ、もっと観たいです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-18 22:22:25) |
283. マックィーンの絶対の危機(ピンチ)
なにせ、のほほんとして全然怖くないんです(笑 人食いアメーバが私には小豆と寒天で出来たお菓子の化け物にしか見えない。 特撮の見せ場ですよって所は、これで良いんですか?程度のアニメーションだし。 でもでもドラマ部分は結構面白くて、学生達のやり取りも見どころだし警官のキャラクターの見せ方も良かった。 学生VS大人(親、警官、消防士etc.)の伝わらないやり取りがリアルで、作品に引き込まれました。 主人は子供の頃テレビで見たそうで続編も面白いとのこと。 こういう作品はちゃちくてそこが楽しい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-18 21:58:29)(良:1票) |
284. ラ・ワン
インド映画でゲームネタの作品とのこと、軽く考えていました。 男組と女組で歌ってダンスするのかな、と。 なんのなんの、期待を裏切って実に面白かった。 ストーリーが良いですねぇ。 子供の笑顔も良いし、主役の夫婦の演技も良かった。 だからありえないお話にも、気持ちをぐぐっと引き付けられました。 アクションの切れが良い。 動きが良い、撮り方が良い、見せ方が良い。 豪華なセットもあって、ありゃ~凄いなと満足。 そしてもちろん、歌は素晴らしいし民族衣装は美しいし、腰を回すダンスも上手いな。 さすが本場は違うと堪能しました。 これからは先入観を持たずにインド映画を楽しみたいと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-11 21:06:21) |
285. 大怪獣ガメラ
亀大好きなんです。 そしたらやっぱりガメラシリーズはもうドキドキわくわく。 ガメラが現れるところの目が大きくて怖い! モノクロなので不気味さも感じられます。 私の一番のお気に入りは、火が出てぐるぐると回りながら飛び去って行くところ。 「ガメラ~」と声援を送りたくなります。 しかし作品としては、ここがちょっとなぁと思う部分はありました。 でもでも、ガメラ好きならばそこを乗り越えて楽しめました。 [DVD(邦画)] 6点(2015-01-04 10:57:32)(良:1票) |
286. エンドア/魔空の妖精<TVM>
イウォーク好きにはたまらない作品です。 可愛いしけなげだし戦闘能力もあるし、私もイウォークと親友になりたい! 一緒にアドベンチャーしたい! 私の心のキラキラした部分にぴったりの秀作。 幾度もその世界観に浸っていたいです。 [CS・衛星(吹替)] 9点(2015-01-03 22:18:10)(良:1票) |
287. インターステラー
2015年お正月に観ました。 一年の最初に観るにはぴったりの作品。 家族の為そして人類の為苦悩する主人公にぴったりと寄り添って、しっかりと鑑賞できました。 宇宙船で旅立ったシーンも良かったですねぇ。 しばらく何も音がしない緊張感は、あたかも自分が宇宙船に居るようで。 博士達のムズカシイ話しも、付いていってりかいしなきゃぁと、分からないなりに面白かったです。 いやぁ、やっぱりSFは好きだなぁ。 現実の地球が平和で発展して、SFの映画作品を娯楽として楽しめる環境にあって欲しいと心から願う作品です。 [映画館(字幕)] 8点(2015-01-01 22:05:50) |
288. ホビット/決戦のゆくえ
ビルボ・バギンス大好きです。 彼の冒険も苦労も活躍も素晴らしかった。 とても立派でした。 「決戦のゆくえ」と言うぐらいで、戦闘シーンは実に素晴らしかった。 迫力あって見ごたえがありました。 アラン・リーさんのデザインも好きなので、たとえばエルフが美しい曲線の鎧をつけて華麗に戦うところなど。 他の作品とは違う、この作品の世界観にどっぷりと浸れた所が実に気持ち良い。 品が良くて豪華でその上アクションも機敏だとなれば、楽しくないわけはありません。 しかしこの作品は、題名が「ホビット」であってもビルボがお話の中心と言うわけではありません。 ドワーフ達は主役で常に頑張っているけど、その心情は分かりにくいと感じました。 特に山ノ下の王トーリンの人柄なのですが、ずっと黙っていたり反対に怒鳴っていたりして、私の理解しようとする気持ちとかみ合いませんでした。 トーリンに感情移入しようとして一生懸命見るんだけど、私からは距離がある人物に思えて、そこの所の私の気持ちの整理がつかないままずるずると来てしまいました。 そこの所は残念でした。 ガンダルフのイアン・マッケランさんがとてもお元気そうで、見ていて楽しくなりました。 サルマンのクリストファー・リーさんのお姿にはビックリです。 いったいお幾つなんでしょうね。 なんのかのと言っても三部作はとても見ごたえがありました。 ピーター・ジャクソン監督にはまた素晴らしい作品を作って頂きたいと思っております。 [映画館(字幕)] 8点(2014-12-21 21:48:12) |
289. 英国王のスピーチ
《ネタバレ》 王室に生まれたものの宿命。 人々の注目、視線。 見られる者の切なさが、素晴らしいカメラワークで淡々と描かれていきます。 カメラと人物の距離が実に良い。 ヨーク公が不幸な場面でもカメラは視線を外そうとせず、じっと見続けます。 最初は他人事のように見ている私が、次第に物語にはまって行きます。 あたかも隣ではらはら心配して見ている錯覚におちいります。 そしてカメラは国民も忠実に映し出します。 スピーチに期待し、しかし落胆であったりあきらめであったり、庶民の素直な感想もしっかりと伝えます。 今だったら録音して再生という手が使えますが、そのころは大変だったのだなと。 しかし逃げられないからこそ、成し遂げられ充実したのかもしれない。 王の誠実な人柄と、先生や夫人の素晴らしい助力によって、ここまでやりとげられたこと。 静かにじわじわと、私の心をしっかりとつかみました。 ジョージ6世は素晴らしい王であったと知ることが出来ました。 もういちど見直したい秀作。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2014-10-13 16:44:21) |
290. ザ・シューター/極大射程
失意の主人公がいざやる気になったら、はーここまでやるか!と前半はワクワク。 ウォールバークさんが地味なものの、誠意が伝わってきて面白かったです。 後半が今ひとつだなと感じましたが、皆さんのレビューをお読みすると、原作はもっと面白いと。 なるほど、なるほど。 そちらにも興味を持ちました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-28 22:33:44) |
291. ウォンテッド(2008)
豪華な出演者に面白そうと心惹かれました。 アクションも良かったし、弾丸の見せ方など最初はなかなか良いねと思ったんですが。 後半にかけて私のテンションはどんどん下がっていきました。 イ〇ラ〇国の勧誘ってこんなカンジなのかも? [地上波(吹替)] 3点(2014-09-15 21:10:55)(良:1票) |
292. ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
新山千春さんと宇崎竜童さんの親子がとても爽やかで好感が持てました。 思い出せば、名作の一作目ゴジラの河内桃子さんと志村喬さんの父と娘。 ゴジラ作品には爽やかさとこころざしの高さが良く似合うものだなと、目を細めて観続けました。 そして、おお!ここで天本英世さんを見られるなんて。 天本さんのオーラの大きさが、作品をさらに面白くしてくださいました。 バラゴン、モスラ、とても可愛い。 う~ん、キングギドラが可愛くなかったのがちょっと残念でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-07 21:52:01) |
293. ジャッキー・コーガン
ブラッド・ピットさんがとってもカッコ良かった。 それだけでも見た甲斐がありました。 単館系作品として見れば、セリフ部分など面白いところもありましたが。 こじんまりと分かり易くて、私としてはちょっと不満でした。 まあ、こんなぐらいでも良いかな?と思える作品。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-08-20 21:03:06) |
294. ヴィクトリア女王 世紀の愛
自分がこのような立場だったら、こんなにもエネルギッシュに立派に振舞えないな。 ヴィクトリア女王はさすが後世に名を残す名君であったと感心しきりです。 この作品の素晴らしさは、私のように歴史に疎い者にも分かりやすく、大勢の登場人物も違いが良く理解できたところ。 エミリー・ブラントさんの気品ある演技と絢爛豪華な衣装やセット、男性俳優さん達も素敵ですし、女性ならとても楽しく観られる作品に仕上がっていると感じています。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-17 14:07:42)(良:1票) |
295. イウォーク・アドベンチャー<TVM>
ちょっとホコリまみれでフードもボロボロなのが、なんとも可愛いイウォーク。 ちっちゃくてもこもこで、大きな動きも魅力的。 そんなイウォークをたっぷり堪能できるのですもの、ウキウキしない訳ありません。 そして敵キャラとして登場するストップモーションアニメの怪獣もとっても素敵。 牙も怖いし、イウォークたちとの戦いの合成も素晴らしかった。 もちろん、子供達の兄弟愛にもじーんとさせられました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-08-17 12:56:55) |
296. 三大怪獣地球最大の決戦
《ネタバレ》 キングギドラは本当にカッコイイです。 登場の音楽を聞くと胸がワクワクしてきます。 そんな最強の敵に対して、南方からの長旅?で疲れているはずのモスラが健気にも仲間の説得にあたります。 そんなの知ったこっちゃ無いとつれなくされても、真面目なモスラは一途に突き進みます。 ああ、なんて素晴らしいモスラ・・・ 捨て身の攻撃には思わずうるうるしてしまいました。 そして若林映子さん演じる「サルノ王女」の存在感、品のよさ。 「わたくしは金星人です。」繰り返されるこのセリフが、最初はおかしく、次第に説得力をもって観ている私たちの心を動かしていきます。 それからまた、ザ・ピーナッツのお二人の真面目さ歌の素晴らしさにも感動しました。 ちっちゃい二人ですが、その存在の大きさは計り知れません。 そしてやっぱり、ゴジラは素晴らしい。 ゴジラの登場には心震えます。 その存在感、人間ぽさ、動きのよさ、とにかく私はゴジラが好きです。 そしてゴジラLOVEの方がたくさんいらっしゃると信じて、「面白かったね!」と言う気持ちを共有したいと切に願ってこのレビューを書いています。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-08-13 20:58:29)(良:2票) |
297. ゴジラVSメカゴジラ
BSで特集していて、数年ぶりにゴジラ作品を堪能しました。 ゴジラがカッコ良く登場して、丹念に作り上げた街やビルをぼこぼこに壊して、ラドンも可愛く空を飛んで・・・・ 面白くてワクワクしてずっと心躍らせて観続けました。 俳優さんでは中尾さんが存在感があって良かった。 ゴジラの泣き声と伊福部さんの音楽もずしっと響きました。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2014-07-26 22:18:36)(良:2票) |
298. ダーク・シャドウ(2012)
コメディなのでもっと笑えば良かったのでしょうが、私のツボにははまらず・・・・ 原作ドラマも知らないし、登場人物への思い入れも無いまま、見てしまいました。 雰囲気で見せるならもっと変にしたら良かったし、人間ドラマだったらコリンズ家のお話を掘り下げれば良かったし。 どれかひとつに絞ったらぴかっと光るものがあったかもしれません。 面白かったけどちょっと惜しい作品。 [地上波(字幕)] 5点(2014-07-26 21:56:17) |
299. X-MEN:フューチャー&パスト
《ネタバレ》 とても面白かったのですが、すぐにはレビューを書けませんでした。 それはとても複雑な感想だったからです。 クイック・シルバーの瞬間移動面白かったですねぇ。 この作品の一番の見せ場と言って良いほど。 彼が途中で帰ってしまった時に「もったいななぁ」と思ったほど。 今風のニートっぽい風貌も可笑しかった。 若き日のプロフェッサーとマグニートーも素晴らしかった。 演技力、存在感、対決する力、そして役の能力の大きさ。 落ち込んでいた時も含めて、見ごたえがありました。 そして肝心んのラストなんですが、ラストなんですが。 劇場で観たときは良かったなぁと嬉しかったのですが。 じわじわと「これでいいのかなぁ?」との思いが込み上げてきました。 ご覧になった皆さまはどのように感じられたでしょうか? [映画館(字幕)] 8点(2014-07-06 21:32:53)(良:1票) |
300. マレフィセント
《ネタバレ》 悪い魔女ってとても面白い、魅力的。 そしてカラスも大好き。 黒い翼、艶のあるクチバシにほれぼれ。 そんな私は本作にとても興味を持ちました。 マレフィセントの立場から描いた作品が本作という事なのでしょうか。 角の生えた姿は悪そのものですが、その心情をおもんばかると、自分としてはどちらの味方に付こうか迷うほど。 おとぎ話のキレイ事には収まりきらない、マレフィセントの心のうちがここにはあります。 アンジェリーナさんの存在感、演技力、迫力の凄さ。 期待を裏切らない素晴らしさがありました。 気になったのは3人の妖精は面白かったのですが、オーロラ姫の実母(王妃)がほとんど登場しないこと。 母がのろいを受けた娘を抱きしめるとか、何かしらのシーンが欲しかったなと思います。 とは言え、妖精とドラゴンとカラスと私の好きなものばっかり(にんまり) いつかまたもう一度観たい秀作。 [映画館(字幕)] 7点(2014-07-06 20:59:50)(良:1票) |