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プロフィール
コメント数 692
性別 男性
自己紹介 鑑賞直後の感想を書き込むようにしています。映画館にはほとんど行かないので基本的には家庭内鑑賞になっております。年齢はくってますが映画を積極的に見るようになったのはDVDが普及してからの、にわか映画ファンです。なので映画に関しての特に過去の名作に関する知識が全くありません。今後の課題でもあり楽しみでもあります。26086

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281.  アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 
面白かったんだけど、どうしても映画の宿命、続編やPART2ものは1にかなわないの呪縛からは逃れることはできなかった。少し運びは直球でコクとかワビサビに欠けたかなあ。たけしさんが今回はオイシイ役どころだったなあ。加瀬さんは前回とは逆にストレートに極道ぽさ演じたんで前回の不気味なキレ具合がなくなって怖さが減った気も。三浦さんも持ち前のぼっちゃんさ甘さをみせたのも妙。舟木は早めに消しておくべきだったしね。真の極道なら。三浦さんのキャラらしいんだよね。この作品って極道ものなのにどことなくみんな憎めないところがあるのが面白い。全編の流れがラストへの伏線に見えてその衝撃さたけしの表情にもみえてエンターテイメントにみえた。ラストの小日向さんの「えっ」てレオンのゲーリーオールドマンのシット!と同様な趣があったなあ。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-15 19:19:42)
282.  アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 
娯楽作としてはとても楽しめた。ちょっとひ弱そうで笑いを誘ってしまいそうな親分衆、なんかが悲哀があるし、逆に加瀬椎名、特に加瀬の演技はとても光った。彼だけがこの作品の中で唯一悪に徹している。だから最後の結末も読めた。ただストーリーとしては平坦でサプライズも少なく、心打つようなコクには欠けた。我が日本であれだけ簡単に人が殺されるとさすがにヤクザ衆とは言えただでは世間的に済まないなあというところも映画に入りにくさせるマイナスポイント。でも、全般的にユーモアもあるし、バイオレンスも満載、ここまで娯楽に徹するとエロが少ないのが意外感さえある。今作は娯楽に徹しているということで十分評価できる。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-10-07 11:17:17)
283.  マラソン マン 《ネタバレ》 
脚本としては破綻しているし、何ゆえにマラソンマン?でも、しっかり演出と演技はサスペンスしているので緊張感は十分あった。ゼルがダイヤの値踏みをしようとしてナチの戦犯とばれそうになるところが一番ドキドキしたというなんか変な感じ。ラストも哀愁感はあったけど、感だけだったなあ。こういった時代だったのかなあ。このわけのわからないストーリーに6点も。ひとえに演出のみ。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-05 16:02:09)
284.  デンジャラス・ビューティー
面白かったよ。デートムービーとしてならベストだろうね。後味も最高。サンドラブロックの持ってるがさつぽいキャラをうまく活かした。ハマリ役だなあ。ミスコンもうまくパロっている。でもなんと言っても、マイケルケイン。巧いよなあ。僅か少しの表情の違いでさえ上手く表現している。ただ、主催者がなぜ爆破行動をしたかったかが判りにくい。ちょっと残念だった。誰もが気づくんだろうけど、ハート捜査官の所作を、ガリレオの柴崎コウ参考にしてるよね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-04 15:36:25)(良:1票)
285.  21グラム 《ネタバレ》 
ちょっと前はやりの、ひとつのキーアイテムでそれぞれの人生がつながっていく物語風。なんの前知識も無しで見始めると、数人の生活を並行して描くだけでなくこの作品自体が時系列もいじっているんで、最初の1時間は観賞は苦しいものになる。でも、ラストの30分は引き込まれるものがあったし、余韻も十分。ちょっと芸術ぽいところもあって、賞取り意識してるかな。現に部門ノミネートもあったみたいだし。生きることに対しての問いかけ、切り口が面白いね。生にすがるもの、絶望するもの、奪われるもの、いろんなものがアイロニカルに描かれている。名優3名ショーンペンナオミワッツデルトロの演技はさすがのものがありました。彼らの演技があってこその作品でもあります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-02 14:55:52)
286.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
ちょっと何が何だかわからない感じになった。最初のアポロのくだりは興味をひくのにはとても良かったけど、あとはぐだぐだ。せっかくマルコビッチ起用したんだから壮大な伏線ありかと思ったらほぼ出オチ。他にも簡単に伏線にできそうなネタもあったはずなのにそれも放りぱなし。なんで回収しないと逆にこっちが心配してしまった。戦闘シーンの迫力や映像は超素晴らしいけど、それだけの映画になっちゃったなあ。しかも無駄長い。すべてのシーン。対人関係のこくなんかも薄くて、思い入れができるところも希薄だった。サブキャラの迫力すご過ぎて、おなじみキャラの存在感が相対的に低くなってしまった。メガトロンって?くらいの扱いだったし。 レビュー読んだら映画館で観るべきの評。激しく後悔した。第1作目はとっても好みの作品だったのになあ。CGの進歩に付いていけないこっちがダメなのか、でもそもそも人間の感性を大幅に超えていくCGに逆に意味があるのか。謎だ。
[地上波(吹替)] 6点(2013-09-27 11:55:07)
287.  許されざる者(1992)
説明がしづらいんだけど心にしみるものがあった。最愛の妻を得て改心したんだけど、やはり業というのか、逃れることができない運命というのかにしばられてしまう悲しみみたいな感じ。ジーンハックマンモーガンフリーマン二人の名優もクリントイーストウッドの名作に華をそえた。賞獲りになったはやっぱり映像演出面の評価をもらったような気がする。レトロをうまく現代風にアレンジして違和感無く観客を引き込ませるとこなんか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-23 13:22:05)
288.  カンパニー・メン
切実な映画でした。日本では巧く作れないだろうなとも思いました。日本だと、就活生の問題をおしゃれに演出しちゃったり、逆に失業を必要以上に陰惨に演出したりとバランスとれないだろうなあ。登場人物の心境をうまく演出しているのには感心しました。特にベンとトミーリー。ラストはちょっとハリウッド的。意外に良作だったと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-18 12:05:43)
289.  奥さまは魔女(2005)
ニコールキッドマンが主演ということで彼女目当てに鑑賞開始。大女優の二コールキッドマンがよく受けてくれたなと。しかも実質主人公はジャックだもんね。でもさすが彼女の作品になっていたし、気楽に楽しく観れたんでよし。二コールのスタイルの良さに話そっちのけで見入ってしまった。かわいらしさも満点。ぶりっこ演出にちとやりすぎ、無理感もあるけどね。 ウィルファレルがずっとこまわり君とか伊良部さんにみえてた。
[地上波(吹替)] 5点(2013-09-15 20:34:53)
290.  キャスト・アウェイ
3度目の鑑賞になるけど、毎回全然だれることなくあっという間に完走できる。演出に常に緊張感があるからだろう。事実上トムハンクスの一人芝居を見ることになるけど、事故前孤島救出後、いずれも台詞は多くないのだけど局面ががらりと変わるけどその表現演技は素晴らしいものがある。孤島からオフィスへの映像が移る場面では、こちらが孤島に慣らされトムハンクスに感情移入してしまって一緒に戦っていたせいか猛烈なギャップを感じるくらいだ。火の周りで踊るトムハンクス、ウィルソンに対する態度、宗教儀式的なものを感じさせる。何気に印象に残ったのが、着火マンをいじるトム。
[DVD(字幕)] 8点(2013-09-12 16:30:13)
291.  ルパン三世 東方見聞録 ~アナザーページ~<TVM> 《ネタバレ》 
もはや自分の考えるルパン三世ではなくなっている。小学生高学年男子向きの作品だった。むしろ子供向きにするために脚本や演出のクオリティをわざと落としているのだろう。コナン君風の作画にどうにもなじめない。違和感がずっと続いた。コストの関係で仕方ないのだろうけど、背景には手抜きが感じられて寂しい感じ。ネタ的には平泉とマルコポーロを絡めたりして「おっ」と感じさせるとこもあるのだけど。永井一郎さんの声だけにはいいなあとしみじみできた。リスペクト部分だった。大人向けのルパン作品見てみたいなあ。需要もあると思うし、ルパンという世間に認知されたプロットなんで製作もし易いと思うんだけどなあ。
[地上波(邦画)] 4点(2013-09-11 18:40:13)(良:1票)
292.  踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 《ネタバレ》 
ついに完結した。ドラマ版の大ファン。映画シリーズには多々不満はあったものの、人気ドラマから映画化スピンオフでお金も儲けるというシステムのパイオニアとなったのは偉大ではある。今作は、ネタ的にはさほど見るべきものは少ない。むしろ無理がある、またはトンデモファンタジーネタ構成でもあった。ただ映像的には夜間での適度な照明具合、見やすい映像は素晴らしいと思ったし、湾岸エリアや大都市東京の画は今までの日本映画とは一線を画すほど出来栄えだった気がする。まるでハリウッドのNY映像のようだった(褒め過ぎ)。オープニングの過去の名場面を切り取るニューシネマパラダイス風の映像にはファンとしてしびれた。このシリーズはいかりやさんが亡くなられた時点で終了だったなあ。ユースケは下っ端キャラなんで、ドラマ版以外は全く生きていない。批判はしたものの、この2時間はあっという間だった。面白いということなんだろう。 今後は織田裕二さんが青島俊作の呪縛から脱することができるか。心配ではある。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-09 21:54:01)
293.  グッドナイト・ムーン
女性の業母の業を感じました。とりあえず感動させようというあざといくらいの製作意図がわかるので、そのまんまそれに乗っかるのもなと思うので辛めに5点。なら、もうちょっとさりげない巧い設定や演出があってもしかるべきだと思いました。主役3人の演技は申し分なかったです。でもジュリアはキャラ通りではあるもののあんまり得な役どころではなかった気もしました。子役のベンのかわいさはたまらないものがありました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-09-09 15:26:25)
294.  ゴッドファーザー
初鑑賞。尺の長さを感じさせないいい意味で緊張感がずっと持続してる演出だった。なんといってもマーロンブランドとアルパチーノの演技が素晴らしかった。特にマーロン。残念ながら、初鑑賞となると人物の名前と顔、人間関係をつかむのに脳がいっちゃって純粋に楽しむには難儀する。事実自分も何度も早戻しをしてた。名作です。敬意こめて満点。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-09-07 11:33:58)
295.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
ウォルトはもうクリントイーストウッドの集大成ともいえるキャラでした。そして彼の引退に相応しい彼らしいフィナーレでした。クリントイーストウッドらしいというのがこの作品への評価であり賛辞です。無名の東洋人の姉弟も素晴らしい演技をしてくれました。日本人にとっては街中であまりに簡単に市民に銃をみかけるのはさすがに違和感があったけど、演出上は銃さえ彼らしいということになるんでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2013-09-04 11:21:31)
296.  評決 《ネタバレ》 
とりあえず法廷ものとしては面白かったんだけども、逆転の一手はひねりが少なかったかな。82年製作となると、製作側の伝えたかったことが、法廷の現実なのか、ニューマンの哀愁なのかあいまい。あの正体不明の美女の扱いが謎。ラストの沈黙も。余韻ということなのかな。元看護士ケイトリンの吐露の場面が迫力が有った。ニューマンに免じて、いや敬意を表して7点。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-01 19:11:14)
297.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 
素晴らしい作品でした。貧しい炭鉱から抜け出したい少年たちとその炭鉱に人生を捧げた父。そのあたりの親子の考え方のバランスが心揺さぶりました。ホーマーの視点からの鑑賞も、父としてまたライリー先生としての鑑賞も成り立つ演出の良さがありました。炭鉱で働かざる得なくなったホーマーが地の底から空を見上げて見た人工衛星の軌道。その絶望感には心しみました。そして打ち上げ成功して彼方へと消えていくロケットには広がるであろう未来への無限の可能性をみせているようで感激しました。登場人物はこの場面でもどういった心境なのかといろいろ深読みできそうで何度でも鑑賞が楽しめそうです。ハリウッドの底力を感じさせる名作です。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-08-29 16:40:08)(良:1票)
298.  ブリジット・ジョーンズの日記 《ネタバレ》 
女子かっと突っ込みたくなるくらい女性向きのラブストーリーでした。プロット、展開は気恥ずかしくなるくらい王道で、良い言葉で言うと安心感、本音ではサプライズ無しです。少女マンガみたいでした。ラストのオチだけは題名にかかっていてしゃれていたかな。女性には夢や希望を与えるのかなあ。男性だって、綾瀬はるかが福山さんやキムタクじゃなくて幼馴染のドランク塚地を選ぶという純愛ストーリーだったらぼくも夢もてるだろうからこんなものかなあ。ま、少なくとも、マークはともかくダニエルがブリジットに執着するというのは現実的には考えにくいだろうなあ。レニーは感情豊かに好演でした。そして、ヒューグラントは文句なし。こっちの予想期待に応えてくれる完璧なキャラでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-27 18:01:52)
299.  デビル(1997)
なかなか切ない感じで観れた。正義感のハリソンワイルドなブラピ、双方ともキャラ通りの配役で、プロモーションビデオを見ているかのようだった。ただ、ここという見所がハリソンブラピの正体が割れた場面での対峙したブラピの独白の時だったため食い足りないとこもある。哀愁の漂う絵は雰囲気をだしていた。2大超ビックスターの競演ということで楽しみたい。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-25 17:18:39)
300.  神様のカルテ 《ネタバレ》 
原作のファン。まずキャスティングが気になってしまった。宮崎は誰もが真っ先に名前が浮かぶハマり役なんだけど、桜井君泰造要にはどうにも違和感をずっと感じてしまい、作品に入り込むことができなかった。要はがんばってはいたけど。興行のためには嵐が必要なのは分かるけど、原作のイメージなら二宮君だろうし、泰造はこんな役柄でよく起用されるけどどこに魅力があるのだろう。作品としては、原作を読んでいる者としては違和感がありまくりだろう。尺の関係だろうけど、学士殿のエピソードも端折り過ぎてテイストが残されていなかった。読んでいないものにとっては何故このストーリーが折り込まれているのか不明だったろう。ハルさんの魅力も引き出せてない。総論、なんか、よくTVドラマにある医療モノになってしまっていた。原作を冒涜とは言わないまでも、その本質の魅力をないがしろにしてしまったと言っていい。小ネタははさみこんでいたけど、それも無駄。いっそ、ストーリー大幅に変えて、安曇さん一本に絞った方がよかったかも。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-07-27 08:02:17)(良:1票)
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