281. ウォーク・トゥ・リメンバー
ストーリーとしてはありきたりだが、演出(というか見せ方?)の良さゆえか、楽しめた。 冒頭は登場人物が多いのとガチャガチャと騒がしくややこしい気がするが、話は至ってシンプルなので気にする必要はない。 ドラマのような演出がクドイと思う人も居るかもしれない。 場面が結構飛ぶので、連ドラを映画にしたような感じとも言える。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-21 21:34:56) |
282. ゴールデンスランバー(2009)
原作ファンでも楽しめる。よくまとめたな、という感じ。今のところ伊坂幸太郎の世界を表現できるのはこの監督だけ。 何気にキャストが豪華だった。 [DVD(邦画)] 7点(2011-01-21 21:33:04) |
283. 十三人の刺客(2010)
《ネタバレ》 正統派時代劇という感じ。三池らしさが無いと言われるが、岸辺一徳さんのシーンや不死身の伊勢谷くんのシーンは三池らしさではないのか。入れない方が作品として収まりが良いところをあえて入れてくるのが三池。 刺客に暗殺されるほどの悪者で無いと納得できない殿役を演じた稲垣吾郎は、残酷性と幼稚さを兼ね備えた殿役を怪演。 殿様という育ちの良さと幼稚さ故の残酷性は彼のキャラクターだからこそ出せたものではないか。 殺陣は松方弘樹が抜群に上手い。この殺陣を見るために劇場に足を運ぶ価値はある。他の人も上手い人ばかりだった。 個人的には、色物も出来る古田新太がもう少しオイシく使われていたらよかったのにと少し残念。 [映画館(邦画)] 8点(2011-01-21 21:30:59)(良:1票) |
284. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
結構好き。トントン拍子でことが進んでいくのが面白いし、ハラハラもする。実話マジック。フィクションなら有り得ないだろうという展開でも「実話が元」の前置きありきでニヤリとさせられる。 映画上で描かれていた、フランクとカールの友情に近い関係もよかった。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-21 21:20:29) |
285. ニューヨーク、アイラブユー
お洒落で、どこか少し切ない。一夜限りや実らない愛を描いている作品が多いからだろうか。どこから見てどこで止めてもいいような映画(短編漫画に近い感覚?)。良いな、と思った作品が岩井俊二監督だったのには驚いた。日本人として通ずるものがあるのか?(笑)あとはシェカールカプール監督の撮り方が美しかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-01-21 21:19:09) |
286. 歩いても 歩いても
癒される。家族っていいなぁと改めて思わされた映画。空気感が良く、自然。登場人物の感情の振れ幅も自然な範囲。特に何かが起こるわけではないが、それがいい。こういう作品は日本人だからこそ楽しめるのだと思う。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-01-21 21:17:49) |
287. BATON
ロトスコープの手法で撮られたアニメ。説明不足な箇所もあるが、岩井俊二好きとしてはセリフと演出を楽しめた。特別出演の藤原竜也がよかった。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-21 21:16:32) |
288. 私の中のあなた
出来すぎでお洒落すぎだけども、いい話ではある。 生々しさなど無しに、綺麗に感動したい人向け。 [DVD(字幕)] 7点(2011-01-21 21:15:40) |
289. 僕のピアノコンチェルト
子供の頃のヴィトスは可愛かったが、12才になってからあまり可愛くないのは本物の“天才児”が演じているからだろう。ストーリーはあり得ないところが多々。祖父との触れ合いを描きたかったのか…?詰め込んでいることが多くて、何を伝えたかったのかがイマイチわからない映画。音楽はよかったかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-21 21:14:02) |
290. アフガン零年
重い。ずっしりとくる。押し付けがましくない問題提起というか、私たちの知らないアフガニスタンでのターリバーン政権の暴挙が描かれている。 見せ方が上手く惹き付けられて、どんどんのめりこんでいくが最後に残るのは悲しみだけ。現実として、いくら伝えたいことがあっても、映画として“上手”じゃないと見てもらえない。そういう意味では、成功例だと思う。この作品を見て、どうするか。自分はターリバーン政権やアフガニスタン紛争について調べ、いかに自分が無知・無関心であったかを知った…。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-21 21:10:18) |
291. 青の炎
原作を読んでからこの映画を見た。 やはり、原作の方がよかった・・・。 蜷川幸雄は好きだが。 余談だが、この映画の時点で二宮の才能を発掘していた蜷川には、やはり先見の明があると思う。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-21 21:06:05) |
292. g@me.(2003)
東野圭吾の作品が映画化され始めたころの作品。 原作を読んで、映画にも興味を持ち見に行ったが、やはり原作との変更点が気になった。 映画は映画で、キャストも豪華でよいとは思うのだが・・・ [映画館(邦画)] 6点(2011-01-21 21:03:58) |
293. GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊
やはり、予備知識がないと解りづらいが、イノセンスを見ていたので一応用語は理解できた。 イノセンスのごちゃごちゃした感じより、この作品のようにシンプルな方がよいと思う。 シンプルでも、話に深みがあり面白い。 95年にこの作品を作ったのはすごいと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2011-01-21 21:02:27) |
294. ヴァイブレータ
自分にはこんな恋愛は理解できないなと思いながら見ていた。 男女が出会ってそのまま行きずりで生活をともにする・・・。 特に大きな事件が起こるわけでもなく、話も淡々と進んでゆく。 映画としては、可もなく不可もなくといった感じ。 寺島しのぶの演技はよかった。 [DVD(邦画)] 6点(2011-01-21 21:01:10) |
295. CURE キュア
《ネタバレ》 うーん・・・黒沢清監督が役所広司主演で映画を撮ると、どうしてこうなるのか・・・。 CUREにしろ、ドッペルゲンガーにしろ、何かすっきりしない。 トリック?も非科学的なものだし、ラスト前にドタバタと色んな出来事が起きて、結局その謎が解明されないまま終わるのはどうかと思う。 途中までは面白いのだが・・・。 [DVD(邦画)] 5点(2011-01-21 20:59:53) |
296. カナリア
本編の長さを感じさせない程重厚なドラマだった。 最初、自己中心的なヒロインにどうしても感情移入できなかったが、ラストに向けて彼女のキャラクターも成長していき、終盤では彼女にも感情移入することができた。 シビアな現実を受け止め乗り越えていく少年少女の姿に、心動かされた。 ラストでやはり自分は塩田監督が好きなんだなと感じさせられた作品。 [DVD(邦画)] 7点(2011-01-21 20:58:19) |
297. 催眠
《ネタバレ》 本当に怖かった・・・。 主人公の周りの人達、特に何の関係性も無い人達が次々と死んでいく様が怖かった。 催眠術というものが怖くなった。(偏見・・・) あとは、菅野美穂の怪演がすごかった。 怖いが、ちゃんとエンターテイメント性もある映画だと思う。 [DVD(邦画)] 5点(2011-01-21 20:55:22) |
298. サーティーン あの頃欲しかった愛のこと
《ネタバレ》 簡単に言えば、ごく普通に生活していた女の子が憧れの女の子と接近したせいで、その子に振り回され家庭がめちゃくちゃになる話。 トレイシーに感情移入して見ていたので、終盤イーヴァイに殺意を抱くほどだった。 あんなに自分勝手なことをして、トレイシーを振り回したくせに逃げるのは許せない。 しかし、良心の呵責を感じないイーヴァイのような人格を持つ人達は本当にあのような振る舞いをするのだろうと思うと、リアリティがあってとても怖かった。 ある意味この映画はホラー。 [DVD(字幕)] 6点(2011-01-21 20:53:30) |
299. ブレイブストーリー
《ネタバレ》 映画を見始めた頃に書いた感想故、甘口。以下甘口感想。 この映画はいい。 まず、松たか子の演技が上手い!普通の声優さんのように違和感のない声の演技だった。 映像もキレイで、話も面白い。 ただ、途中旅をしている映像をバックにして主題歌を流すのはどうかと・・・。 時間が無いから省略して主題歌と共に流しているのだろうが、中途半端に表現するくらいなら、バッサリ切り捨ててもよかったと思う。 賛否両論ありそうな終わり方だが、個人的には切なくて好き。 [映画館(邦画)] 7点(2011-01-21 20:51:18) |
300. THE 有頂天ホテル
三谷幸喜は凄い。 この映画を2度見たが、2回とも笑ってそして泣かされた。 豪華なキャストが繰り広げる、少しおかしな物語。キャラクターに愛おしみが湧いてくるあたりは流石。 劇中の時間と実際に流れている時間が同じなのも注目すべきポイント。 [映画館(邦画)] 8点(2011-01-21 20:48:47) |