3021. ヘアスプレー(1988)
いつものごとくあらゆるものを小馬鹿にする精神には頭が下がります。だけど断言しちゃうと、やっぱりジョン・ウォーターズの映画はストーリーの面白さは最低レベルだと思います。この人の作品はどれもこれも短い。長い話が作れないからなのか、そこまで気力がもたないのか、、、。 4点(2004-07-05 00:47:47) |
3022. ワンダー・アンダー・ウォーター 原色の海
レニ・リーフェンシュタールさんの48年ぶりの新作&遺作となったこの作品。最初にレニさんが出てきてこの美しい海が危機にさらされています。みんなで守りましょう、と環境保護を訴えます。そして映像へと入っていくんですが、、、、、確かに本当に美しい。何より色がとても鮮やか。こんなにも美しい自然がなくなったら本当に嫌だなぁ、とは思うんですが、、、、でもそれ以上のものではないんですよね。映画の力としてはやっぱり弱い。映像観てて思ったんですが、環境保護を訴えるのもいいけど、そもそもなぜ地球にはこれほどの多様性に満ちた生物種が存在するのかという、そのことをもっと理解するべきだと思います。その為には、学問の統合が必要でしょうし、要素還元主義ではなくて、もっと包括的、システムとしてとらえる見方が必要でしょう。まだまた道は遠いけれど、そういうことが理解できれば、人と自然のニ項対立はなくなるんじゃないでしょうか。 5点(2004-07-04 00:31:02) |
3023. スペース・トラッカー
うやぁ、宇宙船がなんだかブリキのおもちゃみたいで、、、CGもそうですけど、全体的にすごい安っぽくて笑える。でも特に笑えたのは半分アンドロイドと化したおっさんの、最近使ってないから錆びてきた、の台詞とキュイーンの音、、、。 5点(2004-07-04 00:11:58) |
3024. サンダーバード(1967)
いまさらですけど、ほんとによく出来てるね。いちいちいちいち全部丹念に作ってるんだろうね。とくに爆発シーンなんて、炎から破片から全部計算されてるのかな、すごい職人技ですね。火星の表面が月かと思っちゃったけど、まぁなんせこの年代ですもんね。しかしあの夢の話は必要だったのかしら。膨らませるために投入してるんだろうけど、、、。 6点(2004-07-03 02:30:11) |
3025. 猟奇的な彼女
ところどころ笑えたことは笑えたんだけど、後半のラブレターを木の下に埋めるあたりからもうなんか話が臭すぎてイライラしてきちゃった。僕みたいな根性の曲がった人間には純愛映画はほんとに駄目ですね(笑)。 6点(2004-07-03 02:07:07) |
3026. A2
「A」から数年経ったこともあってか、人々の変化といったものが見てとれますね。 住民との和解のシーンや、オウムでていけ集会の様子、右翼の人の一面や、同級生との会話等々、とても興味深かったです。ところでですね、一応これは言っておきたいんですけど、いまだに逃亡中の信者が数人いるという事実があるわけです。よく見かけるでしょう、街中や交番に貼ってある指名手配の。こいつらがまだ逃亡中だからオウム事件は事件としてもまだ終わってないんです。アーレフの人たちはこいつらに対しても(日本にいるかどうか知りませんが)出頭してくるようにいつも訴えたらどうでしょうか。 7点(2004-07-02 01:32:35) |
3027. A
今まで、オウムについての情報といったら、それは全てメディアという媒体を通した情報なわけで、整理され、コメントで印象づけられ、即製のできあがったものしか通して知ることができなかったわけです。だから当然のことながら、その裏側、それはオウムもマスコミも含めて、その即席の顔を作る前の裏側なんて知る由もなかった。でもだからと言って、おおよそ一般の人はこちらからオウムに近づいて接触を持とうとする人はほとんどいないでしょう。そんな中でこの「A」という映画は、見事に彼らの裏側、つまりはこれこそが彼らの真実により密接している部分を人々に見せてくれる。そして日常を見せてくれる。一番必要なことは、知るということ、理解するということ、臭い物にはふたをする、ではなくて、ではなぜそれは臭いのか、その匂いの根源は何か、それに面と向かって立ち会うことによって、本質が見えてくる。 7点(2004-07-02 01:12:12)(良:1票) |
3028. 勝手にしやがれ
ほらー、周りの通行人がこっち見てるよー、あれ?カメラマンが鏡に映ったんじゃない?ていうかなんですかこの落ち着かないカメラワークはー、どういう話なの?なんでこんな編集?え、なに?ヌーヴェル・ヴァーグ?新しい風?つまりは本来映画にルールなんてないから、コチコチに凝り固まってないで、もっと勝手にしやがれ! 5点(2004-07-01 01:03:20) |
3029. ポイント・ブランク
いやぁー、人の死がとっても軽い軽い(笑)。サスペンス的なところもあれば基本的にはコメディでラブストーリーでもある。漫画チックなノリと行動にちょっとだけ笑った。 5点(2004-07-01 00:03:06) |
3030. 閉ざされた森
二人の証言が食い違い、何が本当で嘘かわからず、ハーディ達が翻弄される現象学的展開は観ててすごく面白かったんだけど、その後のできすぎ感のあるストーリー運びがどうしても違和感を覚え、そもそもどいつもこいつも気性が荒いのがすごく気になったし、なんだなんだと思いきや、あのオチ、、、、、な、、、なんじゃこり!こんなふざけたオチのどこが鮮やかですか!制作者側に失笑冷笑を浴びせてやりましょう! 5点(2004-06-30 01:20:40) |
3031. フル・フロンタル
人様の貴重な人生の2時間と金銭を消耗して、ただ単にこのような映画をたいした目的も無く見続けているという、このまったくの無駄な消費、その光景がとてもコメディだと思う。 2点(2004-06-30 00:52:36) |
3032. ブルークラッシュ
僕はサーフィンやったことないですけど、この作品のサーフィンシーンはとても臨場感があって、見た目にも一緒に海に浮かんで波に乗ってるような、そういう疑似体験が出来る様な感覚が味わえますねぇ。若干CGも使ってはいるんでしょうけど、人物に対して使用しているだけで、大波のシーン自体はリアルでしょう。ラストのシーンなんか、ああいうレベルになってくると、されどサーフィンといっても命までかけてやる壮大な競技になるんだな、とその億の深さを思い知った気分です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2004-06-29 21:44:20) |
3033. スウィートホーム(1989)
そもそもスプラッタ系のホラーに難しい話を求めてはいけません(笑)。こういうどうでもいいような話でかまわないんです。この出来なら子供が見たら相当怖いんじゃないでしょうか。何より、上半身だけになっちゃったり、顔に斧が突き刺さったり、顔が溶けて骨になって崩れていったりと、グロシーンがどれも印象的。 6点(2004-06-29 21:38:49) |
3034. ニコール・キッドマンの恋愛天国
たとえ優秀の学校の生徒であっても、やっぱりお年頃ですから、はめをはずしたくなるものです。むしろ若者ははめをはずさなければなりません。それも大切な勉強の一つです。 5点(2004-06-24 02:11:26) |
3035. リベリオン
管理者会とか全体主義社会とか、そういった未来設定の映画はほんとに数多くあって、その点は全然新しくないんだけど、でもこの映画独特の部分は、皆さんおっしゃってるガン=カタの破天荒さや、かわいいワンコやベートーベンの音楽を聴いて人間の感情に目覚めていく様、これらのシーンに思わずニヤっとしてしまいました。このギャグ的センスとでもいいましょうか、それがこの作品のよさになってるのではないでしょうか。 6点(2004-06-22 00:10:30) |
3036. 白鯨
ハーマン・メルヴィルさんの「白鯨」、僕も読みましたよー。名作ですもんねぇー。この映画も、これはこれでとても面白かったです。人間味とスペクタクルがいい感じに合わさってますね。まぁ今観ると模型とかちゃちいとか思っちゃうんですけど、でも半世紀も前の作品なんですもんねぇ。白鯨にしがみついて戦う船長の姿は忘れられません、、。 7点(2004-06-21 22:12:22) |
3037. フロム・ダスク・ティル・ドーン3
ん、、、んん?これは何でしょう。雰囲気と勢いだけのような気がします。これがホラーだなんて、ちょっと痛いなぁ、、、。 3点(2004-06-21 02:09:41) |
3038. スパイス・ザ・ムービー
あぁ、、、これは、、、、スパイスガールズのファンのための映画ですね。今はベッカムの夫人であるビクトリアさんもちゃーんと出てます。歌って踊って、、、、そう、2時間のPVといったかんじですね。 3点(2004-06-19 23:34:03) |
3039. ラブリー・オールドメン/釣り大将LOVE LOVE日記
元気な爺さんたちだなぁ。よく笑い、よく動き、よくジョークを言う。基本的にはコメディだけど、ホロっとさせる部分もある。「神様は忘れてなかったんだね」の台詞は印象的だった。 6点(2004-06-17 01:50:18) |
3040. SFバイオワールド/女帝国の謎
これ以外に面白かった(笑)。特に、あの地下世界から地表に脱出して、実はこれこれ こうだったと種明かしされるところなんて、なかなか鮮やかだった。掘り出し物と言ってもいいくらいの一本。 6点(2004-06-15 02:22:22) |