3061. チェルノブイリ・クライシス/史上最悪の原発事故
人類が体験した史上最悪の原発事故。その現場に、この監督さんはどういうつもりか撮影しに行き、その生々しい発電所の様子を見せてくれます。といっても全体的には単調で説明不足な気がしますけど、、、。放射能は目には見えませんが、フィルムに白い斑点として、そして音声に妙な音して記録されるあたりがなんともすごいですね、、、。ちなみに放射能とは、放射性物質から放射線が出ることを言うんですけど、これはつまり電磁波で、電磁波自体は我々常に浴びている。問題は大量に浴びてしまうということが、人体に影響を及ぼす事になるわけなんですね。 5点(2004-05-16 02:24:36) |
3062. トイズ
なんなんでしょうこの映画。子供たちに反戦のメッセージを伝えるには、戦争映画は荷が重いので、こういうファミリー向けの内容で伝えよう、てことでしょうか。おもちゃと戦争、なかなか変わってるとは思いますが、うーむ、ときたま暴走するレビンソンさんの、失敗の方の一本に入るとしか、言いようが無いですね、、、。 4点(2004-05-15 19:28:24) |
3063. 宇宙からの帰還
原作は、立花隆の同名ノンフィクション「宇宙からの帰還」。これ結構面白かったんで、その映画化であるこの作品も見てみたんですが、、、。基本的には当時の映像と、若干の宇宙飛行士のインタビューを織り交ぜてるだけという構成。原作と、この作品に用いられている宇宙飛行士の言葉に、「地球を見たとき、こんなにも美しいものが偶然に出来たとは考えにくい。なんらかの意思によってつくられたとしか思えない」てのがあるんですよね。宇宙に行くと人は自分の思想なんかが変わるようで、こういう「宇宙の人間原理」的な考えになる人が多いみたいです。これはすごく面白い。なんせ宇宙飛行士という、あらゆることを勉強しまくった人が、そういう考えを持つわけですから。それだけインパクトがあるわけですね。 5点(2004-05-15 01:00:46) |
3064. 世界残酷物語
事実とフェイクをまぜるやり方って確かにありますよね。ジョアン・フォンクベルタなんてそうですし。ボクは結構笑えたなぁ。コメディですよ。滑稽な文化対比がすごく面白い。これは、こういう題名してるから気色の悪いセンスゼロの映画と思われるかもしけないけど、まぁ確かにグロイところもいつくかあるけど、基本的にそういうのを見せるだけが目的の映画ではないと思いますね。たぶん、人間て何だろう?人間の営みとは何だろう?みたいなことをヤコペッティなりの見せ方で提示してるんだと思いますね。その必然として「残酷」があるわけですね。 6点(2004-05-15 00:29:22)(良:1票) |
3065. コンクエスト/宇宙への挑戦
ロケットの父コンスタンチン・ツィオルコフスキーから、この作品の年1983年の米ソ協力時代まで、一連の宇宙開発の歴史がたくさんの映像で語られます。ほんとによくもこれだけの映像を集めたなという感じです。単に成功のシーンだけじゃなくて、失敗した時の映像も余すところなく出してくれるあたりがいいです。なんせ宇宙開発は失敗がつきものなんですから。それを積み重ねてこその栄光なわけです。 6点(2004-05-12 01:07:31) |
3066. パラダイス(1982)
ほんと、「青い珊瑚礁」にクリソツですね。ストーリーもなんだこりゃと言う感じです。そもそも地形がよくわからない、、、、。砂漠と青い海と、、、。それとあのチンパンジーはなんだったんでしょう? 5点(2004-05-12 00:14:53) |
3067. 前世紀探険
チェコのアニメって素晴らしい文化の一つだと思います。手作り感溢れる、その独特な表現は、暖かさと芸術性を兼ね備えてます。この作品はもう半世紀前の作品なんだけど、古さは全然感じさせません。子供の探検心そのままを、映像化したという印象ですね。でも、今のハリウッド的なものと違って、まったく盛り上げようとしません。音楽もすごーく控えめです。 5点(2004-05-11 01:26:08) |
3068. 赤毛のアン/アンの結婚〈TVM〉
自然の風景がすごくきれいでしたね。赤毛のアンの映画なんて見た事無かったんですけど、これを最初に見たのが間違いですかね。なんせ赤毛のアンって少女のイメージしかなかったので、あのおばさんがアンだとわかるのに時間がかかりました(笑)。 4点(2004-05-11 01:14:58) |
3069. ベートーベン2
いやぁー、前作の方が面白かったでしょ。というかストーリーラインは前作とほとんど一緒。今回はかわいい子供ワンコたちが追加で、その分見ててほのぼの、、、、それだけですな。 5点(2004-05-09 00:13:25) |
3070. 60セカンズ
すごく、、、、つまらないです、、、、。かっこよく撮ろうというのはわかるんですが、、、、ただ、、、、それだけなんです、、。 4点(2004-05-07 23:20:26) |
3071. キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2
テーマ曲がいいですよね。耳に残ります。前作より面白かったと思う。 5点(2004-05-02 04:02:12) |
3072. パッション(2004)
この映画観て死人が出たというのがニュースでやってましたけど、皮肉なことにそれがいい宣伝効果になるんですね。チケットが666の番号だったから変えてくれと言われたとか、抗議活動が出たりとか、いやぁ、宗教ものってのはこれだから、、、。もちろんメル・ギブソンはそんなこと承知で作ったんだろうなぁ。一体どんな映画なのかとドキドキ気分で観に行ったんだけど、、、、もう途中から観てらんなくなって、退席しようかと思ったぐらいですよ(_ _)、、、脇から変な汗でてくるやら、涙がだらだらでてくるやら、もう、、、。だけどがんばって最後まで観ました。痛いよぉ、痛いよお、鞭打ち過ぎ、、、、打ってる奴も限度があんだろ。やりすぎだぜ。え?真実を描くため?あぁそう、メルさんの意気込みはすごく伝わったよ。賛否両論いろいろあるだろうけど、とりあえず傑作に認定しておくよ。地震で壊れる建物シーンがちゃちい気がしたがそれも大目にみるよ。この力強さが、そのまま説得力につながってる気はしたから。 8点(2004-05-02 01:25:18) |
3073. ブルース・オールマイティ
ストーリーは定番中の定番で、正直言って観る前からだいたい予想ついてたんですけど、予想できない小ネタの数々はやっぱ笑わしてくれた。それにしても、神様でさえも愛だけは操れないなんて、、、。 6点(2004-05-02 01:02:10) |
3074. 梟の城
まぁ色はきれいだったですが、、、、。確かに盛り上がりに欠けますねぇ。この監督さんて最近の作品は積極的にCGとか取り入れたりなんかしてますよね。出来はともかくとしてその挑戦意欲は讃えてもいいかなと。 4点(2004-05-02 00:32:37) |
3075. WATARIDORI
様々な種の鳥。様々な習性。様々な鳴き声。様々な風景。これだけの土地で、これだけの数の鳥を、撮影したということ。その労力がどれほどたいへんなものだったかは、想像するに難くありません。まったく頭がさがる思いです。 6点(2004-05-01 00:47:32) |
3076. 太陽のとどかぬ世界
世界初の海底生活の様子から生き物の採集、実験の様子などを見せてくれます。ちょっと演出も入ってるような気がしますが、それもご愛嬌という感じでしょうか。面白い顔をした魚、気持ち悪い変な生き物、いろいろ出てきますけど、特に一番の見所は、深海の探検。深海に行くとそれまでの生き物とはちょっと違ってきますね。光の届かないところですから、目が見えないとか、色素が違ってたりとかするんですね。 6点(2004-04-30 23:06:29) |
3077. 2011年の遭遇/宇宙人は実在する!!
ビデオ屋で見つけたんでとりあえず借りてみたこのあやしげな一本。僕はUFOそのものは信じてないんですが、そもそもなんでこんなに有名で、世界的広がりを見せているのかが気になっていたのです。あのユングもUFOを研究して、そこから元型をみた。それでとりあえず見てみたわけですが、、、、。まず最初に、葉っぱを切っても切る前の形がくっきりと残っているバイオプラズマ。これはキルリアン現象と言われていて、まあ要するにオーラとか霊体とかそういうやつですね。その次にイプシロン星からくる宇宙人の電波をキャッチしたと言う話。いやね、イプシロン星はOZUMA計画で探査されたことはあったんですよ。で、それらしい電波はとらえられたんだけど、それは単なる軍の暗号電波だったはずなんですがね、、、、。その次にはある遺跡は宇宙人が作ったという話。バーミューダトライアングルでの船や飛行機の遭難は宇宙人がさらっていったという話。それから遺伝子から猿の思考実験まで、、、、。一見何のつながりがあるんだろうと思いながら、とりあえずいろんな方面からアプローチしようというのはわかるんですが、結局のところ空想でしかない。UFOというか、宇宙人が出てくる話というのは、昔から世界中にあるわけで、それは僕はユングの解釈の方向でアプローチした方が正当性はあると思う。まぁでも、こういうのが好きな人は、やっぱり反科学的なところがあるんですよね。そりゃあ宇宙人が地球に来てた方が、そっちの方が面白いでしょうし。 5点(2004-04-28 22:42:13) |
3078. 天城越え(1983)
いい映画ですね。現在と昔が交互に入れ替わるんですけど、その昔の情景がすごくいいです。トンネルやら雨やら緑やら建物やら、全体の妖しさが物語を支えてます。それにしても、切ない話です。 7点(2004-04-27 22:36:12) |
3079. 天使のくれた時間
幸せってなんだろう?独身貴族のジャックの方が幸せなのか、家庭人ジャックの方が幸せなのか、、、、。いいや、こんな二元論は間違ってる。幸せっていうものの根源はぶん共感だと思う。全ては共感から来ていると思う。なぜなら、共感から愛や思いやりや楽しみや行動が生まれるから。だから、所有とか物質とか形式とか、そういうもので幸せは語れないはず。 マザー・テレサは、愛の反対は憎しみではなく、無関心だと言った。最大の不幸は、自分は人から必要とされていないと感じることだ、と。結婚していても、互いが必要としていなくて、無関心になっちゃったら、幸せなはずがない。物があるから、所有してるから幸せなんじゃない。あなたが誰かから必要とされていて、何かに関心を持っていれば、そして共感し合える人がいれば、幸せなはずんだ。 6点(2004-04-27 22:13:21) |
3080. コールガール(1971)
そうですね、今まで見たドナルド・サザーランドさんの映画では、一番彼がかっこいい映画だった。それにしてもこのクールで渋い画。撮影は誰だろうと思ったら、あのゴードン・ウィリスじゃないですか。納得です。 6点(2004-04-25 23:33:40) |