3081. ターボキッド
《ネタバレ》 とんでもなくチープな作品です。勿論、昔の低予算SF映画へのオマージュというスタンスなのでそれは構わないのですが、 いい年したおっさんらがなに仮装劇しとんねん、、、と言う失笑の一歩手前レベルなんですよね。 自転車こいで移動だし、全体的にスピード感は全くなく、なんともゆるい作品です。 悪役がトータルリコールに出ていたマイケル・アイアンサイドだというのは、彼の全盛期の映画を見て育った自分にとってはツボでした。 とんでもなくB級な映画なんですが、パッケージを見た段階では想像がつかないぐらいグロ描写に凝っており、 なぜかグロシーンだけはA級の出来栄えだと言っていいぐらいなんですよね。 見た目はお子ちゃまムービーなのに、グロは完全に大人向け。というアンバランスの妙があります。 [DVD(字幕)] 5点(2016-01-28 19:37:02) |
3082. いそしぎ
《ネタバレ》 ストーリー自体は正直そんな大したものではないんですが、自由奔放で神を否定する女性と牧師さんとの恋愛というのは この当時でいえば結構チャレンジングな設定だったんじゃないでしょうか。 カップルは価値観の合うもの同時くっつくのが常ですが、自分とは全然違う考えや生き方をしている人に惹かれるというのもまたよくわかる。 海沿いの家で一人、絵を描いている美女に巡り会えば、男なら大概過ち犯しますよねぇ〜。 牧師さんが結果として浮気をしてしまい、そのことをきちんと?自分の妻に正直に話してしまう。 それをまたローラにも正直に話す。誠実であるがゆえに非難されちゃうっていう、恋愛って難しいものだなぁと思いました。 [地上波(吹替)] 5点(2016-01-26 19:30:31) |
3083. ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー
《ネタバレ》 テンポが良くて単純な話なので、何も考えずに見ることのできる、いわば子供向けのCGアニメ。 恥ずかしいダンスでタコたちを外におびき出すシーンとかペンギンズたちのおとぼけ漫才的なノリとか笑えるシーンもいつくかありました。 ただ、やっぱりピクサーとかのCGアニメと比較すると、内容的にも映像的にも劣ってるなというのが正直なところ。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2016-01-14 21:36:47) |
3084. ゾンビーバー
《ネタバレ》 女性陣が水着になったりして目の保養にはいいのですが、それとは対照的にビーバーのローバジェットなことときたら(笑)。 なんかもう、手にはめて動かすぐらいのあまりにひどい安っぽさ。そういうのも含めてコメディにしてるのかもしれませんが、 やっぱりビーバーたちのクオリティはもう少しなんとかしてほしいなぁ。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-01-07 21:38:31) |
3085. イグジスツ 遭遇
《ネタバレ》 UMAもの、POVものは比較的好みだし、 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の監督だということで観てみました。 それなりによく出来ていたとは思うのですが、展開が月並み。 世の中に、数多くのPOVホラーが量産されている中で、 もう少し目新しい代物にしてほしかったです。 ビッグフットも、素早さこそ目を惹かれるものはありますが、 大きさが足りない。毛むくじゃらの人間という感じです。 [DVD(字幕)] 5点(2015-12-29 22:37:06) |
3086. ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
《ネタバレ》 まぁ、邦画にしては頑張ってたかなぁと思います。 そもそもがゲゲゲの鬼太郎の映像化というかなり無謀な企画ですからね。この世界観を苦労して表現した努力は伝わってきます。 しかし、すごくシュールというか壊れてるというか、、、(笑)。 本当にたくさんの有名人が出てきてそれぞれがそれぞれの役をやっているので、 あ、この人がこんな役やってる!こいつは誰だ?みたいな感じで楽しむのもありかなと。 [地上波(邦画)] 5点(2015-12-29 16:15:13) |
3087. ストレイヤーズ・クロニクル
《ネタバレ》 日本版Xメンて感じでしょうか。とは言っても、派手に変身するわけではないですけどね。 邦画にしてはアクションはまずまず頑張っているかなと。特に岡田将生くんがナイフから避けるときの華麗さはなかなかでした。 個人的には、高月彩良さんの、キスで相手を殺す技とかね、あれだったら是非自分にやってほしいです(笑) [DVD(邦画)] 5点(2015-12-27 23:27:56) |
3088. 極道大戦争
《ネタバレ》 いやはや、、、、これはまた支離滅裂なものを作り上げましたね、三池さん。 前半はまだ「あぁ、ヴァンパイアのヤクザかぁ。ありそうでなかった新鮮な組み合わせね」なんて思いながら見てましたけど、 後半からはどんどん暴走していく。「え?なにそれ?え?どうして?」な展開が羅列。 アンダーグラウンドな妄想が炸裂。とりあえず、キャラの面白さとか変な動きとかの面白さで乗り切れたけど、 このメンツでこれだけ好き勝手やっちゃえると言うのも三池監督だからこそでしょうか。 あえて秀でてるところを言えば、やはり役者さんのもともと持ってる魅力、あるいは新たな魅力を役で引き出す技量はさすがだなと。 ただ、万人受けはしません。ついてこれる人だけついてこい!な作品。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2015-12-19 20:54:54) |
3089. リアル鬼ごっこ(2015)
《ネタバレ》 いや〜、ストーリーなんぞあってないようなかなり強引な一本なんですが、 こんなのを作れてしまうのも 園子温のバリューネームのなせる業でしょうか。 最初に女の子たちが真っ二つになるシーンはやはり衝撃的で、思わず失笑してしまうぐらい。 そこからはひたすら逃げ続ける主人公ですが、途中から自分の見た目が別人に変わってくるという。 なんじゃこりゃ?と、呆れかけたのですが、そんなことお構いなしにと突っ走っていくので、 だんだんと「ん?こういうのもアリなのかな、、、?」と思わせてしまう(笑)。これも園子温の凄さかしら。 まぁとにかく、トリンドル玲奈ちゃんがすごく頑張って演技していたのが印象的でした。 麻里子様や真野ちゃんと比較しても、トリンドルちゃんが一番でしたね。 そんな彼女の頑張りに対して、申し訳なく思ってしまうのが度々出てくるパンチラショット。本当お下品くさいわぁ〜。 [DVD(邦画)] 5点(2015-12-17 22:13:30) |
3090. パージ
《ネタバレ》 1年に1度だけ全ての犯罪が合法化される日を作るだけで犯罪率も失業率も大幅に改善し平和になるという、 そもそもの設定自体に疑問符を感じてしまったのですが、まぁそれは大目にみるとしても凡作だなと。 殺しにやってくる奴らのおぞましさとか、狂気を顔で表現する演者たちとかは良いんですけど、 息子が知らない男を家に入れるとか、恋人がいきなり父ちゃんを撃って殺されかけたのに娘拗ねちゃうとか。 なんやねんこの家族〜って思っちゃいました。誰も殺さないことを選択することで人間性を保った? 狂気の世の中で保たれた人間性の尊さ?でも父ちゃん死んじゃったし、、、。 この作品見ての感想は、作者の狙いとはむしろ逆の教訓でしたね、、、。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-12-14 22:12:12) |
3091. ターミネーター:新起動/ジェニシス
《ネタバレ》 過去に行ったり未来に行ったり、あいつがこうでこいつがあれで、と、もうやたらとこねくり回しすぎだなと思いました。 しかもジョン・コナーを悪役にするとか、これはやっていいドンデンなのか?と感じてしまった。 アクションにしても、過去作の焼きまして目新しさがない。唯一おっと思ったのは、序盤のオールドシュワちゃんVSヤングシュワちゃんの戦い。 映像技術の進化の賜物だなと感じました。ぎこちない笑顔とかユーモアもいいが、にしても、ターミネーターも人間同様見た目が老けるとは、、、。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-11-30 21:55:15) |
3092. 映画 暗殺教室
《ネタバレ》 う〜ん、私にはちょっとついていけなかったです。 やっぱり原作をある程度知っていて、免疫がついてないと駄目ですね。 設定がぶっ飛びすぎてて、最後まで入り込めず。 たこ先生の面白キャラで2か所だけクスッと笑えたけど、それ以外は傍観するのみ。 [DVD(邦画)] 5点(2015-11-29 00:17:43) |
3093. リピーテッド
《ネタバレ》 可もなく不可もなくという感じでしょうか。 ニコール・キッドマンとコリン・ファースの演技はさすがという感じで、二人とも自前の表情演技と役柄がぴったりマッチしているので 見応えがあるのですが、その肝心のお話が月並というか、予想通りの展開なわけです。 この旦那、絶対怪しいやん、ていうのは最初から感じてはいたのですが、中盤で涙を流しながらベンに感謝する下りを見て 「あ、ここからそういうドンデンに入るのね」と思ったらその通りに進むわけです。 自分が記憶障害で1日しかメモリー持ちませんという設定からこの月並みな展開はどうなのだろう。 まぁ、やたらとこねくり回してよくわからんようになってる作品に比べれば素直ですが、率直に凡作かなと。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-11-23 22:46:22) |
3094. 女ガンマン・皆殺しのメロディ
《ネタバレ》 本当にわかりやすいお話でしたね。西部劇といえば男臭い物語で、女は脇役というのが通常ですが、 本作は夫を殺され強姦された女性が復讐を果たそうとする、ちょっと珍しい西部劇。 たまにはこういうのもいいですね、と思いながら見てたのですが、パッケージなど見てお色気期待してただけに その要素が少ないのが残念。時代的にあんまり過激なのはできなかったのかな? 銃の打ち方などを教えてくれていた賞金稼ぎのおっちゃんが死んでしまったのも残念だったなぁ。 あの後一緒になって幸せになって欲しかった気もする。 [DVD(字幕)] 5点(2015-10-28 21:18:00) |
3095. Zアイランド
《ネタバレ》 有名どころの芸人と役者がこれでもかと出てくるオールスターキャスト。 吉本バックアップのなせる技でしょうか。 実にしょうもない話だし、親子の物語もベタすぎるし、 何よりアクションシーンのクイックアンドスローの編集が ワンパターンすぎて、いかにも「こうすると格好良いでしょ〜」と 品川が言っているように見える。でも多用すると格好良いどころか ダサく見えてしまうので要注意。 良かった点、というか見てて楽しかったのは、宮川大輔とか 綺麗どころのシシド・カフカとかがゾンビ化して人を襲うシーンでしょうか。 後はどう見ても警官に見えない警官役の窪塚くんがツボでした。 [DVD(邦画)] 5点(2015-10-26 22:44:37) |
3096. カイト/KITE
《ネタバレ》 映像とか雰囲気に先走っちゃったタイプの作品ですねぇ。 とは言っても安っぽい感じは否めなく、まぁ映像的に良かったのはクラブでのアクションシーンぐらい。 何より、シナリオが全然面白くないのよね。実は〇〇が〇〇だった〜っていう終盤のどんでんも、 途中でなんとなくわかっちゃったし。 サワちゃんもスタイルはいいけどそんなに顔がかわいいわけでもなく、エロ要素も少なめ。 色々と不満の残る出来でした。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-10-16 21:33:49) |
3097. 父と暮せば
《ネタバレ》 直球の反戦映画でしたね。 ほぼワンシチュエーション、ほぼ2人だけの出演。なんだか、舞台を見ているようでした。 こういう内容だと役者の演技力がそのまんま露わになるという感じですが、方言を含め宮沢りえはよくやってたと思います。 [地上波(邦画)] 5点(2015-10-06 22:49:13) |
3098. 男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
《ネタバレ》 寅さんて随分とおせっかいだなぁ、、、なんでそんなにくっつけさせたいのよ。って鑑賞しながら思ってたんですけど、 この二人、実際にこの作品がきっかけで結婚するのですね。これも寅さんパワーなのかしら。 [地上波(邦画)] 5点(2015-10-06 14:15:06) |
3099. 南から来た用心棒
《ネタバレ》 悪ボスはいかにもな極悪非道野郎なんですが、最後の対決なんかはその雑魚キャラっぷりを見せつけます。 対する主人公は完全無敵。完膚なきまでの強さを見せつける。そんなわけで、ハラハラドキドキはないのだが、 いわばセガール映画のようにその強さを楽しむというスタイルの作品。 [地上波(字幕)] 5点(2015-10-05 17:11:02) |
3100. ゼロの未来
《ネタバレ》 カラフルなレトロフューチャー。銀河に吸い込まれる主人公。 すごく魅力的な予告編を惹かれ期待して観たのですが、う〜む、なんとも微妙。 ものすごく崇高なのか、実は空っぽなのか。正直、そんなに大した話ではないように思う。 情報技術が発達すると、逆説的に孤独が浮き彫りになるようなものがあるので、この主人公の境遇もよく分かるし、 半ば強引な女性や男が現れて恋人や友人になることで主人公の内面が開花していくわけですが、 結局はそれだけのような。ゼロのほうそく?とやらも、そんな深い意味もないような。 自分がちゃんと理解できてないだけなのか、、、。でももう一度見るという気にもならず。 特典映像で気づきましたが、本作は画面の四隅が丸くなっているのですね。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-10-05 15:45:04) |