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プロフィール
コメント数 1305
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/20066/
ホームページ http://w.livedoor.jp/mushokamondai/
年齢 51歳
メールアドレス gurugurian@hotmail.com
自己紹介 ♪わたしの小さい時 ママにききました

 美しい娘に なれるでしょうか

 ケ・セラ・セラ なるようになるわ

 さきのことなど わからない


 大人になってから あの人にききました

 毎日が幸福に なれるでしょうか

 ケ・セラ・セラ なるようになるさ
 
 さきのことなど わからない


 子供が出来たら そのベビーがききます

 美しい娘に なれるでしょうか

 ケ・セラ・セラ なるようになるわ
 
 さきのことなど わからない ケ・セラ・セラ~


(2010.4.16記)


現在、ダイエットちう。腹筋、割れてるでー。




力を入れると。

(2011.8.28記)


↑ホームページのリンクを「朝鮮学校無償化問題FAQ」に張り替えました。特に「パッチギ!」ファンは、見てね。




これからもよろすく。





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301.  ノンちゃん雲に乗る
今まで僕は知らなかったのだけれど、鰐淵晴子という人は戦後「天才少女バイオリニスト」として名を馳せた人だそうな。これはあくまで想像だけど、丁度終戦の年(1945)に生まれ、優雅にバイオリンを奏でるばかりか、ピアノやバレエもこなし(おそらくこの時代、子供の頃からバイオリンを学べる環境にある、というのはある程度裕福な家でないと無理だったと思う)、その上まるで少女雑誌の挿絵から抜け出たような可憐さを持った彼女は「戦後の復興」、或いは「日本が目指すべき豊かさ」を象徴するアイドル的存在だったのではないかな。この作品を今観てみると、お話としては他愛もないし、子供に対する教訓話みたいでもあるのだけど、戦後のある時期にあった(であろう)一種の解放感と瑞々しさと無邪気さに溢れていると思う。なにより、ノンちゃんのお母さん役で出演している原節子が良いのです。こんなお母さんだったら、ノンちゃんじゃなくても大好きになっちゃうよねえ。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-07 18:29:49)
302.  謎の要人悠々逃亡! 《ネタバレ》 
昔の映画の邦題は良いものが沢山あった、とはよく言われていることですが、この作品の邦題もかなりGOOD!何せこの作品の見所は主人公アーネスト・ピーズ(ファーロー)の、大沢悠里もハダシで逃げ出す「悠々っぷり」にあるのですから。このおっさん、いや博士、傍若無人のマイペース、正に尊大な英国紳士を絵に描いたような御仁。重要機密を持ってきた将軍を鼻であしらうような態度をとるわ、軍の作戦に参加するのに「髭はそりたくない」と駄々をこねるわ、仲間の捕虜が「後で時間をたっぷりかけてゆっくりやろう」と楽しみにしていたクロスワードパズルはやっちゃうわ、しかも何故か輪投げはうまい、何ともイヤミな人物、と思いきや、自分が救出された後、残った仲間たちを気遣う気配りもする。ま、自分の周りにこんな人がいたらちょっと嫌だけど、映画で観る分にはとても楽しいです。ちなみにこの中で、収容所内でお笑いコンビを結成するもネタを却下されてしまう二人組が登場するのですが、「グッドモーニング・ベトナム」に出てきた自称「お笑い通」でさむーいギャグを連発してた主人公の上官をちょっと思い出しました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-04 18:49:18)
303.  カブキマン
トロマ作品、かねてより噂には聞いていたけれど、初鑑賞でごんす。正直言って、結構面白かった。少なくとも中盤でヒロインとベッドインする辺りまでは「日本文化の勘違いっぷり」を抜きにしても、ギャグやテンポは良かったと思う。もちろん悪趣味なバカ映画には違いないんだけど、中途半端にポリティカリー・コレクトな体裁を装った「上品」な作品よりもむしろこういう映画の方がある意味現代のアメリカを体現してるような気がする・・・と言ったらアメリカ人に怒られるか。
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-04-01 21:03:23)
304.  いぬのえいが
・・・むかつく。昔の小学生の書いた詩で「いぬは/ずるい/めつきはしない」というのがある。正にその通り。しかぁし!だ。ワタクシに言わせりゃ彼奴らは、例えばそこにただいるだけで人の気持ちを和ませる、とか、大して良い飼い主でもないのに愚直なまでに従順、とか、「犬が好き」というと何だか良い人のように思われる、とか、その存在自体が何だか卑怯だ。大体、寿命が人間よりずっと短い、というのもかなり卑怯ではないか。んで、そんな「犬」を題材にしたこの映画もやっぱり卑怯。第一題名を「いぬのえいが」と全部ひらがなで表記している所など、イノセントさをわざとらしく強調してるようで、あざとさ見え見え。そりゃ犬が真っ黒な瞳でこちらをじっと見つめたり、小首を傾げたり、病気の少年の乗った救急車を健気に追いかけたりすりゃ泣くでしょ、普通。んでもね、館内の大半を占めていたうら若き嬢ちゃん達やお子様達ならいざ知らず、ワタクシのように三十過ぎていい年こいた男がこんなんで泣いたりするかあ!・・・ったく・・・あーやだやだ。しばらくの間、俺に「マリモ」って言わないでね。
[映画館(字幕)] 9点(2005-04-01 20:56:03)(良:1票)
305.  天使のはらわた 赤い教室
以前、漫画家のいしかわじゅんがエッセイで「一昔前、二流、三流のエロ雑誌には、大抵二,三人の元全共闘闘士がいて(つまり、他にいわゆる「まともな就職口」がなかった為)、一種独特の雰囲気を醸し出していた」という意味の事を書いていたのを、この作品の村木を見ていて思い出した。別に彼が学生運動をしていた、などという説明は一切出てこないけれど、仮にそうであってもおかしくないようなやるせなさ、屈折が画面から滲み出ている。そんな、社会の吹き溜まりを這いずるように生きていた彼の前に現れた、ブルーフィルムの女・名美。彼女もまた、暗い過去を背負いながら、這いずって生きている。一度は心を通わせた筈の二人なのに、運命のいたずらによる別離。そしてあまりにも無残な再会。あの、名美のいた場末の店は、世界の果ての風景なのだろうか。切ないという表現では、軽すぎる。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-01 20:28:46)
306.  ドキンちゃんのドキドキカレンダー
「アンパンマン」が、何故これほど長い間子供達に愛されてきたか。大きな理由の一つに、そのキャラクターの魅力が挙げられる。アンパンマン、カレーパンマン、しょくぱんまんなどパンから始まり、食べ物や動植物、果ては歯ブラシなどの日用品まで、すなわち子供にとって身近なあらゆるモノ達が魂(=人格)を与えられ、仲良く暮らす世界。すなわち「全てのモノには命が宿る。ゆえに全てのモノには敬意を払うべきなのだ」という、(ひょっとすると日本文化の根底にある宗教観にも通ずる、かもしれない)思想。それが、ごく幼い子供達の共感を生むのではないか■また「アンパンマン」にはさりげなくではあるが「生と死」の隠喩が込められている。実際原作者のやなせたかし氏による挿入歌の詞の中には「どんな小さな虫だって/食べずにいれば死んでしまう(『おいしいパンを作ろう』より)」というフレーズもある。アンパンマンは毎回困っている他者に自分の顔(=命)の一部を分け与える事で自分の力を弱めてしまう(=死の危機に瀕する)が、ジャムおじさんに新しい顔を焼いてもらう事で何度も再生する(「何度死んでもまた生き返る/夢と不思議のヒーローさ」『アンパンマン音頭’89』より)。こういった「死」の言及のされ方に、ひょっとすると慎重な大人はいささかギョッとするのかもしれない■しかし、私は思う。物心がついた子供にとって「死」はおぼろげな「不安」だが、子供にはそうした不安をはね退けるだけの「楽天性」が本来備わっている。幼い子供にとって「命」は永続するもの、再生するものとして映る。そのような楽天性こそが子供の成長の原動力なのではないだろうか。そして「アンパンマン」とは、そうした子供の心の奥底にある「ユートピア」―全てのモノが命を持ち、共存し、そしてそれが永遠に続く世界―の体現なのだと思う。そして、もはや「ユートピア」を過去の記憶の中にしか持ち得ない「大人」と化した私は、ただ、涙するしかない。まるで「ピーターパン」の終盤の、成長したウェンディの如く・・・・・・って、エラそーな事書いたけどさあ、やっぱ可愛いわ、ドキンちゃん。あの月毎のコスプレに、もーメロメロ。ラストも、いとおしくって、泣けます。
8点(2005-03-25 18:17:03)(良:1票)
307.  バックマン家の人々 《ネタバレ》 
登場人物の一人一人が実に丁寧に描かれている、「端正」な家族群像劇。好きなシーンは三つ。スティーヴ・マーティン演じるジルが、息子の為「カウボーイ・ジル」に変身する所と、ニック・モラリスが愛想を尽かして出て行った奥さんの前で結婚式の歌を歌う所、そして終盤で、姉がいじめられていると勘違いした幼い弟が学芸会の舞台に上がってしまう所。「家族をやってく」という、決して楽なことばかりでない人生の営みをきめ細やかに描きながら、「でも子供を持って親になる人生って、案外悪くないよ?」と優しく語りかけてくれる(最後のおばあちゃんの言葉は圧巻)。この作品、男性か女性か、或いは既婚者か未婚者かで見方が分かれると思うけれど、未婚者のワタクシは、かなり結婚したくなったぞ・・・そうだ、明日、プロポ-ズしよう、池脇千鶴に(妄)。
9点(2005-03-24 19:09:00)
308.  MASK DE 41 マスク・ド・フォーワン
こんな事を言うと大勢の方から怒られてしまうかもしれないけれど、基本的にプロレスとか格闘技が好きな男の人っていうのは「ヘタレ」な人が多い気がする(関根勤さんとか。あ、いや、好きだけど。尊敬してるけど)。というか、男という存在がそもそもヘタレで、それを隠すために肉体を鍛えたり、或いは学問や教養で「武装」するのではないかなー、と観ながら思った。この作品に出てくるプロレスファン(プロレスラーも含めて)は皆不器用で、ちょっと(いや、かなり)オタクがかってて、尚且つ猪木の熱烈な信者、つまり猪木自身が「バカになれ」という意味での「バカ」だ。田口トモロヲ演じる主人公も、妻や娘たちに毅然とした態度(いわゆる、父親らしい父親)で接することができず、ただプロレスファンの集うプロレスバーで現実逃避の日々。しかしそんな父親が「見る前に跳べ」とばかりにプロレス団体に退職金を注ぎ込み、昔からの夢に賭けようとする。今どき「家庭崩壊」とか「弱い父親」というのはありがちなテーマなのかもしれないし、「プロレス」という、ある意味飛び道具的な題材を選んだ時点でウケ狙いという風に取れなくもない。けれど、この作品からはプロレスファンだけでなく、世間にうまく馴染めない、溶け込めない人々に対する愛情で溢れている。何よりダメな父親・夫に呆れながら、また自身も問題を抱えながらも最終的には主人公の支えとなる女性達(妻・娘)の描かれ方が良い。僕も【鉄腕麗人】さんと同じく、プロレスには全くと言って良いほど興味はないけれど、でもでも男(=ヘタレ)なので、クライマックスシーンではちょっと泣けてしまった。ま、単純に「情けないお父さんが頑張る話(『ゲロッパ!』とか)」が好きだってのもあるけど、ね。
7点(2005-03-20 22:33:22)
309.  裸足のピクニック
「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」の矢口史靖がPFFのスカラーシップで撮った初期の作品。実は好みで言うと、この作品、あんまし好きじゃない。ていうか、僕もかなり根性がひん曲がってる方だけど、この作品に漂うシニカルな悪意とは、ちょっと周波数が違う感じ。だからホントは3点位にしたいんだけど、脚本なんかは確かに巧いし、製作費が僅か2千万円(!)にもかかわらず完成度は高いし、も少し世間に知られても良いんじゃないかなーと思うので、暫定的にこの点数にしておきます。
8点(2005-03-17 18:19:38)
310.  緋文字
まずはウンチク的なことから。本作はヴィム・ヴェンダースの初期の作品で、今の所彼の唯一の時代もの。ちなみにヴェンダースはこの作品の撮影中に子役イエラ・ロットレンダーとリュディガー・フォーグラーが仲良くしているのを見て「都会のアリス」のアイデアを思いついたのだとか。さて、僕は原作も、デミ・ムーアやリリアン・ギッシュ主演で作られた「スカーレット・レター」も観てないのだけれど、このヴェンダース版は物語の前半部分が大胆にカットされているみたいです。どうしてヴェンダースがこの作品を手がけることになったのかは分からないけれど、画面から滲み出るザラついた感じ、主人公ヘスター・プリンのどこにも居場所がないという漂流感、或いは(海辺が舞台のため)ずーっと聞こえてくる波の音の雰囲気は、いかにもヴェンダースっぽいなー、と思います。
7点(2005-03-17 18:12:37)
311.  ハットしてキャット
ボー・ウェルチと言えば、全世界67万人(推定、てか、勘)のシザーハンズファンは覚えておかなければならない名前である。何故なら、あの「シザーハンズ」の、一見ファンタジックでありながらどこか病的なものを漂わせるカラフルな街並みを創造したのは彼なのだから。という訳で、そんな彼の監督作なら、たとえローリング・ストーン誌のピーター・トラヴァースに「ケバくて悪趣味」とこき下ろされても、ラズベリー賞を受賞したとしても、観なくちゃ駄目じゃん!つー事で、(恐る恐る)鑑賞・・・結論から言うと、そんなに酷くはないと思います。確かにあの色使いは好みが分かれる所だし(流石の僕も、あのド紫のカップケーキはゲッと思った)、ちょっとCGに頼りすぎかなーと思ったけど、あのギャグの雰囲気は、まるで往年の名作ギャグマンガ「マカロニほうれん荘」のようで(つまりキャットとモノ一号・二号がトシちゃんときんどーさんで、金魚がそうじ君、ラリーはクマ先生って所か。ま、30代以上の人しか分からないかもしれないけど)、なかなか楽しかったっすよ。贔屓目で見ると、ちょっと狂気入ってるエンタメ根性が、昔のディズニー映画(「メリー・ポピンズ」とか)を彷彿とさせないでもない・・・ってちょっと褒めすぎか。 
6点(2005-03-16 20:21:36)
312.  ビートルジュース
最近久々に観直しました。うーん、ティムワールド全開。いわゆる「ハチャメチャコメディ」の枠におさまり、ハッピーエンドにはしているものの、この作品にはティム・バートンの世間に対する違和感・嫌悪感がさり気なく込められている、と思う。つまり、「傲慢なマジョリティ(=生者)と疎外、あるいは無視されるマイノリティ(=死者である主人公夫婦)」という構図。死んだ夫の方が屋根裏部屋に大事に隠していたあのミニチュア模型は、ティム・バートン自身の世界の隠喩なのだと思う・・・ってなことを堅苦しく考えないで、ただ楽しめば良いのかもしれないけどね。あ、「蝿男の恐怖」へのオマージュもちらっと入ってましたねー。
7点(2005-03-14 22:09:41)
313.  フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白
この作品は、面白いか面白くないかといえば、面白くない。理由は簡単で「カタルシス」が感じられないから。何かはっきりした結論が示される訳でもなければ、(例えば「華氏911」のブッシュのような)明確な「悪」が顕在している訳でもない。マクナマラは確かに東京大空襲や、或いはベトナム戦争の北爆・枯葉剤の投下に関与し、反戦運動が高まった折には「独裁者」「殺戮者」と轟々たる非難を受けた人物ではあるのだがしかし、そもそも「戦争」という巨大な狂気の中での個別の作戦・戦闘の是非を問うたり、或いは特定の個人(だけ)に戦争責任を負わせる(←余談だけど、これっていかにも近代西洋的発想だよなー)というのは、あくまで部分的な解決にしかならないのでは、と思う。この作品を観る限り、マクナマラという人物は善人ではないが悪人とも言えず、彼の行動についても擁護はできないけれど、全面的に非難することもできない(僕はね)。結局「戦争の霧」というタイトルが示すように「何故ベトナム戦争は泥沼化したのか?」或いは「一体何が戦争を引き起こすのか?」という問題についての明確な答えは提示されないし、観る側には何とも言えないモヤモヤが残る。んが、ここで語られているマクナマラの言葉は、それを肯定するにせよ否定するにせよ、彼のような立場を経験したものでなければ語り得ないもので、それなりの説得力を持っている。DVDに収録されているカットされたシーンも含めて、特に日米の政治家には観て貰いたい、と思う作品。
7点(2005-03-12 18:25:57)
314.  天国から来たチャンピオン
ちょっとキャプラっぽい、可愛い作品でした。ウォーレン・ビーティの作品では「ブルワース」が好きなのですが、この頃とあんまり芸風変わってないんですね。あの、ちょっと唐突なサックスの調べが良いなー。
7点(2005-03-12 18:01:30)
315.  続・網走番外地 《ネタバレ》 
前作「網走番外地」が予想外のヒットをしたために急遽二週間足らず(!)で撮影されたのが本作だそうです。そのためなのか、それとも石井輝男監督の持ち味なのか、例えばとっても生活感溢れるストリップの一座とか、何のために出てきたのか良く分からない田中邦衛とか、唐突に札束持って登場するアラカン演じる鬼虎(アンタ、確か七人殺してるんじゃなかったっけ?何故もう出所して、しかも大金持ってる?)とか、突っ込み所が満載。そういう所を楽しめるか楽しめないかで評価が分かれると思いますが、僕は結構楽しめました。てか、このシリーズの健さんはいつもの役柄よりチンピラっぽくてなかなか新鮮なのです。特に露店で寅さんよろしく口上述べて○○○○を売る健さんは必見!笑えます。
6点(2005-03-12 17:44:19)
316.  天国から落ちた男
んー・・・面白くなくはないのだけれど、スティーヴ・マーティンのトゥーマッチな演技は、ちょっと胃にもたれました。ヒロインは可愛かったけど。
6点(2005-03-12 17:24:43)
317.  クリビアにおまかせ!
いわゆる本場アメリカのミュージカルはちょっと苦手なワタクシですが、こーゆー、ちょっと頭のネジが緩んじゃったようなのは結構好きです。あのキッチュな色使いやぶっ飛んだ設定は、さすが他の国ではいけないとされているモノがいけなくないとされているお国柄の賜物か?とちょっと思いましたが、周りの人には大らかで寛容な態度で接しましょう、じゃないとさみしんぼうになっちゃうぞう、というメッセージが伝わってきます。しかし、何故に白ブリーフ?
8点(2005-03-12 17:20:30)
318.  キャンプ
あり、一人目かあ、困ったなあ、うーんうーん・・・。オルタネイティヴな青春モノと聞いて期待してたんですけどねー、人物の描き方やエピソードがちょっと弱い感じ。てか、群像劇ってやっぱ難しいんだなーと改めて思いました。設定はとても面白いんだけどね・・・劇中で歌われるナンバーは素晴らしかったけど、ミュージカルについての教養があればもっと楽しめたかな。でもエレン役の女の子が可愛かったので、ちょっとオマケ。
6点(2005-03-10 19:07:38)
319.  ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 
全編にわたる軽妙洒脱な雰囲気(と、あんましダニー・エルフマンらしくないなあ、と思えた音楽)がかえって気障な感じで「何だか『あぶない刑事』みたいだなあ(ファンの方々スミマセン。TV版も映画もチラッとしか見てないので、あくまで先入観・印象論です)」と思いながら観ていたのだけれど、ラストでC・グローディンと別れたデニーロがタクシーの運転手に乗車拒否されて、「歩きか・・・」と背中を丸めて歩き出すシーンにグッと来ました。妻子と別れて危険な賞金稼ぎを生業にしてきた中年男の悲哀が、あのシーンの中に凝縮されていたように思います。・・・それにしてもコレ、「ジーリ」と同じ監督さんなんですね。
8点(2005-03-08 18:33:13)
320.  sWinGmaN
いやっほう!ほうかちゃんだ、ほうかちゃん主演だー!いっぱい台詞もあるしアップもいっぱいあるし、いや~ンラブシーンまであるぅぅ!・・・とワタクシがテンション上がってしまうのも当然。木下ほうかといえば邦画界の名バイプレイヤーであると同時に、「ガキ帝国」でデビューして以来ほとんどの井筒作品に出演している役者さんなんですもの。さてさて作品の方ですが、基本的にVシネっぽい雰囲気で、尚且つ時間か予算が足りなかったのか、表現したかったことをやり切れなかったようにも思えるけれど(調べてみたら配給はオリジナルビデオの制作会社、予算も少なく、撮影期間は11日間だったという)、「都会の孤独と狂気」というテーマは十分伝わってくるし、ひいき目かもしんないけど所々「志の高さ」が垣間見えるんだよね。「Vシネ」というと映画より下、と思われがちだけど、そもそもその映画だってごく初期の頃は演劇界から見下されてたわけで、だからひょっとするとVシネに関わっている人たちの心意気って、現在のいわゆる一般の映画よりも初期の映画人に近いのではないかなーと思ったりもします。それにデビューまもなくの宮崎あおいも見られるしね。この人、小倉優子とかとは全然違う意味で「不思議系」が似合うよなあ。 
6点(2005-03-07 16:08:01)
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