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301.  ブレイクアウト(2011) 《ネタバレ》 
こんなのがあったんですね、ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンとくればそれなりに魅せてくれるのではという期待で観ました。 う~~なんといいますか、「あらあら意外、うそ~ん」というような小ネタがいろいろ用意されていました。 しかし、ニコールはヒステリック、パニックになってギャーギャーわめく役どころってなかなかハマりますね「アザーズ」を思い出しました。ひと昔前ならキム・ベイシンガーがやりそうな感じです。 内容はもうとことんB級でして、なんでケイジとキッドマンだったんだろ。 どうせならケイジが強盗一味のリーダー格の役をやればもっと面白かったかもね。 エンドクレジットで知った監督。。。ああ、やっぱり。 なんか野暮ったいはずでした。 ニコールのカラダを張った演技に(何回も投げ飛ばされてたの)敬意です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-02 23:21:46)
302.  最強のふたり 《ネタバレ》 
もう~こんな邦題つけるもんだから有料チェンネルで放送もスルーしちゃってたじゃないですかぁ、「アンタッチャブル」→「最強のふたり」・・・なんかほかになかったんですかね  とにかくフィリップという人の人柄ですね、ステキな人だと思いました、そして育ちの違いすぎるドリスとの共通点は笑いのツボでしょうか。そのドリスは建前のない人でいつも本音を語る、見せる人。なのでハラハラすることもあるけど見ていて気持ちいいんです。 オペラと真っ白な中に真っ赤がバシっと入った絵画のどこが何がそんなに価値あるのかさっぱりわからんというとこ、共感しすぎて笑ってしまいましたーで、ドリスは「こんな絵なら自分にも」てことで密かにモダンアートな?絵を描き始める、最高に楽しいです。 あらゆる面でお互いに持っていないものを補えあえるふたり。。。だから「最強のふたり」なのかな? 実話だそうですね、フィリップが著書を出版したことで映画にもなったわけで、富豪になるに相応しい才能と人格の持ち主なんですね。富豪になるより富豪を維持することは自分に厳しくないとできないと思います。 過剰な演出はなくフランスのエスプリを感じる身障者とその介護人との関係、繋がりを描いた作品でした。 この作品がきっかけなのかどうかわかりませんが、なんか最近のフランス映画の傾向が変わった気がします。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2014-06-23 11:22:49)(良:1票)
303.  グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》 
あ~~コレはダメでした~ 映像もセットもすごくオシャレだし、予告編やあらすじ読んでもブラックコメディぽいしすごくそそられたんですけどね。 ローポジションで横移動のカメラワークも良かったんです、でも始まって30分たたないうちに「これはやばい」と思いました、私には合わないんですね。館内の空調の具合も非常に心地よく何度も睡魔に襲われました。 うれしい豪華キャストなんですが、俳優たちも背景の一部という感じでスイスイ流れていってしまうといいますか、目に留まらないんです。映画の中へ入り込めなかったです。 ふっとクストリッツァの「アリゾナドリーム」を観た時を思い出してしまいました。 そういえば「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」も「ライフ・アクアティック」も途中で挫折したっけ。インディーズ系は合う合わないがはっきり分かれます、ビル・マーレイがこの監督の作品の常連ていうのはなんかすごくよくわかります。 ウェス・アンダーソンのコメディは私にはちょっとね・・・
[映画館(字幕)] 4点(2014-06-21 00:15:29)(良:1票)
304.  藁の楯 《ネタバレ》 
致命的なのは人間ドラマとして見せようとしたところです。 SPその他それぞれの個人的事情、感情を見せすぎなんです。あっちからこっちから狙われている、それこそレクター博士並みの重装備で護送すべき殺人犯を手錠ひとつって。。。 人間ドラマを盛り込むのはいいけど、へったくそ過ぎてSPのプロフェッショナルな仕事ぶり、クールさ皆無、かっこわるすぎです、松嶋菜々子はミスキャストです。 護送中に葛藤ですと?バカバカしい。そんな葛藤してしまうSPには無理な任務だったんですよ。ほんとに「藁」でした。 私刑の是非についての映画は銃社会のアメリカに任せておけばよいのです。 山崎努だし、必然的に必殺シリーズを思い出してしまいました。 この監督は犯罪者を描くのは最高に上手い方ですね。ベビーフェイスの善人顔でどっちかっていうと犯罪者は無理のある藤原竜也なんですが、憎ったらしい演技にプラス1です。
[地上波(邦画)] 2点(2014-06-18 12:00:27)
305.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 
コレいいね、なんかほっとするサスペンス。 トム・クルーズ主演なのに予想とちがって地味めなんだけど、それがいい味だしてる、ハードボイルドなんです、しっかしトムはほんとにいろんなことしますねー でもそれが大きくハズれないんです、トム・クルーズはめったに出現しないであろう、まさしくハリウッドのスーパースターなんだと思いました。 初見は「タップス」ショーン・ペンとかクリス・ペンがやりそうなキャラだったのに・・・ 脇のキャストも渋いです、ロバート・デュバルが出てきた時には小躍りしました。あと女弁護士のヘレン役の女優さん、なんか見たことあるし貴族的でイイ感じ「リバティーン」でジョニー・デップの奥さんだった人ですね。紅一点のロザムンド・パイク、このキャスティングもシブいです。 ハイテクやハデなアクションシーンのない、ちょっと泥臭いトム・クルーズが観られる犯罪モノ映画でした、面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-15 00:15:35)(良:1票)
306.  ラストベガス 《ネタバレ》 
ほんとに久しぶりに映画館で映画観ました。 おっさんというよりじいさんと言ったほうがあってる年齢になった4人の名優たち いったいどんな老人ネタで?ということに興味がわきまして。 ダグラスとクラインは私生活と被るかんじの設定でなんかうれしい、デ・ニーロは劇中「冷酷なマフィアのボス」だと生意気な若い男の子を脅してたけど。 フリーマンは冷静にジャッジ、調整する役割みたいでやっぱり今までの役柄のイメージでした。 ダグラスとデ・ニーロの女が絡む長年の確執っていうのがありまして、でもダグラスの役は最初ジャック・ニコルソンが予定されていたらしい デ・ニーロとニコルソン・・・・緊迫のコメディになりそうです。  じいさんになっても彼らはエッチです、少々中だるみしたとこもあるけどなーんにも考えずに笑って楽しめる映画でした。高齢になった名優たちが老人ネタでコメディ、好きです。 ところでメインの曲がアースの「セプテンバー」なんですけど、この曲っておっさんが奮闘するのを描いてるなんて場合によく使われる気がします。 70年代後半、ディスコブームだった時の大ヒット曲ですね、これも久しぶりにフルで聴けてよかったです。 あと20年くらいしたら、トム・クルーズ、ブラッド・ピット、ジョニー・デップもやってくれるかな??
[映画館(字幕)] 7点(2014-06-03 20:39:44)
307.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
宇宙を体験できるアトラクションぽい映画だと。 撮影技術がすごいなあとは思います、でも楽しめるか感動できるかはこういうジャンルが好きかどうかにかなり左右されることで、私はSFやCG使いまくりの映画は好みじゃないし、3Dも興味ないんで感動はなかったです。もう最初からサンドラ・ブロックがたったひとり生還できる人だとわかるんで、次から次へと起こるアクシデントとライアンにジリジリしてしまいました。なにがって監督が意外でしたね。 なんか重力、引力ってほんとにありがたい、水も空気も風もありがたいです。あって当たり前となっているモノにひたすら感謝しました。あるほうが不思議に思えてくる映画でした。 なにより地球に感動いたしました、自然の摂理にできるだけ逆らわず、怒らせることなく大事に維持していきたいと思いました、はい。 こういうことを意識させてくれたことに対しての7点です。  。。。ありゃ?なによ、投稿してから気が付いた、原題はゼロついてないんじゃん。 無重力じゃなく重力を語ってる? 宇宙へのファンタジー、ロマンは皆無。大気圏外、宇宙の恐怖をとことん見せられました、生命体にとって地球は天国です。 んージョージ・クルーニーの存在とか娘の死とか何か意味ありげなんだけど割と単純だったりするところもこの監督らしさが出てる映画だと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-12 09:07:05)
308.  パリより愛をこめて 《ネタバレ》 
なんかコレ面白い!スピーディで爽快だし、安定のトラヴォルタって感じで安心して観ていられました。 撃ちまくりのガンアクションはジョン・ウーを思い出させ、ジョナサン・リース・マイヤーズはアイリッシュ、イギリス映画から出てきてるし「007」をパロってるのかな?なんて思ったけど、NYの東のはじっこ出身のCIA見習い捜査官ということでした。そういえばイーサン・ハントのチームのメンバーにいましたねぇ、ヘリの操縦上手かったです。トラヴォルタもジョン・ウー作品に何回か出てますね。 ふんふん、やっぱりいろいろパロってるわ。「チーズロワイヤル」だし 壺抱えたままっていうのがいい、ユーモアのセンスはいいし乾いた雰囲気も好きです。 二人のキャラもしっかり描かれてるし、カーチェイスもかっこいい、運転してた人は突然出てきたエージェント?できっちりスーツのエリート風でそんな運転しちゃうんだ?ていうギャップも良いです。 ハチャメチャだけどおさえるとこはおさえてるという、手抜かりなしの娯楽アクション。 観てよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-03 19:20:03)(良:1票)
309.  華麗なるギャツビー(2013)
もう完全にバズ・ラーマンの世界です、コテコテです。品のよろしくないむしろ下品な派手さ。 全く面白くない映画です。見た目の派手さやスピード感だけで中身ありません。 おとぎ話に仕立てたかったからなのか、劇画とかアングラ舞台劇みたいでラストに出演者全員カーテンコールで出てくるんじゃないかと思えるような感じです。「華麗なるギャツビー」という物語をこういう手法で表現するのってどうなのかなあ、時代的にもあってないような気がします。 これなら古かろうがミア・ファローに問題があろうがレッドフォードのギャツビーのほうがいいです 人間ドラマとしては全く観るところはなかったです。 バズ・ラーマン、オーストラリア時代の「ダンシングヒーロー」がいちばん良かった。ハリウッドでの作品で良いと思うものひとつもないです。 
[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-04-27 19:07:08)
310.  ドリームハウス 《ネタバレ》 
本編中、いちばんのドンデンのとこは素直にびっくりしましたーやられたー ソコいくんだーて感じです。 そこからお向かいさんとか警官とかウィルが遭遇する人たちの不自然さに納得できるんですよ。その割に真相が明かされるとこにインパクトなかったのが少々残念ではあります。 殆ど予備知識ナシで観たんで面白かったです、観終わった時はなんだかホッとしました。 レイチェル・ワイズにナオミ・ワッツと女優が豪華ですね、娘役の子役も可愛らしいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-27 15:23:49)
311.  復讐捜査線 《ネタバレ》 
ひかりTVにチャンネル合わせたらタイミングよく始まったしサスペンスらしいので観てみました。なんかすごく久しぶりのメル・ギブソン、老けたね~でも濃い感じは抜けきらず。昔からあんまり好みの俳優さんじゃないです。 マッドマックスから始まり、最愛の家族を奪われた悲しみと憎しみと苦しみのパワーと喪失感、いったい何回こういうのを演じたことか。。。メル・ギブソン=復讐の人です。 しかしこの邦題はいただけない、原題のままがいいです。 派手なアクションシーンは無いけど、娘や関係者が襲撃されるとこの唐突さ残酷さはもうホラーです、びっくりしました。 ジェドバーグなる人物の絡ませ方が良いですね、いまひとつ説得力には欠けるけど(たぶん先が長くないことでこの人なりに何かおもうところがあったと想像はできる)これがあるから渋さがでたと思います。 このジェドバーグ役のレイ・ウィンストンという英国の俳優さん、ロバート・カーライル主演の「フェイス」に出てるんですって?「フェイス」なかなか良かったですけど、全然記憶にないです。 「フェイス」をもう一回観たくなりましたー 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-25 20:27:27)
312.  ヒッチコック 《ネタバレ》 
この時代の雰囲気ってやっぱりいいですね。 「サイコ」てモノクロでしょ、でも撮影シーンはもちろん色付き。モノクロ映画って今となっては貴重なモノというように感じてしまいました。 内容はヒッチコック夫妻のヤキモチ合戦が軸に語られているような感じで、どっちかっていうとヒッチコック自身より奥さんのアルマが主人公みたいでした。 映画としてのクオリティの高さっていうことになれば話は別って感じだけど。 ヒッチコック作品てサスペンスだけどどこか皮肉で可笑しい、本作もコミカルです。 「サイコ」は何回も観ているので、こんなふうに制作されたんだぁと興味深かったです。 秘書のペギーがトニ・コレットというのにいちばんびっくりしました、エンディングのクレジットを観た時はどこに出てたのかさっぱりわかりませんでした、本作での唯一の仕掛けかな??(笑) 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-04-22 23:39:04)
313.  今日、キミに会えたら 《ネタバレ》 
淡々とした雰囲気にこれといって処理してなさそうな映像で、どこの映画?て感じなんですが、米映画でした。しかしサンダンスなんですね、ああ納得。 デンマークのスサンネ・ビアを思い出しました。  ふぅーこんな中高年のおばさんになってから観る映画ではなかったですな。 確か結婚の宣誓したはずだけど、アメリカとイギリスに離れている時はお互い手短な相手で穴埋めしてるわけよ。一緒にいたらいたで女はいちいち男のメールを気にして疑って大喧嘩です。 遠距離期間が長引いた理由が、大学の留学生が男と一緒にいたい、いなくちゃいけないという自己中から不法滞在、ビザが通常どおりとれなくなったということです 難民でもないのに不法滞在などという無責任なことする、させるカップルなんで、一事が万事なんです。 切ない恋愛模様ではなく若気の至りの熱病のような恋愛映画。 熱病なので熱が下がればはい、それでおしまいです。 ジェニファー・ローレンスっていい雰囲気です。トム・クルーズと共演した頃のレネー・ゼルウィガーみたいだと。期待できる女優さんだと思いました。 
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-04-05 18:12:16)(良:1票)
314.  007/スカイフォール
率直に言って何を観ているのかわからなかったです。コレ007だけど主役はMでした。どうしてこんなにダークになってしまったんでしょーか、繰り返しますがコレ007ですよね? ハビエル・パルデムの不気味な悪役は慣れてしまったのか、さほどのインパクトなく、その目的にびっくり仰天!! だってあなた、自分が期待するようにMに愛してもらえず切られたことへの復讐て・・・ まさか007でこういうものを見せられるとは思っとりませんでした、さすがサム・メンデスです。 007ならではってものが無いし、特にユーモアね。 レイフ・ファインズがMに就任したようで、これから期待できるのかしら。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-22 01:07:36)(良:2票)
315.  悪の教典 《ネタバレ》 
はい、すごく面白かったです。これはコメディだと思いました。 家庭の事情だの親子関係の問題とか教訓的、教育的なメッセージが一切排除されているのがいいと思います。 その上、生徒たちの誰一人として肩入れできるキャラがいません、いい年してこんなこと言うのはなんですが、しかしどいつもこいつも可愛げのないうざったい子ばかり、特に生き残った重苦しいおかっぱ頭の子が非常に最もうざかったです(笑) 「陰陽師」の伊藤英明はガタイもいいしイケメンなのに気の毒なくらい演技がヘタでした。でもイイ役者になりましたなあ、「海猿」のアクションシーンも迫力あってかなりイイし、サイコな殺人鬼まで魅力的に演じられるようになったんですねぇ。 本作は蓮見という人物を見せることに徹しているのが良いのです、レクター博士まで思い出させた本作、ラストのTo be continuedがなんかうれしい、ほんとに続編が観たいですね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-17 00:26:17)
316.  ナイト&デイ 《ネタバレ》 
スパイアクションシリーズのイーサン・ハントとジェイソン・ボーン。 巻き込まれキャメロン・ディアスといい、ハントのトム・クルーズがボーンをパロってるようでもあり、確実に老いを感じずにはいられなくなった二人のスター俳優の心意気が良いです、俳優としていい年のとりかたしてると思う。 おバカスパイアクション映画とでも言ったらよいでしょうか、小難しいこと抜きで楽しめる娯楽作品でした。 もっと早く観るべきでした、楽しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-09-05 22:22:34)
317.  おとなのけんか 《ネタバレ》 
あー面白かったぁ~ いかにもアメリカ的なコブラーという焼き菓子、日本でいったら鬼まんじゅうですな。 ジョディオリジナルのコブラーは見るからにまずそうで、それを4人でバクバク食べ始めたあたりから、相当ブラックなコメディなんだろうと感じました。 ハムスターも子供二人も何事もなかったように愉しんでるラスト、これが答えというか 全てですね。オープニングもラストも子供たちを遠くから見ているようなカメラワークが素晴らしいです。 「おとなのけんか」はシニカルな大人の映画でした、ただピークをゲロにしちゃったのが残念、これがなければ9点でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-01 15:33:40)
318.  八日目の蝉 《ネタバレ》 
ここでの評判が良いようなので鑑賞してみました。 実際にあった事件を題材としていると思いました、誘拐ではなく放火して子供だけ死んでしまったというところが違いますが、そこに至るまでが酷似しているの、実在の夫婦も離婚はしなかったですね。私としては信じられないけど。 二人の女からは母性は感じません、女同士の意地です。男は憎くない、しかしお互い向こう側にいる女が憎くてしょうがないんですな。 まずびっくりしたのは秋山家の乱雑さ汚さ、片づけられず清潔な家を維持する能力がなく、初産の生後4か月の子供を家に置いたまま出かけられるという信じがたい神経と思考を持つ女と、無謀にも不倫相手の子供を妊娠し、当たり前のように名前まで決めている、結局中絶を決めたのは自分自身であるのに被害者意識のカタマリの女。避妊は女の責任ですし、そもそも希和子は望んで妊娠したわけですよ。 そういう女二人が奪い合う男とはこんなものです。 結局一人では手に負えずわけのわからんカルト教団に逃げ込む希和子、余るほどの女手があったから子供は無事育った。 実母も希和子も子供のことよりも自分が優先、誘拐も逃亡も完全に希和子のエゴだし、潜在的な復讐ですよ。公判での「感謝しています」とは恵津子への嫌味のなにものでもないわね。この期に及んでよく言えたわね、盗人猛々しいとはこのことですよ。 業の深い二人の女の憎しみが基盤の中で生まれ育ち、布団敷きっぱなしの雑然とした部屋に住み、不倫相手の子供を妊娠する恵里菜、実母と希和子をしっかり受け継いでしまった。 しかし千草の登場がきっかけとなり、恵里菜が自分の過去と向き合い、そこから解放されるという成長ものだと思います。八日目の蝉とは恵里菜のことだと思いました。 しかし負の連鎖はまだ続く、過去に恵里菜にすがる千草、二人でエンジェルホームしないことを願いながら観終わりました。 えーっと、希和子に同情がいくようなキャスティング、演出でテーマが見えにくくなっていると思います、ここが大きなマイナスです。 
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-25 12:25:56)(良:2票)
319.  スリーピング ビューティー/禁断の悦び
も~~まったくの期待外れ、だから何が言いたいのかしたいのか、何を訴えているのか、そういうところが全く描かれてません、それどころか人物描写すら満足にできてないです。コレ映画ですか?ド素人が撮ったとしか思えません。 絵的な美しさにだけこだわってる感じ、しかしカメラワークが単調で退屈です、奥行きを感じない映像といいますかね。 川端康成に影響受けたらしい題材はいいのに残念すぎる映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2013-07-06 22:59:02)
320.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》 
ジョニーお得意の真面目で陰気なおとぼけ演技が最高です。 セットも相変わらず良いですね、「シザーハンズ」とか「スリーピーホロウ」とか「コープスブライド」を思い出しました。 おもちゃ箱ひっくり返したような映画、ティム・バートンの好きな物全部出しましたみたいです。 娘役のクロエなんとかちゃん、いいですなぁ。彼女は・・・だったのが予想外で、コレってもしかして作中、最大のネタですかね。 ミシェル・ファイファーの70年代風もいいし、本家バンパイアのクリストファー・リーがうれしいですね、エヴァ・グリーンのモンスターっぷりよ、すごく楽しんでやってる感じ。女優がみんなかわいいです、魔女と幽霊とモンスターと人間が普通に共存してる世界っていうのがいいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-05-04 16:49:18)
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