301. タイタンズを忘れない
《ネタバレ》 一致団結と見せかけて合宿の後でまた問題が起こったり、決勝の直前にハプニングがあったりして常道なのに飽きさせない展開はうまいと思う。 7点(2004-10-08 22:14:06) |
302. 六月の蛇
適度にわかりずらく、適度にエロい。2度見て、黒沢あすかがやっと美人に見えた。 5点(2004-10-08 22:05:15) |
303. キル・ビル Vol.2
2作に分けないほうが良かったんじゃないかな。予定通り1作にまとめて編集しだいによっては、とてつもなくおもしろい映画に化ける可能性はあったと思う。そこは我慢しましょうよって言える人がタランティーノのまわりにいなかったのが残念だ。あとユマ・サーマンの胸が大きくなっているような気がする。 6点(2004-10-08 21:52:54) |
304. ヒポクラテスたち
監督自身が医大生だったことを知ると、すごくリアリティーのある 群像劇に見える。寮での雰囲気や学生の台詞1つ1つが活きている。 悩める医大生たちを単純に美化するわけでもなく、答えなどなく悩めるままの姿を 描いてるのがいい。また、20年以上経った今だから言えることだけど、今は有名な役者たちも当時は若く新鮮な姿が、医大生の役とかぶってて面白い。 7点(2004-09-22 20:13:42) |
305. 東京ゴッドファーザーズ
出来すぎてる展開の映画は嫌いじゃないけど、この作品の場合は “あざとさ”目立ちすぎていた。「ここでこうつなげれば面白くない?」みたいなノリの脚本家たちの声が聴こえてくるようだ。「この看護婦が実はギンの娘にしてー」とか「ここで越路吹雪を歌わせよう」みたいな狙いがバンバン伝わってきた。 オープニングのスタッフ紹介からして、「どう?センスあるでしょ」的な匂いがして 受け付けなかった。終わり方もイマイチ。エンドロール後にエピローグがあるのかと 期待してたのに。テンポと清子という名前は良かった。 6点(2004-09-18 20:47:01) |
306. ツィゴイネルワイゼン
まるで夢のような無秩序をひとつひとつ絵のつながりだけを見ているようだった。 理解しがたい絵もあれば、見惚れる絵もあった。 [DVD(邦画)] 8点(2004-09-15 11:40:47) |
307. 情婦
《ネタバレ》 実に人の目なんてあてにならないものだ。 [映画館(字幕)] 9点(2004-09-10 18:56:43) |
308. ファインディング・ニモ
字幕と吹き替えで迷ってしまって、結局交互に切り替えながら見てた。 ディズニー映画で字幕だと味気ないし、吹き替えのノリさんの声は違和感があるし。吹き替えに、しかも主役にタレントを使うのはNGだと思う。でも、ストーリーは楽しめた。子持ちならもっと感動できたと思う。 7点(2004-09-04 22:50:29)(良:1票) |
309. きょうのできごと a day on the planet
<幸せも不幸も、楽しいことも悲しいことも長くは続かない。それが日常だし 日常って変化していくものだと思います。そのひとコマが映画だったりするわけで。 でもあたりまえの毎日が、実はすごく意味があるんだよっていう素敵な映画だと思います>はい、これは柏原君のコメントなんだけど、実にカユイところに手が届いたコメントだと思います。クジラの座礁を見つめる女の子も、壁に挟まった男も、変な髪形にされた男も、恋人の昔話を聞いた女の子も、みんな平等に今日が来るわけで・・・。分からへんけど、いい映画だと思いました(笑。 8点(2004-09-04 22:30:04)(良:1票) |
310. キューティ・ブロンド
いちばんよかったのは、エルの人当たりの良さ。美容院の店員や恋敵にさえ 、分け隔てなくやさしくできる。そんなエルの心のでっかさが印象に残った。 7点(2004-08-31 11:21:54) |
311. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
映像鑑賞用の映画とわり切ったほうが楽しく見れる。よくぞここまで作りあげたねー、ストーリーはあってないようなものだけどっていう感じ。 6点(2004-08-27 09:53:13) |
312. アンツ・イン・ザ・パンツ!
ポコチンがしゃべる設定から、あれだけの 完成度にまで持ち上げたのは見事。 ただポコチンがしゃべるだけの作品じゃない。 ドイツで大ヒットしたのも納得。 ポコチンがしゃべるだけでも愉快なのに、 ところどころで小ネタも冴えてる。 ポコチンがしゃべる主人公もよかったけど、 悪友のレッドブルや女友達のリザもいい。 ポコチンがしゃべるネタを、10代の男の子特有のメタファーとして 昇華させているところも興味深い。ポコチ 7点(2004-08-26 11:25:09) |
313. 処刑人
見るのは2回目だけどやっぱり面白い。 デフォーの登場シーンから笑える。 脚本は良く出来てる。 兄弟の処刑法を、後からデフォーの推理を通して 見せるところがいい。 法では裁けない悪人を“神の子”マクマナス兄弟が裁き それを法の番人デフォーが見る構図はおもしろい。 8点(2004-08-10 19:38:37)(良:1票) |
314. スパイダーマン2
《ネタバレ》 ハードルの設定を間違えてしまった。最初は不快なだるさを感じつつも、期待の大きさゆえに面白いと言い聞かせて見てた。けどそれも1時間が限界。いくらなんでもわかりやす過ぎる。安易過ぎる。隣で見てた小学生でさえあくびが絶えなかった。観客をバカにしてるとしか言いようがない。ひねりのかけらもない、見えすいたヒーローの苦悩と復活。無駄に長く、伏線臭い叔母さんの話。ここはあえてムキになって、思いつく限りのツッコミどころを挙げる。まずMJ。心が揺れすぎ。ピーターか宇宙飛行士かはっきりしろよ。よりによって結婚式当日に気が変わる女。自分勝手すぎ。次に悪役。武器がダサい。空飛べよ。移動するたびにあんなに目立ってたら、もっと街はパニックになってるはずだ。ラストで死ぬのも疑問。核を河にしずめてから脱出できたはずでは?最後にピーター。どうしてスパイダーマンスーツが新聞社にあるのがわかったのだろうか?そこのところ描写が足りない。よかったのはエレベーターに乗る気まずそうなスパイダーマンと列車の乗客がスパイダーマンを守るシーン。3では下手な小細工はなしで、魅力的な敵と強いスパイダーマンを見せてほしい。 4点(2004-08-01 19:58:31) |
315. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 誰が車に乗っても、また誰も乗らなくても、3人の人生にはそう大差ないだろう。 なぜならすでにあの頃から3人のパーソナリティーは確立していたから。 もし車に乗ったのがジミーだったとしたら、結局グレて悪いやつになるだろう。反対にショーンなら正義感に目覚めて警察官になっているかも知れない。デイブが車に乗らなくても、もともと不器用な性格は変わらないだろう。 5点(2004-07-31 11:20:56)(良:1票) |
316. ワイルドバンチ
いい意味でも悪い意味でもワイルドな映画。 良く言えばリアルで悪く言えば大味。 ラストの銃撃シーン、人がドミノ倒しのように銃弾に倒れる。 その中でどさくさにまぎれて、死んだフリすれば生き残れるんじゃないか と考えていた。そう思うのは作品に入り込めなかった証拠だろう。 6点(2004-07-26 23:50:15) |
317. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
退廃的な都会の雰囲気が懐かしい、80年代アメリカ。 「こういう男、クールでしょ?」的な匂いがバンバンしてくる。 あー、カッコいいよ。ジェフ・ブリッジス最高にクールだよ。トム・クルーズが演じたらイヤミになるし、ニコラス・ケイジだとお笑いになるだろうね。 [DVD(字幕)] 9点(2004-07-26 00:26:29) |
318. 華麗なるヒコーキ野郎
このころのレッドフォードは本当にブラピによく似ている。 底抜けに明るいレッドフォードがとても魅力的だ。 飛行シーンは命がけでよく撮れていると思うけど、 カナシイかな(無粋かな)CGやアニメで見慣れているせいか ちょっと物足りなかった。 6点(2004-07-25 18:26:09) |
319. ゴーストワールド
ゴーストはイーニドだったわけだけど、それでもイーニドが生身で生きられる社会の懐の深さを信じたいと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2004-07-25 16:25:53) |
320. ミッドナイト・ラン
マービンを筆頭にFBIの捜査官や主人公のウォルシュでさえつめが甘く抜けている。それがおバカさんというか昔懐かしい最後の大味的なおおらかさとしてこの映画は価値があると思う。そしてウォルシュと家族の再開シーンがこの映画の決め手となっている。 [ビデオ(字幕)] 9点(2004-07-21 19:38:29) |