301. カサンドラ・クロス
開始たった10分で、これほど完璧に引き込まれてしまった作品はない。列車の中という舞台の疾走感を存分に活かし、ホラーのような印象すら与える、細菌兵器や鉄橋の描き方も相俟ってサスペンスを盛り上げまくる。だが、この映画のMVPはJ・ゴールドスミスの音楽ではないだろうか。ここぞとばかりに鳴らしまくり、もう気合入りまくり。これでもか、と盛り上げまくる終盤のスコアは神懸り的ですらある。恐らく本人も、『ポセイドン・アドベンチャー』『タワーリング・インフェルノ』並みのヒットになることを期待していたのだろうが、結果は……。 [ビデオ(字幕)] 9点(2009-01-01 02:55:37) |
302. 隠し砦の三悪人
《ネタバレ》 多彩な登場人物、ツボを踏んだ展開、そして名台詞「裏切り御免!!」でのどんでん返し…何と言うか、もう文句のつけようのない安定感を持った冒険活劇。しかし、どうしても気になってしまうのはラストシーン。あまりにも順当に終わりすぎしまったというか、もう少し劇的なものにならなかったものか。やっぱり、これでいいのかなぁ… [DVD(字幕)] 7点(2009-01-01 02:38:30) |
303. 顔のない眼
《ネタバレ》 「見せること」「見せないこと」がしっかりしている映像作りで、おどろおどろしさの演出には成功していると思う。ただし私は、あまり音楽を使わない演出が、ストーリーの盛り上がりを損ねているというような印象を持ってしまいました。『悪魔のような女』の時も同様のことを思ったので、どうやら私の肌にはフランスのホラー、サスペンスは合わないようです。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-01 02:32:51) |
304. 帰ってきたドラえもん
《ネタバレ》 当時小学生だった自分は、最初にのび太がドラえもんに泣きつく場面で早くも泣きかけ、恥ずかしくて我慢しようとしましたが、ジャイアンに立ち向かうのび太を見て完全に涙腺が崩壊してしまいました。。「ドラえもんが、安心して、未来に、帰れないんだっ!!」・・・生涯でこれほど泣いた映画には今後も出会うことはないでしょう [DVD(字幕)] 9点(2009-01-01 02:28:08) |
305. 回路
《ネタバレ》 もう少しでトンデモ映画になってしまうような脚本の展開を、ギリギリの線で一級のホラーに持っていっていると思う。しかし、評価のし難い作品。給水塔(?)から落ちる場面には戦慄したが [DVD(字幕)] 6点(2009-01-01 02:23:12) |
306. 海外特派員
《ネタバレ》 期待しすぎたかもしれない。雨の中の殺人シーンはショッキングでしたが、逃亡のシーンはめまぐるしすぎで、退屈させない反面特に印象に残るシーンもなかった。そして、あのクライマックスのチープさが… [DVD(字幕)] 5点(2009-01-01 02:20:21) |
307. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 最高傑作。前半だけでも素晴らしい人間ドラマだが、それを遥かに凌駕する中盤以降の怒涛の展開には、もう震えが止まらなかった。泣ける映画は数あれど、思い出すだけで泣けてしまう映画はそうはない。全身に雨を浴びるT・ロビンスと、最後の美しい太平洋の画は、一生忘れないだろう。 [ビデオ(字幕)] 10点(2008-12-14 20:24:53) |
308. クローバーフィールド/HAKAISHA
これは、スターツアーズやストームライダーと一緒です。劇場で“体験”しなければ何の意味も持ちません。この作品を新宿のバルト9で体験できたことも幸運だった。興奮して映画館を出て目の前に飛び込んできた夜の街並みが、あれほど恐ろしく見えたことはなかったなぁ。 [映画館(字幕)] 8点(2008-12-14 20:16:40) |
309. ボーン・コレクター
《ネタバレ》 緻密な演技が光るデンゼル、美しく有能なアンジェリーナ、そして度重なる猟奇殺人…。二転三転する展開、そして遂に、真犯人の影がデンゼルの部屋へ迫る。ドアからの覗くその姿は… お前誰だよ!!! いや、お前誰だよ!!!! [地上波(吹替)] 4点(2008-12-14 20:06:07) |
310. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 見せ場とアクションシーンの緻密な編集によるシークエンスで構成され、月並みな言い方だが、全く飽きさせない作品。これ以上編集を細かくすると、それこそ「スプレマシー」のカーアクションのようになってしまうだろうから、これがギリギリのラインだと思われる。そういう点でも、スピード感という面では行きつくところまで行ったアクション映画、といった感じ。MI:2などとは対照的に、プロによるプロのためのアクションを魅せてくれた監督に感謝です。 [DVD(字幕)] 9点(2008-12-14 20:00:50) |
311. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 アクション映画でありながら、ラストのカーチェイス意外に大掛かりなアクションシーンが存在せず、にもかかわらず展開は面白くて、退屈はさせられないというよくわからない映画。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-14 19:55:37) |
312. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 前半の謎の提示、最初の殺し屋との息つく暇のない対決で期待させられてしまうが、後半がそれに応えられるだけのデキになっておらず、残念。特に、ラストの階段での銃撃戦…あれじゃ骨が砕けてるって。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-12-14 19:51:52) |
313. ホーム・アローン3
これをシリーズで初めに観たからか、普通に楽しめた覚えがある。悪役を4人にしたことで、痛みも分散されてていい。このくらいで十分だよ(汗) [ビデオ(字幕)] 6点(2008-12-14 19:46:50) |
314. ホーム・アローン2
《ネタバレ》 前作と違い、確かに面白いのだがそれよりも「カタイ」「イタイ」というイメージが先行してしまう本作。その原因は…言わずとも、レンガとハンマーの所為。 [地上波(吹替)] 6点(2008-12-14 19:44:31) |
315. ホーム・アローン
《ネタバレ》 小学生の頃に観て、自分を映画好きにさせてくれた思いで深い作品の一つ。兄弟の数が多すぎる余り、主人公が親から忘れられてしまうという設定が一番衝撃的だった(笑) [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-14 19:42:14) |
316. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 編集が明らかに意図的・恣意的で鼻につく。ヘストンがかわいそう。 [地上波(字幕)] 5点(2008-12-14 19:38:27) |
317. 暴走パニック 大激突
《ネタバレ》 各キャラクターのフラストレーションが爆発し、芋蔓式にカーチェイスの規模がでかくなってゆくラスト20分は、やはり一見の価値アリ。尺の長さも丁度よい。 [ビデオ(吹替)] 7点(2008-12-14 19:35:42) |
318. 暴走特急
皆様もおっしゃられている通り、ある意味唯一無二な映画。セガールの余りの強さを見せ付けられ、終盤には悪役の方に同情してしまっていること間違いなし。ヘリコプターのドアに指をちょん切られ、「ラーバァーック!!」と落ちてゆく悪役。もう笑うしかない…。脚本家は『クローバー・フィールド』の人なわけですが、なる程、怪物の元ネタはセガールだったんですね。 [地上波(吹替)] 7点(2008-12-14 19:33:12) |
319. 暴走機関車
《ネタバレ》 まさに男の映画。所長に向かってひたすらに吠えまくるジョン・ボイトに三船が重なった。デモーネイもこの頃から美しい。でも、ラストはやっぱり投げられた感... [ビデオ(字幕)] 7点(2008-12-14 19:26:52) |
320. ポンヌフの恋人
素晴らしい映像と、ちょっとどうかなと思う話の展開とが半々ずつぐらいでした… [ビデオ(字幕)] 6点(2008-12-14 19:24:25) |