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プロフィール
コメント数 639
性別 男性
年齢 63歳
自己紹介 SF・ホラー映画が主に専門です。
インターステラーは私が生きている間にちゃんとした感想を投稿します。
2022年3月31日で会社を定年退職しセカンドライフが始まりました。劇場通いは年に100本を目指したいと思います。

2025年。退職してもうじき3年。だんだん劇場よりサブスク視聴の割合が高くなってるような気がする。劇場は年に50本でもきつそう。。。

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301.  ディストピア パンドラの少女 《ネタバレ》 
この映画はメラニーと言う少女に尽きる。なんと言うか、怖い。冒頭の収容施設での如才ない振る舞い。生き残るための必死さが伝わってくる。自分に優しくしてくれる人間には大変愛想がよい。あまりにも利発と言うかクールだ。全てが自分が生き残るための計算づくではと思えてくる。クライマックスで、博士から抗体を作るための献体となる事を説得された際に「大好きな先生を救うためよ」と言われて「なぜ人間を救うために私が死ななくてはならないの?」と返すのは、安易な自己犠牲がやはり受け入れ難いからだ。その後の展開は真菌と共生している身としては当然の行動だが、感染したら理性を失う先生は助けなければならない。真菌と共生した子供達で新たな文明社会が築けるかどうかは分からないが、子供達の先生役として生かされている先生もそのためのコマに過ぎないのではと思うとちょっとゾッとする。そこは大好きな先生の授業を受け続けたいと言う子供なりの想いだと信じよう。荒廃したロンドンの街並みや音楽も良い。一つの世界はちゃんと描いていたと思います。
[映画館(字幕)] 7点(2017-07-01 15:13:23)(良:1票)
302.  こどもつかい 《ネタバレ》 
これは意外なくらい良く出来ている。子供の虐待がテーマなので見ていて愉快な作品ではないが、「子供を虐める大人には情け容赦など無用」と言うホラー映画なりの過激なメッセージと考えれば理解できる。いや理解できなくもない、か。あくまで映画だからね。最近の清水崇監督の作品ではトップクラスだと思う。賛否両論あると思うが私は支持します。
[映画館(邦画)] 7点(2017-06-25 16:46:25)
303.  22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 
ミステリーとして見ると展開が容易に読める(もちろん全てではないが)のが難点だが、エンタテイメントとして見ると無駄なシーンが全くなく一気に最後まで見せるのが大変良い。ところどころ非現実的と思えるシーンもあるが、それもエンタテイメントとして割り切れば特段の支障はないです。力作。
[映画館(邦画)] 7点(2017-06-17 15:29:34)
304.  LOGAN ローガン 《ネタバレ》 
これは確かに凄い。ヒュー・ジャックマンがR指定にこだわったのも納得だ。個人的にはチャールズを失った後のローガンの壊れっぷりが痛々しくて見てられなかった。
[映画館(字幕)] 8点(2017-06-11 16:33:24)
305.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 《ネタバレ》 
前作のバカバカしい演出が気に入ってたんで今回も期待してたんだけど、前作同様のバカバカしい演出はオープニングまでで、以降は時折笑うシーンはあるものの、基本はシリアス。クライマックスも泣かせる演出に走ってしまい個人的には残念な作品でした。まぁウォークマン壊されて、代わりにもらったのがズーンと言うレトロ感は悪くないけど。
[映画館(字幕)] 6点(2017-06-04 19:04:53)(良:1票)
306.  スプリット
まぁ、「アフターアース」や「ヴィジット」に比べればマシだわな。「結末は誰にも言わないで」については、お話と全然関係ないじゃん?言っても支障ないと思うけど言うなと言う事なんで何も言いません。しかしシャラマン復活か?と言われれば「それは遠い」と言わせていただきます。
[映画館(字幕)] 5点(2017-05-27 16:46:07)
307.  メッセージ 《ネタバレ》 
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品は「複製された男」で心底懲りたんで、もう見るまいと思ってたんだけど、今年これと「ブレードランナー2049」の2作品を手がけるとあって、期待はできないけどとりあえず見てみようと思ったわけです。普通、期待度が低い作品は見ると「意外に面白いじゃん」となる事が多いんだけど、本作は率直に期待通りにつまらなかったです。前半はまだSFっぽかったけど、クライマックス以降の展開は「これファンタジー?」としか思えない肩透かし展開。なんでこうなるのかなぁ。これSFじゃないよ。「ブレードランナー2049」の出来栄えに大いに不安が高まる作品でした。まぁそれでも見るけど。
[映画館(字幕)] 4点(2017-05-26 17:17:43)
308.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 
原作未読。映画も過去作は一切観ていない完全なる一見さんです。が、これはダメだ。全く受け入れられなかったです。冒頭の義体とやらが何となくエクス・マキナっぽいのはまだいいとして、その後の展開のブレードランナーとマトリックスの合体っぽいビジュアルには何の感銘も受けなかった。ちょっとロボコップも入ってるけど。おそらく原作はもっとオリジナリティがあると推測されるが、多分監督に想像力が足りないのであろうと思われる。ところで、モトコとヒデオってひょっとして新井素子と吾妻ひでお?
[映画館(吹替)] 4点(2017-04-15 22:39:26)(笑:1票) (良:1票)
309.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
まぁ色々詰めの甘い点もあるし何よりもラストが甘すぎるんだけど、そこに目をつぶれば一応の見応えはある作品でした。シチュエーション物として見ればかなりの物です。久々の映画館でハードルが下がりまくっていたからかもしれませんが。ただ私なら絶対に許さないよ。何があっても。
[映画館(字幕)] 6点(2017-03-26 17:38:28)
310.  マグニフィセント・セブン 《ネタバレ》 
まぁ2時間退屈はせずに観れます。7人のメンバーに東洋人やインディアンまで加わってしまうところは今風ですね。最近は西部劇と言うとタランティーノ作品しか観てなかったんで、撃たれても血がドバーッと吹き出ないのを久々に観ました。こっちの方が普通なのかな?
[映画館(字幕)] 6点(2017-02-05 19:29:35)
311.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 
IMAX3Dにて鑑賞。正直意外なくらい面白かった。IMAXで観る価値もあると思う。まるで魔法のような世界。って魔法なんだから当たり前だけど。本作は悪役が平板で魅力もない、敵のボスなんて名前も覚えてないくらいだけど、個人的にはそれは許容できた。本作は主役のストレンジが物質世界の頂点である天才外科医から精神世界の頂点である魔術師に開眼するドラマである。敵は付け足しに過ぎない。ひとたび魔術の世界に目覚めた彼の前には敵のボスとてザコキャラに過ぎない。この男に目をつけられたら「まいった」と言うまで一生嫌がらせを受けそうだ。
[映画館(字幕)] 7点(2017-01-29 15:15:32)(良:1票)
312.  MERU メルー 《ネタバレ》 
この映画、実話を基にした映画だと思ってましたが、よく見ると監督、撮影、出演も全部本人達。純然たるドキュメンタリーでした。登山のアタック映像にインタビュー映像を交えて淡々と進んでいきます。何と言うかNHKとナショナルジオグラフィック共同のドキュメンタリー番組を見てるかのような感覚です。それなりに面白く見れますが、3人の行動を振り返ると、頂上まで100メートルの所で「ここで登頂を強行すれば生きて下山できる見込みは低い」と判断して撤退したのは恐ろしいほどの判断力だった。だから今も生きているのだと思うが、最後の登頂に半年前に重傷を負ったレナンを連れて行ったのは正しい判断と言えるのか。また彼が明らかに異状な状態になった時に撤退しなかったのもどうなのか。私には結果オーライだったとしか思えなかった。が、登山家として、また友人としてそれしか決断できなかった事は分かる。が「生きて帰ってこその登山」と言う彼ら自身の掲げる原則と照らし合わせてもそこはやはり疑問に感じる。 んー、どうなのかなぁ。良い作品なんだけどねぇ。
[映画館(字幕)] 6点(2017-01-14 15:41:10)
313.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
観るまでに5ヶ月かかってしまいましたが別に他意はないです。満員がいつまでも多く自分のお気に入りのポジションがなかなか取れずに気がついたら年末になってました。この度ついに観ましたが劇場はいまだにほぼ満席です。凄いね、これは。250億のアナ雪も越えるんじゃないか? 観た感想としては普通に良く出来てます。細かい事を言えばキリが無いが、そんな重箱の隅を突つくよりも、良い作品がヒットしたと言う事実を素直に認め称賛すべきだと思う。2016年は本当に邦画の当たり年でした。
[映画館(邦画)] 8点(2017-01-09 13:56:17)
314.  グッドナイト・マミー(2014) 《ネタバレ》 
久々の正統派マジ怖系ホラー。包帯ぐるぐる巻きの母親と双子の兄弟。舞台は郊外の立派なお屋敷。で、母親の様子がどうもおかしい、元々は優しかった?ようだが、時折虐待めいた事をしてくる。どんな展開なんだろうと思ったらこう言う事ですか。なるほどだけど、グロ描写(特に虫系)が結構きつく、見てて不愉快になる作品でとてもじゃないけど人にはお勧めできません。それでもオーストリアのこの手の作品は嫌いじゃないです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-08 22:59:59)
315.  ムーン・ウォーカーズ 《ネタバレ》 
この映画は中盤に出てくるパータレ監督の作った「はねる」と言う作品のバカバカしさに尽きるでしょう。ご丁寧にもラストにも出てくるし。デブがはねるだけと言う作品に何年もかけると言う行為は映画監督でなければ出来ないと言うのは確かにその通りです。ある意味「映画万歳」を訴えているのでは?と思ったけど、もしかしたら違うかもしれない。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-01-08 22:50:10)
316.  ゾンビ・ガール 《ネタバレ》 
このゾンビになった女の子のような独善性と支配欲の強い人って決して珍しくないんだけど、ゾンビになっても全く変わらないってのが本作の特徴ですね。ひょっとして自分がゾンビになった事にも気づいてないのでは?と思ったがさすがにそれはなかった。終盤、新しい彼女の存在に気づいて怒りが爆発するシーンは滑稽だが哀れみもある。結局のところどうすれば死ぬの?この人たちは。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-01-08 22:40:54)
317.  バイオハザード:ザ・ファイナル 《ネタバレ》 
一見さんに優しいこのシリーズ。1さえ見てれば、いやこのファイナルが初めてでも全く問題ないです。最初に丁寧に解説が入ります。逆に言うと2~5は全く話に進展がなかったとも言えます。と言う事で見る前にハードルを思い切り下げてるんで期待を下回る事がありません。それなりに割り切って見れば2時間退屈する事もないです。6点を標準で見て、ミシェル・ロドリゲスの出演がないので-1点。ローラの扱いが中島美嘉以下なので-1点。合計4点が良いところでしょう。ご都合主義のラストはもはやお約束なので減点しません。 ところで本当にこれが最後だろうね。もし作ったら次はスタートを4点にするよ。
[映画館(字幕)] 4点(2017-01-07 18:20:13)
318.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
ターキン総督とレイア姫の登場を見ると、もはや映画で出来ないことはないなと思うが、確かこの方面のCG使用には厳しい制限があったはず。今回はそれをクリアしての事だろうと推測する。映画自体について言えば前半は展開ももたつきなかなかノリが悪かったが、後半になるにつれて尻上がりに面白くなった。一言で言えば「デススターの設計図を盗む」と言う事がいかに大変であったかと言う事だろう。ギャレス・E、確かにゴジラよりははるかに良い仕事をしています。
[映画館(字幕)] 7点(2016-12-30 11:19:53)
319.  この世界の片隅に(2016)
素晴らしい。傑作。作品についてはもうこれ以上何も語る必要がないが、能年玲奈ことのんについて。声が完璧に合っている。しゃべれない、演技もアドリブもからっきしなんで今後を危うんでいたが、この作品は奇跡的なまでのハマリ役だった。是非これをきっかけに再起して欲しい。
[映画館(邦画)] 9点(2016-11-26 17:31:57)
320.  聖の青春 《ネタバレ》 
イマイチ、いやイマニかな?実話にフィクションを織りまぜるのは良いが、色々と中途半端。両親との関わりも希薄だし古本屋の女子店員との関わりもブツ切れのまま。なんと言うか一本の映画を「見たなー」と言う満足感がないです。映画としては4点クラスだけど、相変わらず端役もきちっとこなす染谷将太と、荒崎学と言うハチャメチャなキャラクターに気持ち良く?OKを出した先崎学9段に敬意を評して5点で。
[映画館(邦画)] 5点(2016-11-23 14:56:43)
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