Menu
 > レビュワー
 > envy さん
envyさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1281
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234567891011121314151617
投稿日付順1234567891011121314151617
変更日付順1234567891011121314151617
>> カレンダー表示
>> 通常表示
321.  ゴーストライター 《ネタバレ》 
えーっと、雰囲気と映像は大変良いですね、そこはさすがポランスキーです。 観る前は「フランティック」みたいなのを期待したんですが、ハズレてしまいました。 なにかと出てくる前任者の残した原稿、コレの使い方が何か中途半端です。 CIA絡みのサスペンスは自分なりに頭の中を整理する必要があるものが多いのですが、それ以前の問題という感じです。 そもそも、そうまでして自伝を出す理由はなによ? 知られちゃ困ることがそのまんま放置されてるってなによ? ゴーストライターの存在の意味さえよくわかりません、ユアン・マクレガーは氏名も無いままでしたし。 なんだか焦点がぼやけてしまって、話の核が見えにくいのです。 CIAの日常的な陰謀を傍観させられたみたいな気分です、なので面白い映画ではなかったですね。 ユアン・マクレガーはイケメンだけど強烈な個性、イメージが無いぶん、いろんなジャンルの映画、役柄になんなくハマる人ですね、ポランスキーの映画とも相性がとてもイイんじゃないかと思います。脇もなかなかの俳優が顔を揃えていますが、キム・キャトラルは完全にあて馬でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-17 21:25:03)
322.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 
トム・クルーズはやっぱりスゴイのです、ミスターハリウッドです。 シリーズ全て観てますが、本作のようにチームのひとりとしてのイーサン・ハントというのは初めてじゃないかな。そのチームの面々も個性がきっちり描かれていて、そこが本作の魅力でもあると思います。 ハイテクアイテムもハラハラのアクションシーンも一級品で、珍しく黒幕の存在は無く、最初から敵が明確であり、核ミサイルを阻止するという単純明快な内容もこの場合良い結果になったと思います。 難を言えば、女の殺し屋はヒジョーに魅力的でしたが、「コバルト」ね、イーサン・ハントとあんなふうに互角に殴り合える相手には見えないんですけど。 敵役にアクの強さが足りなかった気がします。 それと、長官が撃たれたシーンは少々強引のような気はしました。 なんだかんだ言っても、全編に散りばめられたユーモア、おとぼけが絶妙だし、痛快娯楽大作として見事なデキだと思います。  
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-12 15:41:44)(良:1票)
323.  スリーデイズ 《ネタバレ》 
真相はどうなんだ?を最後までひっぱるところや雰囲気が「告発の時」と同じですね。ハリソン・フォードの「逃亡者」とよく似たシーンがありました。  巧妙なワナや仕掛けがあるわけでもない、行きずりのずさんな殺人事件にも関わらず、ずさんな捜査で冤罪のうえ、大学の先生というド素人の脱獄、逃亡は成功しちゃうし、あの頼りにならない弁護士。つまり一般市民を守る立場の方々の無能さを見せたかったわけね。 ポール・ハギスらしいプロット、演出で最後まで緊張感があり、引きずり込まれて一気に見入ってしまいます。 しかしですね、何と言ったらよいのかわかりませんが、なんかこう抵抗を感じるといいますか、最初から最後まで腑に落ちないものを感じました。 まずあの奥さんなんですが、「やったのか、やってないのか」という疑惑をこっちに持たせようとしているのがミエミエなんですな。 最初に出てきた時、奥さんというより愛人かと思ったもの。あえて善人顔ではない悪女顔の女優にしているのよ。 完成度は高いし8点以上の作品だと思うけど、あちこちにこなれた感が漂い、それが確信的といった感じで鼻につくんですよ、ココが私にとって大きなマイナスでした。 素直に良かった~と感動できませんでした。 ラッセル・クロウの苦悩と強い意志を感じる表情は良かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-06 01:16:00)
324.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
ナタリー・ポートマンの演技は苦手です、観ていると苦しくなってきます、リラックスして観られません。しかし本作ではその演技が最大限に生かされていると思いました。 コレはまさにナタリー・ポートマンのための映画です、ナタリーそのものだといっていいと思います。 「もう12歳じゃないのよ」というセリフも「もう『レオン』のマチルダじゃないのよ」ともとれてしまいました。 秀才の優等生女優ナタリー、キレイで知的だけれどセックスアピールが足りない。 色気というのは努力とか演技力ではどうにもならないわけです。 黒鳥を魅力的に踊れないことでどんどん追い詰められていくニナを演じ、オスカー受賞となりました、ナタリー自身が解放、脱皮できたんじゃないでしょうか。選考する側もよくわかってらっしゃる、粋な計らいだと思います。 さて、映画のニナですが、自分を解放することは男遊びするより母親からの解放ということだと思うんですが、ああすることでしかそれができなかったとは哀れです、しかしニナにとっては最高の幕引きであり、良いラストでした。 ピンクとグレーの映像が結構スタイリッシュに感じたんですが、ピンクがかった場面はモヤ~と不安げで、ホラー映画のようです。 話の展開といい、コレはまぎれもなくホラー映画、母親役のバーバラ・ハーシーもハマってるし、スピード感もあり、一気に観られる映画でした ナタリー・ポートマンはホラー映画が似合う女優だと確信しました。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-22 02:23:13)
325.  告白(2010) 《ネタバレ》 
昨晩、放送していたので今回は初見時より真面目に観てみまして、レビューも書き直しました。 何をいまさらという気持ちはやはり変わりませんし、男が男として機能してない、父親の役割がどっかいっちゃってます、こんなふうにしたのは女の責任かもね。  中1から中2という人生でいちばん厄介な年齢の上、知らなければいけないことには興味のない頭でっかちで自己中極まりない胸くそ悪いガキたち、しかし子は親の鏡です。 知識を得ようともしないからHIVというだけであの騒ぎです、バカです。 爆弾が爆発したことを確かめもせずパニックになる、バカです。こういう時こそネット使って確かめなさい。 ラストの森口先生の「なあんてね。。」で爆発はしてないことがわかるんですね、その前に時限装置は解除したと言ってるじゃない。 森口先生は誘導しただけで、犯人二人は人として未熟さ故にパニくって彼女の思い通りになるわけです。 未熟といえどもその年齢に相応しい知識と心も持ち合わせない、どう育てたらこうなるのか、そこがいちばん不可解です。 森口先生はギリギリのところで踏み留まってる、恨みより理性が勝ってるんですね。 しかし森口先生もワケありでして子供の父親はHIV感染者で発病してるし、でも子供産んじゃうし、なぜか職場に子供連れてくるし・・・今は昔とは違うからとか選択の余地があるにも関わらず、自己中にシングルマザーになることなど選んではいけないと思います、シワ寄せは全部子供にくるんですよ。  で、この「んなアホな」というメチャクチャでグロいコメディみたいなエンターテイメントの中にちょこっと覗く真面目さ、それなら子供にわからなくてもいいから30代以上の子持ちでもおかしくない年代の人には何を問題提起しているのか、多くの人にわかるようにしないといけないと思いました、そこがかなりの手落ちです。いじめ問題がテーマでないことは確かです。 どうにもならんガキたちを最後までどうにもならんわと描き切っているその徹底ぶりは評価します。  
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-11-27 23:52:40)
326.  悪人 《ネタバレ》 
予想と違ってメッセージ性を感じるなかなかいい映画でした。殆ど観ないけどここ最近観た邦画の中ではダントツだと私は感じました。 殺人事件をきっかけにそれに関係する人々の人間性、関係性を描いている群像劇だと思います。出てくる人たちの誰かひとりを悪人にしているわけではないし、美化もしてない。 殺された子はかなりムカツクキャラになってるけど「それでも殺人はいけません」という誰でも知ってることを言いたかったわけではないだろうし、逆に殺されても仕方ないと思わせるわけでもないでしょう、描きたいこと、伝えたいメッセージのためには殺された子が同情されてしまってはそれが伝わらなくなるからじゃないかな?まあ、あえて言うなら悪質健食業者が悪人でした。どういう意図があって悪質業者を絡ませたのかな?  ラストの祐一のとった行動なんですが、あれをすることで光代は逃亡を手伝った共犯者にならなかったわけですね、理解しにくい行動ですが彼のやり方で光代を守ったんだと解釈しました。 俳優たちの演技は文句なしだし、カメラワークもよかったです。 文句と疑問があるなら、床屋のああいうタイプの両親に育てられた娘はああはならないと思うし、あと唯一のファンタジックなシーン、あれで被害者の善悪のバランスをとったのかもしれないけど、他に方法はなかったのかなあ。全編ヒリヒリとした緊張感が凄く良かったのに、なんかスコンと拍子抜け、甘すぎると感じました。 そして音楽がね、なんかメロドラマにありがちでイライラしました。あれならいっそナシでいい。文句はあるけど稀にみる邦画の傑作、完成度の高い秀作だと思います。ああ、びっくりした、良かった。
[地上波(邦画)] 9点(2011-11-07 00:09:55)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS