321. 哭声/コクソン
《ネタバレ》 田舎の村で連続殺人が起き、山に住む奇妙な日本人に疑いがかかる。サスペンス臭を強く漂わせるものの結局はオカルト類の化け物物語。 鬼だの呪いだの幽霊だのオンパレード。特に女は何者なのか、明確にして欲しかった。このジャンルにおいては日本映画の方が得意とする分野だろう。 國村隼の演技は相変わらず良い意味で気持ち悪く素晴らしいが韓国映画コラボにおけるシナジーはB級に成り下がった以上、感じることはなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-05-30 12:11:01) |
322. ディープ・ブルー(2003)
壮大で神秘。母なる海って癒されますよ。無性に見たくなる時はあります。 暗い部屋でディープブルー流すインテリアがお気に入り。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-25 00:05:57) |
323. タイム・トゥ・ラン
《ネタバレ》 100分を切りながらなかなかの出来。 バスジャックで妹が乗っていたこと、バスの運転者含む同乗者全てが犯人に協力するのはやや強引であるものの 差し引いてもお釣りが出る。 裏の世界で富を得ながらも娘との関係に悩むデニーロも渋くて良い。 でもいちばんの部下を殺すことはないでしょうに。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-24 22:46:16) |
324. ゴースト・オブ・ミシシッピー
《ネタバレ》 差別の象徴ミシシッピー州。南北の歴史を引きずり、世界的に恥ずかしい街だね。 黒歴史題材はいつ見ても刺激的。日本文化には到底理解できないからこそです。 実話に基づくということですが、主人公があまり好きになれなかった。 同じ年齢、3人の子供ということだけで妻と離婚してまでミシシッピーに立ち向かうことに懐疑的。もっとわかるような強い動機が欲しかった。 また、陪審員に迫る論弁も特に響きませんでした。 同じ類の「評決のとき」のほうがドラマチックで好みではあります。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-23 23:15:57) |
325. トゥルーマン・ショー
テレビ局が養子縁組した一人の男トゥルーマンの人生を24時間中継。 非常に悪趣味だ。まわりが演出してるとはいえ、見てて面白いのかな?退屈だと思うが。 高視聴率が取れるとはとても思えない。 愛もないし感動もない。木偶のようだ。遊びという言葉が妙に当てはまる。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-05-19 23:24:59) |
326. キングダム/見えざる敵
正当な社会派アクション。 テロリストの駆け引き、圧倒の銃撃戦はリアリティがあり堪能できる。 憎しみの連鎖は終わらないし、勝者なき戦い。 ジェイミーフォックスもいい味出しているが、ありきたりのテーマに記憶に残りづらい印象。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-17 22:32:21) |
327. ザ・シューター/極大射程
《ネタバレ》 下手なB級アクションより非凡性があり、罠あり、復讐ありで飽きずに見られる。 狙撃手というには繊細な駆け引きは無く、サバイバルに優れランボーやボーンみたいになぜか強すぎる。 ラストもまたいい味出してて、法で裁けない奴はとことん皆殺し。賛否はあるでしょうが正義ぶっている主人公よりモヤモヤ感がなく痛快だ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-16 22:59:54) |
328. 007/ドクター・ノオ
《ネタバレ》 007の出発作。 オープニングがやっぱり痺れますね! ショーンコネリーが長身で渋い。強くて女好きでsexyなところは時代を遡ってもやはりジェームズボンド。 ちょっと演出は古くてね…スパイというよりかは銃を持った探偵みたいな感じ。 火を噴くドラゴン戦車は危うく007シリーズをB級アクションに落とすとこでしたよ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-11 00:13:44) |
329. エド・ウッド
エド・ウッドの常にポジティブ姿勢。いや、商売魂か。 モノクロでB級映画に命を懸けた男の物語が淡々と進む。実に単調。 はっきり言っておもしろくはないが、映画界にこういう男も必要なんだなと少し感心した。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-10 23:43:33) |
330. GONIN
《ネタバレ》 平成初期新宿の雰囲気そのままで今なら集まらないであろう役者出演のバイオレンス。 若すぎて今見ると椎名桔平とか言われないとわからなかった。 この手の映画は好みのはずなんだけど、バイオレンス傑作と言われると首をかしげる。 ウリであるはずの個々の狂気がなぜか響かなかった。GONINというタイトルにしては結びつきもドラマ性も浅い。北野武映画の作風に非常に類似しているようにみえるが決定的な違いは死に様の哀愁か。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-09 22:04:47) |
331. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
《ネタバレ》 最終章となり、スターファンは感無量なのかもしれませんが、一歩さがって評価すると痛快な面白さは無かった。 前半はかなり退屈。ソロがいなくなってからは沸点がない平行線。 成熟した強さのレイとマスクをやたら外すカイロレンが光と闇を繰り返すだけ。 レイがパルパティーンの孫だのってネタ晴らしにしてはインパクトは残らず「へー」ぐらいか。CG映像美とファルコンに魅せられるだけで中身は乏しい。 決定的なのは新シリーズにて絶対キャラを作れなかったこと。レイの女主人公はチャレンジあって設定は好きだけど、基本構成はダースベイダー、ルーク、ソロ、レイア、チューバッカなど過去の遺産頼り。 本家スターウォーズにもう少し近づいてほしかった。 これが産業映画のディズニークオリティだね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-30 19:55:20)(良:1票) |
332. セルラー
上映100分を切りながら非常に凝縮で濃密なストーリーでした。 スマホ時代からすれば懐かしのパーソナルハンディ。これ一本から手に汗握る展開に。 ライアンの男前さも魅力だがステイサムの貴重な悪役も必見。個人的にはムーニーがいい味出してますね。お気に入り。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-29 21:45:23) |
333. リチャードを探して
アルパチーノの役者魂は素晴らしいし、外側からでなく内側から追っていくドキュメンタリー設定はおもしろいが 勉強不足そして難解故、シェイクスピア、リチャード3世に私自身は興味を持てませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-04-20 00:02:29) |
334. サスペリア(1977)
《ネタバレ》 イタリア美術と赤青のホラー配色。ふとキューブリックを少し思い出した。 さて、中身については古いことはわかってたんで、それはいいとしてもオカルト魔女に気分が全然乗れなかった。 怖くないし、ハラハラ感もないし、血のりは古いし、美女もいない。 ゴブリンはいいけど、エクソシストのほうが響くんだよな。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-04-19 23:36:41) |
335. ミート・ザ・ペアレンツ2
《ネタバレ》 ホフマンを招き入れ続編としてはかなり豪華キャストの出来上がり。 運の悪すぎる男(間が悪い)と元CIAに下品を被せて、失笑を誘うがそこはミートザペアレンツクオリティ。 前作のようにきれいな落ちは無かったものの、何はともあれハッピーエンドでめでたし。家族愛が伝わるいい作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-18 00:24:12) |
336. ミート・ザ・ペアレンツ
フツーに面白い。 デニーロの手ごわい頑固親父とスティラーのおドジさが融合してコミカルを生み出す。 笑えはしないが見てて気楽にニヤッと楽しめるコメディ。特に終わり方は最高ですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-17 23:43:15) |
337. サブウェイ・パニック
《ネタバレ》 1970年代の映画なので古臭い感じはわかっていたけど、全体的に緊張感に欠ける。 そもそも地下鉄ハイジャックとか効率悪すぎでしょ。やるなら当時のセキュリティが甘い銀行強盗か誘拐で身代金。 100万ドルが命に代えられるほど価値があるとも思わなかったし。それにしてもクシャミは情けないミステイク。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-04-14 23:55:56) |
338. コロンビアーナ
《ネタバレ》 良くも悪くも展開が予想通り。 リュックベッソンの分りやすい痛快な女アクション。 23人目を殺す前に黒幕殴りこめたんじゃないのとか、ラスボスは狂犬で襲わせてジ・エンドとか突っ込みどころ満載。 殺し屋に愛は要らない。完璧なアサシンじゃ映画が成り立たないことは分かってるけど、いつ見てもそれだけはリュック映画の鉄板なんです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-12 23:43:31) |
339. ウインド・リバー
凍てつくクライムで引き込まれます。と同時にネイティブアメリカの差別を描いています。 ジェレミレナーのスナイパーとしてのカッコよさ、復讐劇に一歩下がった存在感がまた良い。 良作です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-11 23:46:03) |
340. プレミアム・ラッシュ
《ネタバレ》 もともと自転車(ママチャリ)が好きなので好意的。 短時間で必要最低限のミッションとアクションが詰まっていてスマートで面白い。 おまけに悪役刑事に一矢報いることができて気持ちの良いこと。ダニアラミレスのアスリートボディも素敵。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-05 23:33:26) |