321. ホワット・ライズ・ビニース
《ネタバレ》 いや~、ハリソンさんやっちゃいましたね。ここまで魅力が無い悪役というのも珍しい。脚本のせいなのか、役者のせいなのか… [ビデオ(字幕)] 4点(2008-12-14 19:21:19) |
322. ホワイトアウト(2000)
ここ数年に氾濫している「ローレライ」「日本沈没」「亡国のイージス」「戦国自衛隊」といったエセアクションスペクタクル作品に比べたら、ずっと良くできた作品だと思います。 ハリウッドをそのまま日本でやってやる!!といった製作者の熱意を感じる。スノーモービルチェイスや佐藤浩市のキャラクターなど、原作を良くアレンジしている部分も評価できる。 [映画館(字幕)] 6点(2008-12-14 19:18:34) |
323. ゴールデンボーイ(1998)
リアルタイムで作られたナチ残党モノの映画では、恐らくこの作品が一番最後、ということになるのではないだろうか。頭のキレる少年は勿論、80歳を過ぎているであろう老人が、時々見せる悪意にもゾクリとさせられる。派手さは無いが、なんとも印象に残る一本。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-12-12 01:15:18) |
324. ダイ・ハード
文句なしの最高傑作。90年代に連発されたアクション映画の名作は、全てこの作品に影響を受けていると言っても過言ではない。映像も、脚本も、役者も、キャラクターも全てが魅力に溢れている…って語り尽くされてますね。観てください。 [ビデオ(字幕)] 10点(2008-12-12 01:05:55) |
325. コレクター(1965)
『ミザリー』のおばさんには、流石にあそこまでヤバイのは現実には居ないだろう、といった感じて一歩引いて観ることができるのだが、その点この主人公は実にリアル。激しく豹変しない辺りが、かえって現実に居そうで怖いのである。 目新しさは無いが、リアリティがあるからこそゾクリとさせられるサイコ・サスペンス。良作。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-12-12 00:53:43)(良:1票) |
326. 殺しのドレス
まさにデパルマのフルコース状態! 陰の最高傑作と呼んで差し支えないでしょう。彼の映画からは、ヒッチコック映画への半端ない愛情を感じられるのが素晴らしいです。『サイコ』の“パクり”ではなく“オマージュ”映画として、個人的にはもう少し評価されて欲しい作品。縦横無尽に動きまくるカメラには、ひたすらに圧倒されてしまうし、美術館のシーンとエレベーターでの殺人シーンのみで名作と呼んでも差し支えないのではとさえ感じる。名カメラワークの嵐。 [DVD(字幕)] 8点(2008-12-12 00:45:34) |
327. コラテラル・ダメージ
下の方が書き込んでおられるような意図で作られた作品だろうので、しょうがないのだろうけど…やはり、見せ場の少なさが『ザ・インタープリター』並に少ないのでは、失望させられてしまう。 [DVD(字幕)] 4点(2008-12-12 00:42:34) |
328. コラテラル
《ネタバレ》 何が良いって、都会の夜の描写の仕方。雰囲気が素晴らしく、車のシーンなんかは全編CMのよう。 だがそこに、明らかに2時間かけてやるのは長すぎるスカスカなストーリーが重なるものだから、よくわからない。ある意味唯一無二の変な雰囲気を感じる作品。トムの殺し屋役は悪くはないと思うし、地下鉄にしぶとく乗っている辺りは興奮させられてしまったけれど。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-12 00:40:40) |
329. 恐怖の報酬(1953)
恐怖演出のクオリティが、凡百のスリラーと掛け離れている。前半のタルさが嘘のように解消される中盤以降は、もう怒涛という他ないです。爆破した岩が飛散するシーンには心臓が止まるかと思った。人物描写と人間ドラマのリアリティがすごい。音楽を極力排除しているあたりも、ラストをよく引き立てていていい。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-12-11 02:36:38) |
330. ケープ・フィアー
最初に観たのは木曜洋画劇場の90分短縮版で、あまりの恐怖感とスピード感に、ストーカーモノの最高傑作だっ!! と興奮したものだった。 しかし、最近になって正式な127分版で再見してみると…いくらなんでも、ネチネチやりすぎで飽きてしまった。テレビのカットしまくり版の方が良い、ということもあるのだな。とはいえ、どちらのバージョンでも同印象だったのは、デニーロが怖すぎるということ。 [地上波(吹替)] 8点(2008-12-11 02:18:44) |
331. ダークナイト(2008)
懸けた予算の量がこれほどしっかりと作品に反映された例は、90年代以降では個人的には『ターミネーター2』と『グラディエーター』くらいしかありません。俳優達の名演や、新しいヒーロー像を創った脚本の素晴らしさは言うまでもなく、日本の映画業界なら前・後編に割ってしまいそうな膨大な内容を、たったの2時間半に見事にまとめ上げたC・ノーランの手腕に感服。カーチェイスといい、建物の爆破シーンといい…ジョーカーが動く場面はどこを取ってもシビれっぱなし。あぁ、やっぱりDVDも買おうかな。 [映画館(字幕)] 9点(2008-12-11 02:11:04) |
332. 僕らのミライへ逆回転
《ネタバレ》 作品全体を取り巻くアナログ感が、人と人との繋がりや温もりといったものの表現と見事に溶け合っていて、ラストにも感動させられた。映画っていいもんだ、って素直に感じさせてくれる映画はやっぱりいい。 しかーし、数時間で撮った映画があっさり人気を博してゆく前半の流れには、どうも馬鹿にされている感じがしてしまい、入り込めなかった。大学で自主映画を創っている私にとっては。。。 [映画館(字幕)] 6点(2008-12-11 02:02:58) |
333. ジョーズ3
奇跡のような駄作。仮にもパニックモノなのに、スピード感が皆無。この時代の3D映画ってろくなのがないような… [ビデオ(字幕)] 0点(2008-12-11 01:54:23) |
334. JAWS/ジョーズ2
ひたすらサメが襲いまくってくるだけの映画。何とか観客を飽きさせまいと苦心しているあたりは評価できるが、いまいちグダグダな感。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-12-11 01:52:18) |
335. JAWS/ジョーズ
「めっちゃハリボテやん!」などとのたまう友人が多いのが悲しい。この映画のラスト20分ほど興奮できる映画なんて、今だってそうは無いと思うけどなぁ。神懸り的なテンポの良さを誇る編集も相俟って、スピルバーグにはもうこの時点で娯楽作の王者としての風格を感じる。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-12-11 01:47:27)(良:1票) |
336. インデペンデンス・デイ
演説ぶっこく大統領、特攻オヤジ、でかすぎる宇宙船、破壊に注ぐ破壊、UFOと戦闘機の空中戦…。ここまでやられたらひれ伏すしかありません。アメリカ万歳!! [地上波(吹替)] 6点(2008-12-11 01:41:36) |
337. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 同時期公開のスターウォーズ・エピソード3に敗北を喫したのが記憶に新しい作品。当初予想していたのと比べ、侵略の方法が結構ねちっこかったのでびっくり。逃げ回っていたらいつの間にか弱点を・・・という単純明快な展開ながら、それを一気に見せてくれて結構楽しかった。これこそ劇場で観なければ意味をなさない作品。ただ、T・ロビンスの扱いは酷すぎ。 [映画館(字幕)] 6点(2008-12-11 01:37:00) |
338. アルマゲドン(1998)
《ネタバレ》 「こんなこと言わせときゃ格好よく感じるだろ」って台詞の応酬に吐き気。何処が見せ場なのか分からない展開が酷すぎる。ダレダレのダレ。そして展開にあわせて都合よく登場人物が死んでゆく。 駄目な映画を盛り上げるために、簡単に命が捨てられていく・・・ [ビデオ(字幕)] 1点(2008-12-11 01:33:56) |
339. サイコ(1960)
《ネタバレ》 中学一年生の時、衛星チャンネルでこの映画のCMを偶然観てしまい、恐怖にかられながらも鑑賞。サスペンス映画の魅力に完全に引き込まれてしまったのを、今でもよく覚えている。練りつくされたカット割り、二つの殺人シーン、神々しさすら覚える音楽、何もかもがすさまじい衝撃だった。 あれから、スリラーを中心に映画を観続けること10年…。この作品ほどゾクゾクさせてくれたのは「ミザリー」「隣人は静かに笑う」……つまり他に数本だけである。 [ビデオ(字幕)] 9点(2008-12-11 01:28:21) |