321. アウトレイジ 最終章
これ、本当にたけしが作りたくって作った映画なのか?そう思えてしまうほどやる気を感じられなかった。大友を最終的に自殺に追いやるためだけに作られた映画。はい主人公完全に死にました、これでいいでしょ。もうこれで作れないよ。そう、スクリーンの向こう側からたけし監督がうそぶいているように見えました(笑) [DVD(邦画)] 4点(2018-05-09 05:48:17) |
322. 鋼の錬金術師
《ネタバレ》 原作は知らないけれど、この映画超絶につまらなかった。なにがつまらないって、錬金術という特殊な能力を持っていながら、やってることは壁作ったり、石や土の形を変える程度。炎の人はただただ、まんま炎で芸がない。敵も爪伸ばすだけと変身するだけと、ただただ食うだけの奴ら。さらに言えば主人公なんて、いっちゃん最初の奴を倒しただけで、あとは炎の人が活躍してはいおしまい。それでも主人公かよ!もっと活躍しろよ!それに、交通整理が全く出来ていないもんだから、誰が何をしたいのか中途半端すぎ。もう疲れるしイライラするし、なんとかして~。それとね、めっちゃ大ピンチなのに公衆電話から電話するってオイ!なめとんかい!やられますよ~、やっちゃって下さい~、で素人丸出しの見え見え演出は、開いた口がふさがりませんでした。 とにかく酷い映画でした。 [DVD(邦画)] 2点(2018-05-08 22:21:27) |
323. ユリゴコロ
《ネタバレ》 映像には映像の良さがあり、映像ならではの見せ方がある。小説、活字には活字の良さがあり、活字ならではの読ませ方がある。この作品を観て、そのことを強く思い知りました。私は原作を既に読んでおり、その凄さに圧倒されました。そこには活字でしか表現できないものがあり、もしこれを忠実に映像化するとなると、相当苦労するだろうな~、と思ってました。でこの映画、案の定、映像化困難な箇所はご都合的なモノにすり替えられ、全くもって本来の凄さや感動が伝わってこなかった。もし万が一にもこの映画を観て、いまいちと感じ、偶然にもこの投稿を読んだ人がいたなら断言しよう!原作は数百倍オモシロイ!と。好みはあるかもしれませんが、百聞は一見に如かず、とりあえず読んでみて欲しい。 美紗子は心の拠り所として他人の死を求めていただけで、殺しのプロフェッショナルでもなんでもない。ゆえに腕っ節の立つヤクザを4人もまとめて殺すなんて芸当は考えられない。殺害現場を見る限り、飛び道具、もしくは誘惑しての青酸カリ、などではなく、明らかに刺殺に見えたから尚の事ありえない。それからミステリーものに於いて、別人に整形、は御法度です。はい。 ボロクソ言いましたが、少年が鉄板の下敷きになるとこまでは、カメラアングルや照明、編集など、ぞっくとする良い雰囲気出てました。 [DVD(邦画)] 4点(2018-04-29 15:22:54) |
324. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
《ネタバレ》 よくまぁこれだけのキャラたちを、敵味方含め、見せ場や人となりを描ききったもんです。大したたまげた。ちょっとだけ想像していたのとは違ったのは、全キャラが地球に集結して、そこで、くんずほぐれつの大乱闘が繰り広げられるものかと思ってました。そしたら、あっちゃこっちゃでバトルするんだもん。まぁその方が整理しやすいのもあるけど、様々なシチュエーションで単純に観ていて飽きないし楽しかった。 ロケットが以前手に入れたあの目ん玉がまさかのソーの右目に!いやぁ~最初から考えてたんですか?て思っちゃいましたよ。ナイスでした。 スタークとストレンジ。ストレンジは恐らく、スタークに過去の自分を見たのかな。だから救ったのかと。まぁでも、スタークは変わらないんだろうな~・・・たぶん。良くも悪くも。 宇宙組のメンバーたちが、トリッキーなバトルを展開したのに対して地球組は、やや地味なバトルで、せっかくのキャプテンのNEWシールドも、ウィンターソルジャーのNEWアームも、割りを食ってしまったのが勿体無かった。それにソーが来なかったらやばかったし。せめてアントマンがいたらな~・・・て彼はどうしたんだ! ストレンジのワープ術使って、うまいことサノスの左腕だけをもぎ取る!な~んて考えてはダメなのかな。あとこれも言っちゃうけど、インフィニティストーンのコンプリートしたパワーよりもソーのハンマーが強い!じゃあ初代ハンマーを片手でブッ壊したお姉さまって・・・もしかしてサノス以上?はは(^_^;) サノスって行き過ぎた正義、なんですね。たんなる破壊を生きがいにしているような、傍若無人な奴かと思ってました。ある意味スタークも、一歩間違えたらなりかねないかも、ですね。だからどこか通じ合うような感じがしたのかな?気のせい?あ~、とにかく早く続きが観たいよー! [映画館(字幕)] 7点(2018-04-28 17:51:34)(良:2票) |
325. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 ん~なんだろう~、素直に面白い!って言えないのは・・・。好きなものや懐かしいものが所狭しとうごめきあい、戦い、暴れ、やんややんやと大騒ぎ。楽しくないわけがない。なのにどうしても今一つ乗り切れない。恐らくその理由は、だからなんだろう、そこに尽きてしまうんでしょう。たしかにね、メカゴジラとガンダムがバトルすりゃあ、そりゃあ興奮もするでしょう。でもね、所詮はゲームだし、なによりも積み上げてきた感触が薄くて、そこにあまり”愛”を感じられないんですよね。私自身の性格のせいかもしれないけれど、それでもやはり、借り物のは借り物、この映画のオリジナルの面白さではない。 それから主人公の彼。その他の人たちもみ~んな、キャラに全然深みがない!だから感情移入もできない。一企業がドローン使ってアパートを爆破。え!?別に今のこの世界を牛耳ってるわけじゃないでしょ?そんな権力ないでしょ。普通に変でしょ。VRと現実世界とか言ってるけど、肝心の現実世界が描ききれてないから、VRへと没頭したがる気持ちが伝わってこない。貧しい貧しい言いながらも、しっかりとVRしてるし、主要キャラ以外はみんな不満もってるように見えない。それに、お金使いすぎて滞納して働かされるのは自己責任だからね。 10年間全く解けなかった謎が、アッと言う間に解けてっちゃうのも、ご愛嬌と言っていいんでしょうか・・・(;´д`)ね~。 一言で言えば、豪華な食材で彩られた薄味の幕の内弁当、といったところでしょうか。 と散々文句ばっかり言ってはきましたが、これだけのお祭り騒ぎを実現させてしまったことには、大いに感動です。はい。そのことに対してプラス1点献上で。 [映画館(字幕)] 6点(2018-04-21 21:04:08) |
326. パシフィック・リム:アップライジング
●日本が舞台だ!て言ってるけど富士山あるだけ。●三匹の怪獣が合体するんだけども、見せ方が下手くそで、(;`Д´)<お゙お゙!お゙お゙!てならなかった。●あの戦いから10年経ってるわりに、巨大ロボイエーガーが何も進歩してない!嘘でしょ!ロケットだけかよ!●襲撃に何も備えていない基地って・・・それもめっちゃ重要な基地なのに・・・。●訓練生たちが急遽イエーガーに搭乗することになったけど、すげぇ扱い巧すぎだろ!それに全然キャラ、個性ゼロだし。(;´д`)トホホ…●とにかく前作に比べて、見せ場!が圧倒的になさすぎ。もっと日本のアニメ観て研究してや!監督変わるとこんなにも違っちゃうですね。 [映画館(字幕)] 5点(2018-04-14 16:48:43) |
327. メアリと魔女の花
《ネタバレ》 この作品を2度3度と見返したいか?そう問われたならば答えはNOである。それほどまでに、特に何も感じることのない作品でした。ジブリから離れ、新たなる船出となる記念すべき作品であるのなら、宮崎駿という巨大な影を消し去るべきではなかったのか。キャラ設定しかり、作画構成しかり、セリフ回ししかり、有名俳優の声優起用もそう。どれもこれもまんま、宮崎駿じゃないですか。作り手側が師に対する想いであえてそうしたと言うのならまあいいでしょう。だったらせめて同等、あるいは超えてやるくらいの熱いもの感じさせて欲しかった。既視感、焼き回し、そんな言葉が鑑賞中、ずーっと頭ん中、グルグルと渦巻いてましたよ。特に一番、うわっ!て思ったのは、大叔母さまのあの話し方。いやぁ~ありゃないっしょ!まさに、うわっ!ですよ、うわっ! もしもこの先も、宮崎駿の財産を後生大事に作品に取り入れていくのなら、どうかせめてイミテーションではなく、リスペクトであって欲しい。似て非なるものの誕生を、期待します。 [DVD(邦画)] 3点(2018-04-11 21:47:14) |
328. 亜人
《ネタバレ》 原作は読んでいないので分からないけれど、これはこれで1本の映画として、十分に楽しめるエンターテイメント作品だった。”亜人”ならではの特性を活かした頭脳戦は、本作品の一番の見所。対する人間サイドも頭、使ってきます。ただもっと早い段階で対処できた気も・・・。まぁそれを言っちゃキリがないですからね。それでも、こうくるならこう、そうきたならこう、みたいな理にかなった展開は見ていて気持ちのいいものです。亜人個々のスキルレベルも色々あるのでしょうが、そこをあえて説明せずに、アクションに特化させたのも清々しい。それと、主人公の彼自身がそこまで正義正義していないのも良い。佐藤と手を組まなかったのも単に、佐藤が嫌いだから、という至極シンプルな理由がこれまた痛快。 ちょっと原作漫画、読んでみたくなりました。 [DVD(邦画)] 6点(2018-04-11 06:37:28) |
329. キングスマン: ゴールデン・サークル
《ネタバレ》 アクションそのものは面白いんだけど、新キャラ&旧キャラどちらともに魅力が薄い。旧キャラは二度目ということで新鮮味に欠けてしまう。その欠けてしまうところを、パワーアップした別の魅力で補って欲しかった。新キャラに至っては、女ボスの目的がドラッグの合法化というのもなんか憎々しさに欠けるし、最後も呆気なかった。片腕くんも言うほどの強敵でもないし、演じていた役者の顔も、あっという間に忘れてしまいそうなくらい印象に残らない。裏切り者のカウボーイはラスボスだけあって強いし、電撃ロープの技も見応えは十分あった。だがしかし、裏切る理由がどうもショボイ。今回は悪役がパッとしませんでしたね。あと最終決戦の舞台も、せせこましくって、殺風景で見栄えが悪い。所詮はドラッグ組織、こんなものなんですかね。前作のアジトの方が雰囲気出まくってたのに。 次回作では王子になった主人公がどう世界を守っていくのかと、現場メンバーとなったハル・ベリーの活躍に期待です。 アクションは文句なく、面白かった!これは断言できます! [DVD(字幕)] 5点(2018-04-10 22:28:43) |
330. ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
《ネタバレ》 思っていたほどの冒険感もなく、ハラハラドキドキすることもなかった。なんかあまり、ゲームをプレイしている気分に浸れなかったのが最大の欠点。自分のスキルを見れることと再プレイで復活できる以外にもっと、劇中にゲーム的なトリッキーな仕掛けがあっても良かったと思う。あれではただのジャングルサバイバルだよ。それと気になったのは、宝石を失っても動物を操れる力があることと、ゲームキャラなのに尿意を感じるっていうのはちょっとな~、て思った。あれはウケ狙いなのかもしれないけれど、ハッキリ言っていらなかった。ゲームの世界の設定なんだから、もっとハチャメチャしてほしかった。 [映画館(字幕)] 4点(2018-04-08 13:49:51) |
331. バリー・シール/アメリカをはめた男
《ネタバレ》 テンポが良いので飽きずに一気に観れた。観れたけれども、特にだからなんだろう、というのが正直なところ。たしかに凄腕のパイロットではあるのだけれども、なんか流されすぎている気もする。ゆえにこの主人公にあまり魅力を感じない。あれだけ資金があるのなら、どっかの島をまるまる買って、そこに隠せばいいんじゃね?とも思った。家の中や庭に隠すって・・・なんかね~。まあそこは実話なんでね、言ってもしょうがないですが。それにしてもトムは、老けというものと無縁なんでしょうか?すげぇです。はい。 [DVD(字幕)] 5点(2018-03-28 05:14:01) |
332. トゥームレイダー ファースト・ミッション
《ネタバレ》 いやぁ~オモロかった~。めっちゃ良かった~。アリシア・ヴィキャンデルちゃん可愛すぎ。もうメロメロ(*´艸`*)無人島に行くまでがすこ~し長いかな?狐狩りか窃盗犯、どっちかだけでも良かった気もします。それとこれを言っちゃオシマイなんでしょうが、簡単に輸送機で来れて簡単に出ていけるのね。2013年版ゲーム「トゥームレイダー」がベースになってると思うんだけど、ゲームだとそうそう簡単に島から出入り出来なかったはずなもんで。まあでもでも、そういったことを差し引いても面白かった。オカルトやファンタジーに走らなかったのも良かった。でも結局はアリシア・ヴィキャンデルの可愛さが全てです♡☺♡☻♡☻♡☻♡☺ PS:続編は絶対に作って欲しい! [映画館(字幕)] 7点(2018-03-24 15:52:01) |
333. 僕のワンダフル・ライフ
《ネタバレ》 いやぁ~これは完全にアイデア倒れですね。犬の視点で何度も転生を繰り返すというのはいいのだけれども、そのアイデアを生かしきれていない。てかどうして転生するエリアがアメリカ国ばっかなんだよ。中国があったりフランスがあったりしてもいいじゃん。その方が物語の世界がグーンと広がるのに。唯一、警察犬になったという設定だけは良かった。あと、昔飼っていた犬が転生して戻ってきた!なんてトンデモなことを理解させるには、その要素があまりにも少ないしこじつけ感が強すぎる。あとイタズラで玄関先に花火投げ込むとか、なんか無理ありありです。 [DVD(字幕)] 4点(2018-03-23 20:44:15) |
334. 三度目の殺人
《ネタバレ》 どんな映画にせよ、主人公というフィルターを通して私たちは、その作品を感じとっていき感情を揺さぶらせるはず。ところがこの「三度目の殺人」の主人公は、福山の演技力のせいなのか、監督の演出のせいなのか、はたまた別の何かなのか、とにかく肝心のフィルターがボケボケで、あまり感じとることが出来なかった。もともと真実になど興味はなく、事務処理のように弁護をこなしていくタイプだったはずなのに、なんか急に被告人のペースに翻弄され始めちゃって、え!?え!?え!?ですよ。娘の存在を当てられたから。生き物に対する考え方が似ていたから。実は誰かの為に罪を犯しているんじゃないかと思えたから。たしかに劇中には主人公の心の変化を促すようなシーンやセリフはあるにはあった。けれどもそこまで急変してしまうような印象は受けなかった。いや!作り手側の狙い通りにいかなかった。させてくれなかった。私の読解力の未熟さかもしれないが、素直にそう思えたのだから仕方がない。良かった点もあります。被告と弁護士の顔が重なり合うシーンなど、映画的手法が随所に見られたとこです。焼死体の死体の写真を見せなかったのも良かった。その後の焼肉店はこの作品の中で、実はなにげにもっともぞっとするところなんです。おぞましい焼死体の写真を見ていても平気で焼肉を食べれてしまう・・・ということはつまり、そこに隠された残虐性が潜んでいるんではないでしょうか。考えすぎですかね。 [DVD(邦画)] 5点(2018-03-22 21:48:54) |
335. リメンバー・ミー(2017)
狙ったのか偶然か、お彼岸のこの時期に公開とは、なかなか憎いよこの野郎!それにしてもディズニーは強いね。近所の映画館、普段は閑古鳥鳴いてるのに、家族連れで大盛況でしたよ。いやぁ~恐るべし! さてさて肝心の中身ですが、話の展開や結末が分かりやすいくらい分かる、あまりひねりのない、良く言えば王道、悪く言えステレオタイプで、一つ上のモノを望む映画ファンには物足りないかも。ただ、ファミリー向けにはいいのかなと。目を見張る色使いの鮮やかさや、躍動感のある動きの数々は、アニメーションならではの醍醐味に溢れていた。映画館で観る価値はある。 ただ、死者の世界という特殊な場所ならではのアイデアが、今ひとつだったのがちょっと残念だった。もう少しなんかあればな~と思った。 お彼岸のこのタイミングで観てこそ、味わい深さも一際ではないでしょうか。 [映画館(吹替)] 6点(2018-03-17 15:01:40)(良:2票) |
336. アトミック・ブロンド
テンポが悪い!無駄に長い!主人公の魅力が見れるまでが遅い!「ジョン・ウィック」がシンプルなストーリー展開でめっちゃ楽しめたのに、なんでわざわざ難解にするかね~。違ったことしたいのは分かるけど、この監督さんに込み入った物語なんぞ求めちゃいないのよ。痛快!爽快!ハチャメチャで斬新なアクション!それだけで十分なんだよな~。今回はロープを使ったアクションシーンが特に印象的だった。それと、ちょー長回しのカメラね。あれはすごいよ。どっかでうまくつなげてるんだろうけど、そう見えないから凄い! この女スパイとジョン・ウィックの夢の対決!な~んて考えてみたけど、時代が違うから無理ね(^_^;)残念・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2018-03-16 19:55:13) |
337. ナミヤ雑貨店の奇蹟
《ネタバレ》 原作を読んでからの鑑賞です。この作品を映像化するにあたって一番のキモは、なんといっても「時間軸」でしょう。過去現在未来がややこしく絡み合う原作の面白さを、どう料理するのか?その一点につきます。鑑賞した感想は、料理は出来ていた、でした。料理としては完成していたが、味はイマイチというのが正直なところ。まず彼らが商店街から出ようとして過去の映像とクロスオーバーし、ナミヤ雑貨店に戻ってきてしまうシーン。あれでは完全にSFです。この作品の持つ空気感には不釣り合いと感じた。それとセリのコンサートシーン。必要以上に長い!もはやただの宣伝でしかない!良い曲でしょ。感動するでしょ。買って!宣伝して!広めて!そんな意図が丸見えで、この映画を台無しにしちゃってます。監督よりもお金出してる製作陣が偉いという、典型的な悪い見本ですね(笑)唯一良かったところは、白紙の手紙を投函したあとに、過去のナミヤ店のシーンに切り替わったところ。あそこだけはうまい!て思いました。そのあとの流れも良かった。それだけに、全体的な仕上がりがテレビな作風の範囲から抜け出せないのは、勿体無いです。役者の演技も型どおりすぎて特筆すべき点が何もなかったのもまた、何の味もしない料理と一緒です。 [DVD(邦画)] 4点(2018-03-10 07:18:06) |
338. ドリーム
《ネタバレ》 どんなに技術が進歩しても、人間が進歩しなければ何の意味もない。そんなことを感じさせてくれた映画でした。 ドラマティックな題材が少ないのなら、もっとコンパクトにまとめても良かった気もします。再婚するまでの馴れ初めの話って、そこまで必要性を感じなかったので。 [DVD(字幕)] 5点(2018-03-06 21:40:23) |
339. ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ
《ネタバレ》 結局なんだかんだで、土地、なのね。そしてなによりも、強運の持ち主だった、ということでしょう。だってあの時銀行で、財務コンサルタントに出会わなければ、いやいや、話しかけてもらわなければ、はたしてレイはあそこで終わっていたかもしれません。マクドナルドとの出会い、渾身的な奥さん、野心を胸に秘めた人妻、肉焼きのうまい青年、ゴルフ仲間の資産家、やる気と誠意のかたまりの夫婦たち、などなど、彼の運に導かれるかのようにたくさんの人たちが集まってくる。結局土地なのね、とは言ったが、経営にとってやっぱり必要不可欠なのは、人、なんでしょうね。 そんなことを改めて感じさせてくれました。面白かったしためになりました。 [DVD(字幕)] 6点(2018-03-06 06:55:42) |
340. スイス・アーミー・マン
《ネタバレ》 思っていたのと違う映画。そんなものはごまんとあるし、いまさらそんな下らないことは言わない。その代わりに言わせて欲しい、良く出来たと錯覚をさせられる映画がこの世にはごまんとあると。なぜ錯覚してしまうのか?一つ、斬新なアイデア。一つ、スタイリッシュな映像。一つ、体当たりな役者の演技。他にもあるかもしれないが、だいたいこの三つがうまく機能さえしていれば、よ~く出来た映画に見られる可能性はグーンとアップするでしょう。この「スイスアーミーマン」は、この三つの要素が非常にうまく相乗効果をもたらし、たいして中身のない内容を、さも哲学的に表現したかのように思わせ、さも崇高で気品に満ちたかのように偉そうにし、この作品の良さが分からない奴はアホだ!とでも言いたげなほど、観客にマインドコントロールをしかけてくる。よくよく考えてみてください。とことんギャグにしてしまうと死者への冒涜にもなりかねない。主人公の妄想か、はたまた本当に生き返ったのか分からないがとにかく会話をさせ人格を持たせることで、各団体からのクレームを回避。最終的には死者を海へと旅立たせ、生命の源へ帰還したイメージ作り。ハッキリ言ってヘドが出る。だったら作んなって!しゃべらさず、徹底的に死体をギミックとして使い、サバイバルを乗り切るくらいのバカ映画のほうが、どれだけ清々しかったことか。ゴマすり洗脳映画なんか観たくなかったよ。 作品に対する感じ方は十人十色。耳にどれだけタコが出来たか分からないほど聞く言葉。わたしのこの主張も、そのうちの一人一色でしかありません。あしからず・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2018-03-04 22:07:52) |