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プロフィール
コメント数 731
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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321.  武器人間 《ネタバレ》 
この手の映画には全く興味がありませんでしたがアマゾン100円プレイ。これが予想外に良くまとまっていて、決してB級映画なんかじゃありませんでした。超絶にグロいんですがこの雰囲気はなかなかGoodです!  特に前半60分の出来が素晴らしく、ナチスの得体のしれない感がよく出ています。初出のヤレた武器人間もとてもいい味(リアルな気味悪さ)が出ていて、そのまま隊長が餌食になるのはかなり怖いです。途中まさかの美女投入からのモスキート野郎や扇風機おじさんとの死闘、仲間内のトラブルなどバランスよく配置しつつ、奥底にある冷蔵庫(ドライアイスの場面)もなかなか素晴らしいグロさです。  マニアに人気の博士パート(後半)ですが、マニアじゃない私からみても上手いバランス配分で申し分ない流れだったと思います。仲間同士の確執もきちんと伏線回収できていますし、博士の主張もギリギリのライン(まあ完全に超えてるが)でよく考えられたものだったと思います。  手振れカメラがリアルな反面、もう少し手振れを抑えた上で、このリアルな感じが出ていればもっと見やすくて良かったです。他人には絶対お勧めできませんが密かに「結構良作だったよなぁ」と一人悦に入る映画です。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-08-27 11:13:56)(良:1票)
322.  ライト/オフ 《ネタバレ》 
最近ありがちのネタ映画かと思っていたら結構しっかり作ってあって楽しめました。(ツンデレのお姉ちゃん可愛いぞオイ) しかしながら途中からダイアナの設定にブレが目立つのが少し気になります。ブラックライトなら見えるとか、明るい場所にもチラホラ現れてみたり、挙句には懐中電灯で火傷させることができたりとか・・ その他、訓練を積んだ警官コンビが瞬殺されて、か弱いお姉ちゃん&小学生コンビが生き残るのもご都合主義ですが、まあこれはこれでダイアナさんの忖度が働いたと推測できます。しかしブレッドさん、あんたはダメだ。ホラー映画定番の流れでは彼も目を繰りぬかれてお亡くなりになるべきだったはずが、ラストでまさかの綺麗なお姉さんとイケメンブレッド(ついでに弟)のワンカットには違和感でした。(ここは綺麗なお姉さんと腹違いの弟だけだろ)  粗やご都合主義感もあり「見たらすぐ忘れる系」の映画の域を超えませんが、全体的にはとても綺麗にまとまっていて見やすい映画です。まとまり具合で比べると「エスター」「ドントブリーズ」「ゲットアウト」などよりよくできていたように思います。せっかくの上々の仕上がりですから、寒い続編ができないことを祈るばかりです。
[インターネット(字幕)] 5点(2018-08-27 11:04:00)
323.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 
ただのネタ映画と思いきや予想外に楽しめました。が、ストーリーがド定番の子供向けだったのにはちと残念。面白い要素が多かったのでもう少し先鋭的な監督が製作など要の部分で参加してくれていたほうが、より面白くなったような気がします。  シャイニングのシーンに入り込むのはなかなか面白かったのですが、映画を見てない人にはちっとも面白くないでしょうね。。そしてラストでソレント(ベン・メンデルソーン)が扉開けた際に速攻で撃たなかったのが全く解せません。人生とキャリアをかけて主人公を追った男がラストで躊躇するかね?こういうところがスピルバーグの泣き所だと思いました。(あそこで撃って、主人公の周りの人たちが意思を継いで運営してゆく形もあったと思います)  個人的ですが、、(X1スーツ欲しいぞオイ) もとい、オタクで実生活もパッとしない主人公がオンラインゲームで好みの女性に出会ってゲーム生活が輝く設定にはワクワクしましたが、途中早めからリアルにシフトしてしまって、結局その出会った彼女もリアルに綺麗な訳で、ラストはリア充よろしく、全てを手に入れてしまった主人公には超絶にガッカリしました。(チッ)  何度も見たいとは思いませんが、まさにCGを最大限に生かした良作。陳腐な続編がないことを祈るばかりです。
[インターネット(字幕)] 6点(2018-08-27 10:55:57)
324.  ヴェンジェンス 《ネタバレ》 
脚本が綺麗にまとまっていてスッキリしていますが、王道すぎて物足りない感じも受けました。とにかくニコラスさんが寡黙で、表情や目で語るのが非常に良かったです。当然彼は観客と同じ心理でしょうから見ているこちら側もニコラスさんが映ると安心できます。(どうしても布袋さんに見えてしまって終始ニヤニヤ・・)  ただし、被害者が気の毒な反面、行動心理が理解できませんでした。シングルマザーでまだまだひと花咲かせたいのは理解できますが、0時過ぎて彼の助言を断って娘と夜道を歩いて帰ったらダメです。挙句は近道って・・ 日本でもありえない行動ですよコレ。あと服装や言動の数々もいけません。被害者が悪いとは言いませんが、年ごろの娘がいて教育する立場であるなら、もうちょっと自分で考えるべきでしょう。  復讐劇はやり過ぎておらずリアルで良かったですが、電話で呼び出したり一部無理があるような点がチラホラ見えましたのでその点少し惜しいです。続編がありそうな弁護士とのやり取りも個人的に不要だと思いましたが、総じて全体的に見やすくていい映画だったと思います!ニコラスさんはあまり好きな俳優ではありませんが、今回は結構良かった!(まあでも、見たら忘れる系の映画ではありますが・・)
[インターネット(字幕)] 6点(2018-08-15 11:07:30)
325.  バイオハザード: ザ・ファイナル
やっとラスト。ついに完結。そういう意味で楽勝で5点は献上できます。ストーリー的にはとても分かり易く、今までの伏線も一応回収してくれましたので総合的には良かったと思います。ただしアクションシーン全般にCG・編集・カメラワークが最悪で、戦闘シーンでは何をやっているのか訳が判らない&目が疲れました。個人的には派手なシーンやアクションより、映画としてきちんと内容メインで落ち着いて作って欲しかったと思います。  ローラさんは非常に美しく映っていましたね!でも無意味な役柄でしたので、、なぜ彼女がキャスティングされたのか謎でした。きっと日本の観客を増やすためなんでしょうねぇ。。いろいろ文句は書きましたがビッグタイトルの完結編としてはとても満足できるものでした。Very Good!(映画的には4点ですが、ラストだし綺麗にまとまっていたという意味でも少しオマケしてこの点数です)
[インターネット(字幕)] 5点(2018-08-10 11:18:48)
326.  マリー・アントワネット(2006)
公開当時、若いパートナーに押し切られて不覚にも劇場で鑑賞しました。主人公マリー・アントワネットはとてもかわいいのですが、顔つきが今風でゴシック調には全く合っていないと感じ、更には音楽もガレージバンド風のものが多く、当時は違和感ばかり感じた作品でした(キルスティン・ダンストは大好きですが)。15年ぶりに落ち着いて再鑑賞してみるとこれが意外にも結構素敵に仕上がっていて、当時、低評価を下した私自身の思慮が浅いことが露呈する結果となりました。  大前提としてソフィア監督自身はフランス革命など一切描くつもりなどなく、あくまで若いマリー・アントワネットを若い感性でガールズムービーに仕立て上げ、そしてそれを若い観客に見せたかったというのがこの映画の正しい解釈だと思われます。要するにこの映画に歴史的な黒い部分、またそれに向かう深いドラマ性などを期待する方が間違っていて、ソフィア監督はそんなことは百も承知(というか意図的に)、きらびやかな少女の部分だけを切り取った新しい切り口のマリー・アントワネットを作ったのです。(コンバースを紛れ込ませてあるという逸話からもそれは明らか) ただし、ソフィア監督も真の映画人コッポラ一族の直系なので、ガレージバンド風の楽曲や今風の眉毛と口を半開きにしたマリー(ダンスト)のガールズ描写を意図的に見せつつも、カメラワーク・美術・衣装はかなりしっかりしています。これらのスタッフは一流だったことも同時に理解することができます。  ある意味、ソフィア・コッポラとマリー・アントワネットは境遇が似ていないとは言えず、親が偉大過ぎるがゆえに周りの物事が自動的に働き、少女として自分の感情を挟む余地がないという「どうにもならなかった子供時代」をこの作品に落とし込みたかったのかもしれません。そんな中途半端な事をしてしまったが故に、何となく全体的に散漫な作品に仕上がってしまったものと思われます。 総じてよく判らない映画なのは事実ですが、監督の意図する切り口さえ見誤らなければ、これはこれで評価できる映画だったと思います。出来れば国境を越えた後は全編フランス語を徹底していただければより面白かったような気がします。今更ではありますが評価し直してこの点数と致しました。
[映画館(字幕)] 7点(2018-08-09 16:18:14)
327.  マディソン郡の橋 《ネタバレ》 
何十年ぶりに再見しました。ロードショー当時はやたら退屈な映画だと思っていましたが、今見ると深さというか良さが少しわかります。私は独身なので本当の意味では理解していないのかもしれませんが、これはなかなか落ち着いた大人の映画です。  大人になると知り合った相手が既婚者ということが当たり前になります。私にも過去一度だけ映画のような出会いがあり、同じような感情になったことがありました。今もたまにお相手の女性とお話しますが、今でもお互いに強く好意があったであろう確信があります。しかし私は絶対に不倫ダメ派なので、この映画のようにはゆきません。  手を触れあうだけ、食事をするだけ、それだけで心がつながってくれたらもう最高でしたが、それじゃあまりにも映画として面白くないですよね(笑) 原作を読んでから映画を見たせいもありますが、やっぱり「あかんやろ」という気持ちが付きまとって高得点が出にくい映画です。
[DVD(字幕)] 5点(2018-08-09 16:08:17)
328.  ナイト&デイ
クルーズ&ディアスの安心ペアによる安定の爽快ドタバタアクション映画です。辛うじて彼らのペアが若くてパワフルな時代最後の映画でしょうね。でもクルーズ映画特有の「見た後すぐに忘れる系」の映画でもあります。 とにかく一言でいうと、普通なんです。全体的にバランスもよくスピード感もあって全く悪くないんですけどねぇ・・ 可もなく不可もなく、ある意味映画としては致命的なこの点数。
[インターネット(字幕)] 5点(2018-08-09 10:52:40)
329.  トランス・ワールド
ネタバレすると楽しめませんので、レビューを見ずに鑑賞することをお勧めします。若干TVドラマ風の安っぽさは感じますが、なかなかセンスの良いミステリ風の小品です。そもそも何なの?的な部分はありますが、全体的に整合性もよく考えられていて完成度は高めです。星新一的なショートSFが好きな方にはお勧めです!  個人的には、いつになったら人気のない山小屋でのハンサム男1人と若い女2人の密室の情事が始まるのかと、、そういう意味で非常にドキドキしていましたが・・ まさかの展開で、そういう話とは正反対のお話でした。(下世話でごめんなさい) まあとにかく、クリーンヒット的な拾いモン映画でありました!
[インターネット(字幕)] 7点(2018-08-08 11:54:00)
330.  ハクソー・リッジ 《ネタバレ》 
良心的兵役拒否者のことは聞いたことがありましたが、具体的にどんなものなのかは今回初めて知るに至りました。言ってることは至極真っ当なのですが、聞いているほう(軍隊の仲間)からすると「俺たち全員のことを真顔でバカにしているのか?全否定か?」そんなレベルです。そういった意味ではリアリティに欠けていて「a true story」と前書きが無かったら真面目に見ることができなかったかもしれません。(真実とはこういうものなのでしょうが、軍隊内部で「戦争したくありませんでありますっ!(ビシ)」は、頭湧いてんのかコイツ?としか思えませんでした・・)  そもそも実際問題、主人公のような人物は一定数存在するものと思われますが、ほとんどの場合が戦争弱者のごとく早い段階で死亡してしまっているように感じます。バッターボックスにバットを持たずに立つようなもので、ほとんどの場合が秒殺で終わるものと思われます。今回のデズモンドに関してはたまたまラッキーだっただけですよね。  全体のプロットは手堅くまとまっていましたが、映画としては見た後に高得点が出にくい感じを受けました。全体が駆け足過ぎてご都合主義な感じに見えてしまったのかもしれません。ただ細かな部分は非常によく表現されていて、子供時代から偉業を成すまでの半生を2時間で過不足なく描いています。これは本当に上手いと思いました。やはりメル・ギブソンは監督に向いています。もちろん役者としても一流でしたが監督をやらせると格別です。古典的になりすぎず、かつ先鋭的なこともやり過ぎない。映画制作のことがよく判ってるなぁと感心します。メルギブには監督分野でもう少し活躍していただきたいです。
[インターネット(字幕)] 7点(2018-08-07 10:26:29)
331.  K-19
昔見た時はとても完成度の高い映画に思えましたが、再見してみるとそうでもないですね。まず妙な英語で進むことに違和感です。あとハリソン・フォードにも違和感バリバリです。 映画に関しては今改めて見ると、監督さんが何を見せたかったのか?この辺が微妙で映画として理解しがたい部分が多いです。表面的に見るならば、やはり共産主義国家の怖さがにじみ出ています。あの思想の国家は底辺に行くほど無理が生じていることは明らかで、結果的に防護服すら完備せず、また、トラブル時のマニュアルすらも満足に検討せずに原子力潜水艦を航行させてしまうという恐ろしい事態が起きてしまっています(まあ、時代もあるのでしょうが)。 50年以上前の話と比べても仕方ありませんが、現代のNK国もこのようなことなのかなと考えるとちょっと怖いですね。(共産主義=社会主義 同一と考えてレビューしています)
[インターネット(字幕)] 4点(2018-07-30 10:04:27)
332.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
街の不良が実は天才だったという、最初のつかみが素晴らしかっただけに期待しましたが、見終わってみたら全く響かなかったです。イメージ的には高校生がみんなで集まって作った「ぼくの演劇」みたいな印象です。 全体的に綺麗にまとまってはいますが、色々な部分がベタ過ぎてシラケるレベルだと思いました。アメリカン・グラフィティのように哀愁や深みを感じることもできず、私には巷での高評価がイマイチ不思議に思えます。可もなく不可もなくといった印象で、とても退屈な映画でした。
[DVD(字幕)] 4点(2018-07-27 16:21:25)
333.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと
とにかく女の子たちが可愛かった。お話はよくある”ありえない流れ”の優しいお話。点数が低いのは父親のクズ具合のせい、これに尽きます。更には全体のトーンが少々暗いのも低評価に拍車をかけていて残念です。しかし全体的に上手にまとめてあるし映画としてはとても見やすいです。女の子二人の可愛さに免じてこの点数で。
[DVD(字幕)] 4点(2018-07-27 12:26:08)
334.  E.T. 20周年アニバーサリー特別版 《ネタバレ》 
当時、ETといえば凄まじいまでの人気でしたが、、私は妙にひねくれているところがあって頑なに拒否し続けてきました。皆さんもたまにありません?理由もなくやたら食わず嫌いを貫きたくなることって(笑)  20年くらいしてやっと見ましたが、自分の無意識下にある感性の正確さを再確認しただけでした。どこをどう切り取っても感動する部分もなく、子供主演=グーニーズとか子供向け映画にしか見えませんでした。ある意味、子供時代に見るべき映画だったと思いました。以上。
[地上波(吹替)] 3点(2018-07-27 12:12:51)
335.  アビス/完全版 《ネタバレ》 
それなりに粗は見られますが、密室サスペンスからアクションへの流れ、そして海底への決死のダイブアドベンチャー後のまさかのメッセージ性コテコテの宇宙人ラストと、これでもかというほど映画の夢とロマンが詰まった作品でした。 当時CG技術はまだ過渡期で粗削りなのですが、それでも初めて見るような映像オンパレードでSF好きの私としてはなかなか魅力的な映画でした。(水で顔を表現するシーンとか、ヘルメットに水を入れて肺を水で満たして呼吸するとか、SF表現が色々と凄かった)  バッド・ブリッグマン(エド・ハリス)とリンジー(メアリー・エリザベス・マストラントニオ)のやり取りにはイマイチ魅力がありませんでしたが、コフィ大尉(マイケル・ビーン)とバッドとのやり取りはバカバカしくてなかなか面白いです。また、タイミング悪く現れる未知のアレもなかなか絶妙で失笑してしまうシーンは多めです。キャメロン監督も黒歴史として認識しているらしく、明らかにエイリアン2やターミネーター2とは扱いが異なっています。個人的にはエイリアン2やターミネーター2らと並んでアビス(完全版)ももう少し評価されてもいい映画だと感じます。4K化とまではいいませんが、せめてブルーレイ化したシネスコ映像が見たいものです。いろんな意味で惜しい作品。
[ビデオ(字幕)] 7点(2018-07-26 11:49:49)
336.  アビエイター
だいたいプリオ氏が出てれば面白いという法則が私にはありますが、この映画は全然面白くなかったです。とにかく長さばかりが印象に残った映画です。そもそもスコセッシと私は水と油のごとく合いませんので、トライした私が悪かったんです。映画は一番に監督、そして脚本、最後に演者ですよねやはり。。
[ビデオ(字幕)] 1点(2018-07-26 11:39:31)
337.  アサシン(1993)
公開時に見た時はニキータよりこちらのほうが洗練されていてブリジットもかわいいしと思っていましたが、今見るとほとんど子供の学芸会。ニキータのほうの、フランス映画特有の気だるさが無いとこの映画はしっくりこないと痛感します。主人公の力量の差もあるかもしれませんが、ハリウッド版のほうは全体的にちょっと軽いです。
[地上波(吹替)] 3点(2018-07-26 11:15:33)
338.  レッド・スパロー 《ネタバレ》 
全体的にバランスもよくて結構レベルの高い映画でしたが、、なんだか・・ リアル路線すぎるというか力が入りすぎているというか、映画としてイマイチ楽しめなかったような気がしました。(完成度が高ければイイというものではないというのを痛感します。映画って本当に難しいですね)  ジェニファーローレンスとエドガートンのお互いの雰囲気はとても良かったのですが、思ったよりもラブシーンがショボかったです。あと皆さんもおっしゃるようにJローレンスが微妙にブスいというか普通っぽい感じがよりリアルで生々しいです。拷問のシーンや情報を得るシーンなども全体的にさりげなく、いちいちリアルで生々しい。  Jローレンスの体当たり演技は本当に素晴らしいものでしたが、しかしながら映画全体の雰囲気が張り詰めすぎているというか、ギチギチで凄い疲労感を感じる作りになっているのはマイナスのような気がしました。いや、完成度が高く脚本も素晴らしいものですがねえ・・ それが悪いほうへ作用しているような感じです。評価が難しい作品です。(客観的に見て間違いなく高得点映画ですが、心の中では低い点数を付けたいと感じてしまう映画です)
[インターネット(字幕)] 6点(2018-07-24 10:18:25)
339.  ザ・ウォール(2017) 《ネタバレ》 
リミットという映画を思い出しましたが、、ザ・ウォールのほうがより熱中できました。評価が低い人もいらっしゃいますが、なかなかの拾いもん映画ですよコレ!  まず戦争素人でもこのシチュエーションの怖さが理解できる点が素晴らしい。敵地のど真ん中、死亡している人全てが頭を撃ち抜かれており、その現場で自分も的にされているという恐怖たるや凄まじい。相手がどこから狙っているかわからない恐怖。そしてその相手は凄腕&伝説のスナイパーかもしれないということ。おおよそ全ての戦争の恐怖が収まっているように感じます。更に自分も瀕死の怪我を負った状態にもかかわらず、涼しい声で相手が嘘をついて通信してくる恐怖が追い打ちをかける。  粗を探せばたくさん粗があると思いますし、戦争に詳しい人からしたらありえない設定もあるかもしれません。しかしそういう穴を突くよりこのシチュエーションスリラーを楽しんだほうがイイです。あっという間の90分でした。コンパクトなシナリオが好きな人にも強くお勧めできる映画です!
[インターネット(字幕)] 7点(2018-07-24 09:51:25)(良:1票)
340.  ミスター・ノーバディ 《ネタバレ》 
「神様メール」がおもしろかったのでトライしてみましたが・・ ダメでした。最初から面白くなりそうな雰囲気を持っていて、選択する際のエピソードも各自なかなか面白いです。しかしエピソードが面白くなりそうになるとそのシーケンスが終わり、あっさり次へ。。それが何度も何度も繰り返されて、一時間もするとすっかり退屈(イライラ?)になってきます。その後、頑張ってラストまで見ましたがラスト10分は最も意味が分からない。  少年が電車で選択に迫られるシーンと、三名の女性との可能性を掘り下げてしっかりと一つずつ見せてくれたほうが良かったような気がします。そして空いた時間をバタフライエフェクトの可能性の説明に割いてくれたほうが、もっと哲学的かつ宇宙的だったように感じます。このラストでは全く意味が分からないし、とにかくなんか面白くないんですよ。。終わってからの第一声が「やっと終わったよ」ですが、観客にこれを言わせてしまう作品ってある意味最低だなと思います。(途中途中のエピソードは結構面白かったので甘めの点数ですが)  2022/8再鑑賞 やっぱり私の頭脳では終盤の流れがよく理解できませんでした。初鑑賞時同様に各女性陣との各人生は素晴らしいものの、パラレルワールド・超ひも理論などと結びついているのかどうかよく判らない終盤の流れがイミフ過ぎて台無しになっているような気がします。もっと頭が良ければ理解できるのかもしれませんが、私にはこれ以上は無理そうです。各女性陣との人生が素敵な余韻を残すだけに、もう少し万人に受け入れられるラストを準備していただきたかったところです。
[インターネット(字幕)] 2点(2018-07-23 11:57:09)(笑:1票)
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