3401. 彼と彼女の第2章
台詞や心理描写がいちいち理屈っぽくて、その時点でラブストーリーとしては不合格。個別のエピソードも、大して目新しくないか、もしくはいかにもそのためだけに作り上げられたようなものばかりで、興味を引かない。デブラ・ウィンガーの自然な気品ある美しさに4点。 [地上波(吹替)] 4点(2006-04-23 18:12:51) |
3402. ジュエルに気をつけろ!
リヴ・タイラーが主演という時点で作品としては何も期待できないし、そもそも主人公(男)がまともな判断力を持っていれば初手の時点で何も起こらない話なので、とても期待して見る気にはなれなかったが、3人がそれぞれ違う立場の人に語っていく(しかも自分の都合の良いように)という設定が面白く、そこそこ最後まできちんと見ることができた。テンポも悪くなかったし、細かいところもそれなりに凝っていたと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2006-04-18 01:23:58) |
3403. ハネムーン・イン・ベガス
賭博のカタに相手の妻を要求する男、それを即座に拒否せず悶々と悩む夫、怒りながらも何だかんだで引き込まれていく妻、と出発点の時点で3人が3人ともほとんど最低の人格レベルなので、話としてまったく面白くないし、コメディチックな部分も笑えない。ニコラスとジェームズ・カーンを鑑賞するために何とか見られるという、それだけの作品。 [地上波(吹替)] 4点(2006-04-05 22:24:21) |
3404. スラップ・ショット
アイスホッケーを扱った映画は初めて見るので、その限りでは新鮮だったが、それ以上のものはなかった。大体、ラフプレーそのものを正面から賛美してしまうのは、スポーツの描写として何かが間違っている気がする。全体のテンポもあまりよくない。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-05 04:13:25) |
3405. Emma/エマ(1996)
主人公が頭悪すぎで話にならない。君がしてることは、他人の好みや心理を読み取る能力もないくせに勝手に暴走して、周囲に迷惑と混乱を引き起こす、という「よくいるお節介」そのものではないですか。こんな主人公に振り回される周りの人たちが哀れです。点数は、そんな下らない話でもよく頑張っていた美術と衣装の担当者に対して。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-04-02 03:51:38) |
3406. しあわせ色のルビー
レニー目当てで見るのが間違いだと分かってはいるが、それでもつまらない内容だった。さしたるドラマでもない話を起伏もなく延々と続けられるため、見るのが苦痛である。当時のレニーの演技力のなさにもびっくりした。ユダヤ教の正装(?)の勢揃いシーンのみ、多少の新鮮味があって印象的。 [DVD(字幕)] 4点(2006-03-27 01:07:19) |
3407. 奇蹟の輝き
結構期待できるストーリーだったのに、展開に一切何の工夫もなく進行するダラダラぶりにびっくり。天国と地獄に関する陳腐な想像力にもがっかりした。 [DVD(字幕)] 4点(2006-03-25 04:42:17) |
3408. 南極物語(1983)
再見して知ったのは、犬たちが人間なしで奮闘する部分の時間が意外に短かったということ。中心的な犬以外でも、アンコもシロもデリーも最後はそれなりの見せ場が用意されているのだから、例えば前半の雪中行軍の段階でそれぞれの犬の個性をきちんと描いていれば、各犬の死闘も光ったものになっていたと思うが、そこまで手が回らなかったのでしょうね。高倉健と渡瀬恒彦というキャスティングも、キャラクターが重複していて面白くない。ナレーションも中途半端で内容に合っていない。ただし、ロケーションの努力は(手続的なものを含めて)大変なものがあったと思うので、点数はそこに対して。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-03-19 22:39:51) |
3409. シティ・スリッカーズ
この話は、大自然でのそれまでにない肉体的体験が個人の内面を変えていくというのがポイントのはずなのだが、何でその主人公に、常に頭の中でしか物事を考えていないようなビリー・クリスタルをあててしまうのだろうか。彼が頑張れば頑張るほど、まわりのお膳立てと正反対の方向に世界が行ってしまっているような気がしてならない。導入部と収束部がそれぞれ長すぎで、しかも肝心の各人の「変化」なるものがありきたりで平凡なのもマイナス。 [DVD(字幕)] 4点(2006-03-16 02:58:55) |
3410. 赤ちゃんのおでかけ
途中から、ネタが尽きてきたのか、単なる追いかけ合いばかりが延々と続くようになってしまって、一方的につまらなくなっていきました。犯人3人組のうち2人が単なる足引っ張り役の馬鹿でしかないのもマイナスです。日本人を笑わせたかったら、きちんとボケとツッコミをマスターしてください。ここぞというところで「アーッ」って叫びまくっているのも、うるさいだけです。 [DVD(字幕)] 4点(2006-03-14 04:13:07) |
3411. ラブ・オブ・ザ・ゲーム
ストーリーも場面設定も台詞も、すべてがものすごく安易。一番の問題点は、登場人物が自分の心理を自分で説明してしまっていること。脚本書いてて、これではまずいと思わなかったのだろうか。ケビン・コスナーには格好良さなど期待していないが、ヒロインもあまり美しくないのというのも困りもの。 [DVD(字幕)] 4点(2006-03-01 04:13:06) |
3412. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
内容はほとんどどうでもいいが、レイチェル・ワイズの美しさに+1点。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-02-27 02:13:50) |
3413. 処女の泉
寓話的・神話的な話のはずなのに、登場人物の言動がえらく適当で思慮や示唆というものを感じさせないので、話に入り込めない。 [DVD(字幕)] 4点(2006-02-27 01:51:57) |
3414. blue
いい雰囲気の話なのに、何で最初から最後まで、まったく平坦に、同じようなペースで進むのでしょうか?ポイントとなるべき場面はいくつかあるのですから、そこをきちんと強調するだけで大分変わってくると思うのですが。 [DVD(邦画)] 4点(2006-02-17 01:20:16) |
3415. ゲッティング・イーブン
手堅くまとまったコメディではあるが、目新しさは何もない。親父の相棒2人が単に頭が悪いだけなのもマイナス。映画というより、単なるホームドラマという感じ。 [地上波(吹替)] 4点(2006-02-13 00:18:47) |
3416. 風の谷のナウシカ
前半はご都合主義的な展開が積み重ねられているだけで、一貫性がまったくなし。クライマックスに向かう終盤はややましだったが、話の発想としては実に単純で、目新しさが何もない。当時、この作品がクラスの話題の中心だった思い出に+1点。 [ブルーレイ(邦画)] 4点(2006-02-05 03:01:38) |
3417. LOVE SONG
《ネタバレ》 冒頭のあっけない別離、迷いと変化を切り取ってみせたラストなど、いくつかは優れたセンスのある場面もあるのに、それ以外の部分の駄目さとほとんど全員の無表情演技で価値が壊されてしまった。結局、大半は雰囲気でそれっぽく進んでいるだけ。それと、この展開なら伊藤英明は最後のぎりぎりまで出さない方がよかったのでは? [DVD(邦画)] 4点(2006-01-17 04:00:59) |
3418. デイズ・オブ・サンダー
ホワイトスネイクのヴォーカル、デイヴィッド・カヴァーデイルのソロ曲"The Last Note Of Freedom"のためだけに存在価値がある作品。いや、内容的にここまでカスとは思わなかったよ。たまたま遭遇した女医をへらへら追いかけながら、都合よく大事なレースだけ勝ってるんじゃありません。オートレースというものがすごく簡単に見えてきます。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2006-01-09 15:56:14) |
3419. 愛しのローズマリー
古典的なテーマなのだから、作り込みをしっかりしないと映画としてはつまらないと思うが、例えば、催眠術にかかった後での世界の見え方の違いとか、ほかの人と自分の感覚の違いによるギャップなど、おいしい視覚ネタを含んでいるはずなのに、それが全然生かされていない。なので、最後も安直にしか映らない。制作者が考えているはずの「心の美しさ」とは何なのかが見えてこないのもマイナス。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2006-01-03 20:43:39) |
3420. ペイ・フォワード/可能の王国
《ネタバレ》 対象と描写手法がまったく合っていません。"Pay It Forward"運動の拡がりを扱いたいのなら、母親と教師のどうでもいいような恋愛沙汰を何であそこまでしつこく映し続けるの?サイドストーリーの部分があまりにも雑なので、本来なら重要な転換である「記者の登場」の場面も、予定調和的にしか感じません。むしろ、記者側を主役にするか、または5つか6つぐらいのストーリーが同時進行する形にした方がまだましだったでしょう。点数は、不気味な存在感を示していたジム・カヴィーゼルに対して。 [DVD(字幕)] 4点(2006-01-02 03:51:01)(良:1票) |