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プロフィール
コメント数 3430
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 42
小津安二郎 37
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 18
今泉力哉 24
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 18
ロベルト・ロッセリーニ 15
ジャン=リュック・ゴダール 38
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 19
ジャック・ベッケル 14
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 28
アルフレッド・ヒッチコック 56
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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341.  知りすぎていた男 《ネタバレ》 
序盤、モロッコをお気楽に旅するシーンは、異国情緒に溢れていて楽しかったものの、スパイが殺された辺りから急につまらなくなった。 特に終盤はダラダラと間延びしていて冗長だった。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-05-29 22:24:36)
342.  平成真須美 ラスト・ナイト・フィーバー 《ネタバレ》 
平成から令和に元号が変わるのに合わせ、ダンスを踊りながら曲を作る。 その過程を描いた内容。  登場人物たちがみんな個性があってどこか変なのだけれど、だけどみんな真剣にダンスをしながら曲を作ろうとしている。 くだらない内容にも思えるのに、みんな真剣に取り組んでるものだから、なんか応援したくなってくる。  都会で懸命に生きる若者たちに勇気を与える映画。 みんな孤独をどこかで抱えつつも、みんなの気持ちが一つになった時、孤独なんかじゃない、そこには一体感と感動がある。 心が躍動する瞬間がある。  言わずもがな伊藤沙莉の存在感とハスキーボイスは健在。 最初はその場に馴染めずやる気は乗らずも、懸命に頑張る仲間に少しずつ感情が乗っていき、最後は仲間と一緒に感極まる、そんな気持ちの動きを見事に演じていた。  どんな事でもいい、真剣に取り組んでいれば何かしら得るものはある、そんなメッセージが伝わってくる作品だ。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-05-27 16:18:34)
343.  間違えられた男 《ネタバレ》 
濡れ衣を着せられることの恐怖を描いたスリラー。 目撃者の勘違いにより冤罪が簡単に出来上がることの恐怖と理不尽さ。 それが淡々と描かれているのだが、それが淡々とし過ぎていて退屈した。
[インターネット(字幕)] 4点(2023-05-27 12:56:44)
344.  海へ行くつもりじゃなかった 《ネタバレ》 
自分の好みど真ん中な日本映画。 音楽、映像、エンドロール、金髪、すべて良し。  二人が心を通わせる中で、女性の耳が不自由なことに触れない、そこがまたいい。 野暮なことを聞かないというか、相手の女性のことを考えた立ち回り、そのさり気なさ、しつこくない感じ。 別れる時も連絡先などは聞かず。 まさに一期一会。 なんて素敵な日本映画なんだ!
[インターネット(邦画)] 9点(2023-05-21 20:55:24)
345.  ハリーの災難 《ネタバレ》 
なかなかのブラックユーモアだし、話も良く出来ているが、何故だかそこまで楽しめなかった。 1日に何度も埋めては掘り返すって、さすがに現実的でないし。  思うにヒッチコックの映画って醸し出す雰囲気が怖いから楽しめるのであって、本作のように人が一人死んでるのに作品全体の雰囲気がユルいのがイマイチな要因かと。 ブラックユーモアを強調したいがために、敢えてお気楽ムードにしてるのは分かるが、緊迫感がないのはヒッチコック作品としては物足りないかな。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-05-21 16:51:43)
346.  オーバーナイトウォーク 《ネタバレ》 
磯部鉄平監督作品を初鑑賞。 人生に迷える姉妹が深夜の東京を歩くおはなし。  私も夜の東京、しかも本作のような何でもない住宅街を歩くのが好きだ。 なので、姉妹の会話の内容なんてどうでもよくて、「東京の夜を誰かと話しながら散歩する」という設定そのものが気に入った。 もちろん気心の知れた人との散歩が楽しい。  何でもない誰かの、何でもない日常を切り取ったショートフィルムとして秀逸な作品だ。 若い頃、将来の夢を語りながら、ひたすら歩いたあの夜が思い出された。
[インターネット(邦画)] 7点(2023-05-20 13:15:51)
347.  太陽の下で ー真実の北朝鮮ー 《ネタバレ》 
タイトルに偽りあり。 太陽なんか出てこないし、空気は霞んでいて汚いし昼間から薄暗い。 そして真実の部分はほとんどなく、大部分は演出されたもの(ところどころに真実は見え隠れはするが)。  それじゃあ、この人たちが日本人より不幸なのかと言えば、必ずしもそうとは言い切れない気がする。 資本主義社会における競争では必ず敗者がいて貧富の格差もあるが、北朝鮮にはそれがない。 ラストで泣いてる少女は確かに可哀想だけど、資本主義の競争社会にだって負け組がいる。 北朝鮮をおかしなもの、間違ったものと決めつけるのは簡単だが、それはアメリカ的自由主義に毒された者たちの勝手な価値観じゃなかろうか。  とまあ、国家思想的なことはさて置き、このドキュメンタリー、市井の人々の暮らしぶりが見えてこず、いまいち面白味には欠ける。 それと同時に北朝鮮という国は世界一異質な国で、実に興味深い国であることを再認識できた。 そういう意味では見た価値はあったように思う。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-05-19 21:30:10)
348.  悪い奴ほどよく眠る 《ネタバレ》 
悪い奴ほどよく眠る、いいタイトルだなぁ。 胸のすくほどのバッドエンド。 これが現実の社会なんだろうけど。  それにしても香川京子があまりにひどい役柄だ。 単なるバカ女の役ではないか! つくづく黒澤映画って男の映画なんだなって感じる。 とにかく黒澤映画に出てくる女性は魅力的ではない。  しかし地位や金ってそこまで大切かねぇ。 私には理解はできない。 特に子供に見限られてまで地位や金を守りたいとは思わないね。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-05-17 17:28:52)
349.  どですかでん 《ネタバレ》 
他のレビュワーの何人かが黒澤明の最高傑作と書かれているが、それに同意。 これは紛れもない黒澤明の最高傑作!  特に伴淳三郎のエピソードが素敵。 あの意味の分からないチックみたいなのも強烈なインパクトだし、ワイフも強烈なキャラクター。 そしてそのワイフの悪口を言われた日には怒り出し、そのワイフにいかに苦労をかけたかの思い出話がまた泣ける。 ついでに足も悪い。 この作品、伴淳三郎のベストアクトでしょう。  その他のエピソードも奇妙で面白くてインパクトがあり、この作品でしか見ることの出来ないものばかり。 黒澤明の凄さをこの作品でやっと実感した。
[インターネット(邦画)] 9点(2023-05-14 08:32:58)(良:1票)
350.  夢(1990) 《ネタバレ》 
最後のエピソードが一番好み。 笠智衆の話は含蓄がある。 それに対し、雪女のエピソードやトンネルのエピソードは苦痛だった。  フェリーニが『8 1/2』を撮った様に、巨匠監督はどうも頭の中の空想や夢で見たものを映像化する傾向があって、それは巨匠だから許されるのもあるが、いずれにせよあまり面白いものとは言えず、周囲もそれを題材に映画を撮ることに対し、反対できない力関係があったのかなと勝手に思いを巡らせてみた。
[インターネット(邦画)] 3点(2023-05-11 08:27:34)
351.  エクソシスト2 《ネタバレ》 
前作ほど宗教色が出ておらず無難に楽しめた。 リーガンが意味もなくやたらにムチムチボディを露出、ラモント神父は最初から最後まで目を血走らせてマジモードと、見どころ多し。 あと、「脳波を同期させて記憶を共有する」って発想も、時代を感じて面白い。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-05-07 15:56:02)
352.  成れの果て 《ネタバレ》 
設定に無理はあるものの、俳優さん達の熱演により、最後まで飽きずに見ることはできた。  過去の決定的なシーンを決して見せないのも、良心を感じる。 ひなびた田舎町の雰囲気も良い。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-05-07 11:19:33)
353.  ハリー・ポッターと賢者の石 《ネタバレ》 
子供向けアメリカ娯楽映画。 余計なエピソード(グループ対抗の運動会みたいなヤツ)があったせいで尺が長いのがネック。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-05-06 19:46:23)
354.  そして光ありき 《ネタバレ》 
初めて見るタイプの退屈な映画。 原住民の生活が淡々と映される。 それだけならよいのだが、ほとんど字幕が出ない。 サイレント映画よりも字幕が少ないレベル。 当然、何をしゃべっているのか分からない訳だが、これは監督の意図したことだろう。 この意図が何なのか理解不能。 ただ退屈になるだけだ。
[映画館(字幕)] 2点(2023-05-05 17:29:28)
355.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 
三船敏郎と藤田進の長槍対決は迫力があった。  確かにキャラの配置がスター・ウォーズの下地になっているのが分かる。 三船がルーク、お姫様はお姫様、釜足と千秋はロボット。  最後、軍用金は地面に置いて逃げたはずなのに、いつの間に放れ駒に乗っていたのか納得いかず。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-05-03 16:16:39)
356.   《ネタバレ》 
『影武者』と本作を立て続けに見たが、この二作品とも私にとっては退屈で、最後まで見るのに難儀した。 本作の方はそれに加えてピーターの動きと喋りがとにかく嫌で嫌で、イラついてムカついて仕方なかった。 老けメイクの仲代達矢と、迫真の演技の原田美枝子のご両人は素晴らしかったが。
[インターネット(邦画)] 4点(2023-04-30 18:46:39)
357.  カラビニエ 《ネタバレ》 
ゴダールのこの貴重な作品は『ヒューマントラストシネマ渋谷』という映画館にて鑑賞に漕ぎ着けた。 仕事での疲れが抜けない中、渋谷まで足を伸ばすか直前まで迷ったが、行けて良かった。  ゴダールによる戦争への皮肉が散りばめられた内容。 勝てば何でも許される、だけど負けたら全てを失う。 いかに残酷で愚かな行為であろうとも、戦争に勝てば何でも許されてしまう。  しかし何で男ってのは、戦場で若い女性を見つけると、性的で馬鹿な行為に走るのか。 この作品でもその馬鹿さ加減を示すシーンが何度か映されていた。 男として非常に恥ずかしい気持ちになった。 これを女性が見た時、どんな感想を持つのだろうか。
[映画館(字幕)] 6点(2023-04-30 17:07:37)
358.  泥棒成金 《ネタバレ》 
確かに他の方々がおっしゃる様にケイリー・グラントは黒光りしているね!  ヒッチコックらしさがまるでない、言い換えればヒッチコックが新境地を開いた作品。 とにかくテクニカラーが綺麗で、他ではあまり見たことのない映像美。  最初から最後まで退屈感がつきまとい、ラストの屋根の上での新旧キャット対決で少しだけ見せ場アリ。 正直、イマイチ感は拭えない内容。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-26 22:15:21)
359.  危険な関係(2012) 《ネタバレ》 
ラクロという人の古典小説がベースになっているらしく、ストーリーの骨格がしっかりしている。 ストーリーがしっかりしているのであとは演者次第だが、チャン・ツィイー(中国)、チャン・ドンゴン(韓国)、セシリア・チャン(香港)の3人とも素晴らしかった。 とにかく悲劇を追究したかの様な話でなかなか後味は辛いものの、見て損をした気はしない。  チャン・ドンゴンからのキスをチャン・ツィイーがついに受け入れるシーン、チャン・ツィイーが涙してるのを見てチャン・ドンゴンがキスをするのを止めたのが、なんとも言えぬ味わいで印象深い。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-23 17:23:13)
360.  バニー・レークは行方不明 《ネタバレ》 
娯楽作品として十分楽しめたものの、途中までまともな雰囲気だった兄が、途中から急におかしな人になるのは不自然かな。 それにしてもあの大家のジジイ、非常に変態的で鬱陶しかった。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-19 05:01:48)
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