361. 刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
《ネタバレ》 まずひとつ腑に落ちないのが遺言で前妻に遺産が相続されるのを事前に知っていたから彼の容疑が晴れたような展開になるのがよくわからん。知っていたからこそ、という発想はすぐに浮かぶはず。 内容としては短編的な内容なのでもっと尺を短縮した方が良かった。 [DVD(吹替)] 4点(2007-11-22 22:14:58) |
362. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
《ネタバレ》 犯人の落ち度を次々と指摘し、揺さぶりをかけて馬脚を露わすのを待つ。 最後は、はったりをかまして古畑が活躍したっぽく見えるものの地味~な攻防に終始。 しかも、キーパーソンとなる田中要次の扱いはあの程度の伏線で処理しきれてないでしょう。 このシリーズは大体がミステリーに終始する内容なので、構成自体に娯楽性を期待するようなものにはなりにくい。 人気の核はレギュラー陣のキャラクター性によるところが大きいと思う。 その点から言っても古畑一人に限定し、コミカルな描写を殆ど排したこの内容はきついのでは? [DVD(邦画)] 4点(2007-11-14 20:33:03) |
363. バタフライ・エフェクト/ディレクターズ・カット版
劇場公開版は5点(評価内容はそちらを)。 こちらは飛躍し過ぎる主人公の発想にマイナス1点。 [DVD(字幕)] 4点(2007-11-09 12:25:36) |
364. 普通の人々
家族というものを考えさせる上では有意義な作品なのでしょうが、やはりこういった内面の問題解決をメインとしてしまう話は説明的なものに終始してしまうので扱うのは難しい。 社会を成り立たせる為に生じた文化には無理のあるものが山とある。 そもそも「愛」というものもその中に入るわけで・・・。 [地上波(吹替)] 4点(2007-11-08 21:21:57) |
365. まごころを君に
いろんな意味で古い映画だな、と思わされる出来。 ストレートな表現ですから自分の評価基準となる「芸」はない。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-11-04 17:55:19) |
366. ラスト・プレゼント
半分ほどの尺でサクッとした短編としてまとめられていればもっと評価できた。 ストレートなお伽話を2時間尺にするなんて無謀(どうにも先行きがみえみえになっちゃってる)。 しかし、人の死を扱ってダラダラと扇情的な演出をするのは下世話だな~。 [地上波(字幕)] 4点(2007-11-03 03:49:17) |
367. スクラップ・ヘブン
《ネタバレ》 「ファイトクラブ」を文芸止まりにした直球作品。 しかも、こちらは主人公に絶望しか残さない結果。 「ファイトクラブ」の上っ面しか見れなかった人が憧れで作った内容でしかない。 どう考えても影響されているので相対的な評価になってしまう。 本家は娯楽作品に仕上げているし、内容としても単なる教訓話に終始せず、ドラマ処理へと繋げている・・・ということでこちらは4点。 比較すれば圧倒的に芸が無い。 [地上波(邦画)] 4点(2007-11-02 19:37:44) |
368. ブラボー火星人2000
《ネタバレ》 えらい詰め込んでますね。 普通なら減点要因ですが、快感にすらなったので甘めの採点。 宇宙人に情が湧く流れに説得力を持たせるエピソードを与えていれば、もっと好印象になったと思う。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-30 16:51:43) |
369. バウンド(1996)
《ネタバレ》 転換部が双方のケアレス・ミスというのには閉口するものの、大げさなサスペンス演出が次第に快感に(コントっぽい印象さえ芽生えた)。 ペンキの使い方のみ感心。 [DVD(吹替)] 4点(2007-10-28 23:09:38) |
370. ブラッド・ワーク
《ネタバレ》 犯人へ辿り着く手段はどうにも間抜け。 捜査官をライバル視する犯人のサイコっぷりは面白いと思うものの、単なる動機付けに留まり中途半端。 下らないロマンスを入れるよりもっと掘り下げるべき部分はあったと思う。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-26 11:23:46) |
371. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
自分も幼い頃に母親を亡くしているので大いに同情できるし、理解も出来るものの・・・。 犬を真似て道化を演じるのは諸行無常に対するささやかな抵抗か、変化に追いつけない幼い心の暴走か。 諸々脳内補完すればいかようにもとれるが、どうにも漠然としていて素人作家のような仕事ぶり。 [DVD(吹替)] 4点(2007-10-24 10:56:49) |
372. 少年たちは花火を横から見たかった
作品の出生やサイドストーリーやモチーフとなった「銀河鉄道の夜」の紹介、ロケ地を巡っての懐古、メイキング、撮影秘話などを詰め込んだ内容で、果たして何をしたかったのかよくわからないけれど、岩井俊二自身がこの作品を転機と捉えているのはわかる。 なんてったって、この内容を指揮して作ってるんだから。 普通岩井俊二付近の人が作るような内容ですよ。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-21 14:46:41) |
373. ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎<TVM>
《ネタバレ》 メイン・ストーリーはルパンの盗んだ宝の在り処を示すもの(ヘミングウェイ・ペーパー)を敵対者に奪取される。しかし、その敵対者にも敵がいて共倒れ。よって宝はルパン達へ。 整理するととんでもなく無意味・無駄な要素や描写のある作品。 プロット上でのルパン一味の活躍は殆どなく、漁夫の利的処理に過ぎない(それ自体は構わないが、殆ど無意味のルパン一味を無理に絡ませ、膨らませ、掘り下げるべき部分は随分と雑多に扱われているのが何とも・・・)。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-16 19:45:52) |
374. ジュラシック・パーク
アトラクション・ムービーに徹した姿勢はある意味正しい姿な気もする。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-12 06:16:31) |
375. シンク
人が感動するのは自分の存在を実感させられた瞬間なんだろうな、とつくづく思う。 テレパシーという精神的に直結している状態によって、自分を知る人の存在を感じることができる。それはある意味自分の存在を実感できる状態でもあるだろうから、随分と心地良いのかもしれない。 そして、そんな力も消えてなくなるのかもしれないという不安が生まれる。いつか死ぬのを知りながら生きているように。 答えを探してもしょうがない。 その状態を楽しめという姿勢は、唯一の処世術なのかもしれない。 [DVD(邦画)] 4点(2007-10-11 11:50:43) |
376. ギター弾きの恋
《ネタバレ》 文句を言わず(言えず)、ただ愛してくれた女性に逃げてくると相手は既に子持ち。 失ったものの価値を覚り、自身のダメっぷりをしみじみ悟る。 何ともストレートな内容。 ダメ人間の生き様をみて、何か学習した気になった人には価値があるんでしょうね。 ただ、人間性と才能の良し悪しは関係ないという当然のことをはっきりさせているのに好印象(そのふたつを一緒にしてドラマを作ってしまう不条理をよく見掛けるので)。 ウディ・アレンもそういうドラマに嫌気がさしてたんだろうな~。 [DVD(吹替)] 4点(2007-10-11 08:38:30) |
377. バグズ・ライフ
あえて褒めるところもなければ、けなすところもない。 普通のディズニー作品になってしまったピクサー作品。 [DVD(吹替)] 4点(2007-10-10 12:24:29) |
378. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ディズニー作品というだけで全てが予想される内容。 ただでDVDもらえたから観たけど、すぐに売りに行った記憶がある。 [DVD(吹替)] 4点(2007-10-10 12:09:19) |
379. ワイルド・スピードX2
与えられた縛りの中で至極無難にまとめられた作品(無理はあるものの)。 きっと車好きには堪らないんだろうな~。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-07 23:15:51) |
380. 隣人は静かに笑う
《ネタバレ》 短編ミステリーをそのまま長編映画にしちゃったような作品。 主人公にそうせざるを得ない動機設定がなされていないと陥穽の企てとしてはどうにも・・・。 [地上波(吹替)] 4点(2007-10-04 19:56:28) |