361. カーズ クロスロード
例えば、プロ野球選手を目指して頑張っている子供たち。でも思うようにはなかなかいかない。そんな子たちでももしかしたら他の可能性が、選択肢があるかもしれない。例えば、職場で長いこと頑張ってきた大人たち。でも、時代の流れにだんだんついていけなくなってきた。そんな大人たちにももしかしたら新たな可能性、選択肢が見つかるかもしれない。 この映画が、それを教えてくれた。 [DVD(吹替)] 7点(2017-12-05 06:05:51) |
362. パトリオット・デイ
《ネタバレ》 「バーニングオーシャン」と同じ監督同じ俳優同じ実話。だからなのか、全体的な安定感はある。安定感はあるが、結局はそこ止まり。それ以上でも以下でもない。色々な立場の人間をほぼ同時進行で見せていくので、前半は頭の中を整理していくのに疲れる。「バーニング」同様にこの監督さんは、あまり群像劇が上手でないようだ。どうして作り続けるのか不思議でならない。後半の町中での銃撃戦&爆弾はさすがにお手の物なのか、ここだけは本領発揮である。実話やテーマ性の深いものよりも、「バトルシップ」のような徹底した娯楽作品の方が向いてるんじゃないのかな? あと実話だとどうしても最後にご本人が登場するが、あれをやられると「映画」から急に「報道」に変わってしまい、なんかモヤモヤする。あえて登場させないという”こだわり”は、やはり難しいんだろうか・・・。「映画」を「映画」のまま、観終わりたいものだ。 [DVD(字幕)] 5点(2017-12-05 05:54:57) |
363. 銀魂
《ネタバレ》 原作もアニメも、な~んに見ていません。いきなりコレです。宇宙航行出来る技術力を持った宇宙人相手に、刀で戦を挑んだ、ていう時点ですでに、んなアホな!なわけで、とにかくありえない世界をオープニングからしっかり叩き込まれたおかげで、その後のバカバカしいバカをすんなり受け止められた。ナ○シカや元祖大食い王が個人的にツボでした。娘の作った刀が、何か仕掛けでもあるのかと思ったら、そうではなかった点は評価したい。どんなにおふざけしても、決めるとこは反則なし、侍のらしさを感じられた。まあでもこれ、劇場であえて観なくてもいい映画であることは間違いない!(笑) [DVD(邦画)] 5点(2017-12-02 17:21:32) |
364. 夜に生きる
《ネタバレ》 アカデミー監督の作品だというのに、公開当時は、全く話題にさえならなかった映画。オマケに評価も芳しくない。それでも私はこの映画、嫌いじゃないです、むしろ好きですね。まず出演者たちの演技が素晴らしい。誰も彼も一癖も二癖もありそうで、それを大袈裟にでなく静かに淡々と演じているのが良かった。特に、クスリ漬けにされ宣教師になったエマを演じたエル・ファニングはなかなか侮れなかった。ただ、主役のベン・アフレックは相変わらず表情筋が数ミリしか動かない、ビミョーな演技でしたが。それから何と言っても映像、撮影の素晴らしさはまさにこれぞ映画!と言いたくなるほど美しく、世界を堪能できた。本来なら闇社会なんだから、もっとダークな雰囲気でもいいと思うのだが、そうじゃなく、とことこん光の明るさや美しさにこだわっているところが、本来のギャグものとは一線を画していて印象深かった。 映画を愛してやまないベン・アフレックが、アメコミヒーローとは別の角度から光と闇の人間社会を描いた、意欲作だと感じました。 [DVD(字幕)] 6点(2017-12-01 06:58:51) |
365. はじまりへの旅
ブッシュマンのようなものを想像してたら違った。でもこれはこれで良かった。ただね、あれだけの教育が出来ちゃうおとっつぁん、一体何者なのよ?それが唯一気になってしょうがなっかたぜ。(笑) [DVD(字幕)] 5点(2017-11-28 20:47:14) |
366. ジーサンズ はじめての強盗
《ネタバレ》 笑って済ませようにも、犯罪を犯してお咎め無しはさすがに疑問が残る。この題材ならコメディよりもむしろ、社会派ドラマの方が向いていたかも。まあこれ見て間違っても、真似しようなんてジイさんたちが現れないことを切に願うわ。(^_^;) [DVD(字幕)] 4点(2017-11-27 21:18:12)(良:1票) |
367. ジャスティス・リーグ(2017)
《ネタバレ》 「アベンジャーズ」が、練りこまれた人間ドラマを主軸に展開していくのに対して、こちらの「ジャスティス・リーグ」は、どちらかといえば、ヒーローの活躍を描くことに趣をおいているよう感じた。泥臭かった「マンオブスティール」や「バットマンVSスーパーマン」とは違い、アメコミらしい明るく楽しいものとなった。地球征服に来た悪い奴を単純明快にただ倒すだけの映画。漫画らしく、これはこれでアリかな。 個人的に期待していた、バットマンの秘密兵器と超人の能力の連携技みたいのがなかったのが、唯一残念でした。 ただアクアマンの活躍、見せ場が、ちょ~っと物足りなかった。フラッシュはその速さを生かして人助け。サイボーグは機械操作や箱の解体。ワンダーウーマンは美とパワーで唸らせる。バットマンは裏方に徹してサポート役。で、アクアマン。特になし!(笑) やっぱり水がないと本領発揮できないんですかね? 悪役連中もチームを結成するみたいですが、超人揃いのこのチームにどう挑むんでしょうか。頭脳戦ですかね?第2弾も今から楽しみです。 [映画館(字幕)] 7点(2017-11-26 19:56:43)(良:1票) |
368. パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊
《ネタバレ》 ギロチンがグルグル回るとこは面白かった。 [DVD(字幕)] 5点(2017-11-19 19:39:21) |
369. 無限の住人
《ネタバレ》 侍とか武士とか剣客とか、そういった人たちって寡黙でクールじゃなきゃ格好悪い。この映画に出てくる連中みなお喋り。自分の不幸話をダラダラペラペラ。悲劇のヒーロー気取りで正直ダサダサです。唯一格好良かったのは戸田恵梨香くらいですかね。戦い方も死に方も格好良かった。あと福士蒼汰くんとの因縁のラストマッチ。双方ボロボロなのは分かるけど、もうちょっと何とかならなかったものかね。いくらなんでもありゃないでしょ。下っ端の方がキムタクを攻め込んでたよ。不死じゃなきゃ勝ってたしね。 一番笑えたのは、女共々ぶっ殺せぇ!で、隙だらけの凛ちゃんのこと、だ~れも襲わないのね。いやぁ~、なんだかんだで女は殺せないんですかね?一応は武士だから。参った参ったwww [DVD(邦画)] 4点(2017-11-18 19:46:54) |
370. 疾風ロンド
《ネタバレ》 どこかで見聞きしたようなものばかりで、この映画ならではの真新しさや斬新さ、といったものを感じられなかった。 阿部ちゃんのコミカルさはいつまでたっても、「トリック」の上田教授のままで、違うキャラに見えない。 ラスト、共犯者だった女になんでアレを渡したのか全くもって理解不能???? 受け取った女も女で、中身くらい確認しろよな!ありえないね。あとなんで偽装パスポートなのかも釈然としない。 [DVD(邦画)] 4点(2017-11-15 20:58:04) |
371. 追憶(2017)
日本映画の持つ良さを、久しぶりに堪能できました。必要以上に説明しないところも、らしくて好きです。被害者役を演じた柄本佑さんは本当に素晴らしい!彼なくしてこの映画はない!と断言できるくらい素晴らしかったです。 [DVD(吹替)] 6点(2017-11-14 06:47:28) |
372. 22年目の告白 -私が殺人犯です-
《ネタバレ》 非常に挑戦的で、邦画には珍しいタイプの映画と思いきや、結局落としどころが何の変哲もないありきたりな感じで勿体無く思った。 殺しのプロ!?であるはずのヤクザがあんな成功率の低い殺しをするのか?まあ100歩譲って、公開処刑や復讐の意味合いがあったとしてもだ、サイン会っていうのは事前に告知があったはず、あったはずです。なのに慌てて現れたりして、おかしいでしょ、ありゃ。まあいい、寝坊でもしたか、または告知がなかったとしましょう。でもね、これはどうですか。仲村トオルがそれとなく藤原竜也に万年筆を取るようにしているっていうやつ。あれ、おかしいでしょ!だってさ、知らないはずでしょ、仲村トオルは藤原竜也の正体を!知らないんだから万年筆取って目の前にいる犯人を殺しなよ、ていう演出はおかしいでしょ。間違ってますかね私?どう見たってアレは、その後の展開で、藤原竜也が仲村トオルを疑いだすキッカケ作りのためだけであって、物語上の整合性はとれてないですよね?もし仲村トオルが万年筆を渡すなら、被害者遺族である刑事の伊藤英明でなければならないはず。なのに話を面白くするために小賢しい演出をしちゃって・・・はぁ~、ですよ。 それとエンディングに歌はやめて!正直ダサいし、なによりも作品の持つ色に不釣り合い。全然あってない! ベトナム帰りの兵士がおかしくなって暴走しちゃう映画が過去結構あった。名作揃いでアカデミーとも関わり深い。そんな作品たちと肩を並べたかもしれないと思うと歯痒い・・・。非常に惜しい作品でした。 [DVD(邦画)] 5点(2017-11-09 22:27:31) |
373. メッセージ
《ネタバレ》 個人的には大好きな内容。とにかく映像とドラマの進行が、美しくそしてスリリング。めっちゃ好きになるはずなのに、この地球の命運はUSA様とチャイナ様によって左右されまっせ、と言わんばかりの強烈なメッセージを発信しているようで、どうしてもそこが、その部分が、なんだか俗物なレベルに下げてるように思えて仕方がない。全体的な作りが良いだけに、チャイナさまさまにゲンナリです。 北朝鮮は絶対に出さないのね。どうするんだろう、もしこういう状況になったら。あの国は? [DVD(字幕)] 6点(2017-11-05 09:46:38) |
374. マイティ・ソー/バトルロイヤル
《ネタバレ》 こういうのを、痛快無比って言うでしょうね。いや~、単純に楽しめました。ほんとそれだけ。ただ特に、ここ!や、これ!っていうモノがなかったのが残念。できれば姉上は、ソー自身の手で倒して欲しかったな。ハルクがデッカイ犬を倒したとこも分かりづらかった。 銃をぶっぱなして有終の美を飾った彼が唯一、この映画の隠れたヒーローだった。 今回ソーは色々と失います。父上・ハンマー・右目・親友たち・そして、故郷も。代わりに「雷」の力が覚醒します。まだ本調子ではないみたいですが、今後の活躍が楽しみになりました。そしてアズガルドの命運やいかに・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2017-11-03 13:10:01)(良:1票) |
375. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 めちゃくちゃ期待していたのに、ちょっと残念でした。ブレードランナーって、命の尊厳がテーマだったはずなんですよ。主人公デッカードが、レプリカントたちと戦い愛し、それを問いかけてくる映画だったはず。ところが今作は、主人公が新型レプリカントである斬新さはあるものの、もしかしたら自分はデッカードとレイチェルの子供かもしれない、という謎解きみたいので悩んだ挙句、結局は違いました、てそれだけ?それだけですか?オイオイオイオイ。なんじゃそりゃ、ですよ。だいたい本当の子供だった記憶を操る女性にしたって、主人公の記憶が自分の記憶だって気付かないのかね。そこんとこも曖昧だし、娼婦にしても秘書にしても、誰が人間で誰がレプリカントなのかさっぱり分からん。まるで威厳に満ちたような仰々しい作りで、どうだこれぞ芸術だ!と上っ面ばっかり綺麗に見せて、見た目美味しそうで食べたら不味い料理と一緒。主人公が同族の旧型を抹消する苦悩もなければ、人間とレプリカントの子供が世界にもたらす影響もない。噂ではまだ続編があるということらしいが、とにかく1本の映画としては退屈極まりなかったです。 [映画館(字幕)] 4点(2017-10-28 17:53:02) |
376. ひるね姫 ~知らないワタシの物語~
《ネタバレ》 昨今のアニメで流行ってる聖地巡礼を意識した作りや、これ見よがしと言わんばかりのスポンサー広告。どこにでもいるような普通っぽい女子高生に、巨大ロボや愛くるしいキャラクター。夢と現実をリンクさせて話を半ば強引に盛り上げる演出。作ってる側が、これ絶対にウケるよね、といった姿が安易に目に浮かんできてしまうほど、とにかく全体的に安っぽい。作画のクオリティが非常に高いだけに実に勿体無い、可哀想な作品でした。 それに結局主人公の見ていた夢と現実世界との関係性に、なんの回答も示さないままだったのが一番、なんだかな~、でした。 [DVD(邦画)] 4点(2017-10-20 06:16:22)(良:1票) |
377. 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
《ネタバレ》 1作目は、人類の脅威となる利口な猿がいかにして誕生していくのかを。2作目は、賢くなった猿たちと滅びゆく人類との確執を。どちらも非常に丁寧に、そして緻密に作られていた。さらに言うならば、猿側のリーダーで人格者?であるシーザーにとって理解者である人間が、1作2作とも両方いた。人間を理解するシーザーと、シーザーを理解する人間。このバランスが「猿の惑星」シリーズにとってはなくてはならないものだったはず。しかし今回はその存在が一切なく、命を助けられた狙撃手も、なんだかな~のまま終わってしまった。なので人類側の主張はもはやなく、伝染病に怯えもはや迷走状態の大佐と、その大佐に憎悪をむき出しにするシーザーという、なんとも底の浅い関係を主軸に話が進んでいく。話の展開も都合の良すぎることが多く、病気になった人間たちが逃げるために掘ったという地下トンネルが驚愕の完成度だったことと、それがバレずに存続していることや、泥を投げられただけでわんさかといる猿の檻の中に一人で入っていく馬鹿丸出しの兵隊しかり、決死の覚悟で仇討に行ったら伝染病になっていた大佐しかり、爆発の影響で雪崩が起きて、その雪崩にほぼほぼ飲み込まれる北からの軍隊しかり、とにかく決着つけるための流れが都合良すぎて、興醒めです。ノバという女の子も、むさくるしい絵面の中に華を添えるためにムリくりねじ込まれたようにさえ思えた。まぁでも彼女とゴリラさんのやりとりは、唯一の名シーンでしたけど。ちょっとうるっときちゃいましたね。 総評して、前2作と肩を並べるか超えるかには及ばず、あまり深みのある作品ではなかったです。以上。 [映画館(字幕)] 5点(2017-10-15 14:52:11)(良:1票) |
378. バーニング・オーシャン
《ネタバレ》 DVDで観てもその映像の迫力は半端ない!映画史上最大のセットも圧巻。ほんとよくまぁ~こんなもん作ったもんだと感心です。ただ往年の名作、「タワーリングインフェルノ」や「ポセイドンアドベンチャー」などと比べると、どうしても人間ドラマの希薄さを感じずにはいられません。実話だから仕方ないのかもしれませんが、だったらもっとしっかりとリサーチをして、実際の彼ら彼女らの魅力を引き出し、多少の味付けぐらいはしても良かったんじゃないかな。特に主人公の奥さん。事故を知ってからの彼女の見せ方がどうも今一つ胸に響いてこない。電話を掛けて真相を知るというシンプルなシーンだからこそ、もっと彼女の心の内側に迫るような演出をしてほしかったな。あとその他の人たちが全くもって、え!?誰だっけ?状態で、そのせいで散漫な印象が残ってしまいました。 ま結局は、凄い映像を観る!ただそれだけの体験アトラクションみたいなもんですね。不謹慎ですが・・・(^_^;) [DVD(字幕)] 5点(2017-09-30 23:04:31)(良:1票) |
379. チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜
《ネタバレ》 この映画、バカにできないです。人生の縮図を、高校生活の部活動の中で、実に巧みに見せてくれます。登って落ちて。落ちてまた登って。どこまでが実話に忠実なのかは分かりませんが、とにかく、貴重な青春時代に間違いなく、貴重な経験を彼女たちはしています。泣かせる演出や笑わせる演出が控えめなのもいい。総合的に、過剰な演出に走らなかった点を高く評価したい。演出といえば、顧問の先生のエピソードを終盤に持ってきたところも良かった。ああすることによって目標を持つこと、高みを目指すことへの意義が明確になり、まるで難問を解き明かした時のような、実に清々しい気持ちになれた。キャラクターの掘り下げもほどほどにしているので、サッパリとした後味の良い仕上がりになっている。メインのチアダンスのシーンは、相当量練習したんだろうな~、が伝わって来るくらい素晴らしかった。優勝発表の瞬間がの演出もこれまたにくかった~。あれはズルイ( ´ ▽ ` ) [DVD(邦画)] 6点(2017-09-24 18:41:27) |
380. エイリアン:コヴェナント
エイリアン映画。それ以上でも以下でもない。エイリアン映画。ダニエルズ役のキャサリン・ウォーターストンが、ちょっと綺麗になったお笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜に見えて仕方なかった。エイリアン映画。特筆すべきことが特になかった、エイリアン映画でした。 [映画館(字幕)] 5点(2017-09-17 14:42:59) |