21. THE LAST -NARUTO THE MOVIE-
《ネタバレ》 戦いのシーンはありますが、メインはナルトとヒナタのラブストーリーです。キスシーンもあり、子どもと見ると、照れくさいかもしれません。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-12-30 13:06:21) |
22. 舟を編む
《ネタバレ》 すごく丁寧にまじめに作られた作品。早雲荘のレトロな作り、本で埋め尽くされた馬締の部屋の中、古くさい辞書編集部の中、神保町の街並み。匂いまでも感じられそうだ。辞書編集部の作業はおそるべき量を、おそるべきアナログさで進めている。見ていて気が遠くなる。そりゃあ10年以上はかかるよ。今の辞書づくりもああなんだろうか。とりたてて予想外のできごともなく、淡々と物語が進んでいくのに、なぜか引き込まれていく。俳優さんたちもみな好演。気持ちよく見ることができる。でも、原作が未読なので、最後まで「舟を編む」ってどういう意味かわからなかった。どこか説明されていたのを私が見逃しただろうか。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-12-13 20:06:40) |
23. マスカレード・ナイト
《ネタバレ》 前作とパターンが一緒でしたね。あやしい人がゾロゾロ出てくるけど、あやしい人は実は犯人ではなく、真犯人は前半に出てきていた人という点で。この時間に収めるには無理があったのでしょうか。原作未読だとわかりにくかったです。特に犯人の動機とか、普段は男性として生活していたとか、それ無理があるでしょ。全然、男性っぽくないし。被害者が二股かけてたって、男性と女性と付き合ってたってこと? 被害者が妊娠してたのは、犯人の子どもじゃなかったってこと? 理解不能です。 あと、ロスから来てた人が長澤まさみばかりテストしてて、石黒賢のほうはテストしてなかったように見え、不公平かなと思いました。 ツッコミどころは多いですが、先が気になり、結構楽しんで見ました。前作同様、最後の仮面舞踏会のシーンは意味不明でした。あと、最初のタンゴのシーンは要らないかな。ラストのシーンと関連はありますが、ちょっと長すぎると思います。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-12-12 21:48:14) |
24. 天気の子
最後まで一生懸命見たけど、何これっ?て感じ。Netflixだったからいいけど、お金払って劇場で見たらかなり後悔したと思う。設定がぶっ飛び過ぎているし、登場人物の行動が何もかもおかしい。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-12-04 23:22:34) |
25. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 ロシアのウクライナ侵攻以来、話題になっている作品なので見たが、がっかりだった。 後味が悪いし、ツッコミどころが多すぎる。 トニオの妻は、なぜ無数の倒れているイタリア人の中でトニオだけを選んで助けたのか? ジョバンナが広いソ連であんなにも簡単にトニオを探し当てられるものなのか? トニオがジョバンナを訪ねてきたとき、初めて来る場所なのに、タクシーを降りた後、大雨で夜なのに、なぜ迷うことなくジョバンナの部屋まで行けたのか? 名作なのだろうが、私には合わなかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-08-19 23:16:53) |
26. STAND BY ME ドラえもん2
《ネタバレ》 原作のあるエピソードと、オリジナルのエピソードがとてもうまく組み合わされていて、まとまりのある良い作品になっていた。前作では個人的にはCGにすごく違和感を感じたが、技術が進んだせいか、自分が慣れたせいか、きれいとか、かわいいとか感じるようになった。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-07-04 21:37:50) |
27. 名探偵コナン 緋色の不在証明
《ネタバレ》 赤井一家に関係のあるテレビアニメのシーンのダイジェスト版みたいな感じでした。コナンのアニメをよく見ている人は見る必要がありません。コナンを見慣れていない人にとっては、この人たちが家族なんだということがわかるくらいで、詳しいことはわからずもやもやするかと思います。アニメは2022年現在すでにシーズン27なので、昔のことを忘れちゃった人が復習に見るのにいいかもしれません。(昔のことといっても、すべては江戸川コナンが小学1年生の間に起きたはずのことなのですが) [インターネット(邦画)] 6点(2022-06-25 10:12:57) |
28. 記憶にございません!
総理が心を入れ替えたくらいで、そうやすやすと政治を変えられるもんじゃないので、単純すぎる話とケチをつけることもできる。だが、安心して見ていられるし、気持ちが明るくなるので、疲れているときに見るのはおすすめ。ただし、飛びぬけて面白いシーンは少ない。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-05-12 18:19:05) |
29. ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON
《ネタバレ》 Amazon Primeで鑑賞。Amazonのレビューがかなり良かったので期待しすぎました。 三谷幸喜だからコメディなんですが、死を笑いにしているので、今一つ心から笑うことができません。 この世に未練を残す落武者の話がメインだった段階では、まだ笑えないこともなかったんですが、死んだ犬をあの世から連れてくるあたりから、死者を自由に連れて来られるんなら何でもありだなと思い、笑えなくなってきました。いずれ主人公の父親が出てくるのも予想がつきました。 それに深津絵里が自分の上司が死にかけているのもなかなか気づかず、死の直前に、向こうに行った時の頼み事をしていて、上司の死を全然悲しんでいないので、この人ちょっと変じゃないかなと思いました。 裁判中は深津絵里に霊が見えてたのに、裁判が終わったらすぐに見えなくなった理由もよくわかりません。 エンドロール中に出てくる写真も、深津絵里と彼氏が結婚してやがて子どもが生まれる過程を順に描いていますが、どの写真にもさりげなく死者が写りこんでいるのが、面白いというか不気味です。この時点で深津絵里にも彼氏にも死者は見えていませんから、見えなくてもいつも死者はあなたを見守っているということですが、これって心温まる話なのか、恐ろしい話なのか。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-04 22:54:49) |
30. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
《ネタバレ》 古い映画ですが、楽しく見られました。ショーン・コネリーは年を取ってからのほうが味があって好きです。インディがアクションシーンばりばりなのに対し、ひょうひょうとして知恵で切り抜けていく父親との対比がおもしろかったです。みんなで最後に馬に乗って夕日の中を去って行くシーンもかっこいい。さすが007(スタントかもしれませんが)。ただ、2021年の女性の視点で言わせてもらうと、エルザの描き方はちょっとどうなの?と思いました。古い男性映画だなと感じました。若き日のインディを演じるリバー・フェニックスも良い。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2021-08-18 16:56:54) |
31. 蜜蜂と遠雷
《ネタバレ》 原作未読のせいか、よく意味のわからないシーンがありましたが、良作だと思います。一次予選で落ちた女性で感じの悪い人が一人いた以外は、コンテスタントがお互いを認め合い、助け合い、高めあっていき、成長していくのが印象的でした。 私はこの映画のことを全然知りませんでしたが、テレビドラマの「ドラゴン桜」で鈴鹿央士くんの演技があまりにすばらしく、鈴鹿くんの過去作を探して、ここにたどり着きました、鈴鹿くん、エンドロールで(新人)と書かれるくらい無名の俳優さんだったようですが、この作品もすばらしかったです。彼の今後に期待しています。投稿時点で、この作品のキャストに鈴鹿くんが載っていないので、ぜひ掲載してください。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-07-09 18:52:20) |
32. さよならドビュッシー
《ネタバレ》 ピアニストの清塚信也さんの大ファンなので、浮ついた気持ちで予備知識ゼロで見ましたが、予想を覆す良作でした。なんでこんなに評価が低いのかわかりません。ピアノがめっちゃうまくて、ハンサムで好青年だけど憂いのある清塚さんのためのオリジナル作品かと思いましたが、有名なミステリー作品なのですね。 火事のシーンまでは「めっちゃ退屈」と思いましたが、そこから先は引き込まれるように見ました。皆さんは先が読めたようですが、怪しい人だらけで、私は展開が読めずに見ました。清塚さんがめちゃめちゃかっこいいですが、ファンじゃなくても楽しめると思います。 清塚さんは本業の俳優さん?と思うくらい演技が自然です。「ぼくはピアニストなんだ。裁く人間じゃない」というセリフも、普通の俳優さんが言ったら嘘くさいのですが、清塚さんが言うと、「そうだよね、ピアニストだもんね」とスーッと心に入ってきます。 ただ、今後この家族がどうなるのだろうと思うと、複雑な気分になる映画でした。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-06-04 17:22:49) |
33. さびしんぼう
《ネタバレ》 私はクラシックのピアノ曲を日常的によく聞いており、先日ショパンの『別れの曲』を聞いてふと、この映画の存在を思い出した。ストーリーと切ない思いだけを覚えていて、細部を忘れていたので再見(古い作品が即座にネット配信で見られるのは便利な時代になったものだ。昔なら上映館をぴあで探して週末に電車に乗って名画座に行かなければ見られなかった)。 自分は主演の尾美としのりと同年代であり、ノスタルジーを感じながら、「昔はこんな時代だったなあ」と思いながら見た。名作である。30年前なら8点以上をつけただろう。セリフ回しとか、演技とか、下手くそだと感じる若者もいると思うが、昔はこんなものだった。 と同時に、「今の人が今の感覚で見たら、ムリだろうなあ」と思った。ツッコミどころ満載である。もしもっと古い映画だったら、昔の映画として割り切って見られるが、中途半端に古いので今の価値観で見てしまうとほんとにつらい。女性教師のスカートが脱げてパンツが丸見えになるシーンが何度も出てくるのは、今なら大炎上だろう。 フィルムを買うお金がないと写真が撮れないのも理解できないだろう。また、写真が趣味で、ヌード写真を自室で眺めている高2の男子が、フィルムの入っていないカメラの望遠レンズで、女子高を毎日のぞき見して、音楽室で毎日ピアノを弾いている女子にあこがれるあたり、今なら変質者である。 その男子が偶然、あこがれの女子が自転車のチェーンが外れて困っているところに出くわし、彼女に同伴して自転車を彼女の家の近くまで半ば強引に運んでいき、「あなたがピアノを弾いているのをいつも見ていた」などと道々語るあたり、昔なら切なく感じるシーンかもしれないが、これも今なら完全にアウトである。彼女は自転車を置いて必死の形相で走り去って警察に駆け込むだろう。 もし警察に自宅を捜索されたら、ヌード写真集が見つかるだろう。これまで撮影した写真の中にも、何かまずいものがあるかもしれない。警察が先生たちに事情聴取すれば、理科室の実験道具ですき焼きを食べていたことや、校長室のオウムにタヌキの金玉の歌を教えて出席停止・自宅待機になっていたのに、その間に無断外出していたことなど、次々と暴かれ、停学か退学になるかもしれない。 名作ではあるが、今の感覚ではムリ。昔見たおぼろげな切ない記憶として心の片隅にそっと置いておくべき映画だと思う。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-02 17:56:08)(良:1票) |
34. 映画 妖怪ウォッチJam 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか
《ネタバレ》 小学生が主役だった妖怪ウォッチが一転、中学校が舞台に。しかし内容は幼稚なので、妖怪ウォッチを見て育った我が家の中学生はもはや見向きもせず、いったい誰がターゲットなのやら。下ネタ満載で、親が好むとも思えず、中途半端である。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-01-09 12:48:29) |
35. ジョーカー
評価が高かったので見たけど、暗くてキモくて残虐で不愉快でした。どこまでが現実でどこまでが妄想なのかわかりません。私の理解を超えていました。 [インターネット(字幕)] 2点(2020-10-09 18:34:22) |
36. 楽聖ショパン
ほかの方々のご指摘どおり間違いが多いし、ストーリーが単純化されすぎている。だけど、1945年のアメリカ映画ならば、これ以上を期待するのは酷かと。1945年に日本がどういう状況だったかを考えると特に。俳優さんがショパンのイメージにまったく合わないが、ピアノが弾ける俳優さんがほかに見つからなかったのかも。ピアノもちゃんとプレイエルのピアノを使ってるみたいだし、がんばって作ったのでは。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-03 11:34:06) |
37. 七つの会議
《ネタバレ》 池井戸作品と知らずに見ていましたが、役者さんたちもノリも半沢直樹そっくりで、おかしいなと思っていたら東京中央銀行が出てきたので、池井戸作品と気づきました。 ミッチーがネジの強度偽装にたどりついたところでは、あまりのおもしろさに、「この映画はとんでもない傑作かもしれない」と思いました。野村萬斎がボロアパートで別れた妻子と写った写真を前に泣く姿を見たときは、てっきりイスが壊れて我が子を亡くしたのかと思いました。が、それはミスリードで、後半の展開は今ひとつでした。半沢直樹のようにスッキリした終わり方ではありません。でも現実はこんなふうにスッキリと終わらないものなのでしょうね。 現実といえば、ほかの方々も書いているように、あの会社のブラックさやパワハラは現実離れしており、滑稽です。また、最後の野村萬斎の長台詞は、どんないいことを言ってくれるのかと思ったら、長いだけで全然心に響かず、かえって興ざめでした。半沢直樹の長台詞は、明日から仕事がんばろうという気になるのですがね。 半沢直樹と同じようにミッチーがいい味出してますが、後半は野村萬斎の活躍で影が薄くなります。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-09-01 18:08:02) |
38. 女神の見えざる手
《ネタバレ》 【ネタバレ注意】敵の行動を先読みし、すべて計算ずくで先回りして予想外の罠をしかけておく主人公。周囲が彼女を攻撃するネタを探し回りますが、やっと見つけた小さな違法行為で彼女を聴聞会にかければ、実はその違法行為自体が彼女のしかけた罠。彼女はそれを逆手にとって、大逆転します。 彼女は決して好感の持てる人物ではありませんが、自分のプライバシーとキャリアを犠牲にし、無報酬で働き詰め、実現不可能と思われた法案を通した。どうしてそこまでできるのか? 友だちは誰もいなそう。彼女は正義の味方なのか。それとも狂人なのか。勝つことにとりつかれた異常者なのか。薬の依存症ではあるけれど、刑務所では薬物が手に入らないのに、彼女は彼女だった。何が彼女をそこまで突き動かしていたのか。不思議でした。 【ネタバレ注意】印象的だったのは、彼女を雇うことに大反対し、彼女を大嫌いだった法務の人。聴聞会の最後の証言で、彼女の真意を察知したときの彼の表情、刑務所で面会したときの表情がとてもよかったです。もう彼女を嫌いではなく、もしかして彼なら友だちになれるのかもと思いました。彼女は友だちとは思っていないようですが、面会を受け入れたのは、仕事の話だったからという理由だけではないような気がします。 【ネタバレ注意】すべてを先読みする彼女にとっての想定外だったのはフォードの行動。初対面のときはどう見てもいけすかない信用できない男といった印象。聴聞会に現れたとき、彼女を破滅させに来たのかと思ったら、偽証罪になるのに彼女をかばう証言。そして出所したスローンが、誰かに気づいたところで映画が終わりますが、フォードが迎えに来ていたのでしょうか。このあと、スローンにはどんな未来が待っているのか。そう想像させるラストでした。 [インターネット(吹替)] 7点(2020-06-06 14:37:05)(良:2票) |
39. インターステラー
《ネタバレ》 長かった~。見終わって、どっと疲れた。ほかの人のレビューにあるように、たしかに引き込まれるように見たが、理論の意味がよくわからんかった。どうしてそう都合よく助かる? どうしてそこで終わる? [インターネット(吹替)] 6点(2020-06-04 17:26:43) |
40. ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
《ネタバレ》 前作よりCGが大幅に進歩している。ゲーム参加者の1人がゲームに20年閉じ込められていたという流れは前回と同じ。おもしろいことはおもしろい。なのになんでだろう、前作ほど心に響かない。ボードゲームがなんでTVゲームになっているのかもよくわからない。ジャングルの中で、アラン・パリッシュがここにいたと木に書かれているのは良い。 たぶん、前作の場合、ゲーム参加者全員がとても悲しい悲惨な人生だったが、ゲームが終わったら全員の人生が好転し、死んだ人も生き返っているという心温まるラストとなり、ゲームの前後の落差が大きいのに対し、今作ではゲームの前に、アレックス以外のみんなの人生に悲惨さと悲しさが足りないからだと思う。 あと、キスシーンや子どもには説明しがたい性的な現象などが出てきて、前作のように子どもと安心して見られる作品でなくなっているのも理由のひとつ。主人公のうち4人が高校生なので、高校生受けをねらったのか。 [インターネット(吹替)] 6点(2020-05-12 20:34:00) |