21. 夏休みのレモネード
《ネタバレ》 子供って周りの大人にすごく影響されるもの。こんな大人たちに囲まれた中だったなら、子供はいい成長ができるんだろうなと思いつつ(後半は)見れた。「自分に従え」という父親が変化していくさまは見ていて気持ちが良かった。だけどラビとの出会いがなければピートは父親の思想に染められてしまったまま大人になっていただろう。いろいろ考えれたのは、父とラビ、2人の"Father"がいたからこそだ。いろいろなテーマが削りあうことなくうまく共存できている映画だと思う。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-25 09:26:28) |
22. タップ・ドッグス
タップ・オンリー。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-04-22 10:54:34) |
23. 雲のむこう、約束の場所
《ネタバレ》 「何を失うのかが、わかった。」そういって顔を埋めたシーン、漫画「わたしは真悟」のまりんの言葉「子供の時間が終わってしまう!」に重なって、ホントダブって見えた。根拠もなく高いところにのぼったり、ケンカしたり、誰かを好きになったこと、今じゃ懐かしい想い出です。何でもできる気がしてたからね。どんな未来も選べるような。あの約束はその子供時代との最後の絆だったんじゃないかと思う。それを壊したことでとうとう大人になったんじゃないかと。どうか大人の世界でも彼らが幸せでありますように。 [DVD(邦画)] 8点(2006-04-22 10:45:38) |
24. モリー先生との火曜日<TVM>
《ネタバレ》 モリー先生のたくさんの話。それを聞きながらふと考え込み、聞き逃してしまった言葉があったが、巻き戻しはためらわれた。"時間は流れる"ものだから。で、あとで見直した。生徒になっているのは自分だった。同調できること、発見したこと、違うんじゃないかと思うこと、いろいろなことを聞き、考えた。映画としてはやはりテレビ映画ということもあって、「ここからCMです」的なとこなどあり、ちょっとな、という感じだったが、この作品は本よりは映画のほうがいいと思う。何といっても視聴する僕らは「生徒」で、受動者なんだから。この映画は地味で、分かりきった展開に、前に出した演出もないが、その過程、先生の"声"は心に染み入るものがある。きっとナンバー1ではないが、素晴らしいナンバー2だと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-22 10:28:10) |
25. 人間の約束
痛い。痛くて、痛くて、リアルで、切なくて、家族のことを想うはず。人には勧められないが、自分の奥深くに組み込んでおきたい映画だった。 [ビデオ(字幕)] 10点(2006-04-19 10:42:12) |
26. PROMISE プロミス
いやー、きてますねー。 [映画館(字幕)] 2点(2006-02-20 11:35:28) |
27. サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
そうなんだよ。本気で想うときって、余計なこと、かんがえらんないんだよ。 ところで、他レビュー見てて思ったんだけど、マンガ原作ってあまり知られてない?マンガを読んで! [ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-17 06:51:06) |
28. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 「ウォルター少年と夏の休日」のレビューページで対比して「ビッグフィッシュ」がとても評価されていたので、みてみた。前半は正直退屈だったけど、後半で、前半部分の意味づけがなされたとき、ガツン!ときた。なんていうのかな、先生、今までそんなにきつく当たっていたのは僕のためだったんですね!的な衝撃だった。ラストの、息子のほら話は泣けた。現実にはならなかったけど、お父さんの頭の中ではそれが現実になっていたはず。なにが現実かを決めるのは自分自身なんだ。幽霊はいるって思えばその人にとって現実はそうだし、いないって思えばまた同様だ。巨人(?)役のあの大きな役者がいたことは何かの番組で知っていたから、本当にいるんだよな、って思えた。で、そのあと体がくっついた双子の役者が出てきたとき、あれ?こんな役者もいるのかって思った。だけど葬式のときは体は離れていて、すっかり騙された。思い込みにやられた。バスタブのシーンについても、服を着て風呂に入るのが当たり前だったら、アレ?とか思わないんだろう。すべては自分の頭の中。良いことは悪いことにできるし、悪いことも良いことにできる。それは素晴らしい面もあるし、辛い面もあるんだと思う。あと、個人的に、息子さんには死んだあと自分が言ったことを実行して欲しかった・・・。 [DVD(字幕)] 10点(2006-02-17 06:40:25) |
29. 半落ち
《ネタバレ》 懲役4年とは温すぎる。こんなん嘱託殺人なんかではないでしょう。明らかにただの殺人だ。自分が楽になるための。殺してくれと言ったから殺してしまった。作品中からもわかるように、アルツハイマー患者の身内なら幾度かは、また幾度も言われることがあるはず。それは当たり前のことなんだ。またそういうことを言われたとしても、殺すその瞬間は絶対無我夢中で暴れるはずだ。そのとき何を思ったのか?「今、楽にしてやるから」か?殺してというその願いが根底から覆されているのにか。また、「妻は2度息子を失った」と。それって自分が失わせていただけ。「折り梅」という映画、見た人ならわかるだろう。ああいう接し方もできるんだ。なのにそれをしないのは、怠慢。介護施設に入れたくないのは魂を失ってく妻を見たくなかった・・・まるっきり自分のため。ただの殺人じゃないわ。悪意ある殺人だわ。多少情状酌量きくにしても、ね。あの姉さんなんかも、気に入らない。「どうして一緒に死んでくれなかったのよ」だって。「どうして殺したの」じゃなく。死んでほしかったんだなぁ・・・。それは仕方ないにしても、自分のその気持ちをカジさんにそういうカタチでぶつけたのが、えらくむかついた。 映画として。カット最低。音楽の挿入の仕方最低。エンディングテーマ最低。配役最低(おっと!樹木希林は素晴らしい演技だった)。原作読まなきゃ本当の良さはわかんないんだろうなー。原作読も。 [DVD(字幕)] 3点(2006-02-17 05:59:54) |
30. いま、会いにゆきます
はぁ。 [ビデオ(字幕)] 2点(2006-02-10 11:44:56) |
31. コーラス
《ネタバレ》 モランジュの歌声はゾッとするほど美しいものだったと思う。子供たちのコーラスも良かった。でも、それだけの映画だった。子供たちが更生していった過程もたいして描かれていないし、ドッと感動があるわけでもない。何よりあの教師がいい先生だといわれるのがすごいムカムカした。コルバンは譜面持ちにして、ペピノに歌を教えるって約束したのにずっと助手のまま。モルダンに救いは描かれなかった。これがいい先生なのかと。フランスの教育はそれで納得されてしまうものなのかと。これがフランスで観客動員数を塗り替えた?俺は納得しがたい。 [DVD(字幕)] 4点(2006-02-07 07:16:29)(良:1票) |
32. Soundtrack
SUGIZOなんてルナシーのメンバーぐらいにしか知らなく、この作品は映画として楽しめた・・・はずだったが、少しでもそういう意識があるとイカン。長いプロモようだな~とか途中で思ってしまった。ま・でも、悪い意味ではない。プロモって、歌の5分そこそこに1つのストーリーを、しかもセリフなしで作るから、表現が比喩的で、強烈で、偏ったものになる。そスれって実は、映画の1つの可能性なんじゃないだろうか?と思った。けどプロモ的でも、ストーリーだけ密につくっても、観る者の好みで賛否は分かれちゃう。足して2で割ったくらいのものが一番いいんじゃないかと思う。この作品は何より、映像と音楽が素晴らしかった。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-18 23:32:39) |
33. シャイン
それを息子に対する愛だと信じて、自分の音楽への夢を押し付けていただけだった父親。彼はただ、自分が幸せになりたかっただけだったのだと思う。「自分が教えたから息子はこんなにうまくなれたんだ」。それをずっと証明するために、誰のところへもやろうとはしなかった。自分から離そうとはしなかった。父親として最低だと思う。だけどどんな親であっても、子どもは親に愛してほしいと思う。認めてほしいと思う。そういうものなのだろう。そしてそれはとても強い。音楽学校に行って一見自立したように見えても、彼は父との約束の、ラフマニノフを弾いた。ヘルフゴットは、ずっと父親のために弾いてきたんだ。認めてもらいたくて。けどラストは違った。独力でこぎつけたリサイタル。人生で初めて自分のために弾いて、初めて自分に向けられた拍手。その感動は、いかなるものだったのだろうか?もう、涙涙した。ほんとに、素晴らしい映画だったと思う。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-16 02:27:25)(良:1票) |
34. 地雷を踏んだらサヨウナラ
カメラ。フィルターを通して世界を見る。この浅野演じる一ノ瀬泰造にはそんなニュアンスを感じた。何人もの人が死ぬ姿を見ているのに、自分の知り合いが死したときのあの悲しむ姿は不快。仕方なくそこにいるのではなく、わざわざ自らの意思で赴いているんだから。なんか矛盾してないか?と。あくまでこれは「映画」に対するレビューだけど。さらに、彼が写真を撮ることの動機がはっきりわからなくて、感情移入することができなかったのが残念。けど、最後のアンコールワットを見たときの感動はなんかすごい伝わってきた。カメラがなくてきっとよかったんだよなぁ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-14 20:13:23) |
35. 8 Mile
それでもファック,フリーワールド!!全部さらけ出す男に、つけいる隙なんて一つだってない!もうこいつら、すげぇカッコいい…。初めてレンタルでも中古でもなくDVDを買った映画。サントラも買った。とにかくカッコよかった!そのひとことに尽きる! [映画館(字幕)] 10点(2005-12-08 19:27:32) |
36. CUBE2
かなり前に見たんだけど、レビューするのさえ忘れていた(汗)。検索中ふと「CUBE2」の文字が目に留まり、あのつまらなさがありありと思い出された。これは投稿するしかない、と。でもこの感情は、どうしても1と比べてしまうからかもしれない。もし1がなかったら、ということで、1点。 [ビデオ(字幕)] 1点(2005-12-08 18:34:18) |
37. ウォルター少年と、夏の休日
《ネタバレ》 ラストが違ったら満足度もかなり違っただろう。どう考えても気に入らない。最後まであの話が本当かどうかわからないで終わってほしかった。「真実かどうかわかんなくても信じることが大切なときもある」んじゃないの?真実にしちゃってどうするの。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-08 18:11:25) |
38. フライ,ダディ,フライ
マンガチックなタッチでいい感じに楽しめた。このオッサンの動けなさ、いやこれは嘘だろ~なんて見ていたけど、そんなことはない…。高校時代、陸上部キャプテンをやらしてもらってたワタクシですが、この映画に感化されてちょっと走ってみたら、、、。ヤラれました。息があがるわ足は重いわ肩は張るわ。たった三年ほどのブランクでコレ。オッサンになるまでこんなことだったらホントどうなることやら。ちゃんと体を鍛えないと!!なんにしても準備しとかないと、大切なときに動きません!よしっ、がんばるぞ!! [映画館(字幕)] 7点(2005-09-18 11:39:23) |
39. 約三十の嘘
詐欺師映画、題「約三十の嘘」。騙しあい化かし合いの映画だと思って見たわけだが、見事に裏切られた。犯人は早い段階で明かされ、映画の作り自体も、緊迫感ゼロ。期待していたものとまったく違った仕上げ方で、がっかりしてしまった。まぁでも、ねらいが別にあるんだということがはっきりわかった映画だったから、まだ納得できた。下手に練りこまれてなくてそれはそれでよかったのかもしれない。いろいろと穴だらけなのもわざとなのかな? [ビデオ(字幕)] 4点(2005-09-18 11:08:21) |
40. お葬式
葬式って、そんなもの。実際を知らない人が見ればびっくりしたりするだろうけど、自分の身内が死んで、一度でも経験していれば、なんの驚きもなければ面白みもない。一度見ればもう見たくはない映画。「葬式」を初めて知った人のために、2点。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-08-18 14:52:57) |