21. N.Y.式ハッピー・セラピー
《ネタバレ》 ズバリ、アメリカ版「ドッキリカメラ」。第三者としてはラストで救われた気分がしましたが、当事者としてはたまったもんじゃないでしょう。あの後2人はどうなったんだろう。内容はとにかくイライライライラ。キテレツ精神科医の傍若無人ぶりに気付くと主人公の気持ちに入り込んでいます。映画を観ていてなんでこうもイライラせなならんのじゃと思いながらも観てしまう。もし自分がこんなことやられたらキレるかも。 [DVD(吹替)] 5点(2007-04-19 16:56:09) |
22. スポット
《ネタバレ》 キャストを特にチェックしておらず、子供と犬が出てくる映画という事で気楽に観たんですが、思っていた以上に私にとって豪華キャストが出ていて嬉しかった。「グリーンマイル」のM・クラーク・ダンカンや、「アナライズ・ミー」の味のある手下、「25年目のキス」の弟役。登場人物たちもイキイキしていい感じ。子供の母親の次々に起こる災難もラストのカチンカチンと鳴る音にも爆笑してしまいました。犬と子供の関係もとても素敵。犬が遊んでくれなくてシュンとしている子供と、気遣う犬。こういう関係も素敵じゃないか。ところであのペットショップの賠償は誰が支払ったんだろう?そしてあの母親と主人公はその先どうなったんだろう?重い映画を観た後や子供と一緒に気楽に観られる映画です。 [DVD(吹替)] 8点(2007-04-19 16:47:04) |
23. ターミナル
《ネタバレ》 主人公を中心に色々な人たちのドラマが織り込まれていて感慨深かった。特にフードサービスの青年と入国管理官のドラマは映画らしくてとても感動しました。その反面主人公と客室乗務員はリアルではあるかもしれないけど、肩透かしな気分。といってもここで恋愛面が盛り上がってしまうと帰国後ややこしくなるだろうからいいのでしょうか。題材そのものも英語が分からない旅行客と空港職員たちとのやり取りは面白かったし、てっきり空港でロケをやったんだと思ったら、超豪華セットだと知って素直に驚けたしってことで8点。マイナスせざるを得なかった2点はニューヨークにどうしても行きたかったのに、その達成シーンがとてもアッサリし過ぎていると感じたから。でも案外現実もそんなものかもしれないけど。彼が母国の空港を歩くシーンまで入れてくれると嬉しかったなあ。 [DVD(吹替)] 8点(2007-04-19 16:33:16) |
24. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 もう、出だしから心臓を心配した位ドキドキしました。もう迫力満点!そして主人公が超人ではなく普通の・・いや、父親としてはダメダメなおじさんだったのもとても良かったのですが、まずどの車も動かなくなってあちこちで立ち往生しているのに、トムは一台だけちゃんと動く(ガソリンもバッチリ)車を見分けた事や、子供たちに「一分で走れ」と言ったこと等で、もしかしてトムも宇宙人が地球人に姿を変えているのだろうかと思って見ていました。(で、宇宙人としての記憶はその時は封印されていて、ラストで驚愕の事実・・ってパターンかなと。)数々の奇跡も彼が実は宇宙人だったんだろうと思うと特に気にならず・・いや、気にしないようにしていました。 スターウォーズでイウォークたちを攻撃していたアレみたいなトライポッドも最初は人間を瞬時で粉にしていたのに、途中から食用になったのもきっと何か裏があるに違いない、偵察班?があれだけ動くトムたちを見逃したのも彼が仲間だからと。 そしてティム・ロビンスのシーン。なにしろモーガン・フリーマンとのある意味共演という事で、ついティムが賢い人だと思い、さて今度はどんな頭脳的な反撃をするんだろうとワクワクしていたのにあっけなかったのは、スピルバーグ氏にしてやられた気分になってちょっとニンマリ。だけど内容の割にはあそこらへんは長すぎに感じた。そして子供たち。「アイアムサム」のあの子、大きくなったなあと思ったのも束の間、トムは良く耐えた。あんな異常事態の中、いつでも反抗期真っ盛りの息子、ただキャーキャー喚く娘。キレなかったのはすごい。そしてある意味驚愕のラスト。原作がそうだったという事は理解しつつも、ドリフのコントを観た気持ちになった。「チャンチャン」という音が相応しい。それとあれだけ街中をズタボロにされたのに、元妻の実家は綺麗に残っているし、中にいた人たちも風呂に入ってた感じ。反抗息子が何故か先におばあちゃんちにいるというのもな。結局トムの家族は綺麗に生き残っているし、やっぱりトムは宇宙人が化けた姿なんだと思って無理やり自分を納得させた。キャストが豪華だという事と、音がとても良かったのと、死者の衣類がふわふわと舞い散るシーンに鳥肌が立った事、心臓バクバク作品は久しぶりだったのでこの点数。ああ勿体無い。 [DVD(字幕)] 5点(2007-04-19 15:33:43)(良:1票) |
25. チャーリーと14人のキッズ
《ネタバレ》 とても楽しくて観た後いい気分になれる映画。なんてったって子供たちがとても可愛い。そして3人のパパ(保育士さん)たちもユニークで個性豊かで、特にエディ・マーフィーとオタクの人は子供たちに負けてない。これは大人にも子供にもオススメです。幼児に見せたらやっぱりこの保育園は大変魅力があるらしく、こんなところに行きたいと言っておりました。 ついでに恐怖の便所のシーンはとってもリアル。子育てしていて何度頭の中であの音楽が流れただろ。 [DVD(吹替)] 8点(2007-04-15 18:27:42) |
26. ネコのミヌース
《ネタバレ》 猫度は高目の作品なので、猫好きはついニヤニヤしてしまう作品。その猫が「ベイブ」のように口を動かして喋りはするけど、だからといって子供向け過ぎる感もなく、自然に楽しめました。人間が動物に変身する作品は色々あるけど、これは恋愛も絡んでいて大人にも楽しめると思うし、猫が喋ったりやや分かりやすい悪役の登場は子供にも分かりやすいかも。欧州変身物としてつい「ディディエ」と比べてしまったのですが、こっちは俳優が良く犬の仕草や表情を観察して演技していたのに、こちらは猫らしさが少なかったのが寂しかったので6点付けます。 [DVD(吹替)] 7点(2007-04-15 18:08:54) |
27. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy
《ネタバレ》 象はやっぱりいい。あの大きな体に小さな目、そして優しい性格。そんな象の魅力を存分に感じさせてくれる作品。特にタイでのシーンは自然と象の美しさに目を見張りました。その分日本でのシーンはテレビドラマっぽさを感じてしまったのは残念ですが、武田鉄也さんの「子象物語」の撮影シーンなんかも入っていて、思わずニヤリとさせられました。(そしてまた観たくなった。宣伝効果もあるなあ)主演の少年も派手でなく作品に溶け込んでいて良かったです。もしこれが「主演/ジャニーズの誰か」・・とかだと観る気もかなり失せていたと思うし。ラストはあっけない感じでしたが、人の死ってそんなもんなんだろうなと思いしみじみしていた後、また舞台はタイへ。ここで涙が出てしまったです。タイトルの星になった~もいいけど、ちょっとベタな気もする。とはいえ「象になった少年」というのも象殺して呪いの光に包まれて象になった少年がチビ象と旅でもするのかと思ってしまうし、タイトルって難しい。 余談ですが、象って触るとぷにっとしていて温かいのです。一度だけ乗りましたがもう感動!あの体の割にはつぶらな目も可愛いし、性格も優しくて賢い。一度触って乗ってとしたらすっかり象に夢中になりましたwそれから「動物をイジメ・・」うんぬんの後書きは書かないと愛護団体が煩いらしいです(汗)。また少年の象を調教する意義も頷いてしまいました。犬なんかも結局そうだと思う。上手く共存するため・トラブル回避の為に躾をするというの。 [DVD(吹替)] 9点(2007-04-12 16:39:50) |
28. ブラザー・ベア
《ネタバレ》 子供向けだとタカをくくっていたけど、とても感動した物語でした。 命の大切さを子供にも伝えられるいい映画です。シャケのシーンについては、クマはこれを食べないと生きていけないんだよ(という事にした。本当は雑食だけど)と食物連鎖の解説までさせられましたが(苦笑)。 ラストも「どーせこーなるやろ」という予想を大きく裏切ってくれたのがまた良かったです。何度も観たい作品がまた増えたのが嬉しい。フィル・コリンズの曲もとてもよかったのですが、吹き替え版では途中途中の歌まで吹き替えていたのはちょっとゲンナリ。音楽はそのままで歌詞が字幕で出たなら良かったのに。それから吹き替え版の声優が少年隊のヒガシと森光子というのも、上手いとは思ったけど生々しくてちょっとなという事でマイナス2点。残念。 [DVD(吹替)] 8点(2007-04-12 12:43:09) |
29. きかんしゃトーマス劇場版 魔法の線路
トーマス好きの子供にせがまれ観てみたものの・・・トーマスたちのシーン以外はかなり退屈していました。キャストは豪華なので私も楽しみにしていましたが、なんとか観ました。これはDVDを買ってくれとせがまれていて、とりあえずレンタルで・・面白かったら買ってしまえと思っていましたが、レンタルで十分でした。本物の機関車に可愛い芸達者な犬に子供たちとそしてトーマスという、文字上だけではうちのガキ・・いえ子供が喜ぶ要素たっぷりなのに不思議だ。 [DVD(吹替)] 1点(2007-04-11 00:38:32) |
30. トゥー・ブラザーズ
《ネタバレ》 ジャケット写真のイメージ通りトラの子と人間の子との友情物語ならもっと点数も低かったかもしれない。だけどあくまで動物が主役で人間は脇役というのが良かったと思う。乳児の時に生き別れになった成虎のしかもオスがお互いを兄弟だと認識し、命拾いした母虎までもが大きくなった兄弟たちを温かく迎え入れる所は、リアルでは有得ないんだけどそういうのもどうでも良くなってしまったりして。この映画の魅力はなんといっても虎たちの愛らしさ、強さ、美しさじゃないかと思う。その反面毛皮を売るためにアッサリと今まで飼っていた虎を殺したり、お金の為に芸を仕込まれた虎を戦わせたり、いくら赤ちゃんでも虎と小型犬(あれはスキパキ?)を一緒に飼っちゃてトラブルを起こさせてしまったり・・・人間って恥ずかしいなあとも思ってしまった。そしてその二つの要素のバランスが良く取れていると思いました。それにしても虎の行動ってやっぱり猫みたいだ。観終わった後、熟睡猫を抱きしめてしまいました。あんたは猫で良かったぜ。 [DVD(吹替)] 9点(2007-04-10 18:58:52) |
31. フック
昔、単発でこれだけ観た時は「まー、面白かったかな」という印象でしたが、本家の「ピーターパン」を観た後に観ると面白さが増した。これは是非セットで観るといいかも。ダスティン・ホフマンとロビン・ウィリアムスの女装経験済み俳優の演技もノリノリでした。 [DVD(吹替)] 6点(2007-04-09 00:29:19) |
32. アイス・エイジ
《ネタバレ》 子供向きだし、リスやナマケモノが可愛いというより不気味だし・・と、スルーしていたんですが、子供が観たがる為「ヤレヤレ」と付き合っていたらもう夢中。ストーリーは「よくある話」で特にラストで驚かされることもないのですが、それなのに面白い。 あれだけ不気味だったはずのナマケモノが気付くとユニークで可愛い存在になっているという恐るべき作品。もう続編も観る事に決定した。ついでに吹き替えの声優さんが同じ為、目をつぶって聞いていると「シュレック」のドンキーと長靴を履いた猫が会話しているようでまた楽しめた。 [DVD(吹替)] 7点(2007-04-09 00:07:54)(良:1票) |
33. スチュアート・リトル2
《ネタバレ》 子供と一緒に観ました。1がとても好きだったんだけどこの2はテンポがやや落ちたかな?という印象。とはいえ、廃材で飛行機を修理したりなどワクワク感も十分ある映画でした。 [DVD(吹替)] 6点(2007-04-08 23:58:52) |
34. シュレック
元々子供向けの作品だとタカをくくっていましたが、子供が見たがり借りてきた時に一緒に見ていて「所詮子供向け」と思っていた自分が恥ずかしくなりました。大人も子供も楽しめる良い作品だと思います。シュレックは大人が見ると不気味だけど、子供が見るとまた違ってなんかとても魅力があるようです。もう何度借りた事か。もうこれは買うしかないのか。財布が・・。 [DVD(吹替)] 9点(2005-10-23 06:24:17)(笑:1票) |
35. ビッグママ・ハウス
《ネタバレ》 とにかく楽しめる作品でした。ビッグママに変装したFBIの刑事に御近所のおばあちゃんたちも気づかないというのは「それはないだろ」とは思ったけど大らかでいいじゃないでしょうか。映画だし。警備員にばれてしまった時もヒヤヒヤしたもののミーハーな人で本当に良かった。多分自分でも同じ場面に遭遇したら同じ言動してたと思うし。 シェリーとの恋愛も楽しかったです。子供の父親から逃げ回っているんだけど、あの子供部屋に入るとその男がいたシーンは私までドキッとし背筋が凍りついてしまいました。一度夢で彼がやってくるのを見ているけど、やはりいつも張り詰めていたんですね。外で物音がするとビクッとしていたし。それをマルコムがやっつける所は実に爽快でした。何度でも見たい作品です。 [DVD(吹替)] 8点(2005-10-14 17:09:26)(良:1票) |
36. マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
《ネタバレ》 ギリシャ人という素材を使う事で大げさに風刺しているけど、実際結婚となると多かれ少なかれこういう事はある。話の展開については、結婚も縁だし、話が出てとんとん拍子に進むのも割とある話だし、彼女が「美人」と形容されるのも「愛」というフィルターがかかれば誰にでもある事だから不思議でもない。 ただ、結婚とはこんなものではいけないと思う。イアンの意思は一切無視され押し通されたような感じで後味の悪さが残った。お互いが譲り合う事がとても大切なんですよというのが隠されたメッセージのような気がしてしまった。なのにこれが実際に起こった事だというのも、イケメン・イアンがどんどんマスオさん化してしまう様子も見ていてとても悲しかった。主人公の女性にもいまいち魅力を感じなかったのもきつい。本人だというけど本人を出す必要性が分からなかった。地味だけど秀才・・こんな子が恋をして綺麗になるというから、大好きな「25年目のキス」のような話だろうかと期待したけど、これはちょっときつかった。0点でいいかなと思ったけど、弟役が時々カトちゃんに見えたのでおまけで1点・・とりあえず。 [DVD(吹替)] 1点(2005-10-12 03:31:00) |
37. パパってなに?
《ネタバレ》 泣ける映画なのかな?と思っていましたが、そうじゃなく全体的にとても悲しい雰囲気の映画でした。・・といっても初めて「パパ!」と叫ぶシーンではもう涙涙。なのに運命とは切なく残酷なものです。唯一の肉親であるお母さんに先立たれ、彼は施設に行くしかない。どれだけ寂しかったでしょう。「お父さん」の銃をずっと大切に持っていたのにあの結末とは。 もしかしたら「お父さん」も初めは分からなかったとしても、名前を聞いた時点で気づき感激したのかも。だけどあえて彼を突き放したのではないかと思いました。そうしないとまたズルズルと泥棒稼業に彼をつき合わせてしまいそうな心の甘えがあったから・・なんて考え過ぎでしょうか? この「父親」と男の子のシーンはどれも好きです。いじめっ子の親を殴った時は私もすかっとしてしまいました。お風呂のシーンも実の親子に見えました。彼がまともに働く気になっていたらと思うと残念でたまりません。だけど現実って結局はこんなものだと思います。もしこれがハリウッド制作だったら、きっと改心した「父親」と再会してハッピーエンドだったんだろうなと思いました。 [DVD(吹替)] 8点(2005-10-12 00:30:03) |
38. レッド・ツェッペリン/狂熱のライブ
《ネタバレ》 ハンドルネームでピンと来る人もいるかもしれませんが、青池保子さんの「エロイカより愛をこめて」のファンです。これの主役のモデルはRプラントだし、その彼といつも行動を共にしているのが「ボーナム君」とドケチ虫こと「ジェイムズ君」。全員ZEPのメンバーがモデルです。 そんなわけで実に邪道なきっかけで見た映画でしたが、これはとても良かった。ライブ映像はとても格好いいし音楽も改めて感動した。彼らのCDは1枚しか持ってないけど、全部集めたくなりました。遅まきながらファンまた1人誕生します。ライブ映像の途中途中に挿入されている映画風のイメージ映像にも見入ってしまいました。プラントの美しさ、燃える男の赤いトラクターを運転するボーナムのなんと似合う所、子供に絵本を読んであげてるジョン・ポールの優しい瞳、そしてモロに宇宙人なジミー・ペイジには吹き出してしまいました。特にプラントが中世ヨーロッパの騎士の扮装をして小船や馬に乗るシーンは思い切り青池ワールドで別の意味でも良かったです。このDVDは家宝にします。 [DVD(吹替)] 10点(2005-10-09 18:39:04) |
39. ハードロック・ハイジャック
《ネタバレ》 いいとこのぼっちゃん風のブレンダン・フレーザーがあそこまでハードロッカーな風貌が似合うとは思っていませんでした。アダムサンドラーは女心くすぐる可愛いヤツだし、スティーブ・ブシェーミはもうまさにハマリ役かと思います。ストーリーは最初B級?と思ったけど、ラストでド肝を抜かれた感じ。使用されている曲もとてもいいし、またお気に入りの映画が出来ちまったじゃねえか!このヤロー!ロックも最高!と叫びたくなった一作です。 (後日談:で、DVD買ったwこれでいつでも観られるぜ) [DVD(字幕)] 9点(2005-10-09 18:06:20) |
40. ブルース・オールマイティ
《ネタバレ》 まずはモーガン・フリーマンがハマリ役だと思った。 そして主役のジム・キャリー。彼の映画は「この役は彼のハマリ役だ」と思うものが多いけどこれもそうだと思った。主人公の欠点を観客にとことん見せた後に、自己反省とそこからの躍進という流れは「ライヤーライヤー」に似ていると思ったら、監督が同じという事で妙に納得。設定を弁護士からレポーターに変えた「ライヤーライヤー」がもしあれば、そのままこの映画の続編として通用しそうな気がする。 [DVD(吹替)] 5点(2005-10-05 08:36:19) |