Menu
 > レビュワー
 > lafish さん
lafishさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 58
性別 男性
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  太陽の少年
見ているうちに自分が十代に戻ったような気がしてくる。文革の中国って、軍事教練と社会主義のスローガンに満ちていたのかと思ったら、さにあらず。不良グループの乱闘はあるし、若い男は女のことしか頭に無い。そういった意味では軽い驚きを覚えたし、主人公が暮らしている街の風景とか、どこか懐かしく印象的な映像に満ちていた。一番好きなシーンは、少年が彼女を自転車に乗せて並木道を走るシーンかな。主人公が好きな女性を思う気持ちが痛いほど伝わってきた。自分の記憶が曖昧で、もしかしたら思い違いだったのかも知れない、なんてラストで告白するが、それはないでしょ、美しい記憶につき合わせておいて。「カバレリアルスティカーナ」はこっちの印象があまりにも強くなってしまい、聞くと未だにプールにぽっかり浮かんだ少年の映像が浮かんでしまう。やめて欲しかったなー。
[DVD(字幕)] 8点(2007-07-18 19:08:41)
22.  風の丘を越えて~西便制 《ネタバレ》 
とても美しいが地味な映画。公開当時、韓国では社会現象となるほど大ヒットしたことを記憶している。ラスト近く、家出した主人公の弟(配役にかなり無理が…)が野垂れ死にや悪の道に走ることなく、製薬会社に勤務し立派に暮らしていることがわかりホッとしたりする。盲目の姉と弟が再会しながら名も名乗らず別れるラスト。韓国人のほとんどがここで泣く。韓国人の恨の思想の象徴だと説明されたが、私には製作者も大衆も現実を超越してとことんメロドラマを希求しているとしか感じられない。そこがまた韓国的なのかも知れないが。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-13 23:30:27)
23.  イングリッシュ・ペイシェント
壮大で美しい映像だけでも圧巻だが、主人公の不倫関係がそこまでに至る経緯とともに丹念に描かれている。緊迫感があり、とてもエロティック。女優も美しい。良くできているのでそこに印象が強く残ってしまうが、それがこの映画のテーマでは無いだろう。むしろ、身勝手でニヒリスト、他人とのコミュニケーション能力の欠ける「ダメな男」が周囲の人々を不幸に巻き込み、自らも滅んで行く救いようの無い姿から、人の愚かさと悲しさを痛烈に語っている。彼を看護する善意に満ちた看護婦や、彼の命を付け狙いながらも彼を許す男は彼のアンチテーゼのような存在か。人を愛するということはどういう事なのか、改めて考えさせられる作品。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-09 00:29:56)
24.  北の零年
かなり前に録っていたのを見た。皆様のおっしゃる通りあまりにもヒドイ。ストーリは壮大で深刻なハズなのに、観ているうちにバカバカしくて頭が痛くなって来るは、若作りの主人公に気持ち悪くなり吐き気を催してくるは…。海外に恥を撒き散らかさないよう警告の上封印すべき作品、と言っても万事手遅れか…。
[地上波(邦画)] 1点(2007-07-08 18:40:26)
25.  パッチギ!
朝鮮学校生と日本人高校生の交流(と言ってもほとんどケンカ)を大胆に描いた作品。もっとも、いろいろな意味で朝鮮に関心が集まっている昨今、監督の「機を見るに敏」な性格が鼻につく。 この監督、反体制=格好良い、と思っているフシのあるステレオタイプ型の人間で、時代遅れの「ヤクザ」から注目の「在日」にスタンスを変えてようやく日の目を見た。 もっとも「人情」をベースにして「トンチンカン」と「時代錯誤」を作品で訴えるのが常套らしい。せめて青春映画としてまともに物語を描いているのかと思えば、実はそういうわけでもない。主人公の恋愛も、結ばれることが前提の予定調和。 朝鮮人の「悲劇」「恨み」を登場人物に語らせるのは良いが、それに対して主人公は人のいない所でヒステリーを起こすだけで(惚れたが弱みでしようが無いかも知れないが)、ギターを叩き壊した挙句、(なのになぜか)ラジオ局に駆け付けてイムジン川を朝鮮語で熱唱したりする。ラジオ局のディレクターも奇妙な人で、「朝鮮総連や公安から抗議の来ている問題の曲は放送できない」と社会人として正論を吐く上司を問答無用の暴力で黙らせて、主人公にイムジン川を歌わせる。 この映画、ほんとうに「何も知らない」人には良い部分もあるのだが、監督自身、日本人であるのなら、せめて他人から聞いた歴史ではなく、自分でちゃんと歴史の勉強して欲しい。 アメリカのキング牧師の話しも出てくるが、見る人に寄っては、アメリカのアフリカ系と日本の在日を同系列で考えているのだろうか?と常識を疑われかねない。 金儲けと売名のために、頼まれてもいないのに特定の人々のスポークスマンを買って出るような、陳腐な映画をつくってはクリエーターとして恥ずかしい、と思わない所が恥ずかしい……。本人、バラエティーで見る限り、おもしろそうなおっさんだが。
[地上波(邦画)] 5点(2007-05-20 01:24:18)(良:5票)
26.  マドンナのスーザンを探して
天然ボケのウブな若妻を演じているロザンナ・アークエット。この作品以降、思いもしない映画で、クセのある役柄をこなす彼女を見かけるたびに何だか嬉しくなったりします。監督としても話題になりましたが。
[映画館(字幕)] 6点(2006-02-22 00:23:03)
27.  12モンキーズ
同監督の作品では、唯一素直に良いと思える作品で、何度見ても感動する。映像が素晴らしいので、物語の世界にぐいぐいと引き込まれる。皮肉な運命を背負った孤独なヒーローを演じているブルース・ウィリスもとても良い。『12モンキーズ』という異様なタイトルの伏線は相変わらず肩透かしを食らわせられたが、それを補って余りある素晴らしいストーリー。音楽の使い方も最高。絶望と希望、ヒューマニズム、そして現代文明への警鐘に満ちたSF映画の傑作。
[ビデオ(字幕)] 9点(2006-02-21 23:36:28)
28.  おかあさん(1952)
珠玉の作品とはまさにこれのことでしょう。この映画で描かれている下町の風景や家族の日常は、懐かしさを通り越して、すでににどこかアジアの外国映画を見ているような感覚にさえ襲われた。しかし、この人々の素朴さや美しさは紛れもなく、半世紀ほど前の日本人の姿である。時代が変われば、人の価値観や生き方も変わるのは当然だが、失ってしまったものを愛惜するような、心の琴線に触れる大事なモノに出会ったというべきだろうか。家族の情愛というのは人類共通で、日本語がよく分からない外国人も、目に涙を溜めてこの映画を見ていた。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2006-02-19 08:27:41)(良:1票)
29.  未来世紀ブラジル
職人的な作品。映像はユニークで音楽も良い。しかし、あのラストはないでしょう。オーウェルの古典「1984」を読んだ人にとっては、オーウェルの書いた悪夢世界の別バージョンに過ぎないので、ことさら騒ぎ立てるほどの作品ではない。同時期に映画化されたマイケル・ラドフォードの本家「1984」がこの作品にすっかり食われてしまったのは、この監督の「見せる」才能なのかも知れない。「1984」の方はティム・ロビンスが再映画化すると発表していたが、どのような出来になることやら。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-02-19 03:40:36)
30.  スパイ・ゾルゲ
最近の日本映画の中では、見ごたえがあった。有名な事件であるにも係わらず、誰も手を出さなかった昭和史に焦点を当てたことは、この監督の功績と評価したい。この映画が左というのは嘘でしょう。激動の時代に翻弄された人々が、それぞれの思想、立場で平和と幸せを求めていたというこで、軍国主義の狂気が支配する日本で、共産主義に突き動かされた人々とその家族の悲劇がよく描けていたと思う。ラスト、ゾルゲの確信犯的な、「共産主義万歳」という叫びは、彼の怪物ぶりを表すと共に、本当に痛々しい。今じゃ半ば当たり前のことだけど、原理主義的イデオロギーじゃ戦争はなくならないし、人も救えない。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-14 08:18:17)
31.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 
なるほどなるほど、タイムマシンをつくった動機が恋人の死だから、恋人の死の運命はタイムマシンでは変えられない。何事も動機が重要と。スゴイ、ひとつお利口になってしまった。しかし、そんなこと、タイムマシンつくれるほどの主人公は分からなかったのか?タイムマシンの開発に要した苦労は一体何だったんだろう?と思うのだが、ラストはアクション映画さながらの活躍のあと、未来人の恋人を見つけて幸せに暮らしました。とりあえず、めでたしめでたし。
[DVD(字幕)] 4点(2006-02-07 00:29:18)
32.  狼男アメリカン
ホラーのつもりで観たらコメディー?狼男の恐怖と悲哀と滑稽さをブレンドした絶妙なストーリー展開。製作者の並々ならぬ才能に驚いた。ラストの「ブルームーン♪」も皮肉たっぷりで最高。
[地上波(吹替)] 8点(2006-02-06 23:59:45)
33.  野ばら
子供のころ何度も何度も見た映画。美しい風景と歌声、孤児という生い立ちながら天才的な音楽の才能を持つ主人公、美しい先生との甘く切ない交流など、いろいろな意味で少年を「憧れの世界」に誘う素晴らしい映画でした。
[地上波(字幕)] 10点(2006-02-06 23:44:51)
34.  未来惑星ザルドス 《ネタバレ》 
荒唐無稽なストーリーに哲学的な内容を孕んだSF映画。大人のためのお伽話とも言える。野蛮人となった人類に神が武器をばら撒き、殺し合いをさせている未来世界。野蛮人のリーダーである主人公が、謎の人物の導きによって知性に目覚める。そして廃墟の図書館で偶然『オズの魔法使い』を読んで、神への懐疑が生まれるという設定は秀逸。神の住む都、ボルテックスの正体は、永遠に生命を保つシステムを発明し、生きる屍になってしまった科学者たちの象牙の搭。いかにも70年代的なノリの映画だが、とても独創的で映画の魅力は色褪せない。ラスト近くの殺戮(神から人への回帰)の場面は衝撃的だが、その後、人は限られた命で、愛し合い、子供を育て、老い、死んでいくというシンプルな真理を語って物語は静かに幕を閉じる。
[ビデオ(字幕)] 10点(2006-02-06 23:30:44)
35.  吸血鬼ゴケミドロ
私の自身のトラウマ映画ナンバーワン。幼かった私は、映画と現実をはっきり区別することが出来ず、見た後、何日もうなされ、人知れず人類滅亡というあまりにも大き過ぎる悩みを抱えて苦悶したのでした。見なければ良かったと何度後悔したことか。恐い、恐すぎる。特にラスト、やっと悪夢から逃げだした男女を待ち受けていた運命、そして…。
[地上波(字幕)] 7点(2006-02-05 15:42:33)
36.  マタンゴ
「吸血鬼ゴケミドロ」に並んで、幼い頃のトラウマになってしまった作品。この作品で海に対する恐怖心を植えつけられてしまったような気がする。遭難者達が生のキノコや長芋を争うように食べていたシーンがとても印象的で、自分も食べたくなってしまったのを記憶している。
[地上波(字幕)] 7点(2006-02-05 15:32:12)
37.  リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986)
 退屈しのぎに深く考えもせずDVDを購入。「人類SOS!」のようなB級ホラーを期待していたのだが…。リック・モラニス主演ということで、悪い予感がふと脳裏をかすめたが、その予感が見事に的中。結局一度見たきりでそのまま。こういうの好きな人は好きなのがわかるけど、簡単に言えば悪趣味なドタバタコメディーですよ。見ても疲れるだけ。
[DVD(字幕)] 3点(2006-02-05 14:57:50)
38.  猿の惑星 《ネタバレ》 
もう何度観たか数え切れないSF映画の古典。原作者は「戦場にかける橋」なども書いているフランスの反日(?)作家で、日本軍の捕虜収容所にいた体験をもとにこの小説を書いたらしいです。そんなこと知らなくても十分楽しめますが、知っていると、当時の白人の黄色人種に対する複雑な気持ちを伺えて興味深いかも知れません。ちなみにシリーズ全てがこの中篇の原作からインスパイアされて製作されていることがわかります。ラストはリメーク版の方が原作に忠実ですが、あえて「猿の惑星は実は地球だった」、とすることにより原作の破綻を見事に解決し、この映画を息の長い傑作にすることが出来たのだと思います。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-02-05 02:49:06)
39.  パール・ハーバー
 低レベルな娯楽映画。全くのフィクションならまだしも、史実に題材を取りながら、物語を自国にだけ都合よく描くのは現代の映画手法では無い。この映画を見て喜んでいる日本人も考えて欲しい。日本軍は幹部が原っぱやプールで作戦会議をするなんて、まるで未開の山岳ゲリラのような扱い。実際、史実では、アメリカ政府は日本軍の攻撃を知りながら、姑息な事情でパールハーバーを見殺しにしたことがバレているのに、映画では情報収集が間に合わなかったような描き方。そもそもアメリカなど列強がアジア諸国を侵略し、日本を目の敵にして孤立させなければ、無駄な戦争も無かった、という認識が当然のことながら製作者には無い。この映画で見るべきものは、もちろん巨費を投じて再現されたゼロ戦によるパールハーバーへの総攻撃のシーン。と、言っても人が死ぬシーンなので気分の良いものでは無い。もちろん、当のアメリカでも評価は極めて低い作品であることを付け加えておこう。
[DVD(字幕)] 3点(2006-02-05 01:36:21)(良:1票)
40.  青いパパイヤの香り
内容はともかく、何ともエキゾチックなタイトルに魅かれる作品。時代的にはベトナム戦争前のサイゴンが舞台。貧富の激しい国では、貧しい家に生まれた者は、子供の頃から金持ちの家の使用人として仕えると言うのは特に珍しい事ではない。ほとんどの場合、結婚するまで、運が悪ければ(未亡人になったり、離婚したりすれば)、一生、使用人として人生を終えることになる。教養を身につける余裕も無いし、またその必要も無い。それが当たり前の人生だから、別段自分を不幸だと思うことも無い。この映画の主人公の少女は、たまたま良い奉公先に恵まれ、器量が良く勤勉でもあったので、初恋の裕福な青年と結ばれることになる。一種のシンデレラストーリーと言えなくもないのだが、ストーリー性はほとんど無い。それよりも映像や雰囲気を感じる映画。「青いパパイヤの香り」と言う、タイトルもそうだが、ベトナムの庶民が見れば、この映画から郷愁や日常の記憶など、いろいろな面で心の琴線に触れることも多いのかも知れない。
[地上波(字幕)] 5点(2006-01-07 03:26:26)
000.00%
158.62%
200.00%
346.90%
458.62%
5610.34%
658.62%
71322.41%
8712.07%
9712.07%
10610.34%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS