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21.  恋に走って
親の柵の中好きな気持ちで押し切っていこうとする二人。頂上で車に追いつくエンディングはストーリーの重さに反比例して軽い印象だった。
5点(2004-09-15 12:46:29)
22.  姿三四郎(1943)
清廉潔白な姿三四郎は気持ちいいが無難な展開に惹かれなかった。
4点(2004-09-15 12:36:16)
23.  冷静と情熱のあいだ
非常にフジテレビっぽいラブストーリーで嫌いじゃないけど展開上期待に反したエンディングだったので印象的な映画にはなり得なかった少し惜しい一品。
6点(2004-09-15 12:27:17)
24.  羅生門(1950)
欲望を感じさせない、3人・他の思惑が飽きさせない侍風味のメロドラマ。90分の時間配分に無駄が無い。
8点(2004-09-15 12:14:48)
25.  白い刻印
一面の銀世界、社会不適合父子に掻き回される町。母、元妻、娘、恋人関わった女性達が不幸な結末を迎える度に気分が冷めていった。燃え盛る納屋を見つめるラストでなく自分も納屋で一緒に燃えて終えるくらいの潔さが欲しかった。親父が悪いという結論は見せたが主人公自身の責任感が伺えない。重たい雰囲気と裏腹に内容には重みがない一品。 
3点(2004-04-29 04:08:53)
26.  氷の接吻
全ての機関・人物の仕事振りが甘すぎて何の緊迫感も無いサスペンスに仕上がっている。ショモイ内容だけどジェイソン・プレーストリー待ちでガンバって観てたのに、何よあれ?一時間強待たされた挙句金髪のチンピラ風で登場。5分少々でノックアウト…それもかなりショモイやられっぷりじゃない?ひどい。営業用のクレジット、ホントひどい。劇場鑑賞したファンはがっかりしたんだろうな。それは置いとくとしてユアンとアシュレイの取り巻きがほんとに怠慢だったりトロかったり、内容的にまあまあ苦痛な一品。 
3点(2004-04-29 04:08:10)
27.  十二人の怒れる男(1957)
評決の行方を先に観てたのでひたすら続く密室のディスカッションに真新しさは感じれなかった。リメイク版とは出演者以外全て同じ、討論の内容から陪審員の座り位置、雨の降るタイミングまで。リメイクより良かったのが12人のチョイスが脚本の時代背景にマッチしている、誕生日席のヤンキース好き男の所詮他人事っていう感じが良く出てる等。3番陪審員が説き伏せられた後はこっちのほうが少しリアル。8番陪審員はジャック・レモンの方が説得力があり良かった。製作順に観るのが正解。 
8点(2004-04-29 04:06:01)
28.  真夜中のサバナ
アメリカの片田舎の楽しげなパーティーの雰囲気は伝わってきたがそこで繰り広げられるサスペンスが茶番だった。「真夜中のサバンナ ~アフリカ南部の熱帯夜~」として大自然ドキュメンタリー映画にしたらかなり魅力的だね。当然ジョン・キューザックはムツゴロウのポジション、吹替え版のナレーションは柳生博あたりでね。 
3点(2004-04-29 04:04:48)
29.  男はつらいよ 寅次郎紅の花
12chの全作放送企画で寅さんシリーズ何作か観たけど寅さんの元気の無さがはっきりと解るとっても寂しいシリーズ最後の一品。寅さんの失恋が無くハッピーなラストで終えるまさに完結編、ハッピーで終わるのに寂しいのはヤクザな兄貴の終わりでもあるからだね。 
8点(2004-04-29 04:03:22)
30.  耳に残るは君の歌声
魅力的な邦題が内容にマッチしていない。耳に残る程の歌声はない。ラストで父親に再会したところにも感動しなかった。ユダヤ人に対する偏見の眼差しは見てて痛々しい、特に子供に対するそれは。 
4点(2004-04-29 04:01:39)
31.  ザ・フライ
ハエに変わっていく過程が不自然なのに気持ち悪さでそれを感じさせない巧妙な一品。30前のジーナ・デイビスが40超に見える、髪形って怖いね。 
4点(2004-04-29 04:00:40)
32.  ピッチブラック 《ネタバレ》 
船長が食べられて殺人犯が改心したのは中々のクライマックスだった。不時着時の異常な明滅も印象的。ナイフ・発光虫等小細工で中盤を乗り切るのが好きでない。他作の受けそうなネタを継ぎ接ぎしてて、このシーンあれっぽいなみたいな観方になってしまう。 
4点(2004-04-29 03:57:54)
33.  微笑みをもう一度
人気者が弱みを見せたときのハイエナたちの嫉妬がリアルだった。おばあさんを中心にした家族愛に女性の母性愛が表すいつでもウェルカムな姿勢、おっきいなぁ、偉大ですね。娘役の女の子に可愛らしさを感じないのは結構な欠点。 
5点(2004-04-29 03:56:51)
34.  グランド・ホテル
それぞれの人のドラマが平行線で進行し絶妙なタイミングでシリアルに移行しまた返る。この形態が斬新と言ってもそれぞれに魅力があってこそ、その点でこの映画は個々の魅力が十分。誰を基準にするかで心情の見え方も変わる。男爵の視点で観る人はありがちな人、ガルボ、クロフォードで観る人もまあ普通の人、病気の帳簿係は変わり者、社長の視点で観る人はGHマニアと言ったところ。グランドホテルというネーミング、後にグランドホテル形式と称されるのを知ってたかのような綺麗な作品名。 
10点(2004-04-29 03:55:19)
35.  愚か者の船
所謂グランドホテル形式を思わせ様々な人間模様を見せてくれる、がその群像が文字通り群れてしまっているという印象で個人個人の魅力に欠けた。あの小男が乗船から下船まで人間観察を満喫するその姿が楽しそうであり切なくもあった。グランドホテルとは比べたくない一品。
6点(2004-04-29 03:51:54)
36.  ウィズアウト・ユー
ちょっと変わった風貌の監督に興味をそそられた。しかしステラに遠回しに中絶を迫る辺りから後はただのわがままな男にしか写らなかった。主人公のルックスがうじきつよしにダブってしょうがない。ライブ会場で再会する映画にしてはチープな脚本には苦笑した。ピアの着てたスマイルのFuck youバージョンが製作者が主人公へ送るメッセージのように思った。TVドラマなら十分満足。 
5点(2004-04-29 03:45:41)
37.  北北西に進路を取れ
そんな大きな問題だったとは。徐々に誰も信用できなくなっていくケイリー・グラントの心情とミステリアスなエヴァ・M・セイントホントはどうで何で何者かがとってもサスペンスで楽しかった。最後2人でラシュモア山を逃走するとこは愛嬌があって好きな場面。きび畑の農道を疾走するケイリー・グラントもいいがトレーラーに農薬散布機が突っこんだのは突飛であっけに取られた、これもヒッチコック劇場。 
9点(2004-04-29 03:41:15)
38.  君がいた夏
目をつぶって頭で思い描いた映像と音楽でグッとくる。というのも「君がいた夏」と言う邦題にとってもおしゃれなビリーを期待した為、あまりのギャップに現実に写しだされる彼はしばし受け入れ難かった。のんびり流れていくビリーの少年時代と彼がケイティーに惹かれていく感覚には共感した。最後ぶちまけた遺灰が風の都合で押し戻されビリーに降りかかっていた、クライマックスのこれはいただけなかった。観終わった後ストーリーを思い出すとなんか柔らかい気持ちになる。 
7点(2004-04-29 03:38:51)
39.  翼をください
期待は通り、それ以下ではない。トリーがどっかの段階でポーリーとの愛に戻っていく事を最後まで期待していた、邦題から結末は予想していたが。自分が愛して欲しい恋人からも親からも突き放されたらつらいね、あそこまでトリー一人に固執するのは理解できないけど。女子高内の誰が悪いと言う事でなくポーリーに愛を持たない母親やトリー在り方次第で見放しかねないその父親を例に、子への無条件の愛の大切さやこんな悲劇が他人事でない事を全ての親に訴えている映画の様に感じた。女子高生の悲劇の結末の映画ってダイレクトな感情が見れて結構好き。緑に囲まれて美少女の競演が映像的に心地よい、手抜き無しのレズシーンも一文字で美。あまり触れたくないんだけど劇中結構登場するアジア人の不細工な女の子を何とかして欲しい、加えてあの自信満々な振る舞いには吐き気すら覚えた。展開的に不要、綺麗な映像にもマッチしない、ストーリーそっちのけで水をさす、退場。 
8点(2004-04-29 03:33:28)
40.  大統領の陰謀
個人のジャーナリストとしてのかっこよさは言うまでもない、それ以上にあんなアウトローな記者をきっちり生かす体制がすばらしい。全体的に張り詰めた雰囲気を保ってるのに視聴者は肩の力を抜いて楽しめる。盗聴されたり高官にマークされてる男が夜中に証人の家の周りを簡単にうろつけるのはちょっとありえない。Zに似た圧力を感じさせつつもハッピーエンドの一品。ロバート・レッドフォードの必死なくせにクールに装って、そのくせ目だけは必死さを訴える眼力。ハリウッド広しとは言え、最近は見られない稀有な男優さん。 
8点(2004-04-29 03:31:29)
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