21. レッドクリフ Part I
《ネタバレ》 中学生の息子(ゲームで三国志をおぼえた世代)にせがまれて、見に行きました。私は小説を読んでから、映画を見ない主義です。なぜなら、自分の想像と映像がかけはなれていて、落胆させら得ることが多いからです。三国志は、高校生のときに読んだことがあるけど、それから20年たっているので関係ないかということで見ました。孫権、周愈、孔明が若いこと。実年齢を意識しているとのことですが、とても新鮮でした。揚子江流域の風景も雄大でとても迫力がありました。とくに、周愈の奥さん役の女優さんがきれいなのにはびっくりです。服装も、日本の着物に良く似ていて、呉服というだけのことはある。と変なところで感心させられました。 [映画館(吹替)] 10点(2008-11-07 13:05:21) |
22. 茶々 天涯の貴妃
《ネタバレ》 時代考証から人物の掘り下げまで出鱈目。女優陣はともかく、俳優陣はこれだけミスキャストを重ねるとマンガもよいとこです。特に織田信長役の松形弘樹。この人はどんな役をやっても、やくざの親分にしか見えません。「蒼き狼」の時もそうでしたが、いくら近衛十四郎の息子だからって、あの臭い演技で俳優を続けているのが不思議です。それから、家康役の中村しどうと本多正信役の松重さんの軽いこと。中村君、わざと敵役の演技を作ってますけど、あんたはそのまま素でやればいいのよ。それから、当時家康は70歳。そのこと、わかってやってます。それから真田幸村。あんなに若いとおかしいでしょう。秀頼と淀が家康と戦場で会見を開いたり、将軍の御台所が落城前夜に敵の城に乗り込んだり、とんだもナイシーンが続くもんだから、眠気もうせて最後まで見てしまいました。揚げ足を取り出したら、尽きないからこのくらいにしておくけどこの監督は何を考えてこの映画を作ったんだろう。主演が宝塚出身なんだから、ミュージカル仕立てにでもすればよかったのに、やくざ映画になってしまいましたね。久し振りに、書きガイのアル映画をみせてもらいました。0点にしなかったのは、織田信長の出番が短かったからです。 [レーザーディスク(邦画)] 2点(2008-10-19 15:10:50) |
23. 蒼き狼 地果て海尽きるまで
《ネタバレ》 長尺でしたが、最後まで飽きることなく見ることができました。部族間の争奪で暴行、略奪の加害者になったり、被害者になったり。自分の父だ誰であるかに苦しむ主人公。そして、息子。なかなか良くできた作品だと思うのですが、もっと息子とのからみを長く取っていたらと思います。現地でとった作品なので、風景が良いのは当たり前ですが、空の青さに感動します。俳優さんでは、ジャムチ役の人、なかなかよかったですよ。 [レーザーディスク(邦画)] 7点(2008-10-10 16:15:04) |
24. 雨の町
《ネタバレ》 成海瑠子がでているので、レンタルしてみました。サスペンスではなくて、ホラーでした。確かに、失踪して行方の知れない子供がいたら、何年も待ちますよね。何十年ぶりで戻ってきても、理屈ぬきで抱きしめてあげたいのが、親心ですよね。でも終わり方はどうでしょうか。東京に戻ってきたのをえらく引っ張るから、役場の女の子も化け物かと思ったので、あんな終わり方はちょっとですね。主人公が東京に戻ってからのぶんがよぶんでしたね。 [レーザーディスク(邦画)] 6点(2008-10-01 16:50:39) |
25. 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
《ネタバレ》 サトエリは、演技じゃなくて地でやっていると思います。面白かったのは、オーデションシーン。「私、虐められてるの」は最高に笑わせてもらいました。あんた、水着になんなくても十分お客を引き付けてるよ。あと、兄夫婦が初体験をした後のしぐさ。永作博美は最高です。でも、もう37歳なんだね。 [レーザーディスク(邦画)] 5点(2008-09-16 21:32:11) |
26. 好きだ、
《ネタバレ》 やや全体の雰囲気が暗い映画なので、好きになれませんでした。せりふもぼそぼそ言うので聞き取りにくいし。まあ、印象に残るのは主人公が姉のセーラー服を着て学校に行くシーンかな。こういうのが本当にあったら、面白いはな。 [レーザーディスク(邦画)] 5点(2008-08-05 15:59:04) |
27. ミッドナイトイーグル
《ネタバレ》 吉田栄作は、自衛官が似合うわねえ。前も将校役ででてたけど、「ぼうこくのイージス」か。彼の「軍隊ではない。自衛隊だ」というせりふだけが、印象に残りました。 [レーザーディスク(邦画)] 5点(2008-06-28 21:21:34) |
28. 自虐の詩
《ネタバレ》 ちゃぶ台返ししか情報がなくて見たのですが、これは久々の秀作です。中谷美紀は、前前作の「嫌われ松子」とこの作品できれいなだけの女優さんから、見事に演技派にイメージチェンジしました。大女優の予感もします。いやあ、ラーメン屋の店員姿はぞくぞくしますね。私的には回想シーンの熊本さんとのからみ。ラーメン屋の店主とのやりとりなんかは、腹を抱えて笑いました。でも、底辺に悲しみも背負っているっていうのはチャプリンのコメディーにも通じる思います。 [レーザーディスク(邦画)] 8点(2008-06-28 21:10:19) |
29. 怪談(2007)
《ネタバレ》 怖かったシーンは、駕籠の中がもぬけの殻になり、のぞきこんだら白い手が出てきたシーン。かさねが渕にさしかかったときに、ついてきているんだといって、橋を下から見上げるシーン。このあたりの演出は、さすがにうまいと思いましたね。確かに尾上菊ノ介は、女が惚れるほどきれいかというと説得力に欠けるけど、じゃあ誰がよいのかというと、私の趣味では松田龍平かな。 [レーザーディスク(邦画)] 8点(2008-06-19 22:32:40) |
30. 夕凪の街 桜の国
《ネタバレ》 けっこう、酷評が多いのですが。主演の2人の女優でけっこうもったのではないでしょうかねえ。被爆者や被爆者2世に対する差別が今でも厳然とあることにショックを受けました。これが一番のこの映画の主題であることが伝われば、よいでしょう。一番印象に残ったのでは、主人公が靴を脱いではだしで土手を歩いていくところでしょうか。まだまだ貧しかった時代を感じました。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2008-05-13 16:49:06) |
31. 舞妓Haaaan!!!
《ネタバレ》 最初のほうに、ミュージカル仕立ての場面が出てくるのだが、そのまま突っ走ればよかったのに。堤真一と阿部さだおはくさくてしょうがないのですが、面白かったです。このくらいのオーバーアクションはしてもよいでしょう。一番面白かったのは、阿部さだおの手にカッターが刺さるシーンでした。ただ、ラストシーンで鬼塚君はどちらと結ばれたのでしょうか。おかみのかっこをしていたのが柴崎こうだったので、わからなくなってしまいました。それから、日本テレビの西尾アナがでているようなのですが、やはり白塗りの舞妓の中の一人なんでしょうね。確認できませんでした。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2008-05-02 14:28:54) |
32. バイオハザードIII
《ネタバレ》 だいたいシリーズ物の3作目というと、ストリーにふくらみができてきて面白くなるものですが、なんだこれは。最後の東京の地下室みたいなのが、なんだかわけわからんのだけど。そういえば、エイリアン3もやたらと背景に漢字が出てきたよな。それって意識したのかなあ。わけわからんわ。 [DVD(字幕なし「原語」)] 2点(2008-04-22 14:04:38) |
33. そのときは彼によろしく
《ネタバレ》 最後のシーンは、時間の経過がどのくらい経っているのだろうか。まあ、せいぜい2.3年ってとこなんだろうけど、いっそ10年くらいにして主人公を一気に老けさせるとか、すると純愛一直線でインパクトあるのにねえ。 [DVD(字幕なし「原語」)] 3点(2008-04-21 16:41:44) |
34. ミッドナイト・エクスプレス(1978)
《ネタバレ》 私が若いころ、合コンに行くと最高の映画としてこの作品をあげていました。70年代から80年初頭にかけてはこんなシリアスなくらい映画の全盛時代でした。 [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2008-03-27 17:23:59) |
35. ミッドナイトクロス
《ネタバレ》 この邦題は、この映画の公開前に話題になっていた「ミッドナイトエクスプレス」からのパクリダト思いますよ。だって、私はそれで映画館に行ったんだから。でも、前出の作品に勝るとも劣らない出来だったと思いますよ。トラボルタは一発屋だと思っていた認識を改めたのを憶えています。最近の活躍の原点になった作品ですね。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2008-03-27 17:18:43) |
36. 太陽(2005)
《ネタバレ》 ロシア人監督が大戦終結前後の天皇(日本)とマッカーサー(米国)をどういう描き方をするかに興味があった。意識的にか、戦争が終わったことが扱われていないので、あれっというかんじ。マッカーサー役の俳優は全然似てないし、少し軽いのではないか。 [DVD(字幕なし「原語」)] 4点(2008-03-23 14:36:50) |
37. あなたを忘れない
《ネタバレ》 ラストがわかっていたんだけど、少し泣けました。主人公と女の子が自転車旅行するシーンと父親と登山に出かけたシーンは、対になっているようで美しかったです。父親役の俳優さんはいい味を出していますが、「冬のソナタ」のサンヒョクのお父さんですよね。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-03-18 14:30:46) |
38. 墨攻
《ネタバレ》 原作と映画は別物。という見方をしなければいけないわけですが、この映画はある意味では原作を上回るできです。こうえんちゅうの最後などは、映画が上です。包囲軍の扱い方などもていねいになっています。女性をだすのは、意見が分かれるところだろうと思いますが、りょう王やその取り巻きの卑劣さをみる上ではよかったのではないでしょうか。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2008-03-18 14:25:24) |
39. バッテリー
《ネタバレ》 投票数が少ないのと評価が低いのが意外でした。私は、最近になくよくできた作品だと思います。なによりも主人公の少年のもつ雰囲気がよい。とかくスポーツ物では、スキルが追いつかなくてしらけてしまうものですが、この主人公のフォームは本物ですね。これは野球をやっていただけによくわかる。それに、弟君。かわいいよね。死んでしまうのかと思いきや、元気に野球を続けてるラストシーンは感動物ですね。人気漫画をベースに映画化されたものはテレビに限らず最近多いのだが、人物描写がしっかりしているように思えます。まあ、天海ゆきの母親は少しいただけなかったけどね。 [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2008-02-28 14:27:33)(良:1票) |
40. 300 <スリーハンドレッド>
《ネタバレ》 血を赤くではなく、少し黒くすることで気持ち悪さをなくしているのは演出なのだろうかペルシャの王様がとても大きなことが印象に残る。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2007-12-25 17:12:20) |