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21.  ブラック・レイン
私の魂の映画。この映画と「ア・ホーマンス」という映画と、同じ時代を生きられたことは死ぬまでの誇りである。松田優作よ永遠なれ。一つだけ評論じみた言葉を。優作の怪演で見過ごされがちだけど、脚本(つまり台詞)だけ見ると優作の演じた「佐藤」という役は、ごくごく普通のヤクザなのである。その素材をあそこまで狂気の塊に昇華させた力こそ「魂の力」だったのだと信じたい。
10点(2003-10-08 23:05:54)
22.  復活の日
ボー・スベンソンが主役扱いだったアメリカ公開版は、大胆に編集されていて全くの別物。多岐川裕美辺りのお涙頂戴シーンがカットされてすっきりした印象にはなったんだけど、渡瀬恒彦の「トビィイッ!ユウァノットアロォォオオンッ!」がカットされたのは爆笑・・・いやもとい、惜しいもんである。
7点(2003-10-08 23:01:40)
23.  ファイナル・カウントダウン
なんか「世界崩壊の序曲」並みに肩透かしを食らった記憶あり。映画の内容その物よりも、当時全くスケールの違う空母ミニッツとゼロ戦のプラモデルを一つの箱に詰め込んだ「ファイナルカウントダウンセット」なるプラモがあったのを思い出しましたw
2点(2003-10-08 22:53:49)
24.  ふたり(1991)
60年代生まれのおっさんには、岸部一徳のお父さんと「草の想い」という曲が深く印象に残ってます。尺が長いのに抑揚が少ない割には冗長さを感じさせない構成も見事。「死者の世界の住人と現世の人間の交流」を描かせたら相変わらずだなと感心しました。
8点(2003-10-08 22:51:27)
25.  ふしぎの海のナディア
この監督はゼネプロ時代から「オマージュ」という名前の「パクリ」しか作れない人なんだから、そういう人に金を出すスポンサーが馬鹿なのよねとしか言いようがない。エヴァンゲリオンだって、あれは「エヴァを作る過程」が「イデオンを作る過程」のパクリだったのだしね。
0点(2003-10-08 22:48:19)
26.  フィフス・エレメント
R・ベッソンが元来ハリウッドヲタクなのは、「レオン」でのマチルダのコスプレごっこを観れば瞭然。しかもこの映画はベッソンが中学生時代に授業中にノートにしたためていたプロット&ストーリーを、そのままやったという代物。ハリウッドヲタク中学生の「俺映画」に目くじら立てちゃいけませんw  あと、ミラの衣装がその後TMレボレボ西川がパクッたとか、クリス・タッカーの頭部が「怪奇・ちくわ男」にしか見えないとか、まぁ愉快な連想がとまらなくなる映画です。
[映画館(字幕)] 7点(2003-10-08 22:45:12)
27.  羊たちの沈黙
観る前に聞いてイメージしていた内容とは全く違ったけど、文句の付けようがない傑作。ジョディ・フォスターはやっとまっとうな大人の女性になったなぁ(しみじみ)
9点(2003-10-06 19:49:50)
28.  ヒドゥン(1987) 《ネタバレ》 
悪い奴を追ってきた正義の宇宙人が、誤って地球人を殺してしまう。それを償う為と、悪い奴を追い詰める為に、宇宙人は地球人に命を与えて一心同体になる……。まんまウルトラマンですなw
5点(2003-10-06 19:47:54)
29.  漂流教室
舞台をアメリカンスクールにした点と、物語冒頭の親子喧嘩で伏線を張る辺りはいい感じ。ラストの三田佳子も好きだ。でもそれ以上フォローが思い浮かばないw
3点(2003-10-06 19:45:47)
30.  ローマの休日
揶揄ではなく、今となってはファッションカタログ的な古典となっている。でもそこで考えたいのは、数十年を経過してなお、この映画の全てのシーン、カットが、現代に於いて突出したファッション性に満ち溢れている事のすごさだろう。
10点(2003-10-05 03:18:15)
31.  バタリアン
ゴシックホラーの楽しみ方の一つに「ここで俺ならこう逃げるね」「私がもしこの場に居たら、まずはこうするわ、そしたら後で逃げられるじゃない」というのがあるが、オバノンは本作で徹底的に観客の「if」を封じ込めた。この作品の場面に出っくわしたらもう勝てない逃げれない、生き延びられない。ラストが社会派?そんなもんじゃない。あれはただただ「この作品世界の中にいたら、例えあの街にいなくても、いつかはあんたも襲われるんだよ」という暗示に過ぎない。やったぜオバノン!馬鹿最高!ちなみに>kazu_jonさん あいつの名前は「ハーゲンタフ」です
10点(2003-10-04 00:24:56)
32.  バットマン リターンズ
日本のアニメ史を強引にハリウッドのアメコミヒーロー史になぞらえると、無思想愛国スーパーマンは宇宙戦艦ヤマトだろう。そして「個人と社会。そして環境と人間」を問うたのが機動戦士ガンダムと、このバートン版バットマンではないだろうか?バットマンも悪役も、皆ただ社会や民衆からスポイルされて疎外された物同士でしかない。一方は正義の英雄として、もう一方は戦慄の悪魔として向かい合う。その二者を分け隔てる物がなんなのか。バートンはビートルジュース以来徹底してその境界線上の彷徨える愚者を描きつづけている。これからもそうなのだろう。ちなみに先の日米対比で言えば「個人主義の末路」を描いた作品として「エヴァンゲリオン=スパイダーマン」なのだろうなと勝手に思っている。
10点(2003-10-04 00:19:55)
33.  バットマン(1989)
誤解を恐れない言い方をさせてもらえば、例えば70年代の日本のヒーロー番組が持っていた独特の「闇」の部分を、正統に受け継いでいたのはバートンだけかもしれない。
10点(2003-10-04 00:14:47)
34.  バックドラフト
正直途中のサスペンスにはあまり興味はなく、とにかくクライマックスのカート・スネイク・ラッセル兄さんの絶叫から、エンディングまで泣きっ放しだった稀有な映画。実は洋画で泣いたのって、これとシザーハンズだけだったりする。
9点(2003-10-04 00:13:34)
35.  ハウス/HOUSE(1977)
キッチュとホラーという組み合わせは、現代でさえも二の足を踏む演出家は多いかも。この映画をチープと捉えちゃう人には「いつか見たドラキュラ」はお勧めできないw
7点(2003-10-04 00:11:44)
36.  バイオハザード(2001)
R-15(だっけ?)ではこれが限界でしょう。ゲームの映画化としては満点。ロメロへのオマージュだとしても及第点。ミラの「具」が見えただけでもめっけもの。
8点(2003-10-04 00:08:04)
37.  の・ようなもの
「ウホッホ探検隊」とこの映画は、森田監督の「きわきわ(松田優作・丸山昇一命名)好き」が特に良く現れている映画である。しんととしんとと。
7点(2003-10-02 02:51:17)
38.  ねらわれた学園(1981)
映画の評価は4点。主演が中学時代の先輩なので+1点。ちなみにこの映画で華々しくデビューした「薬師丸の恋人(つまり、山口百恵にとっての三浦友和にしたかったのでせう)」こと高柳君は、さすがにさっさと俳優を諦め、角川に拾ってもらって角川書店で編集部員をやっていたらしいです(もう10年以上前の話ですが……)
5点(2003-10-02 02:48:50)
39.  人間の証明
なんだかんだ言いながらも、角川映画が当時の邦画界にもたらしたカンフル剤的効果は否定できないと思う。ちなみにこの原作はつい先年、テレビ東京「女のサスペンス」の第一回でリメイクされたが、時代設定を現代に置き換えていて「はて?戦後のあのどさくさのエピソードはどうするんだろうか?」と思っていたけど、なんと「戦後の東京」を「返還前の沖縄」にシフトして見事に物語を成立させていました。映画版よりも丹念なNYロケシーンもあるので、この映画が好きで未見な方はぜひ再放送等でチェックしてみてください。
9点(2003-10-02 02:45:10)(良:1票)
40.  ニューヨーク1997
デュークのシャンデリアカーがチャカポコ言いながら走る姿こそが、この映画のかっこよさの集約点だと思いますがいかに?
10点(2003-10-02 02:40:59)
064.76%
1107.94%
221.59%
364.76%
453.97%
51310.32%
675.56%
71915.08%
8129.52%
91713.49%
102923.02%

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