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21.  卒業の朝
こういう映画を、ちゃんと作れるところがアメリカ映画の強さ。学園ドラマなんだけど、教え子に25年の歳月を経て、二度も裏切られるという苦い現実を突きつけながらも、希望の兆しを、爽やかに描いている所に、とても好感を持てた。「まっとう」な映画です。 ケビン・クラインの的確な演技も頼もしい。そして、この映画、根底には、やはりジョン・フォードの「長い灰色の線」が息づいてると思った。
8点(2004-04-16 21:47:22)(良:1票)
22.  かあちゃん
山田洋次監督が、ある映画サークルの上映会に呼ばれて参加した後の喫茶店での茶話会でメンバーの一人に「なぜ、悪人を描かないのですか?」と聞かれて「映画の中で悪人を描くのは簡単だけど、善人を描くのは難しいことなんだ」と厳しく答えたそうだ。  まさしく、その難しさを、まざまざと感じさせる映画。ここで描かれる善人を監督が信じているかどうかに、かかってるからね。善人だらけの、このドラマが説得力を持つのも、うそ臭くなるのも、監督の信念しだい。原作を読んでいた僕はラストの処理を、どうするか気になったけど、まずまずではないでしょうか。結論から言うと、大好きな映画。「どら平太」よりは数段上だと思う。日本人って、こうだったんだよな、いや、いまだって、こういう人達がいるはずだ、いてほしいと、痛切に思わせてくれる。傑作じゃないけど、フェンスギリギリのホームラン、大事にしたい佳作。
8点(2004-03-28 22:25:37)(良:2票)
23.  突入せよ! あさま山荘事件
機動隊や警察の人間をヒーローとしてではなく普通の人間として描いているのが新鮮。藤田まことの後藤田が出色。
8点(2004-03-22 22:24:34)
24.  仄暗い水の底から
不発。ホラーは、怖がらせてナンボ。親子の情愛がどうこうという能書きは不要。情緒に傾げすぎたのが敗因か。
4点(2004-01-19 23:44:12)
25.  日本の黒い夏 冤罪
熊井啓監督の生真面目さ、正義感の強さがプラスに出た映画。映画の出来云々というより、いまこれを作らなければならないという義務感、使命感をすごく感じる。一部の俳優陣の学芸会みたいな演技が辟易するが中井貴一、石橋蓮司のうまさが、それを救ってあまりある。サリンでバタバタ人が倒れていく場面は怖かった。熊井監督の面目躍如だ。こういう映画は斜に構えないでこっちも真摯に見たいものです。
8点(2004-01-14 14:51:19)(良:1票)
26.  海は見ていた
黒澤監督が女性を主人公にしたということで、すごく期待してたんだが・・・・ガックリ。物語はすごくいいし、それだけに残念、勿体無い。熊井啓監督はもちろん大巨匠なんだけど、クライマックスの大洪水の場面を除けば彼向きの題材ではないと痛感した。生真面目な中学生が、精一杯背伸びして作ったような、あるいは新劇の舞台を見てるような窮屈さ、気恥ずかしさを台詞の一言一言にかんじてしまう。色町の「粋」や「いなせ」が全然出ていないんだもの。ああ、熊井監督ってモダンボーイじゃないんだなと思ってしまった。一言で言うと、台詞から演出からすべてが「野暮」なんですよ。江戸っ子が本当に言いたいことでも、わざとちょっと外して言う。ストレートに言うのを照れる。そんな江戸っ子のシャイから来る屈折した美意識のようなものが全く無視されていて、演劇見てるようだった。音楽もトランペットでしょ?江戸の色町の話なんだから長唄、端唄、小唄や三味線でやってよ。それから無理に現代の感覚を盛り込もうとしてるのも見てて邪魔だった。監督は最近の若い女性に映画を見てもらって、彼女らの意見を参考に撮ったというが、そんなことしなくていいの。今時の女性の感性やら意見だのは無視していいの。女性の感性=優れているっていう思い込みが仇になってるよ。江戸時代の価値観をいまの価値観で裁断するのはいいことだとは思えないし、キツイ言い方をすれば「卑怯」とすら言える。不毛です。「アメリカの西部劇はインデアンを差別してるからよくない」と「今」の価値観で裁断しても意味がないのと同じ。やはり黒澤演出で見たかった、あるいは愛弟子の小泉さん、他に適材がいっぱいいると思うよ。山田洋次監督も女性を描くの上手いから彼が撮ってたらもっと感動的な映画になったかもしれない。結果論だけど。それにしても満点の星空のラスト「野良犬」へのオマージュのつもりなのかもしれないけど、あの流れ星のセンスは頭が痛い・・・・。本当は3,4点にしたいんだけど、洪水のさすがの迫力に免じて6点。
6点(2004-01-14 14:44:58)(良:1票)
27.  阿弥陀堂だより
淡々とした映画が駄目な人はソッポを向く映画だが、素敵な深呼吸ができる映画。寺尾聡の受けの演技が素晴らしい。人の話を聞いている演技って難しいんだろうな。そして、何と言っても北林谷栄の素晴らしい事!自然に演じようという計算を微塵も感じさせないその凄さ。座布団を無造作に放り投げる仕草だけでお婆ちゃんの底抜けの善良さが画面から溢れる。黒澤タッチを受け継ぎながらも、自分の作風を築き上げた小泉監督にも拍手。いい映画です。
8点(2004-01-14 14:24:34)
28.  コール
アイデアはいいね。ワイラーの「必死の逃亡者」の設定を、ちょっと捻ったような映画だね。緊迫感の盛り上げ方も上手いんだけど、クライマックスの、ちょいと強引なヘリと車のチェイスの場面が画竜点睛を欠くかな・・・・。惜しい作品だよ。好きなんだけどね。でも佳作であることは間違いない。
8点(2004-01-13 21:55:00)
29.  フォーン・ブース
ラストの説明不足から来る不可解さ。やっぱり「ああ、そうか!こいつだったのか!」って納得させてくれなきゃな。それが欠点。それさえなけりゃ満点なんだけどな、惜しい!でも、傑作であることには変わりはない。ヒッチコックが生きてたら飛びついただろうなってプロットの映画だ。「もし、こうなったら?」ていう一発のアイデアだけで約90分客を引き付けようっていうのは、よほど脚本がシッカリしてるんだろうな。久々のサスペンスの傑作。いや、けっこうでした。天晴れ、天晴れ。
8点(2004-01-13 21:49:49)
30.  半落ち
辛い点がついてるけど、大好きです。俳優の演技は素晴らしい。カメラも、俳優達の演技を邪魔しないように一見平凡に見えるが「的確」な映像であるのは押さえておきたい。原作を読んだらまた違う印象を持つかもしれないが上出来ではないだろうか。冒頭は何故か黒澤の「野良犬」のそれを連想させたし、ポラックの「いのちの紐」を連想させる部分もある。欠点としては鶴田真由の演技が自己主張が露骨で目障りだった。上昇志向の強い女性の新聞記者だからということもあるが、それにしても警察官に挨拶もしないでタメ口きいたりするような、そんな女性記者いないだろう。あれじゃ、ただの無礼な女だ。田嶋陽子じゃないんだから。
8点(2004-01-13 21:44:57)
31.  ホワット・ライズ・ビニース
ヒッチコックへのオマージュですな、これは。ハリソンフォードが悪役に挑戦という意欲は買うが、スターの悲しさか、悪役やっても、やっぱりハリソンフォードでしかないというのが皮肉で残念でした。意欲作ではあるんですが。
7点(2003-12-24 01:13:56)
32.  わたしのグランパ
僕は好きです。率直に好きです。原作もいいけどね。とにかく好きです。
8点(2003-12-24 01:07:00)
33.  大河の一滴
せっかくの五木寛之さんの原作も、これじゃ台無しだ。主人公がとにかく不愉快。物事を相対化できない女が最近とみに多いが、そのいい典型がこれ。三國さんのさすがの名演に免じて5点啓上。本当は0点にしたいところだ。
5点(2003-12-24 00:47:40)
34.  アバウト・シュミット
くどい演技で辟易させられることの多かったジャックニコルソンが、この映画では実に抑制されたいい演技をしてくれます。こんな普通のおとっつぁんもできる人だったんだと感心。「あんた、やったら出来るがな」と、そのことを突っこみたくなった。ロードムービー好きの僕には嬉しい映画。何もかも上手く行かないんだけど、それでも生きてるのも捨てたもんじゃないよって言われてるようでいいなあ。ラストのジャックの涙には、やはり胸がグッとなった。あの涙が、この映画の言いたいことの全てなんだな・・・・。あんな、ちょっとしたことで、人間なんとか生きていけるんだよ。そうだよな・・・・。
9点(2003-12-19 23:42:26)(良:1票)
35.  モンスターズ・インク
大人が見ても、素直に笑え素直に泣ける。作りはデジタルだが、描かれてるのは、とことんアナログ。堕落してたディズニープロが息を吹き返した作品だと思う。音楽をランディニューマンが手がけてると知って、なるほどと納得。いい映画です。
9点(2003-12-09 21:47:54)
36.  破線のマリス
黒木瞳扮する主人公が、とにかく不愉快。スタンドプレー、独善の塊みたいな、こんなのが現代的で自立した女なの?活き活きとした、活発な女なわけ?勝手にビデオは編集するし、他人の住居に不法侵入はするし・・・・・嫌な女。陣内はいいけどね。   「テレビは万引きの自由なコンビニみたいなものだ」というセリフにすごい実感あったので、それで3点。
3点(2003-12-05 02:21:33)
37.  地獄の黙示録 特別完全版
映画としては破綻をきたしており、決してバランスの取れた映画ではないが、とんでもないものを見たという印象。映画が観客に投げかけるテーマの大きさ、深さに圧倒されてしまう。アジアへの畏れのようなものも、ここかしこに見える。この映画に対して「長い」という理由で低い点数つけてる人もいるけど、それでは批判したことにはならないよ。ましてや「眠かったから」なんてのは論外。ちゃんと体調整えてこんかい!
10点(2003-11-23 01:27:30)(良:1票)
38.  ホタル(2001)
映画としての出来不出来より、どうしても、これを作りたかった人達の心意気に敬意を表したい。子供たちにも見せたいね。こういう映画は、大事にしたい。「鉄道員」よりもはるかに好き。
7点(2003-11-16 17:50:28)
39.  ザ・ダイバー
冒頭「お前、ニガーが好きなのか?」と言われて、切れて「敬称をつけろ!」と凄むデニーロの男気がいいし、壊したラジオを、直してやるところもいい。ハッキリ言って欠点だらけの映画なんだけど、嫌いになれないんですよ。手のつけられない不良が、男気のあるいいところを見せた。そんな感じかな。「男」って感じがする。この映画そのものが。こっそり大事にしたいね、こういう映画は。
8点(2003-11-16 17:24:18)
40.  エクソシスト ディレクターズカット版
酷評されてるけど、よかったと思うよ。客席から、何度か悲鳴があがった。ただ仏教の国に生きる人間にはピンと来ないかもしれない。僕がキリスト教の人間ならもっと受け止め方が違うだろう。でも、好きです、この映画。
8点(2003-10-31 01:30:04)
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