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プロフィール
コメント数 195
性別 男性
自己紹介 誤読御免

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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21.  JFK
オリバー・ストーンの忌わしき60年代に憑り付かれたような演出は今回も冴えわたっている。 まるで機関銃のようなセリフによる情報の洪水と、時折挿入される、見てきたような現場のカットバックにさらされるうち、ストーンの構築した疑惑の銃弾をめぐるジグソーパズルを思わず並べさせられてしまう。 フィクションとドキュメントのせめぎ合いによって抽出された粘度の高い糊がピースの間を埋める。 3時間以上かけて「霧の向こうに浮かび上がる藪の絵」が完成した。 ストーンの気迫と執念がこの作品に異様な輝きを与えている。 この「藪」の向こうにはトラが居るのかウサギが居るのか、何やらブーフーとケモノの息づかいが聞こえてくる。 映画の枠を超えた、言いようの無い余韻がいつまでもビリビリと残る。
9点(2003-12-14 12:42:45)
22.  ミザリー 《ネタバレ》 
キャシー・ベイツが銃をちらつかせた時あまりの怖さにめまいがした。 「怖さ」を抽出して量ったらこの映画、間違いなくトップクラスだろう。 キャシーの演技は凄いとしか言いようが無いが、身動き出来ない「密室の恐怖」と「痛さ」を見事に感じさせてくれたジェームズ・カーンの受けの演技も素晴らしかった。 十数年ぶりに観たが、その「怖さ」はじりじりと胃袋に響いた。人里離れた山の中で事故って瀕死の重傷。助けてくれたのが白衣の天使。なんていう都合のいいシチュエーションも、ちょっとひねっただけでこんなに不条理な話になるなんて面白い。 しかしこれに近い人って本当にいそうだ。 人間が一番怖いってコトか。
9点(2003-11-30 01:48:55)
23.  ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ!
もう長い付き合いなんだろうなと思えるウォレスとグルミットの熟した主従関係が良い。 よりによって、そこに割り込もうというペンギンの小悪党振りを、あのつぶらな瞳でよく表現出来たと感心した。 クライマックスのスピードプレイからウルトラCの着地まで見事に決め、大人の映画ファンをも唸らせた地道で周到な作業には拍手を送るしかない。 ウォレスの声、欽ちゃん以外は考えられない。 「ぐーるみっとぅ」という欽ちゃん流の呼び方が妙にはまっていた。
8点(2003-11-28 18:00:01)
24.  永遠に美しく・・・
ハリソン・フォードと、このブルース・ウィリスは痛めつけられて命からがら逃げ始めると、がぜん輝きだす。・・・間違いない。
7点(2003-11-28 16:28:20)(笑:1票) (良:1票)
25.  わが街(1991)
一見何事も無いような日常の隅に潜む不条理や歪みを説明過多に陥ることなく、観るものにも共に考える余白を残しながら進むストーリーが心地よい。 人はさまざまな思いを胸にグランドキャニオンの前に立つ。 そして、そこではセリフも説明も、もはや必要なくなる。  心に残るやさしさの良作。
8点(2003-11-28 12:42:01)(良:2票)
26.  ブレーキ・ダウン
かなり面白い。 ストーリーとともに恐怖の色を微妙に変化させながらラストまでピンと張った緊張感がいい。 そしてその糸を一瞬で断ち切るタイミングのセンスも良し。 この監督なかなかやる。
8点(2003-11-27 17:55:51)(良:1票)
27.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
そこが刑務所の中とは忘れさせるような、清々しく振る舞うアンディの姿と壁に貼られた一枚のポスター。 その裏側で、ただひたすら静かに穴を掘り続けていたアンディの「覚悟」と「決意」の底知れぬ深さ。 やがて実を結んだ「覚悟」と「決意」は、ポスターが破られたその刹那、一人の人間の「魂の叫び」となって穴から噴き出し、暖かな、またあるものには痛烈な奇跡の光の中に、物語の「すべて」があざやかに融けてゆく・・・。 そして、いつまでも見ていたいまばゆい海岸のシーン。  まぎれもない傑作。
10点(2003-11-23 16:07:48)
28.  運動靴と赤い金魚
月から望遠鏡で地球を眺めていたら、イランの街の片隅でたまたま見つけたいい話。 素朴な国のかわいい思いやりにハラハラニコニコ。 そんな「いい話」を求めて今日もまた、望遠鏡を覗く。
7点(2003-11-23 00:59:27)
29.  トゥルーライズ
ジェームズ・キャメロンに「007」を撮らせるべきだ。  きっと面白いぞ。
8点(2003-11-22 18:39:30)(良:1票)
30.  フェイス/オフ
「映像美学」の名の下に、全ての映像にジョン・ウーの顔の大写しの透かしが入っているようで、この人の作品は見ていてかなりつらい。合わないということか。
5点(2003-11-20 11:38:12)
31.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
最後の演説は素晴らしい。 素晴らしすぎる。 感動した。 そこに行き着くまでのエピソードも素晴らしい。 その中に「夢の香り」もそこはかとなくする。 しかし、その奥から演説に向けての「予定調和の香り」も同時に漂って来てしまった。  美しくまとまった物語を、そんな穿った見方で見てしまった。
7点(2003-11-19 00:48:38)
32.  グッドフェローズ
スコセッシで、デ・ニーロ、ペッシ、そして実力派の新人レイ・リオッタがそろえば、これだけで傑作だろう。 しかし傑作と呼ぶには印象がうすい。 出来事の羅列が平板で、物語のうねりが波となって伝わってこなかった。 結果ペッシのキレっぷりだけが印象に残る、という作品になってしまった。  惜しい。
6点(2003-11-14 23:35:12)
33.  フォレスト・ガンプ/一期一会
ベトナムの戦場で弾道をCGで描写したところが凄かった。 
5点(2003-11-14 17:06:06)
34.  バッファロー'66
こんなに心に染み付いてしまった主人公は初めて。 昔から知ってる友人のような気さえする。 「こいつ、バカだ。」と笑いながらも、暖かい涙がなぜか溢れた。 彼女とはうまくやれよ。 がんばれ、ビリー!
10点(2003-11-12 13:02:22)
35.  ジュマンジ
少年の成長もののファンタジーとして見事な出来栄えだと思う。 バックトゥザフューチャーほどの大風呂敷ではないが、適当なスケール感もいい。 脚本もよくできていて、ラストの着地のさせ方もドキドキする。 何度観ても楽しめる秀作。
8点(2003-11-10 19:14:12)
36.  ギャラクシー・クエスト
林で投げたおもちゃのブーメランがカンカンカンと木に当たり、遠くへ・・・ あーあと思うとくるりと向きを変え、スピードを上げながら戻ってきて、再び同じ木にカンカンカンと当たり、手の中にすぽっ。 見ると、金のブーメランに変わっている。・・・何というエンターテイメント。 ここ数年のベスト。
10点(2003-11-09 11:43:21)(良:2票)
37.  エグゼクティブ・デシジョン
特殊部隊がいかにもそれらしいので緊張感があり、手を変え品を変えラストまでその緊張感が続くので、見応えがある、得した気分になれる映画。  オススメ。 (追)スティーブン・セガールがあのまま乗り込んでいたらどういう展開になっていたか色々想像すると、この映画にとってはアレがベストプレイだっただろう。失礼。
8点(2003-11-08 13:48:42)
38.  許されざる者(1992)
しゃがれた風格があり、地下を流れるマグマのような静けさと、青空のような奥行きもある。 コーヒーに浸したなめし皮のような風わいがあり、いぶし輝きを放ち続ける至極の一作。 銃弾一発の「重さ」がリアル。  大人が安心して浸れる「映画の中の映画」だ。
10点(2003-11-07 17:50:06)
39.  フロム・ダスク・ティル・ドーン 《ネタバレ》 
作者は9回ツーアウトでいかにして意外な結末で勝利を導くかに頭をしぼるものである。 しかし今作は、息詰まる野球の試合がいきなり、阿鼻叫喚のサッカーの試合に変わってしまう。 観客はパニックだろう。  大事件というものは、大抵突拍子もなく身に降りかかって来るもので、ルールなんてものはない、と考えると極めてリアルな展開だ。 この映画、そういう意味では、あっと驚かすことには大成功した。 しかし、そのあとのことは、何も考えていなかったと思えるほど、出たとこ勝負の、やっつけ仕事になっていく。 バンパイヤとの戦い、笑えるほど雑だ。 そして、登場人物をひととおり殺してしまい、やることが無くなって終わるという清々しい結末。 この作品のジョージ・クルーニーは、かなりカッコイイ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2003-11-04 14:30:21)(笑:1票) (良:1票)
40.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
この映画は賛否両論に割れているけど、私は大傑作だと思う。 冒頭部分、ジャックとファブリッツィオがポーカーで勝ってチケットを手に入れ、まるで子犬のように喜んでタイタニックに走っていくシーン、血気盛んな青年2人に対するあまりにも皮肉な「運命のいたずら」に、早くも胸が熱くなりました。 この映画の凄いところは人物描写にあると思います。 一人一人の立場や性格や心情を限られたシーンとセリフ、そして細かな目配せや、仕草、表情できっちり印象付けている点が凄い。 そしてそれぞれの人物に,起、承、転、結、があり、それらを綿密な編集で違和感なくドラマの中にからめています。 ディナーのシーンのやり取りの妙、氷山にぶつかってしまってからの航海士達の表情の深刻さ、スペクタクルシーンもさることながらドラマ部分に印象に残るシーンが多いです。 二人の恋愛部分にしても、だだバカみたいにくっついた訳ではなく、お互いの中に他には無い見過ごせない輝きを見出し、命がけの恋に落ちてゆく様子も窮めて必然性を持って描かれています。  何度見ても新しい発見のある、示唆に富み、繊細さと大胆さを兼ね備えた「稀なる超大作」だと思います。 (追)みんなから色々叩かれてるケイト・ウィンスレット、この人うまいと思うよ。女優としての風格もあるし、いずれオスカーをとる人材だと思うのだが。
10点(2003-11-01 17:44:48)(良:5票)
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