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プロフィール
コメント数 105
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自己紹介 お久し振りの方、初めましての方、
こんにちは。

只今、写真家として水面下より目立たない所にいます。
新聞に載っても名が売れない写真家…最早、自力で行きます。
新レビューはまだ未定。

ハリポタ見るくらいなら、B級を選ぶ偏屈です!
新作は5年は寝かせます!!

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21.  水曜日に抱かれる女
スペイダーが出るだけで「B級」決定と云う定義付けが、既に私の中ではなされている。冒頭から抽象的な表現で、なんともスッキリしない雰囲気にあ~んぐり、ポカーンと鑑賞していると、ラストの展開に置いてけぼりを喰らってしまった!しょうがないので?2度目の鑑賞で、やっと『女(妻)』の遣りたかった事が理解出来た。魔性であるが、とても悲しい女性。静かに進行する<復讐劇>は恐いけど、やっぱりやるせない気持ちにさせる。一方夫は、表面上は「真面目なエリート」なのだが、強い“理想”を持っている。その理想こそが、原題の『DREAM LOVER』に直結していると思う。男性に留まらず、人間“理想”は誰しも持っている。でも、ここまで自分の“理想”に振り回されるのも珍しい例かと。私が一瞬で置いてけぼりを喰うハメになった夫の行動も、ひたすら疑念を抱かせた妻の行動もある種の『愛情』だった様にも思える。悲しい結末には少々消化不良に似た感覚になるが、どのみちあの夫婦にハッピーエンドは用意出来かねる…。あれでヨシ!
5点(2004-03-22 00:56:21)
22.  サイモン・バーチ 《ネタバレ》 
てっきり、聡明で神懸かりな子供が奇跡を起こす物語だと思っていたので「サイモン」の設定キャラ立ちには意表を突かれた。「なんて思い込みの激しい子だ!」と笑ってしまう一面もあり、その敢えて俗物的な設定にしたことに対し好感を持った。子供ってあんな感じ?いや、ちょっとやり過ぎ?俗物に紙一重の強烈な信仰心!ある意味圧倒された、いやぁ~引いたと云っ方が近い。サイモンが“自分の存在理由”に満足して“眠り”につくラストは殊更に悲しい。悲しいが、私が交流を持っているクリスチャンが口にする言葉を度々思い出す。どんなに苦難でも、それが【神の意志<試練>】ならば、進んでも甘受する。考え方ですね。あの素晴らしいキャパシティを育んでいったものは、生まれ持っての障害だけではなく、ジョーとの強い友情・その母親、祖母との不思議な“家族”と云うもう一つのテーマがあってこそ。私はそちらに感動を覚えた。死んで完結するお涙頂戴はもう沢山。
7点(2004-03-22 00:54:53)
23.  フェイク
偽り(フェイク)で始まった繋がりは、真実を経て悲劇に至る。捜査官とマフィア(ギャング)との間に芽生えた友情こそは紛れもない真実。そして、ピストーネの首には今も尚50万ドルあまりの懸賞金が掛けられ、追われていると云うのも真実。 多少劇画的に脚色されている様子があるのは、映画として仕方ない事でしょう。 プロットに置かれた核は『任務としての行動と、信頼を得、それに応えようと思うジレンマ』―――って、野暮天な事をほざいている自分に嫌な気分になったので↓(他のレビュワーさん方に殴られそう)       実話を基に描かれた――は抜きにしても、素晴らしい作品。切ないけれど、“何か”が残る物語でした。人間と云うものは“信頼”と云う名札のついた『絆』に心は疎か、ひとつの命まで懸けられる生き物なのだと、思い出させてくれた作品です。
8点(2004-02-22 15:31:08)
24.  ストーリービル/秘められた街
『ツイン・ピークス』でD・リンチの右腕的な活躍だったM・フロスト初監督作品。そんな情報を手に入れてしまったばかりに“大きな期待”で臨んだ鑑賞...。見事にハズレた。如何にリンチ監督と面白い作品を手掛けた人物と言えど、「リンチ風」と言う名の薄皮を被せた『学生映画』では…。サスペンスらしく伏線を張り巡らせ、それらしく組み立てていくが、ストーリー展開は無理がある。ひとつ一つのエピソードに脈絡が無く「何故その事柄に手をつける?」と疑問の嵐。挙げ句、張るだけ張った伏線は無視!一体何がしたかったのか…?  法廷シーンの唐突さと意外な展開に「これだけ遣りたかったのね(苦笑)」と消化不良を抱えたまま鑑賞終了。脚本家としての腕は一流でも監督の腕は三流ですかね。
2点(2004-02-22 12:52:36)
25.  ニューヨークの亡霊
2人の幽霊が、倦怠期の男女の仲を取り持つキューピッドになると言う、しょうもないが心がほぐされる温かいお話。   先ず、J・スペイダーのオーバーアクトな動きに胡散臭さを憶えます。これで笑って下さい。プロでこんな「児童劇団員」の様なウブな演技を見せてくれる作品はなかなか無いでしょう。 次に倦怠期な2人のすれ違いを観て下さい。恥ずかしくてもう、やってられません(笑) そして、幽霊の夫婦を観て下さい…。単純なラブコメではありますが、不器用な2人がやがて迎えるラストはチープでいてとても美しいと思える……ハズ(笑)
6点(2004-02-15 16:11:33)
26.  イギリスから来た男 《ネタバレ》 
若かりし頃のT・スタンプを知らない私には「眼光鋭い、渋いジジィ」と云う印象しかないのが原因か、挿入されている“昔の映像”を見ても全くピンと来るモノが無く、理解するのに少々苦労しました。  作品は、頻繁なフラッシュバックにうんざりさせられる場面が多く、全体に締まりがない。ウィルソン+他男女2名が車で敵を追う件に至っては近所の中年が集まってドライブをしている様にしか見えず…、この辺にも緊迫感があればなぁ~と。ノラリクラリと進むプロットは「復讐劇」を描いているにも関わらず、鬼気迫るモノが伝わってこないと云うのも残念です。「時間軸」の操作や独特のカット割りと云うソダーバーグらしさが妙に鼻に付く…。 ラスト娘を死なせてしまったプロモーターが本当に彼女を愛していたのだと知り、ウィルソンがその場を立ち去る場面がとても印象的。
5点(2004-02-15 02:22:53)
27.  レ・ミゼラブル(1998)
この作品は実に強く宗教観(キリスト教的な)が反映されています。聖書を読んでいても、私の様な俗物的な人間には不条理とまで思ってしまう様な“教え”が詰め込まれています。  キリスト教で教え説かれる無償の大きな愛<アガペー>が、作中では一人の人間を変えてゆく。罪を犯していながらも、与えられた「愛」と「許し」によって真人間になったジャン・バルジャンはやがて、人々が尊敬する人物になります。それは、かつて受けた温情をその人に返すのではなく、助けを必要とする人々へ奉仕する事で…。    ただ「無償の愛」に忠実に生き抜く主人公と、職務と自身の正義に忠実に生きるジャベールとの対比に於いても“追う者・追われる者”以上の象徴的表現を感じます。            この作品に触れ『感動』する事が出来ても、果たして自分は人にそう出来るか…?と考えさせられました。何故か、私に聖書の物語を話して下さった牧師夫妻を思い出します。
9点(2004-02-11 16:52:14)
28.  トゥルー・カラーズ
監督はダンス映画を多く手がけている、H・ロス監督。  この作品は2人の主人公の7年に及ぶ愛憎劇です。野心の為に汚い手を平気で使い、親友までも裏切るピーターと、真摯過ぎるくらい正義の道を歩もうとするティム。2人は対極にある為、ピーターの憎々しさが際立っています。勧善懲悪を演出しているのかも知れませんが、その効果は中途半端。かえってその中途半端さが「善人ピーター」の欠片を生み出している様に思いますが。   人物描写の甘さやメッセージ性の希薄さが目立ちます。救いはラストの2人の掛け合い。個人的に好きなシーンの一つです。 
6点(2004-02-08 20:50:50)
29.  インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
T・クルーズ、B・ピット。2大スターが演じるヴァンパイア映画と云う事で随分以前に鑑賞しました。  陽の光が似合う健康的な2人が闇の住人を演じると云うあたりで、どうしても違和感を感じずには居れず、白塗りメイクに少々ギョッとしてしまったが、人間の慣れも馬鹿にした物じゃありませね(笑)ストーリーはインタビューと言う名の『長い愚痴』。  ヴァンパイアである事の苦悩と人を愛する人間的な愛情を捨てきれない悲しさは充分伝わります。 18世紀のアメリカや欧州の場面では見事な美術に目を見張ります。この手の作品が苦手な方は、豪華な調度品や建物の装飾を観るだけでも、目の保養になるのではないでしょうか。  原作から入った自分は本作品と原作の相違を「巧くまとめたな」と云う感想です。 次作の「クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」は“続編”と云う観方はなさらない方が賢明です。
7点(2004-02-08 15:23:44)
30.  ナインスゲート
稀覯本を巡って繰り広げられるミステリーは見物でした。埃臭ささえ感じる正統派のオカルト・スリラーを堪能できた点で、得をした作品。ポランスキー監督の得意技“銀残し”も背景を際立たせ、幻惑的な雰囲気を強調させます。   ラストには不満が残る人が多いはず。ですが、あのラストを無理に変える事は逆に作品の品を落としかねない…。 ラストに物語としての重きを置かぬ、監督らしい作品でしょう。
8点(2004-02-08 02:27:25)
31.  ストレイト・ストーリー
涙・涙・涙の感動作!ではなく、『ジン』と心に響く作品。老人の言葉や表情などにイチイチ感動している自分に可笑しくなってしまった。心労の多い方、最近忙しい方、是非オススメです。     D・リンチ監督作品-と云う観方ではなく、ただ観て下さい。それだけです。
10点(2004-02-01 14:57:01)(良:2票)
32.  クラッシュ(1996)
まるで、体温を感じない作品。 生々しい臭気漂うエログロなのだろうと、かなり覚悟の上鑑賞したが、分厚いガラスの板を宛われて観ている様な不思議な感覚に襲われた(ある意味疎外感)  終始、金属を触れている様な無機質な冷たさを感じる印象。それはSEX描写にしても然り、ギリシャの彫刻の様で美しいが、人肌の温もりすら現されてはいない。  万人の感情移入など当然のと云った感じで望んでいない、(監督の)自己満足抒情詩なのだと。 既に壁を作って観客を遠ざけているが、更に個人(正常な感覚の持ち主)の価値観や生理的・精神的な嫌悪で観る側との距離を置いてしまっている。だが、入り込む隙が皆無ではなく絶えずそれは口を穿たれている。  映像の更に奥に隠れたモノに触れる事が出来た方は、作品を(楽しんで)観る上でとても幸運なのでしょう。事故経験者としては、あの体験で快楽に結び付く糸口すら理解できない。それも、またある意味幸運なことでしょう。 ただ、この作品を嫌いになれないのはクローネンバーグ監督が描く精神的なグロテスクさとカタルシスを垣間見る事が出来たからかも知れない。
5点(2004-02-01 03:08:06)
33.  イグジステンズ
『eXistenZ』と云うバーチャル・リアリティー・ゲームを巡って起こる物語には、もっと新鮮な響きを感じていたが、実際作品を観てみると何ともステレオタイプな、どこかで観たことあるな~と思わせる作品になっていました。 鑑賞する前に「グロいから覚悟して観るように」と忠告を受けいたので、かなり身構え気味にだったのが功を奏し?ラストまで何とか鑑賞。独特の倒錯世界には入り込むのが、正直難しい..ゲームに関心のない人(私を含)にはひたすらツマラナイでしょう。怠いプロットと、それに挿入される気色悪い映像、そしてネットリした雰囲気に拒否反応さえ憶えてしまうかも知れませんね。現実と仮想現実の狭間で、境界線を見失ってしまうと云う主人公の恐怖めいた不安感に何とか感情移入させて中盤近くからは割と楽しめました。  登場する気色悪いことこの上ないギミックの数々(有機体で出来た武器やゲームポッドetc)に妙に目を奪われてしまった。クライマックスは詰めが甘くて残念。ただ、クローネンバーグ監督作品のディティールに触れられた意味で、冷笑しつつ4点献上。
4点(2004-02-01 02:57:26)
34.  生きてこそ 《ネタバレ》 
命の尊厳がテーマ。事故により過酷極まるサバイバルを余儀なくされる……本当に重いテーマで、ブルーになりつつ鑑賞。 人肉食べるとか食べないとかが問題ではなく、ただ命の意味、生きる意味を強く押し出した作品でしょう。私は感動と言うより、自然の恐ろしさ、人間の脆さと強靱さにただ漠然と畏怖と敬意持ちました。 これから御覧になる方にはDVDで。映像特典もしっかり観て頂きたいです。
6点(2004-01-21 00:16:11)
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