21. グランド・イリュージョン
爽快感のある映画だった。 いうなればハリウッド版まじっく快斗な本作! 期待しすぎず軽い気持ちで観たらすっきり爽快な映画。 ちょっと頭使うけど、エログロなしで子供からおじいちゃんまで楽しめる構成。 夏休みに家族で観てもいい映画。 [DVD(字幕)] 7点(2015-08-11 20:30:25) |
22. 地獄でなぜ悪い
おもしろい!が…。園子温だから、これくらいじゃぁ鮮烈さがない。 愛のむき出しのセンセーショナルさが薄味にしてしまった。 のだが、単体として観たら十分面白い。 映画撮りのぶちこわれっぷりは本人の心象そのものなんだろうかな。 なにより、アンニュイなイメージの二階堂ふみがこんなにエロかわいいとは思わなかった。 以上 [DVD(邦画)] 8点(2015-03-01 16:53:45) |
23. 武器人間
わりと普通なちょっとグロい映画。 まだわりと表に出ていい感じのB級映画。 いわば売れっ子のB級映画。 造型が素敵。 反対にまだ観ちゃいけない似たような映画に「ミカドロイド」なんてのがある。 あっちはあと十年か二十年もしたらB級映画の金字塔になるだろう。 [DVD(字幕)] 6点(2015-03-01 14:21:15) |
24. her 世界でひとつの彼女
この監督嫌い。 笑いの取り方が下品。無粋。でも、いい映画だった。 認めたくないけど、センスがいいんだろう。 それも文化系のくせにイケてるやつだ。ちっ。 さておき、ストーリーがよかった。 心の描写、うまい。納得いかんけど、うまい。 後味もいい。 後味ついでにこないだ別れた彼女に謝ってみたくなった。 まぁ、それとこれとは別の話だが! [映画館(字幕)] 7点(2014-12-23 20:59:12) |
25. グランド・ブダペスト・ホテル
いい映画観たって人に言いたくなる映画。 映画らしいほっこりする笑いと凝りに凝った写真。 映画オタクによる映画オタクのための映画。 前情報なしに最寄りの単館映画館でピンク映画のついでに観た。 そんなこんなで面白かったから、先入観なしに指くわえて観て面白い映画だと思う。 [映画館(字幕)] 9点(2014-12-23 20:45:30) |
26. ミカドロイド(OV)
一粒で二度美味しい映画。 ド級のB級映画とノスタルジックなバブル崩壊前夜の群像。 ダサい。おかしい。 行きつけの古着屋の店長が話してた、70年代はカッコいい。80年代はくそダサい。 でも、それは僕らの年代だからで、もちょっとすると80年代が来るものらしいよ! まじかよぅ!と思ってたけど、この映画を観るとなんか少しわかった気がした。 もうじきすると、このダサい映画を超クーーーール!!…と思う時代が来るはず! いや、来るのだ!そんな予感がした。 [DVD(邦画)] 3点(2014-12-12 23:31:19) |
27. 清須会議
三谷幸喜の映画。 良くも悪くもそつがない。 スベりもしないが、それは思いきり踏み込んでないからのこと。 いつものごとく時間いっぱい使って判定待ち。 通好みのアウトファイター。 最後までしっかり観れるのはうまいと思う。 好きではないけど、いい映画。 [地上波(邦画)] 6点(2014-12-07 00:24:56) |
28. スプリング・ブレイカーズ
春休みーズの物語。 エロあり暴力ありの若者映画。 僕みたいにランチキ騒ぎに憧れはあるけど踏み出せない人には面白い映画。 ランチキ騒ぎに憧れない人はつまんないだろうし、踏み出せる人は、ランチキ騒ぎしにいけばいいという映画。 高校三年生や予備校生なんかが大学入試受かって、ふと一息ついたときに観るといいと思う。 [DVD(字幕)] 8点(2014-12-06 13:47:14) |
29. ゾンビアス
《ネタバレ》 ゾンビじゃなくてトイレからの物体Xだった。 以上 とぶった切るもよし、ショッキング!YouTubeの予告編の方が面白い!とぶった切るのもいい。 昨今のB級日本映画にありがちな冗長感。 さいごは特撮。 わかっちゃいるけどやめられない。こんな映画ばっか映画館で観てしまう。 [映画館(邦画)] 5点(2014-12-04 00:32:42) |
30. ローン・レンジャー(2013)
《ネタバレ》 イヤー面白かったって映画。 ストーリーに馴染みがない大半の日本人にはなんのこっちゃわからん。 が、そこそこ楽しい。 最後の列車のとこがどこで誰が何しとんのかよくわからん。 ワンピースのアニメみたいに全体マップでだれそれがここ、みたいな説明が欲しかったな。 ジョニー・デップが好きでたまらない人にはたまらない映画の一つ。僕は出てることすら忘れて気づきもしなかったけど。 [DVD(字幕)] 6点(2014-12-03 23:57:15) |
31. V/H/S ネクストレベル
あれこれつまってて面白い。 ケ66さんからの三番煎じでも『ホラーの宝石箱やぁぁ』という表現をしたくなる。 B級好きとしてはアレが出てきた話がよかった。 ネタバレにするほどレビューしたくないし詳細はおいとくが、アレが出てきたときは『イヨッ、待ってました!』感が半端なかった。 [DVD(字幕)] 8点(2014-12-03 23:43:29) |
32. 南極料理人
うまい映画。 情緒があってくすっと笑える。 日本人特有のひねくれた人間関係が微笑ましい。 結婚したくなる映画。 [DVD(邦画)] 7点(2014-11-16 19:11:19) |
33. ゾンビハンター2022
《ネタバレ》 ごめんなさい。 貴重な時間を使ってしまってごめんなさい。 さておき、まぁ、低予算、というか、村の役場が作ったとしたら絶賛の映画。 誇り臭いアメリカかどっかの酒場で、おれ、昔ゾンビ映画に出たことがあるんだぜ! レベルの映画。 役者を目指してた親父が昔ゾンビ映画に出たって言ってたけど、ありゃ嘘だな…。 と思っていたが、父の死後、VHSを見つける。 『親父、ほんとだったのかよ。…クソつまんねぇよ。』 みたいな映画。 DVDのパッケージにはちゃんと、そういう映画だってことを記載してほしい。 ちくしょう。また騙されたよ。 しかしまぁ、映画自体はかなり親切だ。 開始早々、古くさい演出で低予算をアピール。 (まだまだ。ゾンビ映画なんて、かえって低予算でもエグいことできたりするし、撮り方次第だぜ!) と思うも束の間、仲良しマッチョブラザーズが出てきて、明らかに空振りのパンチアクションに昭和の香りのするチープすぎる効果音。ここに来て、期待と緊迫感は一気になくなり、0点からの加点式で見るべきB級、いやC級映画であることを悟る。 あとはまぁ、長いコントを見るだけ。 嫌なら見なければいい。 でもまぁ、みた。 見ながら『僕とB級映画』という題で原稿用紙2枚くらいの作文を書いてみようかというくらい余裕があるのもいい。 まぁ、なんといってもインディペンデントというのだろうか、みんなで名前を上げてやるぞ!というのか、学芸会のノリとでもいうか、青春を感じさせてくれるいい映画だった。 ただ、DVDのジャケット作った人間と、よくわからん評論家、あななたちは…。 [DVD(字幕)] 3点(2014-11-03 21:02:54) |
34. デッド・サイレンス(2007)
《ネタバレ》 しっかりしたホラー映画。 物語への導入方法、バッドエンド共に申し分ないホラー映画だった。 ストーリーに小ネタが少なく、継母が登場した時点でオチまでわかってしまう天の邪鬼な視聴者も多いはず。 そんなこんなでホラー映画にはありがちな展開に感じたが、かといって欠点もなく、王道のしっかりしたホラー映画だと感じた。 短いからさっと観れるところが素晴らしい。 [DVD(字幕)] 7点(2014-11-03 19:14:15) |
35. V/H/S シンドローム
《ネタバレ》 作り方が面白く、一度にいろんなテイストが味わえるいい映画。 ストーリーを工夫することで、趣の異なるショートムービーを繋ぎ合わせたアイディアはおもしろい。 ただ、一つ一つの話が短いから感情移入ができないのが難点。 主軸のクソみたいな連中のストーリーをもう少し骨太に、もしくはハートウォーミングな登場人物にできたらもっと面白かったと思う。 怖いのが苦手な僕にはちょうどいい怖さの映画だった。 [DVD(字幕)] 6点(2014-11-03 18:55:57)(良:1票) |
36. ヒットマン(2007)
面白かった。 分かりやすいストーリー展開にスタイリッシュなドンパチ。 そつなく面白いアクション映画だから、ホラーとかドラマものの映画と一緒に借りてくるとバランスがいい。 スキンヘッドにバーコードの刺青って、日本では考えらんないけど、海外では普通におしゃれに見えたりすんのかな。 [DVD(字幕)] 7点(2014-11-03 18:31:34) |
37. 天使の処刑人 バイオレット&デイジー
アルプス一万尺?がよかった。 いい意味で予想を裏切られた。バカパクの77くらいの感覚でドンパチやっていくかと思ったら、なにやらバカ渋な展開に。 ゆるい間がたまらない。真面目に話してる相方の横でアルプス一万尺?のような動きをしているところなんかがすごくいい。 パッション屋良とかなかやまきんに君とかゆるい笑いが好きな人に受けそうな予感。 [DVD(字幕)] 7点(2014-10-26 23:17:14) |
38. テケテケ
メイキングの山崎真実がかわいかった。 はまってはいけないという思いからAKB類とプレイステーション類には蓋をしてきた。 蓋から出てきた大島優子という得体の知れない人物を知るべく、テケテケを手に取った。 大島優子は可愛かった。でも、メイキングを見ると山崎真美の方が圧倒的に好きだった。 本編では大島優子が輝いて見えた。これぞ監督の力量か、それともスターの持つオーラというものか。 メイキングまで見たのは、なにも怖すぎてテケテケが枕元に出そうだったから、なんて理由ではない。作り物であることの確認作業が必要だった、のではない。 でも、もし怖いものが苦手な人には、こんな風に後でDVD特典のメイキングを見たら怖さが和らぐよ、というアドバイスをしよう。 [DVD(邦画)] 7点(2014-10-26 22:56:49)(笑:1票) (良:1票) |
39. ゆめのかよいじ
ちぃーがぁーうー! 原作ファンとしてはこの一言に尽きる。 茶目っ気とファンタジーに隠し味のシリアスさが行きつけの蕎麦屋のように絶妙にミックスされた原作とはまったくの別物だと感じた。 作品から受ける印象は人それぞれ、映画の原作といってもインスピレーション程度のものかもしれないが、これは原作ファン泣かせの映画かもしれない。 大林映画のようにもう少し茶目っ気に重きをおいてほしかった。 いい映画。僕が求めていたものとは全く違った。 [DVD(邦画)] 4点(2014-10-19 12:23:38) |
40. アバター(2009)
うまい! こんな娯楽映画を撮れるなんてすごい。 でも嫌い。 やっぱりにわか映画通としてはこんな指くわえて映画館で観てください!なんて映画を指くわえてシネコンで観るなんてことできなかった。 テレビで観た。ブラウン管で。 すると見事に日曜洋画劇場ぴったりの映画に! ありとあらゆる観方に耐える万能映画。万能ネギみたいな映画。 でも嫌い。 それでもすごくいい映画。シネコン映画のお手本。 こんな映画を成功させられるジェームズ・キャメロン監督はやっぱりすごい。 映像以外は平均点という落とし処を見つけたところがこの人の功績か。 つまらんが素晴らしい。 [地上波(吹替)] 8点(2014-10-13 12:33:55) |