21. サスペリア(1977)
怖いには怖いですが、極彩色の照明とかはなんか高校演劇でよく使ってるへたな感じだし、死体近くで撮影するからイメージの恐怖がわかないしリアリティないし。主役の女の子、体つきはとてもホラー向きだけど声が低くて雰囲気にずれる。飽きる間延びした手際の悪い編集とか、大してたいしたことはないです。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-06 20:30:59) |
22. 少林寺三十六房
誠実な強さに惹かれました。 [DVD(字幕)] 9点(2005-05-05 00:02:26) |
23. ブリキの太鼓
僕はもともと魚を見るのが苦手でして、こいのぼりにすら恐怖を感じるほどなんです。そんな僕ですからこの映画の生臭さは見るに耐えないものがありました。 オスカル少年は不幸だと思う。まず、親父が二人もいるなんて最低である。しかもポーランド人とドイツ人だなんて。母も母で、子に不倫を目撃させちゃあだめでしょ。他にも目の前でうなぎをさばかれたりだとか、サイテーの漁を見たりだとか。虐待といっても過言ではない。このようなR18指定を数多く見てしまった子供は、オスカルのように歪んだ子供になるのだろうか。やはり子供は健全に健やかに育てなければかわいそうだ。 ナチの集会がいつの間にかワルツになってしまうところが面白すぎました。 6点(2004-12-21 23:26:55) |
24. スティング
世界一面白いです。 10点(2004-12-03 23:58:33) |
25. パピヨン(1973)
やはり見ているものを楽しませようとしなければこれからの時代いい映画とはいえないのではないか。たんたんと事実を描いていったとしても、見ている自分から映像の中に手を入れて感動を拾ってこなくてはならない。正直面倒くさい。しかし、一人の男の波乱万丈をえがいた映画としてはすんごく重みがある。攻めの演出が加われば鬼に金棒だろう。 8点(2004-10-29 00:03:23) |
26. 映画に愛をこめて/アメリカの夜
ネコのシーンが印象に残ります。ネコのしぐさは本当にほほえましくて笑えます。ニャーニャーと鳴く声を後から加えているのもとてもかわいいです。そして何より、ネコがちゃんとミルクを飲んでくれて、「オッケー」が出た時のスタッフ一同の安堵の表情を見て、この人たちは本当に映画を創るのが好きなんだろうって思いました。自分も仕事に愛情と熱意を持って生きたいと思います。 9点(2004-10-05 01:41:19)(良:1票) |
27. ママ
ミトンを観た後に始まるのがこの作品。ミトンの余韻に浸っているといきなり始まってしまうのでけじめが必要。人間達がとにかく愉快でたまらないです。生身の俳優やCGアニメでは描ききれない演技です。 ロマン監督はお母さんが大好きなんでしょう。 9点(2004-08-07 00:07:30) |
28. レター
少年の優しさ、母の悲しさ、大人たちの愚かさ。セリフはないのに感情表現があまりにも上手いです。空飛ぶベランダから眺める夜景が夢があっていい。事あるごとに友人に薦めていこうと思う。 9点(2004-08-01 01:26:46)(良:1票) |
29. 続・猿の惑星
気づけば映画が終わっていたということは案外楽しく鑑賞できたということだろう。54番さんのレビューを拝見してはっとしました。そっかぁ、予算が無かったのかぁ。ボーリングフォーコロンバインといい、チャールトンへストンはひでえなぁ。同情はするけど、映画のオチはひどすぎる 6点(2004-05-06 01:01:46) |
30. カッコーの巣の上で
この病院の最終目的はきっと、患者さんの治療、社会復帰であると思います。現代医療の見地からだと、精神医療はなんか画一的な方法があるのかも知れませんが、本作の婦長の行う管理療法では患者達は一生病院を出られないと思います。社会主義の是非は一概には言えません(cf:グッバイ!レーニン)が、その集団の目的やイズムが立派でなきゃ社会主義は駄目であり、むしろ実際にそのとおりにおこなわれていなければなおのこと駄目です。そこをしっかりしないからマクマーフィー主催パーティーが悲劇的に終わってしまうのです。映画の後半の方が患者さんたちが人間らしくみえます(もちろん監督の演出であることは事実)。でも僕はこれをすばらしいことだと感じます。よって10点 10点(2004-04-14 21:28:15) |
31. 時計じかけのオレンジ
暴力やエロに対して吐き気を起こすようになった主人公にたいして「ざまぁみろ」とおもいました。・・・・・ん・・・・?。あれ? 7点(2004-02-20 23:31:32) |
32. ひまわり(1970)
僕の心の容量には有り余るほどの感動をもらいました。ソフィアローレンの惜別の演技は人類の為しえた奇跡です。そしてその直後のひまわりのドアップ!僕の中でひまわりは夏の花ではなくなりました。それでもひまわりはかすかに笑っています。風に揺れています。 10点(2004-01-20 18:23:09)(良:1票) |
33. ソドムの市(1975)
これは幽遊白書の黒の章です。観たら絶対へこむと分かってて見てしまう僕は、ファシズム4人組と同じなんです。最っ低 0点(2004-01-05 16:22:38)(笑:1票) |
34. キャリー(1976)
《ネタバレ》 これはホラー映画ではありません!だから食わず嫌いは皆さんやめて是非ご覧ください。母の引止めを振り切って行った卒業パーティーで、男の子とダンスする時のキャリーはあまりにもキレイで可愛くって、幸せそうで、これから先の人生ようやく明るくなるだろう、みたいな希望溢れる笑顔。僕はむちゃくちゃうれしい気持ちになりました。それでそのあとのあの血の悲劇・・・パートナーの頭にたらいが落ちて、キャリーが「あれじゃあ昔のとんねるずのコントのおちじゃん!」とおもって(とは思わなかったと思うけど)キレるわけですが、キャリーの気持ちがとてもよくわかります。血まみれのキャリーが炎を背景に歩く姿、確かこれがビデオのジャケでしたが、なんだか、TSUTAYAでこのジャケを見かけるたびにキャリーがかわいそうで仕方なくなってしまいます。怒れるキャリーに対してももちろんですが、それよりも、キャリーが置いてある棚には「食人族」とか「13日の金曜日」とかが並んでて・・・。だからある日「スタンドバイミー」の横にこっそり移動したことがあります(^~^;。ごめんなさいね、TSUTAYA 10点(2003-12-19 20:07:45)(良:2票) |