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プロフィール
コメント数 185
性別 男性
自己紹介 フツ~の映画好きのおっさんです。戦争映画が割と好き。でも、アクション物からロマコメまでなんでも見ます。

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21.  ディック&ジェーン 復讐は最高! 《ネタバレ》 
う~ん…。「ブルース・オールマイティー」でも感じたんですけど、ジム・キャリーの大げさな演技がどうしても鼻につく。なんつうか、「過剰」というか、「画面がやかましい」というか。こりゃもう趣味の問題でしょうね。たまたまお客さんが少なかったせいでしょうが、私が見た劇場ではクスリとも笑い声がしませんでした…。一方、ティア・レオーニって「天使のくれた時間」でもそうだったけど、健気で陽気だけどちょっと抜けてるかわいい奥さんの役がぴったり。実際に美人女優だけど、性格美人って役どころでハリウッドのポジションを得ているのかな。化粧品のモニターやって、顔を腫らしながら寝ている顔を見て、ジム・キャリーが「今でもきれいだよ」というシーンは少し良かった。もうちょっとギャグが控えめだったら、良い脚本だし、ハートウォーミングで良質なコメディになったような気もするんですけど…。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-26 00:41:51)
22.  ロード・オブ・ウォー 《ネタバレ》 
思っていたより重いテーマの映画だった。ラストのひねりも良かった。最初の場面からAKの銃弾工場へ、物語が進み、そして一番最後のシーンへとつながる(戻っていく?)場面は人類と戦争のエンドレスな関係を揶揄してるみたいで滑稽で悲しい。結局、誰も戦争を止めないし、止められない。だから金が儲かる。そんなこと、とっくにみんな知ってるはずなのに、きれい事言って目をそらしてるんじゃないよ。そんなメッセージを感じた。日本だって、世界最大の武器商人から毎年せっせと買い物してるものなあ。まあ、それでも映画の中の国よりずっと平和な日本だって、年間3万人が自殺で、1万人が交通事故で死んでいく。まったくこの世界というのは残酷なんですね。そんなことを感じました。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-20 00:38:17)
23.  ミート・ザ・ペアレンツ2
レビューが少ない! 何故だろう…。と言うか、映画館も私入れてたったの4人しか観客がいませんでした(大阪の中心部のシネコンで)。主役級の3人で一体何個の映画賞(アカデミー含む)が並んでいるのか。それなのに、このゆるさ、下らなさ。細かいギャグで結構笑いました。アメリカの映画界ってすごいな~と変な風に感心しました。だって、わが日本に目を移すと、高倉健はもはや「高倉健」という役しか演じなくなっている(演じさせることが映画会社にできないのかも)。吉永小百合あたりもそう。青島刑事ぐらいの中堅どこの俳優ですら、もう青島刑事しか演じられない。かたや、ハリウッドの歴史の一部になりそうな大俳優を贅沢に使って、お馬鹿でちょっとお下劣なコメディを軽々と撮影し、大ヒットさせる。邦画がつまんないように思えるのも仕方ないかと少し思いました。
[映画館(字幕)] 7点(2005-12-04 23:11:34)(笑:1票) (良:1票)
24.  Mr.&Mrs. スミス 《ネタバレ》 
う~ん…。これ、ボーン・アイディンティティーなんかの監督さんと同じ人なんですよね。なんつうか…大味というか。あまり深く考えないで見ればいいんでしょうけど…。それにしても…夫婦の危機を乗り越えるために何人殺してるんだ? 隣人のオッサン(この人、ジェニファー・アニストンの新恋人って言われてる人ですよね?)も実はエージェントだったり、素性が分かった後にピットが顔ひきつらせながら料理の肉を飲み下すところとか、エレベーターのシーンとか細かいギャグは笑えた。
[映画館(字幕)] 5点(2005-12-04 00:31:43)
25.  イン・ハー・シューズ
LAコンフィデンシャルと同じ監督さんだったんですね。あの男くさいハードボイルド風味の作品を撮ったのと同じ人とは思えないような完全な「女性映画」でした(女性の視点から見たらどう見えるか分かりませんが)。3人がそれぞれに心の中に抱えてる傷やコンプレックスが癒されていく様を見ていると自分も何だか癒される気分になる。弁護士の姉が「仕事を一所懸命やって、必要とされていると思うことで自分を支えている」という台詞。「それがなくなることが不安だった」という独白。私は男ですけど、何だか共感できた。姉はそういうものを全部ほっぽり出して、生き方を少しずつ変えていく。ほかの2人のエピソードもそうだけど、人を変えるのは人との出会いやかかわり合いなんだなあ、などと何となく考えさせる映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-14 11:20:10)(良:2票)
26.  キャプテン・ウルフ 《ネタバレ》 
脚本のアイデア自体は昔やってたアーノルド・シュワルツェネガーの「キンダーガートン・コップ」と同じだと思う。ごつい男が小さな子供に振り回されるおかしさ。ややご都合主義なお話の進め方だったけどまあまあ笑えた。北朝鮮のスパイ(?)も何だかお間抜けでディズニーお約束の反共の隠し味もやや控えめ。子供を寝かしつけるおとぎ話も何もかも軍隊が基本。ディーゼルが「(尼さんが軍人に恋するお話だから)サウンドオブミュージックは悪くない映画だ」って言う台詞はちょっと笑った。
[映画館(字幕)] 6点(2005-10-31 07:50:45)(良:1票)
27.  理想の恋人.com
最近、日本でも結構な会費がかかる結婚相談センターみたいなのより、ネットのお見合いサイトが流行ってると聞いたことがあり、それで男女の出会いを求めて頑張ってる人たちが紹介しているエピソードと劇中のエピソードが結構似てるのでおかしかった。サイト上では年齢を詐称したり、細めの体型を自己申告したり。映画の方は「こういう風になるんだろうなあ」という風に話が進んでいって、ひねりも意外性もなし。そういう意味では安心して見られるかも。
[映画館(字幕)] 6点(2005-10-16 22:24:50)
28.  皇帝ペンギン
3次上映ぐらいで見たら、何故か吹き替え版でした。ペンギンたちが体を寄せ合って吹雪と闘いながら、ちゃんと中心には子供を抱えてるオスを回して、外側の一番寒い役は交代でやってるのなんかを見てると、通勤ラッシュで人を押しのけて歩いていくおっさんやおばちゃんが目に浮かんで、人間ってつくづくアホやなあ…と思ってしまう。何カ月も絶食して、死にそうになりながらヒナ(これがもう反則的にかわいい)を育ててるペンギン夫婦(?)の姿見てると、パチンコ屋の駐車場で子供を死なせたり、育児放棄だかで幼児を餓死させて別の男とくっついてしまうバカ母などを思い出して、やっぱり人間にも自然の天敵が必要やなとふと思ったりする。天敵がいないから人間同士、宗教だの領土だの第3者的にはつまらない理由で延々殺し合いするのかな? そんなこともふと考えたりして。
[映画館(吹替)] 7点(2005-10-16 22:12:11)(良:1票)
29.  ステルス
「イエーイ! 俺たちの国は世界で一番強い空母を何隻も持ってるんだぜ。ターバン野郎を皆殺しにしたら次はアジアの共産主義のサルどもだ!」。まあ、こんな感じですか。前進翼(逆ハの字)はステルス性にはむしろマイナスに働くはずだし、アラスカから北朝鮮まで無給油で飛べる戦闘機なんてないし、重い対地ミサイルを何発も腹の中にしまいこんでドッグファイトできる戦闘機もないはず。ここら辺のアバウトさでこの作品が必ずしも戦闘機やそのパイロットにリスペクトを示しているのではないことも感じる。マッハ4で飛ぶ(!)最新型ステルス機と機関砲で互角にわたりあったスホーイ37とロシア軍パイロットに3点、対地ミサイル攻撃を受けながら果敢にSA16?(肩撃ち式対空ミサイル)を撃ったタジキスタンのゲリラに3点、遠距離からAKで女性パイロットに致命傷を与えないよううまく肩を打ち抜いた(もちろん生きて捕虜にするため)北朝鮮兵士に3点で計9点分のおもしろさはあったけど、映画としては1点です。
[映画館(字幕)] 1点(2005-10-11 12:11:00)(良:2票)
30.  シン・シティ
キル・ビルの世界について行けなかったので、この映画もちょっと厳しかった。ちょっと昔っぽいエログロナンセンスの劇画をそのまんま一流の俳優が演じているこの作品の独自の世界、実験的な雰囲気は成功していると思うし、シャープでざらついた画像がビリビリ見る者の衝動を刺激する。でも…。この平和なニッポンでも高校生が通行人を憂さ晴らしにエアガンで撃つってご時世ですから…。おもしろいんだけど、楽しめなかった。
[映画館(字幕)] 4点(2005-10-08 16:04:53)
31.  容疑者 室井慎次 《ネタバレ》 
前から気になっていたんだけど、もう書いちゃおう。警視庁にキャリアの課長がいるのは捜査二課と四課。キャリアの管理官がいる部署(例えば二課)もあるが、警視であって、警視正ではないし、もっと若い(せいぜい30代)。警視正は警視庁では部長格で、捜査指揮を執ることはない。警視庁副総監と警察庁次長は職位ランクが3つ4つは違う。だから権力闘争をやることはあり得ない。逮捕したら嫌疑不十分以外では起訴されるまで通常は保釈されない。若い巡査が殺人を犯した可能性があったら監察室が出てきて、なるべく内輪で処理する。白昼、あんなに大勢で追跡することはあり得ない。追跡中の容疑者が交通事故に遭ったことが特別公務員暴行うんたら罪になり、キャリアが逮捕されるのなら、キャリアの首がいくつあっても足らん。告訴した事件を東京地検があれだけ簡単に事件にしてくれるなら、今の世の中、もっとましになってますよ。あのエセ人権派の東大弁護士軍団といい(あそこまでやると、正統な「人権派弁護士」に対する悪質な攻撃にすら思える)、すべてがステレオタイプで陳腐。警察の裏金問題とか、政治家との関係とか、どうせやるならもっと深い脚本は書けないのだろうか。もうリアリティの「リ」も感じられなかった。
[映画館(吹替)] 2点(2005-09-26 00:12:45)(良:2票)
32.  コーチ・カーター
私も同じ感想を持ちました。よくあるスポコンものか? と思いきや、黒人や「モンスター」で描かれたようなプア・ホワイトがアメリカ社会で生きていくのは大変なんだ、というのもテーマだと思います。結構堅いテーマなんだと思いますけど、アメリカではちゃんとヒットしたらしい。ということは、アメリカ人だって「ホントは今のままじゃいけないんじゃないか」と心のどこかで感じてるってことなんでしょうね。日本はまだそれなりに均質化された社会ですけど、だんだんアメリカみたいな「勝ち負け」のはっきりした社会になるんでしょうね。最近の子供は万引きなんぞ犯罪だとも思ってないんでしょう。日本もそのうち「映画の中の出来事」じゃなくなってくるんじゃないかとか考えてしまいました。
[映画館(字幕)] 8点(2005-09-25 15:11:14)
33.  ミラクル
 昔、長野五輪でオリンピックのアイスホッケーを見たことがあります。だいたいの想像はしていたけど、それ以上のすごいスポーツでした。まさに格闘技みたいなものです。日本って日本人の弱いスポーツは何かにつけて盛り上がらないんだけど、カナダ対スウェーデン戦とか、体のゴツイ北欧系のおっさんたちがそれはそれはすごい盛り上がりようでした。世の中の出来事で、本来その渦中にいる人たちの役割を超えて、大勢の人に楽しい気分を与えることがありますよね。今のオリンピックは広告代理店と大企業が支配する「イベント」になってしまったけど、世界で無敵だったソ連チームに勝った出来事は冷戦の不毛な記憶とともにアメリカ人には忘れられない楽しい記憶なのかもしれませんね。そんな雰囲気が良く出ていました。カート・ラッセルってアクション専門のイメージありましたけど、渋いオヤジ系の俳優になってきましたね。
[DVD(吹替)] 7点(2005-09-24 15:30:49)
34.  シンデレラマン
ロン・ハワードって、地道に真面目に生きてる人を温かい視線で描くのがうまいですよね。悪くはないんです…。結構感動したし…。でもなあ…中学生の頃、シルベスター・スタローンの「ロッキー」を見て、何だかじっとしていられなくなって意味もなく早朝ランニングを始めたんです。今考えても何でそんなこと始めたのかわけが分からないんですが。その頃の私は世の中のことを何も知らないガキだったからそれだけのインパクトを受けたのか、今の私が薄汚れた疲れた大人になったからなのか…。見終わって「オレも何か頑張らなきゃ!」と感じたかったです。
[映画館(字幕)] 8点(2005-09-19 22:39:05)
35.  ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]
いやまあ、マンガみたいなんですよ。でも、元がマンガなんだから仕方ない。でも、X-MENほどはアドレナリンが出ないんですよね。う~ん何でだろ。超能力が地味なのかなあ…。ミスターファンタスティックの伸び伸び能力、いまひとつ強さを感じなかったですね。ヒューマントーチもやたら飛び回ってるだけだったし…。まあ、「2」に期待かな?
[映画館(字幕)] 6点(2005-09-19 22:27:48)
36.  スーパーサイズ・ミー
劇場公開時は期待作だったけど、映画館行かなくて良かった。エンタテインメント性ではマイケル・ムーアに一歩も二歩も劣るし、見せ方もあざとい。ハンバーガー食いながら吐いたり、いかにもうんざりした様子をわざわざ言葉で説明したり…。確かに体に悪いのは分かるけど、それは映画を見なくても誰しも何となく感じていることですよね。もっと食品メーカーの政治ロビー活動の裏側とか、学校給食の大企業支配の実態とか、ドキュメンタリーらしい踏み込みがほしかった。マクドナルドを血祭りに上げることで内容の薄さをごまかしてる感じがするなあ…。
[DVD(字幕)] 5点(2005-09-12 01:27:55)
37.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005)
これ、「モンティパイソン」などのイギリス系コメディで笑えないと、ついていけないんじゃないかなあ。ところどころおもしろい所はあるけど、爆笑までは行かない。すんごいカネとSFXを使ったナンセンスコメディという感じで。トレーラーとか見てると、次から次に大きな画面転換があるアドベンチャー物語がばんばん進むのか、と思いきや、何だかだらだらした細かいギャグ?が続いて勢いをそがれる。ふざけたコンピューターの究極の問いも何故タオルが必需品なのか? も笑いのツボに入ってこなかったなあ。でも、イルカの歌を聴いていると、「ああ、地球を大事にしなきゃなあ」「自分の命だけじゃあないんだなあ」なんて少しだけ思いました。映画のストーリーとあまり関係ないですけど。
[映画館(字幕)] 6点(2005-09-12 01:23:07)
38.  エル・コロナド 秘境の神殿
これはですねえ、アクション映画というより、コメディなんでしょう。例えると、「キューティーブロンド戦場版」というか。国際紛争も世界情勢もな~んにも知らないブロンドのお馬鹿お姉ちゃんが中南米のクーデターに参加してマシンガンぶっ放して、悪者をばかすかやっつけて、だけど結果としてその動機はただ「自分に嘘をついた彼氏をぶん殴りたいから」。ありえね~!ちゅう状況設定を笑う映画なんではないですかね。ちょっと感心したのはウルトラB級の雰囲気の映画だけど、意外にセットだのCGだのがしっかりしていたことかな(ここ最近の「大作」とかいう邦画の戦争映画と比べて)。オスプレイをもうちょっと活躍させてほしかったのと、T72?のシルエットが何だか変だった。ここまでやるなら、主人公のお姉ちゃんにスティンガーとかRPGも撃たせてほしかったな。
[DVD(吹替)] 6点(2005-08-28 03:08:12)
39.  奥さまは魔女(2005)
期待作だっただけに残念。何というかなあ…。何だか脚本が少女漫画みたいなんだなあ…。子供の頃見たオリジナル版のサマンサの記憶って、例えると「天才バカボン」のママ。芯がしっかりした聡明な女性というか。エリザベス=キッドマンのぶりっ子演技は笑う一歩手前で引いてしまう。途中のダーリンとのごちゃごちゃしたケンカだの何だののやり取りも冗長。キッドマンのサマンサは確かにきれいなんだけどな~。ノーラ・エフロンって、「めぐり逢えたら」>「ユーガットメール」の順でだんだんつまらなくなってきて、今回が一番つまらない。ハリウッドのいい脚本不足ってのはホントなんですねえ。原作にオマージュを捧げようとして、ちょっとあらすじを縛られたきらいもあるかもしれない。アメリカでのヒットも今ひとつだったとか。何となく納得しました。
[映画館(字幕)] 5点(2005-08-28 02:58:19)
40.  マダガスカル
仕事の待ち合わせに時間があいちゃって、時間つぶしに何気なく入ったんですが、思っていた以上におもしろかったです。やっぱり一番おかしなキャラはペンギン4人(羽? 匹?)組でしょう。ワルなんだか正義の味方なんだかよく分からないけど、妙に統率の取れた一糸乱れぬ行動力、大勢の敵を恐れない勇気(?)、秘密兵器を準備する頭脳(?)、アレックスの自然の本能への回帰を一発解決する機転(?)……なんてすごい奴らなんだ!とゲラゲラ笑っていたんですが。ラストはちょっとあっけなかったけど、まあ、本来子供向けなんだからいいんでしょうね。付け加えですが、アレックスのシーンでアメリカン・ビューティーのパロディありましたよね? あんなん、子供が分かるのか? と思いながらやっぱり笑いました。
[映画館(字幕)] 7点(2005-08-24 01:32:44)
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