21. 少林サッカー
《ネタバレ》 すんません。好きなんですよ。何回観ても笑うべきところで笑ってしまう。私の中では一二を争う愛しき映画なのです。でも、受け付けない人はどうやっても受け付けないだろうな、というのも判ります。いいんですよ、これはそういう映画なんですから。 それと、ヒロインのヴィッキー・チャオもいい!前半の不細工メイクがこれでもかというくらい徹底しているから、最後の火星人頭もなんと可愛くみえてしまう!ていうか、後からちゃんと髪の毛のある写真見たけど、私的にはクリリンヴィッキーの方が遥かにチャーミングである。本当、あれだけ坊主頭が似合う女優さんって、故夏目雅子さん以来見たこと無かった。マジで、彼女を三蔵法師にして、「西遊記」撮ってくれんだろうか? 9点(2005-01-10 22:51:21) |
22. カンフーハッスル
相変わらずベタなギャグ全開ですが、今回はなによりカンフーアクションに燃えられます!そうなんだよなあ、「グリーン・ディスティニー」にしろ「ヒーロー」にしろ、面白かったけど、どこかに残った物足りなさ・・・その正体がこの映画を観てハッキリ判りました。そう、私が観たかったのは達人たちによる圧倒的なカンフー・アクション!そして、そこに至るまでの燃える展開!だったのでした。 チャウ・シンチーがカンフー映画や武侠小説に対して抱いている愛情は、それらのことなど何も知らない私にも十分に伝わってきます。だから、突っ込みたくなるところは満載ですが、観ている間は気になりません。まあ、私がすでにチャウ・シンチーの投げた釣り針に引っかかっているせいかなのかもしれませんけど。 そうこうするうち、続編の製作発表!しかも、今度は日本が舞台になるかも知れないんだって!?こうなると、彼のもう一つのリスペクトの対象であろう、日本の少年マンガ(というか、少年○ャンプ)テイスト満載になるのを期待せずにはおられますまい。 最強の悪役が、巨大な黒馬に跨った大男だったりしたら、もう涙ちょちょぎれ(古っ!)ものですよ。 7点(2005-01-10 21:43:29) |
23. スパイダーマン2
《ネタバレ》 まず、中年体形で、特殊装備が無ければ女の子にすら負けてしまう悪役キャラを登場させたことに拍手を送りたい。原作は読んでないけど、やっぱりあんな感じだったのでしょうか? 前作でヒーローとして生きる運命を受け入れたはずの主人公だったが、現実は上手くいかない。遅刻続きでバイトは首になる、やっと出来た恋人との仲も怪しくなるし・・・前半で延々と描かれるこのイジイジ部分に共感できるかどうかでこの映画の評価も分かれてくるのでしょうね。私的には、ちょっとダルかったかなあ、という印象でした。 ただ、この映画自体次に控えた3で来るであろうクライマックスに向けての助走とみれば、多少バランスを犠牲にしても、「これでもか」的にヒーローの苦悩を描いたことにも納得できます。そうした意味では、1と3の繋ぎに徹した「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」のようなポジションにある映画なのかもしれません。 7点(2004-12-07 10:16:44) |
24. スパイダーマン(2002)
《ネタバレ》 めちゃめちゃお金を賭けた「ダークマン」という感じ。脳細胞シナプス大爆発のシーンとか、都会のど真ん中を、糸を吊り下がりながら(ダークマンは吊り下げられていたのだけど)移動するところとか、ラストのあの一言とか・・・サム・ライミさん、解ってやってるんでしょうね。 だが、ストーリーの根幹が、ドロドロ復讐劇から予期せぬ運命に巻き込まれてしまった青年の成長物語になっている点が、この両者の決定的な違いでもある。ダークマンの2、3(はあったかな?)が、日本では劇場公開すらされぬ単なるB級作品群に埋もれてしまったのに対し、スパイダーマンが2の時点で、大河シリーズとしての片鱗すら見せ始めたのは、こうした背景の深さが大きく働いていると思う。決して、投入された予算の差だけじゃないのですよ。 それと、ダークマンのところでも書いたけど、ヒロインのイマイチさ加減、これもサム・ライミ監督の持ち味なのでしょうか?もっとも、今作のヒロイン=キルスティン・ダンストのどっか崩れたエッチな風情は、個人的には大好きなのですが。 8点(2004-12-07 09:55:48)(笑:2票) |
25. ゴジラ FINAL WARS
《ネタバレ》 この映画、私は好きですね。ここに出てくるゴジラは、84年復活時に「なかったこと」にされ、良心的ゴジラファンも忘れたふりをしている「三大怪獣」以降の昭和ゴジラです。 「ゴジラは核の恐怖の象徴」とか「第1作ゴジラは平和の大切さを教えてくれる」などと知ったらしいことをマスコミが言いたて、作る側もファンも「そうだよなあ、ゴジラはやっぱりシリアス&リアルじゃないと」と思いこみ、結果、ことごとく外してしまった。それが84年以降のゴジラ映画の歴史でしょう(勿論、その中にも好きな作品はありますが)。 しかし、今回の北村龍平監督のゴジラは「そうじゃないだろう、富士の裾野で石投げ合戦もやったしシェーもした。空も飛んだし、加山雄三の真似だってやったじゃないか」という、もう一つのゴジラの姿を否応なく思い出させてくれました。特に、GKゴジラ!あれは完全に「シェー!」を超えましたね(笑)。「特撮論壇」のようなものがいつのまにか形成され、それに作り手も少なからず影響されざるを得ない今の状況下で、よくもまああんなシーンを撮ってっくれたもんだと、その勇気には感服いたしました次第です。 当たり前の話ですがゴジラ映画は「娯楽映画」です。一人でも多くのお客さんに観に来てもらい、受けてもらってナンボの世界なのです。先ほど述べた、昭和ゴジラの数々の名(迷)シーンも、今観ると相当寒いですが、その当時は受けると思ったからやり、実際受けたからシリーズが続いていったのでしょう。そうした意味では、今回の「GFW」も、熱心な特撮ファンの酷評とは裏腹に、一般映画ファンの受けは、結構いいんじゃないかと思います。 長すぎると言われる本編のアクションシーンもミニスカ履いてやたらとすっ転ぶ菊川怜も、延々と続く怪獣同志のドツキ合いだけじゃ飽きてしまう、一般映画ファンに対するサービスなのです。ただ、○トリックスとかI○4とかのパロディ?オマージュ?が、3年もすると随分寒いものになること必至なので、なるべく今観ることをお勧めします。もっとも、「VSキングギドラ」のT2ネタは、公開当時から既に寒かったですがね(笑) 7点(2004-12-05 14:55:25)(良:3票) |
26. ゴジラ(1954)
「怪獣」「特撮」と聞いただけでひいてしまう人も、とにかくこの映画だけは観てもらいたい! 10点(2004-11-26 00:12:30) |
27. ザ・グリード
《ネタバレ》 面白かった。見るからにメル・ギブソンのバッタもんみたいな顔した主演俳優さんも、本当、この手のB級映画の主役をやるために生まれてきたような感じで、ナイス。んな訳でヒロインをやった女優さんは、どうしても偽レネ・ルッソに見えてしょうがなかったのだけど、X-Menの念動力のあの人だったのですね。納得。ただ、東洋系の女性キャラが始めの頃であっさりやられたのは、ちょっと複雑な気持ちでしたけど。 クリーチャーも適度にグロく、かつ妙にかわいいところもあって、最近ベストセラーになっている「へんないきもの」の世界を思い出してしまいました。人にあらすじを話せば3秒で呆れられるであろう無茶苦茶なストーリーですが、なによりテンポがよく、お約束や見せ場のツボも決して外さない、まさしく職人技ですなあ。昔、映画館は2本立てが当たり前だった頃なら、お目当ての話題作はイマイチだったけど、同時上映の奴は結構面白かったよ、どんな内容か忘れてしもたけど・・・という具合に話題にされる映画です。 ・・・で、良く見たら「ハムナプトラ」「ヴァン・ヘルシング」の監督さんなのですね!この人の作品はもしかして私と結構相性がいいのかも? 6点(2004-11-26 00:05:29) |
28. スウィングガールズ
拙者、ヤ○ハのサックス教室に4年通ったけど、半音を出せませんから。切腹!!の身からすると、こんなにトントン吹けるようになるなんて、「んなわけあるかい!」の突っ込みの一つも入れたくなる。けど、女子高生だし、勢いあるし、部活だし、毎日練習できるし(管楽器は練習場所を探すのが本当に大変)と自分に言い聞かせながら主人公を応援させるパワーがこの映画にはあります。しかも、ラストの演奏は、素人同然だった出演者が1年ぐらいで習得したもの、と聞かされるとあながち無い話でもないか(映画内の時間経過は半年くらい)、皆頑張ったんだね~とオジサンは全てを許してしまい、かつ、監督の思惑通りに盛り上げさせられてしまいました。確かに、ストーリーは「ウォーターボーイズ」に酷似してますが、まあ、シリーズ物の変形と思えばいいでしょう。今度はどんな主人公、どんな素材でいくのでしょう?どうせなら、柳の下でドジョウを何匹もつかみ取りしてください。矢口監督。 8点(2004-09-20 09:55:53)(笑:1票) |
29. ヴァン・ヘルシング
《ネタバレ》 あ~、どうせならドラキュラも味方にして「怪物くん」してくれればなあ、と思ったのは私だけでしょうか?でも、キリスト教文化で育った人々にとっては、悪魔の子であるヴァンパイア=ドラキュラは絶対許しがたい存在なのでしょうね。 ノリとしては、アニメの実写版を観ているようで、何も考えずに見るには最高。2時間30分きっちり暇つぶしさせてくれます。このあたりは、流石「ハムナプトラ」の監督だけあって手堅いですね。 個人的には、イイ奴=フランケンをもっと大暴れさせて欲しかったですね。それと、ヴァン・ヘルシングの秘められた過去、これは、恐らくあるであろうpart2にとっておくのでしょうか。でも、ノリとしてはモンスタームービーというよりは明朗冒険大活劇なのだから、最後の最後で王女さま死なせちゃいかん!あれは反則です。 7点(2004-09-18 20:45:13)(笑:1票) |
30. マッハ!!!!!!!!
《ネタバレ》 とにかく出るわ出るわ・・・ここまでやるぅ!?の連続。CGやワイヤーアクションのおかげで、スクリーン上ではどんな動きでも可能になった今だからこそ輝く生身のアクションの迫力!!!汗が飛び散り、骨がきしみ、肉が裂ける。近年の様式化したカンフーアクションから消えつつあった「原点」を実感できます。 でもあれですね、トニー・ジャーですか?21世紀最初のアジア発アクション世界スターになりそうな可能性大ですね。ご本人は、ジャッキー・チェンに憧れてたようですが、ちょっとシャイでどこか憂いを含んだまなざしはむしろブルース・リーを思い出させます。今、韓流男優に熱を上げている日本女性にも人気が出そうなルックスですし。次回作が楽しみですね。 それと、この映画を観て新たに発見したことがもう一つ・・・・タイでは、仏像密輸出は殺されても仕方がないほどの重罪である。皆さんもかの国に行った時には気をつけましょう。 8点(2004-08-03 23:41:21)(笑:1票) |
31. 海猿 ウミザル
《ネタバレ》 いろんなパターンの映画化が考えられる原作から「潜水士学校編」を抜き出し、「愛と青春の旅立ち」風に仕立てたのはとりあえず正解。後味さわやかな青春映画に仕上がってました。 けど、工藤君の扱いはちょっと可哀想だったな~。原作ではかなり重要な役回りっだけだっただけに、「えっ、ここでこうなっちゃうの?」っていう感じ。原作未読なら、あそこはかなりの涙腺ポイントになったんでしょうが、ちょっと残念でしたね。 それと、他の方も言われてましたけど、エンドロールは最後まで見ましょうね。途中で帰るとかなりの損ですよ。 7点(2004-06-17 09:03:16) |
32. スクール・オブ・ロック
《ネタバレ》 冒頭のライブシーンでの、ジャック・ブラックの暴走ぶりでまず受けました。いやあ、こんな奴がバンドメンバーだったら、困るだろうなあ。私でも首にしちゃいたくなるけど、それがまた結構居るのですよ、実際の話(笑)。 ストーリーは、いい意味で、パターンどおり。登場人物の役回りが、大体想像できるから、多少掘り下げが浅くても、脳内補完ができてしまう。要は、ジャック・ブラックの怪演とクライマックスのライブシーンを楽しむ楽しむための映画ですから、子供一人一人のエピソードにあまり拘っていると、却ってテンポを悪くしたんじゃないでしょうか? それと、一つのライブをやるために、裏方がいかに重要かというのをきっちり描いていたところも好感が持てましたね。まあ、合唱団でもオーケストラでもなく、たかだか数名しか表舞台に立てないバンドを素材にすれば、作劇上こうするしかなかったのかもしれませんが、少なくとも私は、これを観て、ロックをちゃんと判った人たちが作っているな、と思いました。 ところで、ロックギターの入門曲、と言えば「あれ」なのは、洋の東西を問わなかったのですね・・・ 8点(2004-05-25 12:22:01)(良:1票) |
33. キル・ビル Vol.2
《ネタバレ》 結局は、ブライドとビルの、娘の親権を巡っての壮大な夫婦喧嘩、とでもいいましょうか、巻き添えを喰って死んでしまった人たちはある意味とてもお気の毒でしたね。しかし、殆どギャグの域に突き抜けかけていた前作とはうってっ変わり、今回は画面に切なさがみなぎっています。無論、壮絶アクションは健在ですし、タランティーノ監督の趣味爆裂のオマージュも全開。しかし、映画の中心にあるのは、ブライドの狂おしいまでの母性と愛、特にラストあたりの展開は、出産を経験したユマ・サーマンの思いが強く出ていると思いました。 それにしても、どうせなら、デヴィッド・キャラダインにもカンフーさせてほしかったなあ。「燃えよ!カンフー」なんてテレビドラマを覚えている人はどのくらいいるのだろうか? 8点(2004-04-27 20:38:02) |
34. ダークマン
サム・ライミ演出のケレン身がたっぷり堪能できる、私にとっては愛しの一本です。 最初は暇つぶしで入った映画館でたまたま観たに過ぎなかったのですが、その後何回テレビで観ても面白さが褪せない。それでもってビデオを購入いたしました。 それにしても、スパイダーマンといい、この映画といい、ヒロインがイマイチ・・・なのは、監督の趣味なんだろうか?でも、それが妙にB級テイストを醸し出しているんですよね。 9点(2004-03-30 21:55:07) |
35. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
《ネタバレ》 3作通しての点です。この第3部に関して言えば、フロド以外のホビットが輝いてましたねぇ。特に、サム!サム!サム!「王の帰還」に関して言えば、完全にサムの映画でした。あと、吹き替え版を最初に見たため、ピピンの歌も吹き替えだったのが大いに不満!あそこだけは、昔のミュージカル映画みたいに原語字幕を出来なかったものだろうか?後から、もう一遍字幕版を観ましたが、やはり感動度数は割引されてました。最初から、あの歌聴いてれば、涙腺決壊間違いなかったはずなんですが・・・ 9点(2004-03-28 23:30:39) |
36. イノセンス
あの、小難しい台詞と途中挿入される間奏みたいな場面は、これが押井名物なのよと思えば、味が出てきます。ストーリーそのものはいたって単純、というか、ある程度SFに接したことのある人ならおなじみの世界。ブレードランナー+マトリックスだとでも言うときましょうか。 6点(2004-03-28 23:12:29) |
37. タイムライン
何か、ダンドリ通り進めました、ていう感じです。主人公たちが現代から来たということから生じるサスペンスが全く感じられなかったのが、この種の映画としては痛い。タイムトラベル物としてなら、クレヨンしんちゃんの「アッパレ!戦国大合戦」の方が、よほどまとまっていましたよ。 4点(2004-01-28 16:33:55) |
38. 妖星ゴラス
《ネタバレ》 「もし、地球に小惑星がぶつかりそうになったどうしますかあ?」 「はーい、核爆弾仕掛けて木っ端微塵にしまあす」がアメリカくん。「僕はぁ、地球にでっかいロケット付けて小惑星から逃げちゃいます」が日本くん。ともに、性格がよく表れたお答えですね~。 南極の大氷原を埋め尽くす無数のロケットエンジン。そこからいっせいにそそり立つ炎の柱・・・おいおいそんなことしちゃ南極の氷が溶けてエラいことに、などと突っ込んではいけません。これは、科学の進歩がそのまま人類の幸福な未来につながることを信じることができた時代を物語る、貴重な映像モニュメントなのです。科学技術を平和のために使うことで、人類は一つになれる・・・当時、多くの人々が胸に抱いたであろう「希望」を、澄み切った南極の青空のように、ここまで一点の曇りもなく映像化できた円谷英二は、やはり黒澤・小津らと並び立つ、日本映画が世界に誇る「宝」だったとしか言いようがありません。 それと、惑星攻略に向かう宇宙飛行士が、出発前夜に乱痴気騒ぎをするのは、ディープでもアルマゲでもお約束でしたが、そのルーツもこの映画にあります(と、思う)。あの、音頭だかドドンパだかよくわからんあの歌。いいな~あれ。氷川きよしあたりがリメイクで歌ってくれんかしらん。 8点(2004-01-22 17:00:52) |
39. アルマゲドン(1998)
《ネタバレ》 正直、劇場で見たときは、「アホらし、本職の宇宙飛行士に穴掘りさせる方が、効率いいにきまっとるやろ!」と、突っ込みまくっていたが、数年の間を空けてビデオで観ると、印象が変わった。 要は、これ、宇宙を舞台にしたハリウッド版「プロジェクトX」なんだわ~。そうして観ると、地味な作業である穴掘りのプロフェッショナルを主役に据えたのも納得。途方もない任務のため、全国から集結した一癖二癖三癖もあるプロたち。限られた時間過酷な作業環境(そら、これ以上過酷な環境はありませんわなあ、地球上には)。そして組織の中の軋轢とこれでもかこれでもかと起こるトラブル。こうした、プロXを盛り上げる要素は、この映画にもてんこ盛りで、しかも結構上手く配置されているので劇場で観たときよりは盛り上がりました。て、いうか、劇場公開当時はまだ放送してなかったんですよね。プロジェクトX。 どうせなら、エンディングは、 (田口トモロヲの声で) 「グレースの元に一人の宇宙飛行士が歩み寄り、話しかけた。『アメリカ空軍のシャープです。世界一勇敢な男の娘さんと握手させてください』。スタンパーがAJに託したワッペンは、今もトルーマンのデスクの上から、宇宙の勇者たちを見守っている・・・」へ~どらぁ~い、て~るらぁ~い・・・つう風に行きたいモンですな。 6点(2004-01-22 11:17:26) |
40. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
《ネタバレ》 特撮史上最恐の怪獣といえば、ガイラしかない。ゴジラも含め、通常、怪獣といえば、いくら街を破壊し、人が死のうとも、それは「単なる結果」にしかすぎません。しかし、ガイラの場合、「人を喰う」という明確な意志を持って襲ってくる!なまじヒト型の姿をしているから余計に怖い。幸い私は、この作品を大人になって観たからよかったものの、冒頭、遭難した漁船員を抜き手で泳ぎながら追いかけるガイラの姿を幼少時見ていたら・・・トラウマになっていたかもしれません。 円谷、本多、伊福部トリオが大人に向けて作った最後の特撮映画かもしれませんね。 7点(2004-01-03 09:34:10)(良:2票) |