21. 69 sixty nine
《ネタバレ》 ちょっと評価は低めです。何が面白いのかをつかみ損ねた感じです。 あと、レディジェーンもさしてかわいくないし、ブッキーが何でそんなにほの字なのか今ひとつわからなかった。 小説を読んでいないからかなぁ。 僕もまだ生まれていない時代だし、年代にもよるのかな、感じ方は。 ただ、「オー・○ンチ○」を校舎で掛けるのは、ある意味爽快かも。絶対に有り得ない音楽だし。友達がカラオケで歌ってたのを聴いたことがあるけど、やっぱ笑うなぁ、あの歌は。 5点(2004-07-11 18:31:41) |
22. 深呼吸の必要
誰にでも人に知られたくない過去がある。家族にも言えない傷がある。 他人にそんなことほじくり起こされたくないし、できればそっとしておいて欲しい。 そんなとき「言いたくないことは言わなくていい」ってルールが持つ微妙な間。少し気楽になる。でも間違いなく存在する壁・・・。 互いに一線を越えないようにしながらも、長く付き合っていると、雰囲気で気づかれたり、ちょっとしたタイミングでばれたりすることもある。そんなとき「いいんだよ。君は君だよ」って優しく髪をなでてくれたなら、少しずつ肩の荷が下りて、壁は崩れ落ち、それまで付き合って来た時間の何倍も早く絆が深まっていく。「言いたくないことを言ってない」のは今までと何も変わらないのに・・・。 失敗を許さない世の中、生き苦しい世の中。だからこそ、立ち止まって深呼吸が必要だ。少し遠回りした方が経験豊かになる。失敗したって、また最初からやり直せばいいさ。他人から期待される自分を演じて背伸びをする必要は何も無いのだから。 どうにも自分を見失いかけているあなたに、この映画をおすすめします。それぞれの役者が放つメッセージには、説教臭さも無く、自然と涙が溢れます。今年最高と言っていいでしょう。 10点(2004-06-26 17:01:55) |
23. 世界の中心で、愛をさけぶ
《ネタバレ》 何かが足りない。 悲しい話だけでは泣きたくない。成長とか未来とかを感じて前向きに泣きたい。そういう点で僕はビッグ・フィッシュでは結構泣いたんだが。。。この映画は朔太郎と律子と亜紀の気持ちが開放されるところで話が終わっているので、その先の前向き感が伝わってこなかった。たぶん、あの後朔太郎と律子はうまくやっていくんだと思うけれど、それを少しでも具体的に感じさせてくれる何かがあったら、もう少しすっきりした気持ちで見終えられたかもしれない。 あと前の方で誰かも書いてますが、高校時代の亜紀とサクにもっと心温まるエピソードがあった方がよかった。恥ずかしくなるくらいみずみずしい感じで、もどかしくなるぐらいにすれ違ったりして(笑)。そういうのがあった方が切なさは増幅されたかもね。切ない感が白血病のみにもたらされており、見てるほうとしては現実はつらいよなぁ、という気持ちですでに整理してしまい、それで泣けなかったのかも。経験の差で泣ける泣けないというのはあるのかもしれないが。 オーストラリアに亜紀を連れ出すシーン、僕はサクは父親に了解を得ていたのだと思う。父ではどうにもならないから、君に託すと、サクに。それだけに、「助けてください」の空港シーンはみんなの思いが打ち砕かれた瞬間であり、ちと涙しそうになった(涙してないけど)。あの「助けて」は、倒れている亜紀のことだけではない、説明が付かないすべてのことに対しての懇願だったのだろう。だが現実はもう誰にも止めることができない。彼を救えるのは死にゆく亜紀、彼女ただ一人だったというわけだ。 映画の評価はいまいちにしてしまったが、逆に原作を読んでみたくなった。 5点(2004-06-19 11:51:12) |
24. I am Sam アイ・アム・サム
《ネタバレ》 さらりと見られる良作でした。ただ、べたすぎた気も。弁護士が家族愛に目覚めるくだりは、見飽きた感が・・・。 7点(2004-06-08 01:56:43) |
25. ボイス
ダメでしたぁ。子役や女優陣もあまりかわいくないし。女子高生だけは多少見れたぐらいだな。あとは、純粋なホラーというよりサスペンスホラーなんですね。CMで女の子の演技がキモイかったので、一瞬映画館に行こうかと迷いましたが、WOWOWで我慢しといてよかったです。わざわざDVD借りなくても、TVでそのうちやるのを待ちましょう。話はもう説得力も薄いし、こんなんでいいんかいな、韓国の警察は節穴かザルかい!という出来です。 3点(2004-06-02 01:35:51) |
26. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 バスタブの中で抱き合うエドワードとサンドラ。なんと溢れんばかりの愛に満ちたシーンなのでしょう。とてもキューンとしてしまいました。エドワードの暖かな作り話のおかげで彼の愛は彼の死後も様々な人の心の中にいつまでも色あせない輝きを放ち続けるのでしょうね。彼の人格がいろんな人に影響を与えているからそうさせるのでしょうが、うらやましいですね。僕もあんな父親になりたいなぁ、と思いました。 9点(2004-05-30 21:59:46) |
27. 死に花
《ネタバレ》 やっぱりラストシーンでぐぐっときちゃいました。切ないですねぇ。でも、呆けるというのは周りから見ると結構切ないのですが、本人にとってはかなり幸せかもしれません。一番楽しかったあの頃に戻れるのだから。 (池袋シネマサンシャイン 5/22) 7点(2004-05-23 22:16:10) |
28. トロイ(2004)
《ネタバレ》 パリスは浅はかな奴だったけども、略奪したから戦争になったというのはきっかけであって、あの王様なら遅かれ早かれ戦争したような気もする。 ひとまず、スケールはでかかった。僕は指輪物語シリーズよりも好きだな。それはあまりCGが目立たなくて、人間の力を最大限に引き出して撮影されていたから。 ところで、あまり神は信じないほうが良いのでしょうかね。(Tジョイ大泉にて 5/23) 7点(2004-05-23 22:10:27) |
29. 猟奇的な彼女
峰のあっちとこっちで呼び合うあたりから少しウルっときました。最後のオチは、嘘だろ~ですが、映画だからアリかな。とても、良かったです。猟奇的な意味が良くわかりました。 8点(2004-05-09 02:37:21) |
30. ホーンテッドマンション(2003)
《ネタバレ》 根が単純なのか、面白く、そして切なく、ちょっと感動しました。 以降は僕がどこかで読んだうろ覚えの記憶です。もし勘違いだったらゴメンね。そしたら訂正します。 さて、下の方で、黒人はホーンテッドマンションの世界観に合わないというような意見もありましたが、そこがこの物語の本質です。そこにあるのが人種差別だからです。時は南北戦争前。館の主人(=白人)と黒人の召使いエリザベスが、互いに人種や身分を越えた深い愛情を持ってしまったがため、駆け落ちをも考えるようになります。しかし、家を代々守り続けてきた執事にとって、主人が黒人の召使いと結婚などしたら、末代までの恥。執事は主人の婚約者(=黒人)を殺害してまで、主人と家を守ろうとします。そして、エリザベスの恋文を偽の手紙に差し替えました。そうとも知らず、主人はエリザベスが身分差を苦に自殺したと思い込んで、自らも首を吊ってエリザベスの後を追って行ったのです。家を守らんがために取った執事の行動が、館中を巻き込んでの怨霊絵巻の始まりだったというわけです。 そういうバックグラウンドを思い浮かべながら映画を見てみると、怨念を残して館にさまよい続けている幽霊たちが、何か妙に切なく思えてしまったというわけです。 でも最後には一応のハッピーエンドで、998人(もいたのか?)のゴーストたちも天に召されることができ、素直にちょっと感動しました。 本当はそういうドロッとした部分も隠さずに、過去を多少でも掘り下げてくれたなら、大人も楽しめるストーリーに出来たんじゃないかという気がしています。うーん、でもディズニーだから難しいのかなって気もする。ま、それはさておき、またTDLに行きたくなりました。あ、あと、クモは殺しちゃダメだぞ! ★追記★すいません。やっぱ上の裏話は僕の勘違いだったみたい。監督は、最初主人を悪徳地主の白人で考えていて、奴隷の黒人女性と無理やりに結婚しようとして、それが嫌で黒人女性が自殺して・・・という物語を考えていたらしい。でも、ディープ過ぎるので今回のようなファミリー向けにしたとか・・・。確かにそれよりは今回の物語の方がいいですね。 6点(2004-05-08 20:46:18)(良:1票) |
31. キル・ビル Vol.2
中途半端にストーリー語るくらいなら、Vol1くらいハチャメチャの方が好き。だけど、クンフーの修行シーンは笑った。パイメイのズームに受けたよ。とてもわかりやすい。あと、子役がかわいかった。 6点(2004-05-06 00:16:05) |
32. チルソクの夏
《ネタバレ》 冒頭の現代の4人による会話は多少説明的なきらいがあって、少しだけ引いた。でも!1977年の彼女たちのみずみずしさと言ったら!彼女たちは「まず陸上ができること」を条件にオーディションされており、フォームがとてもきれいで、説得力がある。主演の水谷の高飛びなどは美しすぎる。ジョゼ虎で、輝きを放っていた上野も元気があっていい!陸上を通して、また、韓国人高校生との恋や交流を通して、より強くなっていく4人の絆が、正直うらやましい。クライマックスのなごり雪を抱き合い、泣きながら4人で歌うシーンなどは、女性ならとても共感できるのではないだろうか。僕は男性だから、こういう経験はないんだけど、きっと女性ならこうなんだろうなぁ、って思いながら、楽しく見ることができた。とても切ない、だけと爽やかで前向きな、ちょっと元気になるラブストーリーだ。 9点(2004-05-01 14:14:05)(良:1票) |
33. 金髪の草原
《ネタバレ》 池脇千鶴が良かった。伊勢谷は、体で老人を表現する演技はなかなかうまかったが、台詞まわしが今ひとつだった。棒読み?なんか呆けて20歳になったというより、わざと20歳の振りをしているようにすら感じた。あと、血がつながっていない弟(といっても同い年の設定)への恋愛感情ってーのが、今ひとつぴんときませんでした。なぜその弟に惹かれるのか、説得力のある描写がほしい。ってゆーか、友達もみんな年上に見えてしまう。ちーちゃんが幼く見えてしまうからか。老人の家の前での弟を交えた3人の会話は、コントかと思った。現実感無さ過ぎて。。。 でもま、ちーちゃんはとてもよかったので、5点です。 5点(2004-04-27 02:48:01) |
34. リリイ・シュシュのすべて
《ネタバレ》 ごめん。わからんかった。結局みんなリリィを通しては繋がってたんだけど、現実世界ではわかりあえなかったってこと??もう、さっぱりですわ・・・。あきまへん。それにさ、普通、自分が信仰してるアーティストのライブ会場で、いくらいつもいじめている奴が来てるからって、チケットぽい捨てはしないと思うよ、星野君!それは、そのアーティストを好きなのとは違うと思うんだよなぁ。そこがどうもリアルじゃない気がする。あと、蒼井優は、雄一が付いてたら死なずに済んだかもね。そう考えると、まったく雄一って奴は3人も殺して(うち、2人は見殺し)、どうしようもないアンポンタン野郎だ。もう、ほんとがっかり。一番のガンは担任だ。問題のありすぎる学級なのに、何も手を打ってない。あいつはクビだ。俺は娘をこんな学校に入れたくねぇ~(注:娘なんていません)。 ⇒でも、それが本当なんだろうな。 2点(2004-04-19 04:15:33) |
35. きょうのできごと a day on the planet
《ネタバレ》 普通が嫌とか、生活にドラマが欲しいとか言う人がいるけれども、僕はむしろ普通の生活からドラマが生まれると思っていたので、感慨深かったです。ただ、どこまでも普通なのかと思ったら、鯨のところで全員集合したり(他に野次馬はいない・・・)、壁に挟まれた男が同級生だったり、「普通じゃないジャン!」と突っ込みを入れたくなりました(笑)。 と、それはさておきこの映画、見えないところにドラマがある、ということを改めて教えてくれました。ブラウン管はその象徴ではないでしょうか。はじめ、壁に挟まれた男を深刻に取り上げていたレポーターが、収録が終わると結構冷酷。鯨の事件が起きるとさっさと移動。でも鯨の方も進展がないと、これまた結構冷徹に撤収。TVって結構そんなとこありますね。ま、人間の欲望の象徴ですから、そんなもんかもしれないが。逆に見えていても気づけないこともあります。たとえば、鯨の現場になぜ裸足の高校生がいたのか?自力で海に戻った鯨を見て自殺を思いとどまった高校生のドラマは、視聴者には伝わりません。僕的にには結構ここがグッときました。 一方、7人に目を転じると、西山には過去にドラマがあったわけだが、西山は西山自身だけが深刻だと勘違いしています。ところが、人のよさそうな正道にもドラマがあり、なよなよ君のかわちにもドラマがありました。誰もがそのドラマを知りません。そのかわちは、けいとに詰め寄られるが、けいとのそれが作戦であることを、かわちは知りません。真紀はけいとほどに中沢を知らないがゆえに、過去を知りたがっています(←これは普通の行動ですね) 映画自体は、僕はもういい年ですが、学生時代を思い出すようなダラダラさ加減で、懐かしかったです。また、ちーちゃんファンの僕としては、相変わらずちよがかわいくて好きです。かわちは、あれだからちよちゃんが付いてくれているんでしょう。うらやましい奴です。なんかこの映画見てると、誰か一人ぐらいには、「あ、なんか似てるかも~」って人がいますね。僕はどちらかというと、坂本みたいな、一歩引いた奴でした。だからあまりドラマとは無縁の人生でした・・・。(笑) 6点(2004-04-18 13:03:05) |
36. マスター・アンド・コマンダー
《ネタバレ》 映画としては面白かったが、あまり得るものはなかった。また、海に置いてけぼりにされるものもいれば、友人の医者は救われており、最初に置いてけぼりの人はちょっとかわいそうだった。あと、海尉にせっかく昇進した青年も残念だったねぇ。。。ラストは今ひとつおちゃらけ風だったので、僕は嫌いだな。 6点(2004-04-03 20:56:19) |
37. 花とアリス〈劇場版〉
《ネタバレ》 アリスと父親のシーンが好きです。別れ際の「我愛弥」、気づかない父、切ない。家族で過ごした日のアリスの記憶が宮本とのデートの中で再生されていて、2人じゃできない大縄跳びやハートのエースの逸話で、切なさも絶頂。つい涙させられました。相変わらず非常にノスタルジックに撮られており、温かく爽やかな感じがしました。また随所に笑える要素がちりばめられているし、有名漫画家やその作品のキャラクターも登場し、非常にリラックスして見れました。ゆったりした気分になれる良作です。 9点(2004-03-27 21:49:21)(良:1票) |
38. ホテル ビーナス
《ネタバレ》 最初の数十分は正直疲れた。けど、サイが微笑み出した頃から面白くなってきた。映像的にはあんまり映画~って感じの撮り方には思えなかった。正直ドラマでも良かったのかなぁ。。。でも、面白かったです。ただ、皆さんも言ってますが、最後の英語使いの彼は必要なかったのではないかと思います。何で出てきたのでしょうか??雰囲気が壊れてしまっています。。。僕、引いちゃいました・・・。 8点(2004-03-22 06:09:31) |
39. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
期待していたほどにはぐっと来なかったんですが、でも映像やスケールはすごすぎる。やはり映画館で見る映画ですよね。 でも長くて、足が疲れました。 7点(2004-03-07 22:01:36) |
40. 少林サッカー
なかなか面白いアクション映画?だったと思う。映画館で見たほうがもっと面白かったかもしれないが、映画館で見なくて良かったとも思う。時間をつぶしたとまでは思わない。 5点(2004-02-14 02:35:47) |