21. 息子の部屋
《ネタバレ》 何か大きなものをなくしたとき、泣いている間は楽なもの。想いを涙にすることで、言いようのない喪失感から逃れることができるから。しかし人はそんなにしょっちゅう涙を流してもいられない。悔やんでも戻らないし、せめて立ち止まりたいと願っても押し流されるように「日常」が始まる。息子を近くに感じるために会いたいと願った「彼女」は少年と一緒にやって来た。彼女と少年を乗せて走る車。ジョバンニは、このドライブの終点が何を意味するかを感覚的に悟っていて、もう少し遠くまで、もう少し、もう少しと車を走らせる。やがて夜が明け、国境に至る。息子の死はもう「過去」。決して言葉にはしないけれど、彼らの諦めともとれるような笑顔に、人間の強さや美しさを感じました。非常にリアルで美しい作品です。 9点(2004-05-19 00:11:59)(良:1票) |
22. マルホランド・ドライブ
怒りと妬みに満ちたベティの目が忘れられない。上手く言えないけれど、時が経つほどに胸を締め付ける。よって7点→10点。 10点(2004-05-17 21:48:13) |
23. キル・ビル Vol.2
感動した。変人が撮ったからこんなんなっちゃったけど、とても普遍的な愛に満ちあふれた、心温まるラブストーリーだ。変人よ、ありがとう。本当に美しい作品をありがとう。 [映画館(字幕)] 10点(2004-05-02 23:56:49) |
24. ツイン・ピークス〈TVM〉
何なんでしょうねこれは。あたしは見ちゃいけないものを見たんでしょうか。 1点(2004-04-12 14:02:55) |
25. ルパン三世 カリオストロの城
何度観ても毎回あのおじさまには心を盗まれてしまう。クラリスよ、いい恋をしたね。 7点(2004-03-28 02:56:35) |
26. タイタンズを忘れない
ルールがさっぱりわからずキョトーンとしてしまった。 4点(2004-03-28 02:47:37) |
27. 猟奇的な彼女
キョヌがアメザリの平井に見えてしゃあない。似すぎだろ!おかげでしょっぱなから親近感をもって見られました。このテのラブストーリーではあまり泣かない私をしっかり泣かせてくれた作品。恥ずかしながら、私にも若干サディスティックな一面があるので・・・。 7点(2004-03-27 22:48:06) |
28. ポストマン・ブルース
《ネタバレ》 最初に郵便物をビリビリ開封しているのを見て、このことがいつバレるかと心配してたので、あのラストはとてもホッとした(笑)。DRIVEは寺島進の強烈なキャラクターで引っ張っていってるが、こちらはじわじわ笑える。事実、見た直後より今の方がニヤニヤしてしまっている。 7点(2004-03-25 23:17:55) |
29. 耳をすませば(1995)
《ネタバレ》 悩んだり、焦ったり、背伸びしたり。誰もが思春期に感じたような、キュウンとするあの感じ!ああ、懐かしい。みなさんが違和感を感じているプロポーズに関しても、実はあたしも十代の頃は照れもせず「結婚しようね」なんて言ってたりしたのでこれまたリアル(笑)。鑑賞中、恥ずかしながら雫と同じ目線になれた自分を嬉しく思った。 8点(2004-03-13 19:04:45) |
30. 十二人の怒れる男(1957)
感服。 8点(2004-03-09 23:36:19) |
31. スナッチ
なんかねぇ、腹から笑えないんですよ。それがもんのすごい悔しい。少林サッカーを笑えなかったのとはわけが違う。あ~~~悔しい!! 7点(2004-03-04 23:39:30) |
32. テルマ&ルイーズ
自首しろ、自首! 3点(2004-03-02 23:11:51) |
33. ワイルドシングス
濃厚なカラミに目を奪われている間に、「あれ?あれ?ありゃ~~~~!?」。観客を裏切ることだけに全力を注いだような映画。いや~、観てよかった。気持ちいい。ある意味フロムダスクティルドーンと同じで、二度と同じ手は使えないけれど。 8点(2004-03-02 22:56:48) |
34. 用心棒
巨匠の作品は「私なんぞに理解できるはずが無い」と敬遠していたけれど、冒頭で犬が手首をくわえてタッスタッス歩いているのを見て、自分はこの映画に受け入れられているのだ、と安心した。なぁんだ、おもしろいじゃん!! 7点(2004-03-02 22:33:06) |
35. リトル・ダンサー
笑えて泣けてすがすがしいのは、ショーシャンクより断然こっち。 10点(2004-03-02 22:20:12) |
36. ラスト サムライ
去年劇場で観た映画のほとんどにこの作品の予告があった。ニッポンの歴史と名優を引き立て役にした、トムクルーズの自己満アイドル映画だろうとバカにしていた。ところがどうだ!トムクルーズはストーリーテラーに過ぎない。クラスで言うと書記だ。殺陣もスローにしてくれたり、合戦の戦術も細かく描いてくれたり、時代劇ビギナーでも十分わかりやすい仕上がり(アメリカ人だから当然か)。トムと小雪の絡みは不要だった(あってもいいけどあれはやりすぎだ)けれども、彼がいなければこんな莫大な予算でニッポンバンザイ映画を撮ることもなかったのだからあれくらいの華は持たせてあげても良いだろう。たとえ予算があっても、マゾ気質な日本人には自国の歴史をここまで美化することはできない。たとえまったく同じものを日本人が作れたとしても、観客も遠慮してしまって素直に楽しめなかっただろう。ありがとうアメリカ。感謝の意を込めて満点を捧げます。 [映画館(字幕)] 10点(2004-02-23 01:47:38)(良:1票) |
37. 容疑者(2002)
私にはまだ子供がいないけど、産まれたら精一杯愛そうと思う。 7点(2004-02-19 20:43:17) |
38. たそがれ清兵衛
いまだに「真田広之=高校教師」だった私にとって、これは革命。最初から最後まで彼の魅力にグイグイ引っ張られてしまった。清兵衛の優しい性格が全体に滲み出ている上、果たし合いはこれ以上ない程男前だった。ラストの勝ち方はちょっと間抜けだけど。メディアも宮沢りえの7冠だか8冠だかを騒ぐ前に真田広之の殺陣をほめてやってくれよ。頼むから。---地上波放送にて二回目の鑑賞(サッカーと二股で)。↓おっしゃる通り、清兵衛には色気がある。静かな男の色気。ラストサムライの氏尾には無い匂い。あぁ、思い出したらなんかドキドキしてきた。清兵衛さまのところなば、嫁さ行ってもえがんす。 8点(2004-02-16 22:48:12)(笑:1票) |
39. Love Letter(1995)
こんなに良い映画だったっけ?雪の中の喪服といい、揺れるカーテンの向こうの柏原崇といい、白い色がとても美しい作品。1回目はヒロコ≠藤井樹、中山美穂=酒井美紀という設定に混乱してしまったけれど、どうやら今回は純粋に楽しむことが出来たようです。トヨエツはどこ出身なのか知りませんが、大阪とは明らかに違い、神戸っぽさが出てて好感もてました。 6点(2004-02-16 19:24:10) |
40. タイタニック(1997)
車内でのラブシーンはかなりテンション上がった(笑)。 [映画館(字幕)] 8点(2004-02-14 21:05:20) |