21. 処刑人
DVD特典でノーマンリーダスが映画に込められたメッセージを語っていましたが、あの兄弟のかっこよさとウィレムデフォーのキレっぷりだけでお腹いっぱいです。 7点(2004-03-02 23:05:24) |
22. 12モンキーズ
《ネタバレ》 最初見ておもしろいなぁ~と思って、もう一度見てやっぱおもしろいよなぁ~と思って、三度目にやっとブラピが犯人でないことが分かりました。真犯人を勘違ったまま3回も観た自分・・・若かった。 7点(2004-03-02 23:04:16) |
23. ワイルドシングス
濃厚なカラミに目を奪われている間に、「あれ?あれ?ありゃ~~~~!?」。観客を裏切ることだけに全力を注いだような映画。いや~、観てよかった。気持ちいい。ある意味フロムダスクティルドーンと同じで、二度と同じ手は使えないけれど。 8点(2004-03-02 22:56:48) |
24. ユージュアル・サスペクツ
《ネタバレ》 ケビン・スペイシーの嘘が次々に明らかになっていくシーンでは鳥肌が立ち、彼の歩調が変わるシーンでは溜め息が出た。 9点(2004-02-23 22:08:13) |
25. ストレイト・ストーリー
北野映画を観ているようだ、と思った。ゆっくりと流れる、穏やかな時間。しかしその全編に漂う、ピリピリと乾いた空気。デビットリンチの作風を知って、なるほど納得。どちらも凶気と暴力を描いてきた人だったのですね。どんなに優しい顔をしていてもどこか恐ろしい、変装した殺人犯みたいな映画。 10点(2004-02-23 22:06:41) |
26. スネーク・アイズ(1998)
普通におもしろかった。あとでデパルマだとか長回しが話題だとか言われても、あれ?そうだったの?という感じ。 5点(2004-02-17 21:54:44) |
27. 交渉人(1998)
居場所を吐いたのが女性秘書なことが気に入らないのでマイナス1点。そんなに女は信用ならないのか! 9点(2004-02-16 23:39:57) |
28. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 マシューは実に中途半端。結局どうして欲しいんだよお前は?と。でもそこがとても人間らしくて、好感はもてないけど共感してしまう。ひとりで罪を背負わされるのは理不尽で納得はいかないけれど、彼はシスターの力を借りて彼なりに償いとしての死を受け入れた。それは他人がどうこう言うことではないのでしょう。なぜかあまり好きな作品ではないけど、何はともあれショーン・ペンです。彼のチンピラは実にリアルです。 5点(2004-02-16 23:02:50) |
29. Love Letter(1995)
こんなに良い映画だったっけ?雪の中の喪服といい、揺れるカーテンの向こうの柏原崇といい、白い色がとても美しい作品。1回目はヒロコ≠藤井樹、中山美穂=酒井美紀という設定に混乱してしまったけれど、どうやら今回は純粋に楽しむことが出来たようです。トヨエツはどこ出身なのか知りませんが、大阪とは明らかに違い、神戸っぽさが出てて好感もてました。 6点(2004-02-16 19:26:23) |
30. もののけ姫
はいすいません。私もナウシカと比べます。何なんでしょう?この差は。ナウシカでは目の前に突きつけられる彼女の神のような愛と人間の愚かしさに涙がとまらなかった。アシタカの強さには憧れたし、イノシシの皮被った奴らには本気で腹が立ったけど、こちらでは泣かなかった(ちょっとしか)。いまいちシシ神様の存在意義が分からなかったというか、敬う気持ちになれなかったのが大きな敗因かな。つまりわかりにくかったということでしょうか(結局)。でも確かに伝わるものはあったし、何度も何度も繰り返し観たらいつか10点つける日がくるような気もする。 6点(2004-02-13 21:55:33) |
31. 愛する(1997)
手紙で締めるあたり、いかにも小説の映画化といった感じ。観てて恥ずかしくなるような演出満載。男と女が手を取り合ってグルグル回るなんて、いつの時代だよ。でもまぁ渡部篤郎目当てだったので4点。 4点(2004-02-13 20:07:59) |
32. RONIN
この映画を見る姿勢が間違っていたことをラストで知る。もっとポカーンと観なきゃいけなかったのね。 4点(2004-02-13 17:49:46) |
33. ギター弾きの恋
《ネタバレ》 ドキュメンタリーはまったく観ないのであの手法は新鮮だったし、実在しないならなおさら「やられた!」だった。エメットを好きになれなかったので評価は低め。ハッティはかわいかったなぁ~!! 5点(2004-02-11 13:33:33) |
34. パッチ・アダムス
尊敬すべき、素晴らしい人物であるとは思うんだけど、どうもこの映画は好きになれません。レナードの朝は好きだけど、こちらはどこか偽善的な匂いを感じる。実話でなかったらもう少し評価を下げてもいいかと。 4点(2004-02-08 20:04:39) |
35. CUBE
結局よくわからんところがイイ!こんな低予算でここまでピリピリ・ゾクゾクさせられるなんて、クリエイターとして尊敬します。素晴らしい! 9点(2004-02-08 19:56:15) |
36. ファイト・クラブ
「殴り合ってみて初めて分かる真の友情(くだらなそう..)」みたいな感じかなーと思ってたので、ガツンと不意打ちくらった感じです。いいねぇ、こういうの。 8点(2004-02-08 19:43:43) |
37. レオン(1994)
好んで映画を観るきっかけとなった作品。初めてみたときはものすごい衝撃で、その頃は何度も何度も繰り返し観たものです。今観るとなぁんだ~って感じですけど、今でもあの曲を聴くと胸がきゅーっと締め付けられる。この映画がなければその他の名作を観なかったかも知れないなーと思うと、とても大切な作品。 8点(2004-02-08 19:39:31) |
38. 6デイズ/7ナイツ
コメディなら最初からそう言ってくれ。ガッカリしないように。 4点(2004-02-08 19:11:53) |
39. プライベート・ライアン
オープニングの印象が強すぎて他に目がいかなかった。あれはスゲー。----というわけで二回目鑑賞。感動の押し売りはしないし、細かいエピソードも嫌いじゃない。ドッグタグを探すシーンなんか、やけにリアルでいい。でも、どうもしっくりこない映画だなー。 5点(2004-02-07 12:51:38) |
40. 評決のとき
《ネタバレ》 トーニャが生きているということが全体にリアルな深みを与えていると思う。あの二人の若者は殺人までは犯していないが、地獄を見た少女は心と身体に深い傷を負って生きていかなければならない。トーニャが教会に現れるシーンが印象的だった。サンドラブロックと無罪判決がこの映画の娯楽性を象徴していて、それらの点はあまり納得がいかない(娯楽映画は大好きですが)けれど、そのくらいの軽さは必要だったのかも知れない。最終弁論も結局「情」かよ・・・でしたが、だからこそそこに救いがあった。情で人を裁くことはとても安易で危険だけれども、人間には素晴らしい機能(=情)があるのだ、と。それが差別やKKKを生むのだ、と言われてしまうと言い返せないのだけど・・・。いろいろ考えさせられつつも後味は良い、私にとっては珍しい映画でした(こんなに長いレビューも珍しい)。 8点(2004-02-04 22:54:41) |