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21.  阿修羅のごとく 《ネタバレ》 
NHKのドラマも原作も全く見てません。そもそも私は向田作品が好きじゃない。だから期待もせずに観た。森田芳光監督死去のニュースを聞いて何日か経つわけだけど、これは観てないし、どうなのかな?ぐらいの気持ちで借りてきた。キャスティングに関しては素晴らしい。好きじゃない向田作品にしてはそれなりに楽しめたし、いや、思ったより楽しめた。大竹しのぶと桃井かおりの玄関先での壮絶なバトル、桃井かおりの放つピストルのおもちゃには噴出してしまった。黒木瞳の大人の色気、更に色気と言えば黒木瞳演じる長女の旦那を誘惑する女の木村佳乃の色気も忘れられなくなりそうなほどです。森田作品と言えば「ハル」ですっかりファンになってしまった深津絵里も良い。中村獅童演じるおかしな男にジャムパンが大好きなんです。大好きなんです。とか言っていきなり言われてそれでも一緒になることを選ぶなんて、何て良い女だ。深田恭子に関してはまあ、こんなもんかな?彼女には「下妻物語」の桃子のようなぶっとんだ役のが似合う。あっ、そうそう、四人の姉妹の母親役の八千草薫が如何にも昭和の良き母って感じで良い。女優陣に比べると男優陣は仲代達矢は良いが他がどうもいま一つ。小林薫の駄目ぷりも中途半端と言うか弱い。どうせ駄目男演じるならとことん駄目な男、例えば川島雄三監督の作品や成瀬巳喜男監督の作品に出てくる駄目男ぐらいの駄目ぷりが観たかった。小林薫の「女は阿修羅」って台詞を聞いて、なるほどね。女が阿修羅なら男は原だな?なんてくだらんことを思ってしまった。最後にもう少し!森田芳光監督「家族ゲーム」や「の・ようなもの」で見せた才気をもっと観たかった。良い役者と良い脚本にさえめぐり合えればまだまだ凄い映画を撮れるだけの実力はあるはず。それだけに61歳という若さでの死は残念です。ご冥福お祈り致します。
[DVD(邦画)] 6点(2011-12-27 21:28:42)
22.  Mr.インクレディブル
面白い。子供も大人も男も女も関係なく楽しませてやろうという本気が感じられる。スーパーヒーローの父親、そして、母と娘と息子、更にヒーローに憧れる少年、様々なものが色んな角度から描かれている。下手なハリウッド大作映画よりもずっと良いし、昨今の宮崎アニメよりも圧倒的に面白い。アニメなんか興味ない。アニメ映画は宮崎アニメしか観ないぜというような人にも安心して楽しめる映画だと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2011-12-26 22:12:54)
23.  シムソンズ 《ネタバレ》 
ベタ、思い切りベタである。何のひねりもない。至ってシンプル。この映画の主人公、四人の女の子達の姿は世の中の落ちこぼれと言われている人達、勉強も出来ない。だからと言ってスポーツもけして出来るわけでもなく、ドラえもんの「のび太」みたいな存在、コンプレックスの固まりである彼女達への応援であり、どんな理由であれ、何かに対して目標を持って頑張る姿は観ていて応援したくなるし、応援せずにはいられなくなる。和子と美希との衝突や同じように和子と史江との衝突、そんな間に入って何かしたくても不器用で上手く持っていくことの出来ない菜摘、コーチの過去の出来事、嘘付いてまで勝ちたくなかった為に正直に申し出て負けたという過去を知った彼女達がその後、絶対に嘘は言わないと約束し、衝突しあっていた四人が仲直りするシーンでの最後の嘘(史江の投げた五円玉が表なら続ける。裏ならカーリングを辞める。)はこれで嘘は最後にしようという現れであると感じることが出来るし、エンジェルスとの優勝決定戦で美希が和子に対して「このチームでオリンピックに行きたい。」と言う場面で本当の仲間になれた喜びを四人は感じることも出来た。最後の一投を和子の思うように託した他の三人の仲間意識、試合には負けたけど彼女達は試合で勝つこと以上に幸せな何かを掴んだに違いない。四人揃って観客、最後まで戦った相手チームに対しても精一杯戦った喜びを噛み締めて歓声、拍手に応える姿はこれこそスポーツマンに相応しい。0から始まる物語、たった1点だけどその1点取ることがどんなに嬉しいかよく解る。そういう喜びを味あわせてくれる映画です。
[DVD(邦画)] 8点(2011-12-15 21:40:35)(良:1票)
24.  ハイジ(2005)
「ハイジ」の実写映画なんて存在しているとは知らなかった。これは明らかにアニメの方に思い入れがあればある程、軍配を挙げたくなるし、どうしたってアニメと比較してまう。するなという方が無理です。ハイジ自身は可愛いけど着ている服やクララの服の色、髪型も何か違う。アニメのクララに比べると健康そうで弱そうには感じない。おんじもペーターもロッテンマイヤーさんもクララのお父さん、お婆さんもほぼイメージに近くて、そういう意味では良しである。セバスチャンが二枚目なのは驚き。アニメで何度も見ては楽しんだり感動した場面が描かれている点は大いに評価しても良いし、映像も美しくて良い。ただやはり全体的な印象としては短すぎる。もっと観たかった場面もかなりある。あと、クララが立つのがあんなにも簡単なのはそれはないだろ?て思う。最後にこれだけは絶対に言える。少なくとも日本人が同じように自分達の国である日本のアニメを実写するとほぼ百パーセントに近く駄作になる。その原因の多くはアニメ、原作を利用するだけの金儲け主義に走り、元の話への愛を感じられないがそれに比べるとこの映画を撮った人達は愛というものを感じる。はっきり言えば海外の映像作家、監督をはじめとする関係者達には映画愛、アニメ、原作に対する愛情が感じられるという意味では日本人よりも上である。日本の監督をはじめとする人達にはその点をきちんと考えて作って欲しい。どう考えてもアニメには勝てない作品ではあるが、この映画にはとにかくハイジへの愛が感じられる。だから不満も多いけどそれなりに楽しむことは出来た。
[DVD(字幕)] 6点(2011-12-14 21:46:12)(良:2票)
25.  ムーラン・ルージュ(2001)
初めて見た時は何となく退屈な映画だなあ!ぐらいしか感じなかったけどその後、数多くのミュージカル映画を見て、そして、このサイト内で色んな方にミュージカル映画の持つ魅力、楽しみ方を教えてもらった今、見直して観ると最初見た時よりもずっと楽しめた。音楽の持つ凄さと美しさ、主演のニコール・ギッドマンの魅力に取り付かれてしまいそうになる。この映画は音楽、雰囲気を味わう為の映画であろう。その雰囲気に前は馴染めなかったけど今では馴染める。同じようにアカデミー賞受賞したミュージカル「シカゴ」よりもずっと良い。
[DVD(字幕)] 7点(2011-12-01 21:27:02)
26.  奥さまは魔女(2005) 《ネタバレ》 
何だ。意外と面白いじゃん。ここでの点数の低さから全く期待せずに見たからかもしれないけど思っていたよりも楽しめたのはやはりニコール・キッドマンが可愛い。美しい上に文句無く可愛い。そして、面白い。眼をきょろきょろ動かす仕草、鼻をぴくぴく動かす仕草もどっちも本当に可愛い。この映画を見てやっぱり思った。ニコール・キッドマンには文芸作品よりも例え出来栄えは滅茶苦茶であってもコメディの方が圧倒的に似合うし、可愛く見える。もっともっとコメディ映画に出て欲しい。そんなニコール・キッドマンが魔法の世界よりも地球上で恋がしたいと願うのに対して馬鹿馬鹿しいと怒る父親のマイケル・ケインの可笑しさ、更にあのシャーリー・マクレーンの老婆も笑える。ニコール・キッドマンが直ぐに来て、電話に出てと頼んでいる後ろでくっついて動くシャーリー・マクレーンとの二人の馬鹿馬鹿しいやりとり、ストーリーはもう滅茶苦茶だけどニコール・キッドマンの魅力的な可愛さだけでつい半分の点数挙げてしまいくなる。雰囲気に酔いしれる為の映画だと思う。だからその雰囲気が私は楽しめたのでこんな高い点数にしてしまった。この映画の残念な点に関しては相手役だが、どう見ても猿にしか見えない。あんな猿野郎が俺のニコール・ギッドマンとあんな良い思いしやがってと嘆く男達がどれだけいただろう?
[DVD(字幕)] 7点(2011-11-23 18:00:27)(良:2票)
27.  人生万歳!
すげえなあ!よくしゃべるし、そのしゃべりにしても半端なく、相手に対しても容赦なしの常にマイペースな年寄りが娘というよりも孫でも良いぐらいの若い女の子を自分のペースへと持っていくその持っていき方がとにかく凄い。ここまで口うるさい爺さんなのに嫌な気持ちにならずに普通に楽しめてしまったのはやはりあの爺さんがウディ・アレンじゃなかったからである。ウディ・アレンはとにかくもう監督と脚本に専念してください。この映画が楽しめたのはとにかくウディ・アレン自身が出てなかったからである。大笑いするほどではなかったけど所々で笑える場面もあったりして、ウディ・アレン作品らしい映画だなあ!と思いました。
[DVD(字幕)] 7点(2011-11-19 20:31:04)(良:1票)
28.  スクール・オブ・ロック
ロックへの愛情、情熱、漲るパワーにとにかく圧倒させられるのと面白いのなんのって。ジャック・ブラックはこの映画一本で私の中で忘れられなくなりました。ここまで弾けてくれれば言うことなしです。何かに対して燃やす愛、それが他人から見たら変人扱いされても自分の好きなもの、好きなことをやりとげる主人公とそれに共感する生徒達とのやりとりも素晴らしく、出来ることなら映画館で見たかった。
[DVD(字幕)] 9点(2011-11-16 20:56:34)
29.  タロットカード殺人事件
完全にスカーレット・ヨハンソンを観る為のような映画である。ウディ・アレンは監督としての才能も脚本家としての才能も両方兼ね備えた人物であることは解るが、それにしても監督と脚本だけに専念していれば良いものを監督だからと言って倍は離れているであろう若い女性、しかも金髪で美人でナイスなおっぱいの持ち主であるスカーレット・ヨハンソンを自分の思うように好きなように描いているのが解る。改めて監督て商売は良い商売だなあ!というのがこの映画を観ていると感じます。コメディタッチな雰囲気も良いし、作品全体のテンポもラストも良いんだけど何か物足りないのとそれとやっぱりウディ・アレン、出過ぎ。相手がスカーレット・ヨハンソンだからそれでも楽しめたものの、相手の女優も同じようなタイプのベテラン女優ならと思うととてもじゃないけど観れたものではない。とにかくスカーレット・ヨハンソンあればこその映画だと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-14 21:56:38)
30.  ザ・マジックアワー 《ネタバレ》 
三谷幸喜監督作品では「ラジオの時間」以降、久しぶりに楽しめた。映画の中で映画を撮るという試みとその雰囲気作り、この映画は雰囲気を楽しむ映画と思って見れば良いぐらいにとにかく映画を撮るということと、映画の雰囲気、色んな映画のパロディ、あれはあの映画のパロディなのか?あれはあの映画に対するオマージュなのか?というような感じで観れば楽しめる。まあ、長いと言えば嘘になるし、もっとテンポよく撮って欲しいという不満もあるがこの映画に対する三谷幸喜監督の思いや市川崑監督の「カット!」の一言を見せてくれたことで市川崑監督作品ファンである私としては何だか嬉しく思えてきて見て良かった。三谷幸喜監督は間違いなく沢山の映画を見ていることが改めて解る一本でもある。
[DVD(邦画)] 7点(2011-10-23 18:42:32)(良:1票)
31.  至福のとき 《ネタバレ》 
最初、少女ウー・インが出てきた時、あれ?何だか少しパッケージの写真と違うぞ!例えるならAVのパッケージの女優と実際の女優とでは違うみたいな?いや、そんなに沢山、見てるわけではないけれど、そんな感じにしか思えず、ところがあの社長さんに色々とお世話になっていたり、同僚の社員仲間達と触れ合っているうちにどんどんと可愛く見えてくる。チャン・イーモウ監督は相変わらずロリコンである。少女に自分の好みなのか?のような画き方、そして、相変わらず画面全体を支配する色への拘り、赤、赤、そして、赤。人間の繋がり、血というものの色への拘りを感じさせる映像美!少女が最初に世話になる家のデブの母親とその息子、これまたとんでもないデブで親子揃って腹が経つほど性格が悪い。少女が眼の見えないことを良いことに偽のお金を渡す人達も見ていて腹が立つ。登場人物に嫌な奴が沢山いる中での社長さんの優しさ、そんな社長への感謝の気持ちと偽のお金を渡す人達に対しても同じく感謝の気持ちをテープに吹き込む少女の純粋さがこの映画のテーマではないだろうか?
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-17 20:58:02)(良:1票)
32.  純喫茶磯辺 《ネタバレ》 
こういう喫茶店、何だか今はあるのかなあ?昔はよく見かけたような感じの雰囲気がよく描かれているし、駄目親父、下心丸出しで自分好みの女性をアルバイトとして雇うのも同じ男としてよく解りすぎるぐらいである。だからこそそんな馬鹿親父(宮迫博之)の気持ち、行動が何とも哀れでならないぐらいである。そして、そんな父親を冷めた態度で見ているどこにでもいそうな女子高校生演じる仲里依紗が絶品である。それとは対照的に麻生久美子、もっと良い役を与えてあげたくなる。喫茶店にやってくる客の一人一人の色んな一面、その中でも他の客に毎回のようにマスターと間違えられるミッキー・カーチスが面白かった。見ている分には面白いし、でも何だかちょっと吹っ切れないもどかしさが感じられる。6点ぐらいかなあ!とも思ったけど女優陣、何度も言うけれど特に仲里依紗の可愛さ、彼女の演技、自然体の女子高校生ぶりに1点プラスしたくなってしまったということで7点!
[DVD(邦画)] 7点(2011-10-10 21:46:56)
33.  川の底からこんにちは
何だか最初のうちはかったるいなあ!借りてきて失敗したかも?と思っていたものの観ているうちに段々と面白くなっていくし、人間なんて所詮は馬鹿な生きものなのさ!自分の欠点を全てさらけ出す佐和子(満島ひかり)にそうだよね。自分では解っていても他人に言われると腹が立つけど、それでも自分の気持ちを恥ずかしいとは思わずにさらけ出すことがどれだけ勇気が必要か?思い切って開き直る主人公の姿は全ての人への応援のように感じられて共感を覚えずにはいられなくなる。満島ひかりの泣き顔と怒りに満ちた表情の素晴らしさ、今の日本の若手の俳優(女優だけでなく、男優も含めて)ここまで観る者に表情だけで惹き付ける魅力的な人は他にどれだけいるだろう?
[DVD(邦画)] 8点(2011-10-05 21:10:57)(良:1票)
34.  美しい夏キリシマ 《ネタバレ》 
「美しい夏キリシマ」とあるようにキリシマの夏の風景の美しさが印象に残る。そんな中、戦争映画なんだけど戦闘シーンは出てこない。戦闘シーンを描かずに戦争の苦しさ、戦争体験者の苦しみというものを描いている。予想に反して男と女の情事の場面もちらほら出てくるというのには驚かされたが戦地において生きる男女の葛藤、家族達の思い、美しいキリシマの夏の風景の中で見せるこの何ともやり場のない怒りのようなものがひしひしと伝わってきて黒木和雄監督自身が実際に戦争を経験しているからこそ描ける映画なんだと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-27 22:24:21)
35.  オトコのキモチ♂
何ともアホなこの主人公がタイトル通りの男の気持ちというものをよく表している。ここまで馬鹿な男を同じ男として痛いほど解りすぎて思わず笑ってしまうし、本当にどうしようもない馬鹿だ!ところで私としては男の気持ちは男だから解るし、この主人公の気持ちもよく解る。どうせなら「女の気持ち」の方をもっと知りたい。そう思っているのは私だけじゃないはずだ。どんな失敗作になろうとも「女の気持ち」という映画があれば絶対に観ます。
[DVD(字幕)] 7点(2011-07-02 20:29:32)
36.  単騎、千里を走る。 《ネタバレ》 
チャン・イーモウ監督と高倉健という何とも夢のようなコンビである。日本人の憧れ、不器用であるけれど、それをちっとも鼻にかけずに観る者に感情移入させてくれる高倉健という一人の男をどう撮るか?に注目して観るも、あれ?健さんがここではまるで不器用とは反対に起用に携帯電話やデジカメを使いこなすのを観ると私の好きな高倉健ではなく、違和感を感じてしまいます。全編美しい中国の風景、壮大なる景色の美しさ、ドキュメンタリータッチな映画作りなどの楽しみを感じさせる映画としては評価出来るし、それでも何か違う。高倉健に携帯電話は使って欲しくない。健さんはいつまでも不器用な男の哀しさを背中で表現し、任侠映画の中で見せてくれるような義理と人情に厚く、ここぞとばかりに強き男の姿を見せてくれる男というものを私は見たい。ロードムービーに高倉健、山田洋次監督のあの名作でも無口でいることがどれほどかっこ良いか見せてくれている。余計なことは言わない。言わなくても相手に伝えることの出来る高倉健という俳優の持ち味が携帯電話を話すではまるで別である。映画としてはよく出来た映画だと思うけど、感動という意味でもさほど感じられず、チャン・イーモウ監督作品として見てしまうと物足りなく感じてしまう。つまらない映画ではなかったので一応は6点は付けてみるものの7点以上となるとやはり付けられません。
[DVD(字幕)] 6点(2011-04-17 18:42:15)(良:1票)
37.  ボルト 《ネタバレ》 
現在、公開中の映画「塔の上のラプンツェル」が凄く好きです。その同じ監督てことで期待して見たけど、あれ?これってディズニーではあるけれど、ウォルトディズニーの面影はほとんどなく、完全にピクサーの映画的なアクション、スピードで突っ走る感じが強い。ボルト自身はとても可愛くて頑張れと応援したくなる。ただ、ボルトについてまわるあの黒い猫の存在が私にはうっとうしくてならない。ボルトが活躍するラストへの流れそのものは見ていても面白いし、ペニーが偽者のボルトを抱く場面を景から見ている本物のボルト、この場面のペニーとボルトのお互いの表情の刹那さが心を打つ。それでも私の大好きなディズニーとは何か違う。私の本当に大好きなディズニー映画にある主人公、特にヒロインの魅力、歌う場面の存在しないことへの不満がこの映画にはある。下手なハリウッド大作など観るよりはずっと楽しめるし、好きだけど、でも私には素晴らしい音楽、惚れ惚れするようなダンスシーンのないディズニー映画は一度、見ればそれで十分です。
[DVD(字幕)] 6点(2011-04-03 22:46:34)
38.  チアーズ!
ほとんどノリだけで突っ走る感じの映画です。冒頭の夢の場面、あんな場面に遭遇してみたいと思ったのは私だけでないはずです。チアガール、やはり良いね。私も是非、仲間に入れて欲しい。でも間違っても男である以上、私にはチアガールには絶対になれない。ナイスバディのチアガール達を下から支える。羨ましい限りである。
[DVD(字幕)] 7点(2011-04-02 15:07:32)
39.  カールじいさんの空飛ぶ家
大好きな「モンスターズ・インク」と同じ監督ってことで期待しすぎたか?最高のスタートを切りながら何だか後半の展開、カールじいさんが憧れていた冒険家チャールズ・マンツが登場してからというもの、何か吹っ切れないもどかしさが残る。何故?悪役にしたのだろうか?正義のヒーロー、もっとかっこ良い冒険家というものを私は見たかったし、見たい。カールじいさんのエリーに対する愛の深さ、優しさ、空を飛ぶ家という発想の面白さ、沢山の風船、そういう良い場面が沢山、存在するだけに何か勿体無い気がしてならない。あの少年も私には果たして必要だったのか?やたらしつこい少年てのも嫌です。もっと可愛げのある子供というものを見せて欲しい。見所たっぷりで楽しめる反面、やれきれない映画でもあって、そう考えての6点という評価にさせてもらいました。
[DVD(字幕)] 6点(2011-03-23 22:00:21)(良:1票)
40.  モンスターズ・インク
ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!て叫びたくなるほどやられた。なんて可愛さなんだ!ブーに対するサリーの優しさ、もう駄目です。この映画の持つ心温かい眼差し、全てが大好きでたまらん。ブーになりたい。でも私は男だから絶対に無理!ブーが欲しい。ブーの父親になりたい。ブーの父親が駄目なら兄でも良いからブーの家族になりたい。ブーのフィギュアも欲しい。ブーのポスター、ブーに関するものなら何でも欲しい。とにかく好きで好きでたまらない。こんなアホなコメントしか書けないけど、好きです。好きです。文句なしに満点!
[映画館(吹替)] 10点(2011-03-21 21:53:49)(笑:1票)
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