21. ウォレスとグルミット、危機一髪!
《ネタバレ》 仕方のないことと言えば仕方がないが、会社組織で作るクレイアニメには「手作り」の感覚が希薄になってしまいスケールの大きな話には面白さを感じはするも感動までは至らないのでこの点数。この映画で私はイギリス人のボンドカーから始まる「改造車好き」の精神を、強く感じました。(大げさか) [DVD(字幕)] 7点(2006-05-13 10:30:18) |
22. ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ!
魅力的なキャラとストーリーの楽しさについては皆様とまったく同感なので割愛。私の感じるこの作品の魅力は「クレイアニメの魅力たるほのぼのとした手作り感」と「クレイアニメの限界を超えたスピード感ある映像表現」が絶妙なバランスで成り立っているという点。特にラスト5分の追跡シーンは、1コマ1コマを撮影するクレイアニメの手法から考えればありえない程の労力と時間がかかっているわけで、その心意気に拍手。30分しかないの?では無くて、30分もあるの、これ?というのが初見した時から今でも続く感動。 [DVD(字幕)] 9点(2006-05-13 10:07:49)(良:1票) |
23. スウォーズマン/女神伝説の章
《ネタバレ》 宝塚から流れる「男装の麗人」という描写に慣れている日本人からすればブリジット・リンの東方不敗はドンピシャなキャスティングでしょう。(個人的には「北京オペラブルース」なのですが)初めて行った香港旅行の最大の思い出はTV「笑傲江湖」を見る機会があり、男優が東方不敗を演じていた事です。後日読んだ原作もそんな感じだったのですが、山城新伍が女装したみたいでビックインパクトでした。そんな思い出。 [映画館(字幕)] 6点(2006-05-06 00:36:47) |
24. ブロークン・アロー
《ネタバレ》 映画において「荒唐無稽」は大いにやっていいが、「無神経」では困るのよ。核爆弾爆発させて、どうすんじゃ! [映画館(字幕)] 4点(2006-04-17 21:25:41) |
25. ハード・ターゲット
製作プロダクションからの制約に苦しんだ監督、自分の進めたいスタイルで演じられなかった主役、スタントマンの怪我による訴訟問題で製作に関わっていた人達には踏んだりけったりの作品になったのだろうが、アメリカへ渡ってからのジョン・ウー作品ではこれに一番愛着がある。(それは多分製作総指揮に関わったサム・ライミの影響からと思うが)魅力的な悪役(ランス・<ビショップ>ヘンリクセンにアーノルド・<イムホテップ>ヴォスルー)さえ付けとけばアクション映画ってなんとかなっちゃうんだなぁ、と感じた映画。 [映画館(字幕)] 4点(2006-04-17 21:20:42) |
26. ショーシャンクの空に
先にキングの原作を読んでしまいその淡々とした進行に好感を持っていたのでラストシーンへの盛り上がりに乗り切れず。作品に対して期待しすぎた私の方に多分問題あり。ごめんなさい。 [DVD(字幕)] 5点(2006-04-17 16:36:09) |
27. フェイス/オフ
私にとってのジョン・ウー作品の魅力というのは「誇りを失った男の、復権の物語」なのに演出が「顔変わっちゃったよ、取り戻さなきゃ」という内容ではどんなにアクションが凄くても仏作って魂入れず。失礼しました。 [映画館(字幕)] 5点(2006-04-17 03:32:19) |
28. ナチュラル・ボーン・キラーズ
この監督がメディアを通じて問題提起をし、世間に対して訴えていくというやり方は天才的と思えるがそういったやり方が私は嫌いだ。やっていることは意見の押し付けであって観客を置いてきぼりにしている、という不親切さもあるし何より役者を使ってやる事ではないだろう。この映画では役者が力演をしている分かわいそう、とも感じてしまう。 [映画館(字幕)] 2点(2006-04-17 03:12:20) |
29. ギャラクシー・クエスト
《ネタバレ》 アイディア元の「サボテン・ブラザース」と比べてこちらの方がラストに「感動」がプラスされるのはひとえにファンやサーミアン星人が持っているヒーローへの愛情の大きさによるものでしょう。ダメダメヒーローが周りの期待に応えるべく勇気を振り絞り、強敵に立ち向かうその様はまさに「のび太、ジャイアンに負けるな」みたいなものでありクェレックの死、それに応えるラザラスの「リベンジぃ」に涙止まらないのですよ、本当に。映画館で再映の機会があれば、そのときはぜひダガート艦長に応えて叫びたい!ネバーギブアップ、ネバーサレンダー! ご清聴、有難う御座いましたっ! [DVD(字幕)] 9点(2006-04-16 17:36:10)(良:1票) |
30. マスク(1994)
「突然音楽が鳴り演者が歌を歌い踊りだす」ミュージカル映画の楽しさからいえば「シカゴ」「ムーラン・ルージュ」なんかよりよっぽど王道をいっていて好感がもてる。またCGの使い方も「荒唐無稽な表現をさらに誇張させて見せる」という目的で理想的。犬好きとしては、マイロ家に来てぇ~、チキチキブン。 [映画館(字幕)] 6点(2006-04-16 17:15:02) |