21. かもめ食堂
どうも何も起きなさそうな映画を見るのにためらいがあって手に取らずにいたが、たまたまDVDの整理をしていたときに観たら、本当に何も起きない映画でそこにびっくりした。しかしその低いハードルのまま鑑賞してみると、片桐はいりやフィンランドの役者とかに笑える部分があって観る前よりも大幅に印象が良くなった。小林聡美の年相応の雰囲気は魅力的だと思う。個人的にもたいまさこは大学時代のゼミの先生を喚起する。 [DVD(邦画)] 8点(2010-09-19 19:22:21) |
22. 渇き(2009)
ブツブツ顔のソンガンホの青年のような表情になぜかうちの亡き祖母を思いだしてしまった。彼の顔はハルモニ顔だと思う。頬の張り具合とか。内容は思っていた以上にねちっこく、韓国らしい気がする。バンパイアって弱点がありすぎていまいち残念な化け物?しゃないかなあと思ったけどそこがいいんですかね。DVDのジャケットのインパクトは結構すごい。 [DVD(字幕)] 4点(2010-09-19 19:15:50) |
23. 崖の上のポニョ
見ているこっちが振り切られたような感じがした映画だった。いや、途中までは、むしろ最後まで食いついて見たと思う。。。しかし最後まで?が消えず。これは自分の年齢要因なのか、単に自分の考えが恐ろしく浅いだけなのか。広く子ども達はこれを見て何を思うのかが非常に気になるところ。 [DVD(邦画)] 4点(2010-08-15 22:43:54) |
24. モーツァルトとクジラ
ジョシュがアスペルガー役をうまく演じていたのが良かった。自閉症の中でもアスペルガー障害は言葉の遅れを伴わないという特徴をうまく演じていたと思う。相手役の女性が、障害というよりも奇抜な性格というくらいにしか見えない。つまりこの中ではいたって「まとも」。しかしそうなると障害ってなんだろうって考えさせられた。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-15 22:38:08) |
25. イン・ハー・シューズ
キャメロンの鍛えられた身体と足の長さに目が奪われた。しかし『レイチェルの結婚』と似たような展開に気付いてからはどうも話が読めて楽しめなかった。 ディスレクシアを扱った映画を見たのが初めてだったので、その部分は興味深かった。ただし、眉つばではあるが。 [DVD(字幕)] 5点(2010-08-15 22:31:37) |
26. それでも恋するバルセロナ
スペインとぺネロぺが好きだったので鑑賞。ナレーションの入れ方とか映像とかが雰囲気があって最後まで楽しめた。3人の女性とハビエルとのやりとりが特徴が出ててそれぞれの登場人物に感情移入しながら見られた。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-09 10:51:42) |
27. カールじいさんの空飛ぶ家
やっぱたまにこういう映画見ると元気になれる。登場人物が個性的でかわいかった。とにかく映像が素晴らしい。 [DVD(吹替)] 8点(2010-07-09 10:46:21) |
28. アリス・イン・ワンダーランド
マリエ似のアリス(19)が、芋虫からさなぎになってブルーの蝶になるまでのお話。 時々いかれた格好のジャックスパロウが出てきた様な気がしたが、たぶんそれはマッドハッターであろう。 頭部が異様に発達したクイーンがものすごいインパクトであり、アンハサウェイのメイクも動きも気持ち悪くて、一番の癒しはチェシャ猫がマッドハッターの帽子をフミフミするシーンであった。 [映画館(字幕)] 6点(2010-05-01 23:35:11) |
29. 母なる証明
母とは、すべてを包み込むMOTHERであるが、すべてを焼き尽くすMONSTERであると感じた。 [DVD(字幕)] 8点(2010-05-01 23:28:45) |
30. バーン・アフター・リーディング
細かい笑いどころが多分あるだろうけどついていけずに終わった。ブラピのバカさ加減だけが印象的。 [DVD(字幕)] 4点(2010-04-17 22:02:31) |
31. アバター(2009)
アトラクションに乗っているかのような3Dの映像で鑑賞後若干ふらついたが、やはり映像はものすごい技術が駆使されている感があった。が、また観たいかといわれるとそうでもなく…。技術に耐えうる体力の衰えを感じた。 [映画館(吹替)] 6点(2010-03-17 11:45:43) |
32. レイチェルの結婚
《ネタバレ》 主人公らの家族たちが過去に残してきた不満のようなものが一気に爆発し、しかもそれをちらかしっぱなしで誰も収集出来ない様子が実際にあるだろうなと感じながら観た。 ラストで姉ちゃんが収容される妹を見送るのだが、その姿が私には厄介払い出来てせいせいしたようにしか見えない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-16 02:02:10) |
33. 愛を読むひと
《ネタバレ》 後半でようやく意味がわかってきたのは良かったけれど、どうもテンポについてゆけず長く感じてしまった。前半はほぼ主人公の2者関係のみで進み、後半は彼らとつながる人々の人間関係の広がりがあり、ストーリーとしても骨太な印象だった。が、どうみても親子のような二人でも恋愛が成立するということが自分の中ではあまり理解できない部分であるので、このような物語のよさがくみ取れなかったのは自分自身の未熟さゆえだと思う。そしてケイトの裸に、年を重ねることの哀しさを思い知らされた・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-14 23:33:07) |
34. カンナさん大成功です!(2006)
結局おデブは好かれないという韓国の風潮を表しているような気がした。日本はもてポチャなる言葉もあるくらいだが、太めには寛容なのだろうか。結構期待した割には、ところどころの台詞のやり取りで?と思う部分があってテンポ良くは楽しめなかった。中身もそうだが、とりあえず外見って大事だなぁと思わずにいられない。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-09 13:16:09)(良:1票) |
35. ジェネラル・ルージュの凱旋
やっぱり堺さんの演技が良かった。倫理委員会でのやりとりなんて舞台を見ているかのようでわくわくした。途中で出てくる玉鉄の印象が意外と残ったので、前作を見ていた分お得な感じがする。病院経営と人の生死とが天秤にかけられているのか。いつか必ずお世話になるであろう場所に対する、違う恐怖を覚える。 [DVD(邦画)] 6点(2010-01-27 00:19:08) |
36. ぐるりのこと。
鬱になってしまう性格の妻を木村さんがうまく演じていたと思う。いろんな法廷のシーンが出てきたが、加瀬くんの演技が抜群に印象的だった。違う作品も観たい。リリーフランキーは演技か素か微妙な味わいが魅力だと思う。 全体としては、一人で生きていくよりも、二人で一緒に歩いて行ける幸せを教えていただける後味であった。 それは相手探しが第一の関門である自分にとっては手に届かない幸せのようにも感じた。 [DVD(邦画)] 6点(2010-01-07 22:43:11) |
37. ミルク(アメリカ映画)
ショーンペンの仕草一つ一つがゲイの動きを表していると聞いて、じっくり見てしまった。自然にゲイ(っぽい)のように見えてきて違和感なく楽しめた。ディエゴルナのゲイ役はちょっと冷や冷やした。普段ゲイと知り合う機会がないのでいろいろ知れて面白かった。まあ、つまりゲイ映画。 [DVD(字幕)] 7点(2009-12-11 23:42:16) |
38. ハリー・ポッターと謎のプリンス
《ネタバレ》 何処かに何かしらの山場があるのかと期待しながら観ていたが、結局どこが山なのか分からず物足りなさが残る。ヴォルデモードの学生時代の子はいい演技をしていた。指輪の登場で若干ロードオブザリングを思い出したのだが、この話はそういう流れなんですかね?すいません、原作未読なのであまりよくわからない。魔法のCGとかはすごいのでそこはやっぱり映画館で観た方がよかったかなと思った。 [DVD(字幕)] 6点(2009-12-02 12:53:39) |
39. ラフマニノフ ある愛の調べ
全部見終えて、改めてパッケージを見ると、結局最初の人妻が好きだったのかという結論に至る。 [DVD(字幕)] 3点(2009-12-02 12:44:16) |
40. 殺人の追憶
評価が高いだけあって期待して鑑賞した作品。時代に翻弄される人々の描写がよく伝わってきて、この事件が未だに解決していない気持ち悪さを充分汲み取る事ができた。ソンガンホの映画を初めて見たけど味のある俳優だと思った。 [DVD(字幕)] 7点(2009-11-08 13:42:33) |