21. 地下室のメロディー
《ネタバレ》 2023/10/17 NHK-BSで放映 録画して見ました。 この映画を見るのはおおよそ10回くらい。最初はTVの洋画劇場で。8年くらい前、福井の映画館で特別上映されて初めてスクリーンで見た。 改めて見たが、うーん。古いとは感じなかったなぁ。ともかくもカンヌのきらびやかさ。それがとても目立つし、ドロンがダクトを這いずり回る。網になっていて、下のカジノで金持ちが遊んでいるのを同時にカットに入れるのは、庶民の金へのあがきを示しているのかな? この映画で対比的なのは、モーリス・ビロー演じる義理の兄のルイ。まっとうな人が犯罪に巻き込まれて悩むが、仕事としてはきっちりする。そこが面白い。 ギャバンは強引であるが冷静。それに引きずられるルイ。フランシス(ドロン)は確実に仕事をこなす。 昔ね、当時の彼女とこの映画のビデオを見た。「あんた、この女ええと思う?」踊り子さんのカルラ・マルリエさんを指さす。 「いいやー。そんなにいいとは思わん」そう言う痴話げんかっぽい会話を思い出した。 「フランシスは楽屋に入れれば誰でもええんよ」「あんたもそうちゃうん」「そんなことないて」、、、てな具合 だが、あの踊り子さんにはやっぱり未練があるんだろう。有名人の座るテーブルの側にノコノコ出てしまって写真に写ってしまう。そこから、歯車が狂い出す。 プールでのシーン。ミシェル・マーニュの音楽が実に効果的。まあ、最初のタイトルバックからしてかっこよすぎる。 1963年の作品とは思えない。誰かリメイクした? プール。意味ありげにうろちょろする警察・カジノ・マスコミ関係者。彼らの動きと音楽が上手くコラージューしてる。 そして、ギャバンがほとんど動かない。観客は動かないギャバンにどうしても視線が集まる。 それが横の対比。で、下から現ナマがふわりふわりと、、、くーーー! これはかっこいい。こんなシャシンを取りたいと誰もが思う。 「御金蔵破り」を作りたくなった日本映画人の思いがよくわかるね。 んで、60超えて判る。ヴィヴィアーヌ・ロマンス姐御。ムショから出てこんな妖艶な古女房いたら、俺ならガマンでけへん。 ま、そっちの頑張りでは無いからなのね。 反対に初期計画者のサウナのオーナーは、体がもうだめなんでしょうね。年越えればそっちに意識行くわ。 ま、しばらく何回も見る。名画や。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-10-17 21:37:50) |
22. 男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎
《ネタバレ》 この映画、封切り時81年。当時付き合ってた女の子と見た映画です。 大学生だったけど、彼女が寅さん好きで、彼女推薦で見た映画です。 が、 俺が松坂さんの色っぽさ、可愛さにノックアウトされてしまい、映画見てからの喫茶店で雄弁に語って、彼女に嫌われたのを覚えています。 やきもち焼かれて、その代償にちょっと高いアクセサリーを買わされましたね。 舞台となった石切神社、法善寺、弟さんの会社は西九条の西側あたり。よく知っている場所が出てきて、大阪人にとってはうれしい限り。 松鶴師匠の役回りが今一ですが、それはそれで。いいでしょ。 京都の伊根が舞台の、「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」と共に、寅さんの映画ではこの関西編2本が、私のお気に入りです。 寅さんのやせ我慢が可愛いし、意気地の無さが、寅さんぽくていいんです。 でも、そこで、そこだ寅さん! と何回見ても応援してしまう映画。 こんなに楽しませてくれるのは他にない。 渥美さんの力量と、山田監督の力やね。 寅さん映画としてもMyベストですし、松坂慶子さんのMyベストでもあります。 寅さん、今度は西宮神社に来てヨ。そう思う映画です。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-10-08 22:43:19) |
23. ヲタクに恋は難しい
《ネタバレ》 高畑充希さんは、昔のミュージカルも見にいった女優さん。ていうか知っている方のお嬢さん。 彼女の歌は非常に魅力的で、TVに出るようになって、歌を楽しみにしてきたのですが、 NHK以外ではあまりそういうシーンが少なかった。 で、この映画見に行ったんですよ。封切りに。彼女がミュージカル映画に出るって。 そしたら、これです。やってくれました。うちの近所の娘さんの映画、どないしてくれんねん! ですわ。 誰が悪いの?誰か教えて? と佐藤氏のようなセリフを出してしまいそうになります。 点数は3点以下。でも充希ちゃんが一生懸命歌っているので5点にしておきました。 この映画のせいで「もう歌う映画はこりごり」はやめてね。充希ちゃん。 ああ、だれかこの子にいい歌を歌わせてあげて! おねがい! [地上波(邦画)] 5点(2023-09-19 23:04:37) |
24. シェルブールの雨傘
《ネタバレ》 NHK-BSで拝見。 この映画は何回も見ているが、今回録画してもう一度再見。 私事であるが、21歳頃、高校の同級生と集団デートとして、名画座でこの映画を見た。 当時のパートナーだった彼女が好きだった映画だ。 ファッションの世界にあこがれていた子はその後海外に行き大手デザイナーのアシスタントをしていた。 帰国後も大手の百貨店などで務めたが、外国人の夫と共に仏国へ移住。 6年前に同窓会でのNet電話では元気な姿だったが、昨年亡くなった。 「あの映画の冒頭の波止場、見てきた」と若き日に私と見た映画の話題もしてくれた。 彼女は映画とファッションのマッチングを気にする子だったが。 この映画ではどこを見ても100点と言っていた。 画面構成の才。ドヌーブの衣装。ルグランの音楽。それらは十二分に美しい。 彼女の説明を聞けば、歌の吹き替えやストーリーの些末は、過去は気になったが、今はこれでいいと思っている。 恋をすれば世界はカラフルになる。雨の日でさえも。 ラストシーンの方が雨も降っていないのに、暗いと感じる。 もう、熱く語るその説明ももう聞けない。鎮魂の映画になってしまったが、はかない思いを持つ者たちなら、 一度は見ておく映画と思う。 ドヌーブのまとめた髪がかわいい。それだけでも見る価値のある映画。 追伸: 知り合いの仏人から、「アルジェリア戦争」の話を聞いた。フランスのベトナム戦争ともいわれたこの戦争。 現地は泥沼。そして現地フランス軍部隊が本国に反逆する姿勢を示していて、クーデター未遂が1961年にある。 現地軍が反乱して本国に攻め込んでくる。彼の両親たちはマルセイユ生まれ。そういう恐怖を生前語っていたという。 身近にある戦争。フランス人はこの映画の製作時期そう感じている人が少なくなかった。 この映画は1964年に上映されたけど、脚本などはその前、クーデター頃に書いていただろう。脚本は監督も務めたジャック・デュミ。 「この人、バイだったのよ」と、その仏人もバイなんだけどね。 「戦争に行かされて、平和に帰ってくるわけがない」そういうメッセージを込めて、ギイと17歳のジュヌヴィエーヴを結局別れさせたのは、後のフランス国内の混乱を込めたもの?(ジャッカルの日はその暗い面の映画だ) という、友人の見解だ。生臭い裏面があると彼は言う。となれば、時折軍服の人が映る。”彼の、二人の将来の暗喩”という意味なんでしょな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-06-29 10:47:21)(良:4票) |
25. サイボーグ009/超銀河伝説
《ネタバレ》 この映画、公開時に当時の彼女と一緒に劇場で見ましたね。 彼女は宇宙戦艦ヤマトのファンでもあり、そこからのアニメファン。 この時期の女子にしては「至極まっとうな」嗜好でしたでしょう。 対して私はSFと言えばシービュー号からスタートレックの本放送を見、ウルトラマン前夜祭を生で見ていた、筋金入りオタクでしたねぇ。 白黒009はしっかり見てた世代です。 ま、古代守はいるわ、スターシャはいるは、自爆するは、生き返るわ で、「サイボーグ009である意味」は全くない てのが当時の私の感想 「まあこんな映画だったけどまあ面白かったねぇ なんか食べに行こうか?」といい人ぶったカレシだったのですけどね 「009って、古代のパチモン」と彼女が言うまではね ちょっとしたことでけんかになり、数か月口きいてもらえませんでしたね で、先日BSで放映しており録画して拝見 全体的な印象は昔と変わりませんが、1980年と言う日本映画界の「時空のゆらぎ」に煽られた映画ですよね こんなのが009シリーズと言われたら、、、と思いますがラストシーンは石ノ森さんが色々考えてきたネタを混ぜた作品なので、 「もしかしたらあれが本当の原作者の考えたラスト?」と思う事も、不正解では無いと思うようになりましたね。 映画「2001年宇宙の旅」と同じく「初めてこの009ってのを見た」人は幸せですよ 1980年のアニメ界映画界の再現など、何の意味もありませんから 充分に楽しんでください [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-05-25 14:05:02) |
26. 生きる
《ネタバレ》 ●2007年の投稿はこのような事を書いていた 先日の兵庫県生野での「志村喬展」での地方公会堂での6回目鑑賞。 見る前に関係者のトークショーが印所に残ってしまったので書いちゃいます。 といってもどこかにかかれているかもしれないので2度目の方はご容赦。 この映画の撮影をはじめる前に志村さんは盲腸を患ってしまったそうです。あのぽつりぽつりセリフを話すのは最初腹に力が入らなかったためとも言われてます。 昭和20年代の盲腸だから併発症などが怖い時代ですけど、カメラマンと監督とで志村さんの家にお見舞いに行ったそうです。ところがいろいろと話し込んでいるうちに時間も遅くなっったのでこれでとどめということで、志村さんの奥さんがウイスキーをだしたんだけどこれがまた火をつけてしまったようで、志村さんを含めて大いに話が盛り上がったそうな。奥さんは盲腸の傷が心配でしょうがなっかたとのこと。そこにだれかが三船敏郎に電話して、呼んでもいないのに三船さんが大きな風呂敷を抱えてきたそうです。 その風呂敷には、長男の三船史郎さんが入っていたそうで、三船さんは長男を酒の肴に持ってきたという良くわからない話。 史郎さんがあとから聞いたことには、「あれは志村さんの映画でボクの入る隙が無い」とのことを言っていたそうです。完成度の高い映画は何時見てもOK。小田切みきさんとの演技打ち合わせは(監督の)熱の入った話が長く、志村さんがそれをかいつまんで説明していたとの話でした。 ●2023年DVDでの7回目鑑賞での追加コメント 目、とにかく志村さんの目 映画冒頭での市役所での気合の入らない仕事中の目 若い女性を見る目 がんとわかった時の目 ブランコに乗っている時の目 公園を作ろうと決意する目 自分の身内でがん患者が出ることを知っていたら、こんな見方はしなかったであろう 人間の生き方って「目」に出るんだ そう思いこそすれこの映画の志村さんの目に注目して見たら、 ああ、さすがにクロサワだ 生きるとは目の輝きなんだ そう思いました [映画館(邦画)] 8点(2023-05-23 15:01:11) |
27. 新・網走番外地
《ネタバレ》 「あばしりばんがいち」と言うタイトルがついていますが、網走は冒頭の少ししか出ていません。 旧シリーズが一度終り、企画が消えた頃に東映の映画館主組合からの要望が大きく出てそれで企画された新シリーズという事になります 何よりもマキノ雅弘監督作品と言うのが、当時の東映ヤクザ映画の「王道」であったこともあり、 過去に似たような作品もありますが、役者さんの努力も相まって、意外に見れるシャシンであります。 ただし番外地ではマキノさんは次の「流人岬の血斗」と2本のみ 昭和残侠伝とか日本侠客伝にストーリーは近いですね。 しきりに出てくる「三国人」てのは、今はあまり使っちゃいけないワードになりましたね 戦前日本が統治していた 台湾、韓国・朝鮮の人たちが「一時期無国籍」となった状態の事をいいます。 占領期の日本で、警察や役所の介入を拒否していた地区で暗躍する旧占領地民族 っていう意味合いの方が強いですけどね この映画は過去のシリーズや、他の映画で演じられた俳優さんの配役が ちょっと変わったところが違う所ですね まず健さんがちょっと二枚目半ていうかコメディが含まれる役どころです ヤミ市でのし上がる「愚連隊」の演技は、イヤミが少なく軽快さも感じられますね 岡本喜八監督作品ぽいです 長門裕之さんは相変わらずオモロイ役 普段は悪役の山本麟一(健さんの元同僚)と 今井健二(健さん妹役と恋人役)も善人役で新鮮 悪い役なんですが、登場時はさわやか&話の分かる親分役が水島道太郎 志村喬さんもヤクザ役です どう見ても「東宝っぽい」三橋達也さんもいい味出てます 藤岡重慶さんが何と刑事 あ、金子信雄はそのまま(悪徳華僑)です ネンジさん どこに居るのかまだ判別つかず 女優陣 妹役の佐々木愛さん 私はあまりお見かけしません 舞台の人なんでしょうかね 当時25歳 可愛いです 松尾嘉代さんも25歳時の作品 めっちゃ可愛い&色っぽい ええオンナでございます 新シリーズで発足して、東映以外の俳優さんも出して引っ張り、役者も新鮮なな演技を試みようとしているのが、よくわかる作品ですね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-23 11:26:19) |
28. 犬王
《ネタバレ》 サイエンスSARU の作品を検索しているうちにこの映画を発見。 また、森山さんの舞台を何回か見てきたので、そういうダンスパフォーマンスがあるのでは?と思って、 AMAZON PRIMEで鑑賞 劇場で見た人には悪いが、私には初見で「???」のポイントが多かった まず初見の感想。歌詞が判りにくい。映像の中の楽器と実際の楽器との差がちょっと気になる。 2人の主人公はどちらも亡霊や悪霊に取りつかれた者 が、どっちがどっちの憑りつき悪なのか 初見では判りにくい。 というわけで日を別けて3回見た。 クレジットにはダンスの振り付けに森山さんが絡んでいる とは書いていないが、絶対参考にしていると思うな。 サイエンスSARUの作品群の人物の際立たせ方が、少年誌系の作品ではないので一層ほんのりとした線で描かれる。 好き嫌いはあるだろうが、幽玄と現実のはざまに居る2人を表すにはいい感じである。 TVアニメ「平家物語」もいい作品だった。その延長に有る作品 とするのはちょっと乱暴だが、説明するにはわかりやすいのでそう言っておく。 何よりも、犬王の奇抜な舞。友魚(友一、友有)の鮮烈な琵琶の音色。これが実にいいのである。 重苦しい怨霊とおぼろげな視野で展開してきた映画が、初めて鮮烈な光を伴ってくる。そういう感じ。 が、それも2曲目程まで。だんだんとなっている音のとサイズ感が合わなくなってくるのが、なんとももどかしく感じる。 合っていない訳では無いが、もっと映像に寄せる方法は無かったものかと思う 「映像研に手を出すな」での想像のシーンは逐一面白かったのになぁ 権力者によって都合の悪い文化は押しつぶされるのは歴史の常なのだが、足利義満が平曲を一本化させる意味合いがちょっと不明だ。 琵琶法師が全国を行脚し、反権力活動に用いられる恐れをつぶしたかったのか? ここ判らんポイントだ。 ただ、全体通して「躍動感のある作品」であることは間違いないので、アニメ映画としてはものすごい一級品であることは保証できる。 この制作会社や監督の作品をもう少しじっくり見てみようと思う。そんな思いを得抱く作品かな。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-05-23 09:16:07) |
29. イージー・ライダー
《ネタバレ》 映画の「わかりやすさ」「伝わりやすさ」で採点すれば、4点程度だと思う。 7点と言うのはやはりアメリカの事実を当時きちんと突き出してきたこと、これは企画脚本監督に送る賛辞だ。 画面構成は稚拙だが、荒野を走る2台の”H-Dの演技”に文句はないという事。 キャプテン・アメリカが時計を捨てて、大きな橋を渡る時、ステッペンウルフの”ワイルドで行こう”が流れるあの爽快さ 冒頭10分ほどでこの映画の本質が出ちゃう つまりはここまでの流れの小気味よさが7点ですよ 音楽の使い方が非常に良い。60年代後半のアメリカンロックがてんこ盛りですよ! 高校時代に名画座で見てビデオも持って、なおかつ衛星での放映を録画して3回見る。どんだけ見るんやー もう話の内容も知っているのに見る SWか市民ケーン並みの映画だよな、コレ。 1982年米国フロリダのデイトナへ現地ガイド付きでツーリングをした。ある所でモーテルに停止したが目的のモーテルと違っていて、ガイドが店主ともめている所にシェリフが来た。 なんとか間違いであることが判ったが、時折"Motorcycle GANG"と言うワードが聞こえて宿屋の親父が激高する。 日本語に直せば「族の連中に貸す宿はねえ!」と言うセリフだったよ 映画途中で「空き部屋あり」のモーテルに来たが、バイクだと判って「空き部屋なし」のネオンに替えるという陰湿な宿屋のシーンがあるが、それに近い経験を味わったよ。 「南部はまだ南部なんだ」と映画の内容は本当だったんだ と思ったものです。 自由とアメリカ そしてわたし それを感じさせてくれる、名画です。見ていない人は一度見る事ですよ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-05-22 14:19:51) |
30. すばらしい蒸気機関車
《ネタバレ》 あ、掲載されているのに、コメントが無いよ。すいませんが最初に書き込ませていただきます。 2年前、鉄ちゃんの友人が持っていたDVDを見て「あ、これ見たことある」と思いタイトルを記憶していました。 先日姉と話していて、「あんただけ、お母ちゃんとこの映画見に行ったんや」と、昨年亡くなった母の遺品から、「上映会」の半券が出てきた。 場所は大阪市内ではあるが、映画館ではなかったと記憶している。郵便貯金会館とか、厚生年金会館ではなかったのではないか? ただ日時が1971年11月になっている。 ロードショーが1970年とWEBには記録があるが、私が1970年に見た記憶が無いのは万博期間中や終わった後も、我が家ではてんてこ舞いだったからだ。祖母、祖父、家業の美容室の問題で、我が家が落ち着いたのは次の年だから。 とにかく母親と鑑賞。最初は「大きいSLがいっぱい出てきた、うわーすごい花の中を走る、雪の中を走る、3つ繋がって走るーー」と言う感じで見入ってきましたが、 構図と言うかアングルと言うか、引きの絵、遠くからSLの音、近づく車両、重低音が響く、通過音が大きくなり、車両は急激に小さくなって走り去る、そして汽笛。 これを春夏秋冬の季節ごとに、同じパターン繰り返されるという「映像美」 小学6年の子供には、飽きてきたのでしょうね、途中で挟まれる女性の歌がなんだかよくわからない まあ、小学校の子供に「哀愁」をこれでもかと見せても、なにも響きません。 この映画と判ったのは、姉の指摘と鉄の友人 んで、友人からDVDを借りて再見。 記録としてはいい映画なのでしょうね。マニア向けです。 [映画館(邦画)] 3点(2023-04-18 15:22:38) |
31. 泥の河
《ネタバレ》 自分の「体験」と妙にクロスするので、感想を書いてみる。 私は昭和35年の大阪市の東の下町生まれ。このような船宿(売春船ではないが)は見たことがある。 となりに住んでいる駄菓子屋のおばちゃんに、ある日長い手紙が来た。 小学校に上がる前あたりだろうか、ウチの親父や祖母が遅くまで隣の家で何やら相談をしていた。 戦死したと思っていた旦那が別の所に暮らしているという手紙が来たらしい。ですぐ、夜中に電報が届き、 その方が亡くなったとの知らせだった。朝にはおばちゃんは飛び出て、駄菓子屋はしばらく閉まっていた。 別の女性と結ばれ、中学生くらいの子供がいるという。知らせは旦那の弟からだった。 そう、のぶちゃんの父母のような夫婦が実際に居たのだ 馬車。パンを売り歩いているのはロバ(ポニー)だったけど、信号待ちでトラックやバスのクラクションに驚いてバックするのが怖かった。馬車での事故も割にあった時代。 酒を飲んだら軍歌しか謳わないおっさん 友人の父がそうで、歌うと小遣いをくれるので一生懸命覚えたという。 そういう「年代感」 日本が貧しく庶民が片寄せあって暮らしていた時代。 「高度経済成長」と言う歴史のワードだけでは、決して知られることのない人々の生活。 懐かしがる必要はないが、記憶や記録は、入れておいた方が良いと思う。 あ、ズボンのポケットに穴が開いて、夏祭りの夜店で、貰った小遣い全部落とした記憶もありました。 親父は怒るし、祖母は母親をなじるし、母親は泣くし、数日ブルーでした。 そういう「体験」が映画見ながらくるくるめぐるので、まあ、加賀まりこさんの美しさ、きっちゃんの素直さ、晋平父さんの毅然さ、貞子母さんの優しさ あかんがな、もう涙で見られん と、数回に分けてみることになって、それがもう4順目 あのころ、こんな人たちがいたんだ 本当に近くにいたんだ そう思い起こす映画でした。私事ですいませんが、それが感想です。 [インターネット(邦画)] 8点(2023-04-17 16:54:43)(良:1票) |
32. 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編
《ネタバレ》 2019年の頃には、良く行くスーパー銭湯で「無限列車編」までのコミックスを読んでいた。 アニメが始まると聞き、録画セットして、土曜日のお昼に鑑賞。 「なかなかいいアニメが出たもんだね」と、その程度の感覚だったのだが、 このアニメのファンはそんなことでは済まなくなってきていたのがこの映画。 映画館で見たのは2020年11月頃 もう2年半前にもなるが、記憶はまだあるので書いておく。 原作も先が出て、既に最終話近くまで読んでいたので、「あ、あの鬼が」「あ、彼が」とかになる 追い追い現象になっているんで、文字通り「原作の映画化」と言う形での鑑賞になるね。 鬼殺隊員の竈門炭治郎・我妻善逸・嘴平伊之助 プラス 禰󠄀豆子のデコボコ四人組が 物語の主軸。 そこに、心優しい柱である煉獄杏寿郎と共に、不明者が多く出ている列車に乗り込み鬼退治をするという内容。 これだけで初見の人には、ワケワカメ要素500%だろうね が、見て行けば判るよ煉獄さんの人の良さはね ※柱たちは800%いけ好かない&変人だらけの集団 そのなかで心優しくまっすぐな人物は少ないのです。 「主人公は普通の人物で、周囲に異常性のある人物を置く」ま、それが少年誌の好みですから。 この人が20歳なんですから、大正時代は大人びてますな(ソいう設定!) この人生にまっすぐな人 その人の物語がこのアニメだと 猪や黄色い人や耳飾りやチクワを咥えた人は、本作の主人公ですがこの映画の主役ではないので、お間違えなく 敵(猗窩座)さえも魅了する人物、煉獄さん。原作を読まなくてもそれだけ覚えて居ればこの映画の語り部に参加できますよ。 でも本当のラスボスは鬼舞辻󠄀無惨なので、最終話まであと何年かかる事やら 大阪万博は終るころでもまだ作ってないかも。 この漫画をこの映画だけ見て終わるのは、人生損します(と大げさに言う) 配信動画、サブスクなどで、「立志編」「遊郭編」現在放映されている刀鍛冶の里編を見ることをお勧めします。 「日本の漫画動画(アニメ)も、ようやく ここまで来たのよぅ、オッホッホ」と偉そうに言えること間違いないくらい、 特に戦闘シーンの、作画映像は、物凄い事になっていますので、それだけでも見てやってくださいな。 [映画館(邦画)] 7点(2023-04-17 15:11:55) |
33. 燃えよドラゴン
《ネタバレ》 「鑑賞環境」を「試写会」としたのは、この映画を最初に見たのが、毎日新聞の試写会だったから。 姉が試写の応募が大好きで、「アンタもはがき出したら?」で初めて出して当たったのがこの映画。 中学1年の9月頃かな。私は7月に転校して友人が少なかった。 クラスの学級委員長(同性の男子ね)を誘ったら二つ返事で来てくれた。 先週ネットで久しぶりに鑑賞 なぜならその誘った委員長が昨年亡くなったと、他の友人から聞いたから。 いわゆる「洋画」を映画館環境で見るのも初めて ゴジラとか東映漫画祭りくらいの経験しかない中学生が、いきなり毎日新聞会館で試写会。周りはオトナだらけに見えた。 字幕を読む習慣も無いので最初は戸惑った。が、リーの圧倒的な肉体の躍動に、最後は興奮して、槍に貫かれたハンを見て声を上げてしまったことを思い出す。 終ったあと、「アチャー」と小声を出しつつ友人と笑いながら帰った。それ以降彼とは親友となった。 12月に新聞で封切りが伝えられた時、私と彼がクラスのみんなに「映画解説」をして友人に吹きまくった。 うるさくしていたので先生から「お前は浜村淳か」と突っ込まれたのを思い出す。 映画は空前の大ヒット 流行るに釣れ「最初に見た人」の希少価値も薄れたが、彼は「委員長が推薦する映画やから」と女子とのデートに成功していたらしい。 今、見返せば、いくらでもあるストーリー 復讐劇&悪役退治なんだが、近代武器を使わず、己の肉体だけで対決して行くリーの姿は、人間の根幹はこれだと思わせますね。 やはり肉体 それを存分に披露しつつ人を楽しませるのはやはり天才のなせる技でしょうね。 この後凡百のカンフー映画が日本でも世界でも公開されますが、「シャシン」としての筋も絵も一流と思います。 ブルースが以前にも香港で映画を撮影しています 香港映画のルールから見て、アメリカナイズした脚本は評価が分かれる事でしょうけど、 「世界に向けた、最初のカンフーアクション映画」と言う称号は永遠にこの映画の物でしょう。 地下の秘密工場にロープで降りるときの「足ピン」 キャンプで真似したけどできなかったなぁ 天下一武道会 的なシーンが出てくる、映画やアニメでは 悪役オハラがどこにいるか探す自分が居ます。 妹が自害した理由を父が話したがらなかったのは、やはり「香港」だから 強くて権力を持つやつら(英国)に「占拠」されてきたからと言う、暗喩なんでしょうね。 映画の主人公は何をしている人かは、皆目不明だけど、カンフーは師匠クラスのようです。 悪の組織を壊滅させ、かつ妹の敵を、自らの肉体で取る。そこがミソですねこの映画の。 このあたり「抑圧された人々が立ち上がる」という一種の革命映画でもあるわけで、米国でも、中南米からの移民街、黒人街や、東欧諸国でこの映画が爆発的な人気が有った事の意味が在りそうです。 音楽もこの映画のヒットに拍車を掛けました。ラロ・シフリンの少しオリエンタルなスコアが実にぴったりです。 スパイ大作戦のテーマとこの映画とで、儲かったのかなぁ [試写会(字幕)] 7点(2023-04-17 13:46:26)(良:1票) |
34. 伊豆の踊子(1974)
《ネタバレ》 毎週見ていた「スター誕生!」を見ていて、「いい子はなかなかいないんだね」と変な感想を言っていた中学生。 「あまり話さないけど、気になる女の子、芯の通っているような、しっかりした同級生」が百恵さんでした。 彼女の映画を大阪で封切り初日に見てます。 数年後、二本立ての映画館で高校生カップルで見た(3カップルでね) で、彼女の映画全集を持っており、「あ、伊豆の踊子、見てないや」と何十年ぶりで鑑賞。 だって、気恥しいですよ、60のおっさんが見るのにはね。 ※最後のコンサート、東京まで見に行ったんですよ、私。 はっきり言って、彼女のTVドラマやホワイトラブあたりの演技と比べてはいけない作品 演技は、もうイモです それしか言葉が当てはまらない が、14歳と言う可愛さ。あどけなさ。大人への恐れ。異性へのあこがれと恐ろしさ。 が、意外にも全部詰まっている作品ですね。三浦氏とその後結婚することになるのですが、 この頃はみじんもそういうのが無かったとの事。三浦氏も当時はまあイモですけどね。 身分制度の暗い面を、すんなりと発する大人たち。当時は「身分差をスパッと、現代的に」だったようです。 「あの人とは、仲良くなれないんだよ」と美空さんなどが言っても、時代劇の中のセリフにしか聞こえない。 自分と同世代の若者が悩むので、そのセリフの意味が重くなってきますね。 当時はそう感じました。今では、この映画も「時代劇」に見えてきますけどね。 見直して、あの露天風呂のシーンでは百恵さんにはセクシュアリティは感じませんね。 原作通り「子供なんだ」と言う感想です。(でも当時は、ハラハラドキドキしましたね) ホリプロの関係者が多く出演しています。石川さゆりさんも出ている貴重なフィルムですね。 事務所挙げて、百恵さんを売り出そうとしているのが、大人目線で見れば良くわかる作品です。 百恵・友和共演一作目 その後夫婦になったので騒がれますけど、そんな前振り無しで、頭の中空っぽにして見てみたいなぁと思う作品ですね。 ただね、「映画」の構成としては、同じ西河監督の、吉永ー高橋の作品の方が、重厚で、シャシンとしての作りもいいですけどね。 でも、やっぱりこのシャシンが百恵さんの初々しさ、あどけなさが判って良いです。 という訳で、評価は5 マイナス点は宇野さんのナレーションが重いから(吉永版にも出ていたけどね) [DVD(邦画)] 5点(2023-04-17 11:13:26) |
35. シン・ウルトラマン
《ネタバレ》 劇場公開時に見ていますが、改めてネットで見直して投稿します。 私は現在62歳 ウルトラマン放映時6歳 Qから見ているので前夜祭も記憶にある。 アバンタイトルのあの渦の「グルグル」を立体的な表示で気分はアゲアゲになるんだけど、「シン・ゴジラ」のタイトルがちらと映りシン・ウルトラマン と出る 続編ていうか世界観のつながりを言いたいのだろうね おっさんは あ、Qを無視かいな と叫んでしまうけれど、マンモスフラワーやペギラとの戦いが語られ、「とりあえず”タケダアワー的”世界観は維持しているんだ。万城目さんは出ないのかー」と思う だけど、嫌ではない 円谷プロの設定では既に80年代に、「ウルトラマンが地球を訪れる以前、人間が自分たちの力で怪獣と戦っていた時代」と言うのがQの立ち位置になっているからね これはこれで良し カメラアングル 机の下から写す手法はマンでもセブンでもやっていた カラーフィルムになってからのアングルと記憶している 長澤さん(東宝女優!)の巨大化はQの1/8計画のオマージュと見て良い ※まさみちゃんあかりちゃん出ているんだけど、「ムフフ」系要素はウルトラマンのクンクン程度だったわ 残念! とまあ昔の作品のプロットやシーンが連続して出てくるし USSエンタープライズとTB2が映り込むのは意図的なのか? 良く許可下りたよなー それら含めて意図的な演出なんだろうけど、うれしがっている老人向けに作ったわけではあるまい。 海外での批評が「古めかしい」と言う意見が多いのは全体的な「固さ」もそこに見えるからだろうと思う。 カトクタイ はバッチだけ過去と同じであり、制服も無くヘルメットもかぶらずスーツ姿で活動するのは、スパイものに近いのでは? それと「外星人」関係以外「新兵器」が出てこない。日本・地球人側から特別な「秘密兵器」が出てくることも無い ※ここもシン・ゴジラとベースは同じなんだ 最後の作戦は外星人が持ってきたベータシステムの「転用」であり、地球人の発明では無いからだ 「原子力の転用利用」なんて60年代の科学雑誌のような意味を持つのか? メフィラスの扱いは意外とクールで良いと思う ある意味DCコミックス的であり、現実味を帯びた(割り勘は帯びすぎ?)キャラであって 面白味があった トップをねらえ! も最後にちょっとあったような。。。 それで、どうよ? 新しい取り組みのウルトラマン 良かったのかなこれで? シン・で言えば竹ノ内さんがゴジラにも出ていた政府役人だけど、ここは別人物と見た方が判りやすいね おっさんたちには懐かしいが、ノスタルジーだけでなく意味はいくつも含んでいる作品 だけど熱量不足に見えちゃうね もっと何回も見て確かめたい作品 さて、これでシン・ウルトラQは無くなった スピンオフ作品は作れるだろうけど、シン・ウルトラセブン も出来ない シン・怪奇大作戦 2回リメイクされたからアカンでしょ 次はどの シン・仮面ライダー でしたね(今度は東映系!) さてどう料理されるか お手並み拝見です その次は 何? またアニメ系に戻りますか? 庵野さん [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-22 09:53:43)(良:2票) |
36. 未知への飛行
《ネタバレ》 似たような作品に「博士の異常な愛情(米国での公開は同じ1964年)」があるが、本当かどうかわからないが、脚本を書いた者同士は双方ともお互いの映画のことは知っていたらしい。あちらはコメディ。こっちはくそ真面目。 様々な問題で、この作品は日本公開が結構遅れたと言われている。 冒頭の闘牛の牛の夢。それが何を意味するのか。闘牛士の手によって牛に槍が突き刺さる。倒れ込む牛。 牛とは我々なのか? 闘牛士とは神なのか?それとも我々自身なのか? いけ好かない教授がマッソー兄い ソ連に向かう爆撃機を見て、顔は落ち着いているが、なんとなくヒャッホー状態。 当然のごとく「いま、攻めるべきよ」といい、好戦派の将軍(なんとなくルメイ氏に似てる 知らない人は調べてね)が「やりましょうよ」という 「良識派」の軍人が「何を考えているんだ?」と問いただす がこの人が最後に命令されることが、、、 その中、通訳と二人で秘密の通信部屋にこもる大統領。事故であることを伝え、書記長に話すが、どこか少し軽めに話す。 が、その態度は相手と対応に柔らかく話すための作成。通訳の「雰囲気解説」がこの電話会談をさらに緊密なものにしてゆく。 脚本が良いねぇ 電話会談はさらに緊張をしてゆき、在モスクワ米国大使 ソ連国連代表 戦略爆撃指令室 ホワイトハウスの戦術会議室 そして爆撃機隊長機 と電話が順々につながって行き、緊張度が増してくる。 戦略爆撃指令室の内で、ソ連攻撃機撃墜で喜ぶ管制官 すかさず大声で叱る司令官 彼と電話相手の通訳将軍だけがその場の良識人であり、悲痛な指示を心を殺しあいながら出していたのだった。 爆撃機からの最後の通信。その時隊長の奥さんが話をするが、お話はもう結論が見え見え。周りの人物にも焦りはあるがあきらめが見え隠れする演出。 モスクワは「消えた」 アメリカの良識と謝罪と意志を示すため。NYへの爆撃を自国で行うという選択。 それはないがな他にアイデア無かったのか? 結局「戦死者の数」ありきなのか? 戦死者減らすために核を作ったという言い訳の裏書か? そうぢゃないだろ? と被爆国の小市民は叫ぶが、物語は淡々と終了に向かう。 エンドクレジット前に「こんなことは今は起こらない」と言う但し書き出るけど、 クリムゾンタイドでもそんなの書いてあったけどなぁ 偶発核戦争は確かに起こっていないが、あわや寸前は数多くあるようだ 原子炉についてはもう言わずもがな だ 「十二人の怒れる男」との対比も考えれば面白い 正義とは真実 真実とは正義 が、この映画での真実・正義とは何なのだ? と言う 密室劇 長いよ暗いよオネエチャンほとんど出ないよ 東欧で、東アジアで 核が出るや出ないやら の時代にゆっくり見ることをお勧めします 映画の続きを作るとしたら、どうなるんだろうねぇ [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-10-25 15:46:36)(良:1票) |
37. ティファニーで朝食を
《ネタバレ》 1960年生まれの私にとって、ヘプバーンの映画は中学生くらいからTVや名画座(3本立てで低料金)でよく見た、 華麗で、まじめで、しなやかで、強さのある女性 のイメージだった。 この映画、1978年18歳でTVで初めて見た。その時は「なんでこんなはすっぱな女をあのヘプバーンが?!」だった。 ちょっとショックを覚えたのを記憶している。 それと、1970年代の映画と勘違いした。つまりは「今のヘプバーンさんはあんなにかわいい!」ともね 画面よく見りゃ気づくのにね。車は古いし、NYなのにアフロもヒッピーもいない、黒人も出てこないんだからね 1970年代にこの映画が撮影されていたら、ちょっと犯罪映画ぽくなるだろうな。 音楽もラロ・シフリンかも ただ18歳の若者には、窓枠でギターをつまびくヘプバーンにもうやられてしまった。 おかげで私のヘプバーン映画NO.1はこれである。 家族で見ていて、冒頭のティファニー 母が「あの宝石店か?お前が出世したら連れてって欲しいわ」と笑っていたのが記憶にある。 今年亡くなったけど、オカンNYで3回買ってやったから覚えといてやー この映画のおかげで、NYに行けば必ず寄る店になった(とはいえそんな高価なものは買えない、2Fの食器セット程度だ) この映画がネットでも見られ、よく放映されるようになり、改めて「エエオンナやなぁ」と思う私も大人になったもんである 原作は読まない方が映画のイメージをつぶさない。文字で書き起こせば、原作も映画も「悪女」そのものであるからね。 そんな悪女を、エドワーズ監督がじつにうまく撮っている。カワイイヲンナの魔法がかかっているんだよ。 ゴライトリーちゃん わがままだけどかわいいんだよ 男がほおっておかないよぅ CATも飼いたいよう というおっさんの妄想映画ですが、良い映画ですよ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-13 12:00:48) |
38. アレキサンダー大王
《ネタバレ》 2022年 NHK-BSで録画してから鑑賞 長い、ひたすら長い。登場人物に至っては背景が無ければ、アテナイかマケドニアか全くわからん。 ギリシャローマ時代の本を読んでいなければ、服装の差では皆目わからんだろう。 録画して時折止めてWIKIで調べなければわかりずらい 前半はひたすら親父との揉め事&母親をめぐってのジタバタ これも事前に予習が必要。 合戦シーンはスペインで撮影したんだろうな。それとスペインの軍隊か国境警備隊かが参加しているとクレジットにあった (この当時のスペインって、フランコ独裁政権時代。どんなけカネかかったのか?) 出演者にホラーマニアなら相当ご存じの、ピーター・カッシング クリストファー・リーが出演しています。 探してみるのもいいかも メノムン(カッシングね)の妻、ダレイオスⅢの人質、アレキサンダーⅢの側室(ややこしいが、この人が大まかに言って昔の彼女であり、後半にご活躍の女優)の、 バルシネさまにクレア・ブルーム嬢の25歳のウホホなお姿が見れます(まだご存命だとか) ペルシャの王女もお綺麗なんですが、役名が判りにくいんです こういう映画やってたよ、と大阪キタの「男大好きな組合」の方々にお話したら、「DVD見つける~ぅ!」と大はしゃぎ ムキムキなお姿もさりながら、「組合の人」だったとか? そういえばムキムキオノコだらけだな バートンちゃん。デビューして10年もたっていない頃の若いころのお姿。頑張ってます。ひたすら頑張ってますね。 自分の代表作! と意気込んでいたんでしょうね でもね興行的にはちょっとね だった映画 時代が悪いわ。1956年のハリウッド このほかにもすごい映画があった年。 スペインで奮闘するバートンちゃんに拍手! という映画です。 あ、インドからすぐ帰ってきて死んじゃうという前半のギリシャ悲劇だけセリフが秀逸な映画っす [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-07-12 14:51:22) |
39. トップガン マーヴェリック
《ネタバレ》 MX4Dしか空いてなかったのでそれで鑑賞 前作は数回ビデオ鑑賞したけど、「まあ ヒコーキ映画やね」であったが、30数年経過して、やっぱり「トムはトム」で済んでしまう。そりゃ悲しいんで感想述べます。 海軍の航空部隊のTOPGUN まあ年経過しても空気感は全く変わらず。隊員たちの違いもさほど差がナイ。 差が無いと言えば出てくる車両。バーの美魔女シングルマザーはナローポルシェ。トムはGPZ900R、そのまんま乗っているし、教官になって乗っているのはH2 CARBON(と思う)これは新しい。 トムの車庫にはヒコーキのマスタング。棚の上の方には「古いモーターサイクル」が乗っけてある。はっきり見えないけど。 おそらく40-50年代のハーレーかインディアンでしょうね ラストには、ピントがぼけているので型式不明な「青いフロントフェンダーのバイク:ホイール形状から見て80-90年代?」 アメリカカワサキが車両提供しているから、これもカワサキなのかね? 敵さんは、どう考えてもアジア地域の雪が降るような高山か緯度の高い所に存在する「三代続けて反抗的な」お国なんでしょうね これも、前作の国際状況から見てもあまり変わらず トムの 飛行テクニックも おシモもお元気でなにより というわけで、この映画を「2022年の文化記録」としては見てはいけない です。 新しいのは、H2 Carbonと敵戦闘機だけという それだけ覚えておけば 後数年「オリはマーベリック見たゾイ」と偉そうに言えます ま、中華フレーバーが少ない映画 としても記憶されるでしょうけどね スコット兄弟の弟さんが亡くなってはや10年 その方に捧げられている映画です。エンドロールで合掌。 [映画館(字幕)] 7点(2022-06-30 10:51:54) |
40. クレオパトラ(1963)
《ネタバレ》 1963年作品 テイラー31歳 バートン36歳 撮影期間が長かったのもあるが、二人は不倫関係→後に2回結婚 4時間を超える作品 とか 映画会社が倒産したとか 撮影に金掛けすぎ とかあるが、 何回も見てきた映画でありますが、4K版を録画して 巻き戻しを繰り返して何回も見た感想は、、、 「テイラーちゃん ●●すごい!」 です はい。もしかしたら妊娠されていたのかもしれませんね (昨日・今日・明日 のローレンさまとタメのサイズですよ) 喉を悪くして手術したとも言われているので、後半傷のようなものも見える。 命かけて撮影していたんでしょうねぇ そのあたりは大女優ですね ともかく「すぺくたくる」なことはすべてやってます それだけでも見どころのある映画ですが、 私の見どころは、「テイラーちゃんの衣装とヴァインヴァインな●●!」なんで、半年たってもHDから消えていません なんだったら映像だけ使っても「卑弥呼」の映画できるかもしれません 優秀なスクリプターならできるでしょうね。 それぐらいの「女王様っ!」な映画です。 見ると疲れますので本来なら4点ですが、テイラーちゃんのお姿で7点 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-28 14:38:16) |