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プロフィール
コメント数 339
性別 男性
年齢 36歳
自己紹介 映像の制作関係の仕事をしています。
前ほど映画を観る時間はなくなりましたが、なんとかレビューを続けてゆければと思ってます。

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21.  ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 《ネタバレ》 
序盤は少年がいじらしいというより生意気に見えてしまい、その抽象的な目的と相まってやや乗り切れないままだったが、後半、真相が明らかになるに連れて大きく巻き返した。もはやサンドラ・ブロックはアメリカの良き母の象徴になりつつある。
[映画館(字幕)] 7点(2012-10-17 14:30:44)
22.  アーティスト
テンポよく、何のストレスも感じることなく観賞しきれる良品。しかしながら主人公がトーキーを頑なに拒む理由が明示されずに進行するため、ややのりきれない。アカデミー賞受賞は幸運だった?
[DVD(字幕)] 7点(2012-10-17 14:28:11)(良:1票)
23.  るろうに剣心
「期待してなければ面白い」映画だと思って観に行ったところ、驚いた。これは「期待していても面白い」レベルである。キャラクターはそこそこハマってるし、薫の部分のドラマには胸が熱くなるし、何よりアクションが素晴らしい。須藤と綾野剛あたりの絶妙な配置は、ハリウッド映画を観ているよう。能力バトルに特化した十本刀編をこのテンションでやり抜ければ、かなり凄いことになるのではなかろうか。続編に期待大です。
[映画館(邦画)] 7点(2012-10-17 14:24:07)
24.  最強のふたり 《ネタバレ》 
潔いまでのドラマ性のなさ。あくまでも「貧困層の黒人と裕福層の障害者が出会った」ことで起こるギャップや食い違いの事実を次から次へと並べてゆく映画。がしかし、それぞれのエピソードが楽しめるので一切飽きることはない。終わった後に何が残ったかと尋ねられると微妙な作品。
[映画館(字幕)] 7点(2012-10-17 14:20:19)
25.  テルマエ・ロマエ
漫画のシュールな世界観をそこそこに受け継いだ前半部分は7点。その後も、無駄にスケールが大きくなって微妙な感じになるんだろうな、というある程度邦画のヒット作を熟知している人間なら誰でも考えるであろう不安を、何一つ裏切ることなく展開してゆきます。
[映画館(邦画)] 5点(2012-10-17 14:17:10)(良:1票)
26.  シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム
スローモーションとファストモーションを絶妙に組み合わせたアクションシーンは、まさにガイリッチー全開。それにしても、潔いまでの人間ドラマのなさ。友達以上ゲイ未満の2人の関係性はかなりツボです。
[DVD(字幕)] 6点(2012-10-17 14:14:08)
27.  ブラジルから来た少年
名優老人対決、というコンセプトをしっかりとやり通してくれた傑作サスペンス映画。魅力的な謎を解いてゆくなかで、G・ペックもR・オリヴィエも演技の見せ場だらけ。それでいて最後はアクションまでやってくれるんだから言う事なし。しかし、フランクリン・J・シャフナー監督は疲れていたのか、切れ味鋭い演出があったと思いきや、全くやる気のない部分までが共存している。それがまたスリリング。
[DVD(字幕)] 8点(2012-09-24 21:25:14)
28.  忍たま乱太郎(2011)
「俺は今回は内輪ネタがやりたいんだよ!!!!!」という心意気をのっけから恥ずかしげもなく提示し、かつ最後までやりきったのは評価したい。檀れいのくの一モードがツボだったので+1点
[映画館(邦画)] 6点(2012-09-24 21:17:00)
29.  DEAD OR ALIVE 犯罪者
全てが覆された。文字通り、驚天動地としか言い様がない
[DVD(字幕)] 8点(2012-09-24 21:14:44)
30.  紀子の食卓
兎に角、登場人物のモノローグが止まらない。感情だけにとどまらず、動作までいちいち喋って説明するというのはかえって斬新である。何といっても、くしゃみをした登場人物に「くしゃみをした」というモノローグを被せるである。敢えてこのスタイルにしたのだろうが、個人的にはまったく“ない”作品だった。あまりのくどさに中盤から吐き気を覚え、もうやめてくれと願っても最後までそのスタイルが貫かれる、159分間の拷問のような作品でした。
[DVD(字幕)] 0点(2012-08-26 22:29:33)
31.  桐島、部活やめるってよ
よかった。リアルだけどリアル過ぎない、ドラマ性はあるんだけどあざとくなりすぎない、その絶妙な位置で高校生活を俯瞰したかのような描き方が素晴らしい。俳優陣も概ねよかったが、神木隆之介、前野朋哉、清水くるみ、松岡茉優あたりは“等身大の高校生”以外の何者でもなく、鳥肌物です(特にもう日本を代表する俳優になりつつある神木、まだこんな演技ができるとは...)。小説でしつこく綴られていた体育部、文化部、帰宅部の微妙なヒエラルキー、力関係。自然発生的に生まれ出るドラマの数々。それを的確に、自然に表現できていたのは俳優の演技なしにありえない。クライマックスのカタルシスも相当なものがあったのだが、これは私自身が学生時代、自主映画に悪戦苦闘した経験があるためか。神木隆之介の「食い殺せ!」には泣けた。とにかく、一見大きな筋が無いようにみせかけて“桐島”“将来”というキーワードがしっかりとクライマックスにつながってくる構成は圧巻。傑作だと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2012-08-12 16:15:30)(良:1票)
32.  ダークナイト ライジング
編集が突飛すぎて笑えてしまった。明らかに繋がっていないシーン同士を“観客の想像におまかせ”とばかりに無理やり繋げまくる。諸々の問題もなんのその、派手なアクションと豪華俳優陣、最強の劇伴をぶっこみまくって成立させてやる! というノーランなりの美学を感じる。凡作というわけではないが、どうしてもダークナイトの遺産のおかげでもっている感は否めない。それだけ自分にとって前作は偉大だった。アンハサウェイの役どころとは何だったのか?ほぼ説明が皆無なので訳がわかりません。とはいえ、ラスト15分はさすがに圧巻。興奮した。
[映画館(字幕)] 6点(2012-08-05 20:55:37)
33.  ファール・プレイ 《ネタバレ》 
テンポよく、笑いどころも随所にしっかりとある。ただし、終盤は今の感覚では...(苦笑)。特にカーチェイスからオペラへのカオスなくだり、ちょっと日本的なモノが気になりすぎて笑えませんでした。そんな中、本当に素晴らしいのが老人&老女の必殺カンフー対決!! 「共通の趣味が見つかった瞬間のよろこび」がアクセントになってるこのシーンには、わかるわかると全身で共感してしまった。
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-26 02:32:10)
34.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
映画の力、生命の力を感じる150分。終始超ハイテンション、一ミリもキャラがブレないというでんでんの素晴らしさ。それ以上にイカレてる黒沢あすか。小市民振りを完璧にこなした吹越満! 終盤、とにかくやったれーと奥さんレイプ→小屋での血しぶき合戦となるわけだが、これは流石に悪乗りしすぎ。なんでも死にゃいいってもんじゃない。個人的には、ぎゃーぎゃーわめく娘と妻をボコボコにして車で出発、白目を向いてる2人の横で主人公がプラネタリウムを見てる、こんな感じで終わって欲しかった。しかし、結末すらどうでもよくなる様な一世一代のハイテンション映画であることは確実です。鑑賞後、毒が周るようにじわじわと色々な場面が蘇ってきます。
[映画館(邦画)] 8点(2012-07-26 02:17:35)
35.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE
このテの作品は100分が適正だと思う。。アメリカ人はそうでもないのか。
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-26 02:11:01)
36.  キック・アス 《ネタバレ》 
これは評価の難しい映画。思い描いていたヒーローになれず、半殺しに遭う主人公。画面中を縦横無尽に駆け巡るヒットガール。彼女を育てたニコラスケイジ。敵役のボスと、レッドミスト。この濃すぎる登場人物をもって、ハイスピードに様々な展開が入り乱れる!! すんげーとボーッとしているうちにエンドロールにたどり着くわけだが、結局「ヒーローは自らの弱さを克服して本当のヒーローになる」ってこと?  個人的には、よりテーマを絞って描いてくれた「スーパー!」あたりの方が好み。凄い映画だが。
[映画館(字幕)] 7点(2012-07-26 02:09:32)
37.  バーディ
ラストシーンの爽快感が圧倒的。しかしながら、ひたすら閉鎖的な空間でやりとりをしている割に、人物の心情変化や状況等に大きな変化が起こるわけでもなく、やや退屈に感じてしまうのも事実。
[DVD(字幕)] 6点(2012-07-26 02:03:13)
38.  マラソン マン
これは素晴らしい映画。ストーリーが多少破綻しようがどこ吹く風、サスペンスサスペンスした雰囲気作りとキャラ設定、奇異な音楽だけで一気に魅せてくれるという稀有な作品である。ダスティン・ホフマンの(スリラーの主人公として完璧な)小市民っぷり、対するローレンス・オリビエの元ナチ歯医者という肩書き、鬼気迫る演技に加えての“必殺技”。これだけでハラハラする要素に事足りるというに、そこに夜の郊外でのマラソンチェイス、ユダヤ人街での宝石奪還戦、中華系殺し屋、爆弾人形なんて盛り込まれた日にゃスリラーファンは憤死するわ。
[DVD(字幕)] 8点(2012-07-22 02:21:00)
39.  ダウト ~あるカトリック学校で~
1951年「欲望という名の電車」、1975年「カッコーの巣の上で」、1976年「ネットワーク」、2003年「ミスティック・リバー」と、主演にとどまらず助演級の俳優までもが全員神懸かり的な演技を披露している映画は希に存在するが、まだありました。 俳優陣の並々ならぬ演技に引き込まれているうちに、いつの間にか論じられている物語内容自体に引き込まれていた。特にエイミー・アダムスのあの真摯な瞳!引き込まれるかのよう。最後にある登場人物が呟くセリフと、その幕切れの素晴らしさには言うこともありません。
[DVD(字幕)] 8点(2012-07-22 02:05:43)
40.  感染列島
人情と説教に偏りすぎた感染映画で、バランスの悪さ居心地の悪さを感じずにはいられない作品。邦画パニックって自象とドラマが分離したこんな作品しかない気が... 前半は物語・ビジュアルともに緊迫した雰囲気があっただけに残念。あと檀れいは「武士の一分」「美しい隣人」のような虐げられる役でこそ映えるのね。。
[DVD(字幕)] 4点(2012-07-22 01:54:43)
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