21. 8人の女たち
何だか単純におもしろくないと思いました。ミュージカル調は苦手だけど、たとえばシカゴとか面白いっ!!って思えるものもあるんです。でもこの映画はミュージカル的面から見てもゴージャスでもスタイリッシュでもないしテンポもそんなに‥。推理面?それはもう全然‥。おしゃれ感を楽しむ映画なのかな?でも自分の好みでないものを「ね?格好いいでしょ。お洒落でしょ。洗練されているでしょ」と言われ続けているようでくどかったです。 色味は綺麗です。でも自分には楽しむポイントが見いだせませんでした。 [DVD(字幕)] 3点(2009-01-16 11:16:48) |
22. 愛に関する短いフィルム
ちょっと自分は共感できませんでした。こんなにも「愛」を局部的にあらわした映画はない‥。男の子は「愛」と言えるかもしれない。でも、女性の方は私にはわからない。 [地上波(字幕)] 5点(2009-01-14 00:15:59) |
23. 殺人に関する短いフィルム
非常に淡々としているのに生々しいストーリー。3つの人生が絡まって、とても切ない。風景も併せて寂寥を感じる映画です。 [地上波(字幕)] 7点(2009-01-14 00:11:56) |
24. アマデウス ディレクターズカット
長い作品だったけどそれを感じさせない作品。サリエリは音楽の才能を授かる・神から寵愛を受ける為に純潔を守り、情熱を傾け、心血を注いだ。そうやって禁欲的な生活をしている。苦しさの代償に「音楽の才能」と「社会的地位」を得たと思っているのだ。だが彼の前に、天真爛漫で下品で煩悩だらけ、しかし才能に満ち溢れたモーツァルトが現れる。彼は何にも苦労せずサリエリの欲しい物をいとも簡単に手にし、神の寵愛を受けている。これはサリエリにとって「神の裏切り」であった。正直、サリエリはモーツァルトよりも世渡り、社会常識、物腰の柔らかさ、計算するという事等優れている点が多い。ただ音楽の才能と、その才能を疑わないというある種の才能以外において、である。サリエリはモーツァルトと出会ってしまった事で、”自分の才能を傲慢な程に信じる”という芸術家にとってとても大事なポイントを永遠に失うことになる。サリエリの苦しみをみて、凡人の自分も苦しみを感じた。 一方、モーツァルトも彼にとっては望まない道を進んだ。彼はアホだ。子供のような人で、楽しいことが大好きだ。彼はただ楽しく作曲して暮らしたかったのだと思う。でも社会ではただ楽しくなんて無理な話で、嫁も子もいれば養わなければならない。周りとうまく折り合いをつけ、時には取り入らなければならない。そうしなければ価値のわかる人間へ彼の曲を披露する機会自体が得られないからだ。彼は落ちぶれても自分の才能だけは信じていた。ただ、彼の才能が「正当に評価」されない事にとても苦しんだ。とても苦しんでいたが、やはりこの点が決定的にサリエリと違う。 私が一番ぐっときたのはやはりサリエリが鎮魂歌作曲を手伝う所。モーツァルトを死に至らしめるのにふさわしいレクイエムを彼自身に作らせるという残酷な計画を練る程憎いのに、なぜ自分から手伝うなんて言ったのか?きっと彼はモーツァルト・神の音楽に携わりたかったのだ。彼の音楽に触れ、純粋にサリエリは幸せだったはず。嫁が帰るように言っても、「彼が手伝えと言っている」と帰ろうとしなかった。サリエリは二度と触れることができなくなって、何を思ったんだろうか。 もしモーツァルトをもう少し周りが救うことができれば、もっともっと素晴らしい曲を世に残すことができたのだろうか、と少し考えてしまった。 [DVD(字幕)] 9点(2009-01-13 21:13:47)(良:2票) |
25. セッション9
廃病院・雰囲気は良かったんだけど…。読めてしまうからかパンチが弱いです。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-13 20:15:26) |
26. 1.0【ワン・ポイント・オー】
分かり切っていることをこれ見よがしに「何かあるよ~!」って期待を煽るけど、自慢げにバーンと出したラストはやっぱりわかりきった答え。つまらなかったです。 見終わったあとこんなにイライラした映画は珍しいです。 [DVD(字幕)] 2点(2009-01-13 20:10:05) |
27. 犬神家の一族(2006)
よく意図がわからないですが、何で作り直したんだろう。キャストが微妙‥豪華なんですけど。あと長くって最後まで見るのがつらかったです。 [地上波(邦画)] 3点(2009-01-13 01:06:48) |
28. 世界の中心で、愛をさけぶ
長澤まさみがめちゃくちゃ可愛かった!!この頃の彼女は薄幸の美少女にぴったり!。自分は涙腺がバカなので感動面では正当に評価できない。しかし柴崎コウの無駄遣い‥もったいない。 [映画館(邦画)] 6点(2009-01-13 01:00:32) |
29. 真夜中の弥次さん喜多さん
あんまり笑いが合わなかったです・・。始終ついていけなかった。 [DVD(邦画)] 4点(2009-01-13 00:55:10) |
30. 舞妓Haaaan!!!
最初15分くらい映画館であるにも拘らず爆笑してしまいました。あとはちょっとしりすぼみかなぁ。最後の落ちはみんな幸せで好きです。 [映画館(邦画)] 6点(2009-01-13 00:51:47) |
31. 鬼畜
《ネタバレ》 なんとも点のつけにくい作品。子供の喋り方が嫌だとか、後半岩下志麻が出てこない所とかが嫌だ、とか色々気になるところはあるんですが、すごい映画です。 物凄く綺麗で紅い夕日と向かい合って、子供を海に落とす親。私はあのシーンがとても心に残っている。恐らく子供が産めない岩下志麻にとって子供は眼を逸らしたい存在である。ましてや手中にあると思っていた旦那が囲っていた女の子供。憎くて憎くて堪らないはず。しかし緒方拳は岩下志麻と違い、彼は彼なりに子を愛し、子も彼の事が好きだ。なぜ彼は殺さなければならなかったのか。 彼は自分で行動する事が出来ない。それは彼の出生に深く関わっていると思われる。生まれた時既に父親がおらず、長男と同じ歳の6歳の時に母親も消える。その後は親族の家を転々とし、どこでも厄介者扱いされ、飢えながら、1人ぼっちで生きてきた。それを大人になった今でも涙が溢れる程傷を負っている。きっと幼い頃の彼は、なるべく目立たないように、できるだけ小さくなって生きてきたんだと思う。印刷屋で働きだしたのも居候していたおじに奉公に出されたから、お給料は全ておじの借金に何年もとられる。自己の個性を出すスキなんてないし、自発性は更に消える。きっとそんな人生だったから岩下志麻の言われるままに子供を殺す。緒方拳はあの男の子と自分を重ね合わせていたと思う。更に彼は、子供があんな思いをするくらいなら今死んだ方が・・と思ったか(極めて自分勝手だが)、自分が向かい合いたくない過去を子供に見たからか、いづれかでも殺さなければと思った。しかし、何度も殺すチャンスがあったのに、彼は殺せなかった。あの怖いくらいの夕焼けに助けられないと殺せなかったのだ。それがとても悲しくて恐ろしかった。 あの子供が「おとうちゃんじゃないやい、よその人だい!」っていったのには胸が熱くなりました。はたして言葉通りの意味か、かばったのか‥。もしかしたら自分が捨てられたと思いたくなかったのかもしれません。なんにせよ悲しすぎます。 彼が子供が生きてて心底救われた事に、私自身も救われた。 あの生き残った男の子が、彼と同じような人生を歩まない事を祈るばかり。 [DVD(邦画)] 7点(2009-01-12 20:17:45) |
32. HANA-BI
大切なものが少ないと、こんな風に自分を切り離していける。花火の命は短い。でも花火はそんな事は考えていない。ただ轟音とともに打ち上がり、鮮烈に散る。残された方は目に焼きつくまま花火を忘れない。いい映画だと思いました。 [ビデオ(邦画)] 8点(2009-01-12 18:13:18)(良:1票) |
33. あの夏、いちばん静かな海。
北野武らしい表現な気がします。言葉はいらないんですね。堰を切ったように零れ出す悲しみ。胸が熱くなります。 [ビデオ(邦画)] 7点(2009-01-12 17:51:52) |
34. バトル・ロワイアル
原作既読。キャストは違和感なく見れました。エンドロールで静かな日々の階段をが流れたのはレクイエムのようで良かったです。ほかはあまり印象に残らない印象でした・・ [ビデオ(邦画)] 4点(2009-01-12 17:16:53) |
35. Dolls ドールズ(2002)
四季折々の素晴らしい景色。日本人の私(というか殆どの日本人)が見た事がない、涙が出そうな程綺麗な自然。怖いくらい鮮烈な色。PVなら最高!映像美。 なんですが‥‥‥いかんせんストーリー‥‥‥‥‥‥。 [DVD(邦画)] 5点(2009-01-12 13:13:46) |
36. L change the WorLd
《ネタバレ》 原作未読。本編で松山ケンイチが良くて好きになったので見ました。しっかしストーリー・・。南ちゃんなんででたの?これで更に冷める。真希はかわいくて演技も良かった。ラストの背筋伸ばすシーン好き。 あの飛行機のシーンは始終ひどい!!!! [映画館(邦画)] 5点(2009-01-11 16:50:18) |
37. DEATH NOTE デスノート the Last name
原作未読。松山ケンイチと音楽が良かった。CGも違和感なく見れました。ちょっと陳腐で納得いかない所もありますが、楽しめます。 [DVD(邦画)] 6点(2009-01-11 16:34:49) |
38. DEATH NOTE デスノート(2006)
漫画未読。面白い設定ですねー!!ライトには共感しづらい所がたくさんありますが、あの大仰で現実離れしている感のある演技は、ライトの特異性には合ってるかなと思いました。原作をみていないからかな?原作を読んでみたいと思いました。リュークがすごい!! [地上波(邦画)] 6点(2009-01-11 16:29:21) |
39. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
《ネタバレ》 原作未読。私は映像は結構好きです。 ただ、ストーリー的に何でそうなるの!って思うシーンがいくつかあって、入り込めませんでした。ファンタジー系で入り込めないのは致命的でした。 子供の時って不思議なものに敏感で、よく不思議な事がないか友人と探検したものでした。家の物置、学校の階段下の踊り場・屋上につながる階段、ちょっとひんやりしている音楽室の準備室、近所の山の洞穴‥他とちょっと違う所を見つけては「ここは異世界とつ繋がっている場所かも!」などといろいろ想像したものでした。でも、異世界にいける子供は特別でないといけない。その異世界で子供達は救世主であり、こちらの世界ではただの子供達が、異世界の不思議なものたちと関わり、奮起して自分達の力でその世界を救うのだ。私たちはその世界を垣間見て、子どもたちを応援し、異世界の魅力に思いをはせるのだ。 しかしこの映画はあんまり可愛げのない子供4人が異世界にはいくものの、全体にわたってあまり役にも立っている様子もなく、最終的にボスはライオンが倒すという流れ。え、えぇー!って感じでした。ライオンのみ格好いい。長男はしっかりしていたし末っ子は可愛かった。でも、一生懸命剣術に取り組んでいた長男はボスを倒さない。何でー!って感じです。あまり自分好みでないなぁと思いました。 [映画館(吹替)] 4点(2009-01-11 16:17:04)(良:1票) |
40. 陽気なギャングが地球を回す
《ネタバレ》 原作未読。特段面白くもつまらなくもないと思います。盛り上がりもなく話自体も話しの流れも面白みに欠けていると感じました。ただ、キャラクターは1人1人面白く、役者が良いので最後まで見ることができます。ありえないような話をするなら、もっとぶっ飛んだらいいのに割とおとなしいので矛盾・不自然な点が気になる‥。CG丸出しも変だし、まず雪子と成瀬が恋に落ちるのは何で?って感じだった。久遠と佐藤浩一は好きなキャラクターです。 もっとアクションを激しく豪快に演出してほしかった。これだけの人たちを集められるならもっと面白くできそう。もったいない! [DVD(邦画)] 5点(2009-01-11 15:48:03) |