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21.  ヒア アフター 《ネタバレ》 
相変わらずの安定ぶりで傑作を生み続けるイーストウッド監督。今回もその匠っぷりを思う存分発揮している。まず、この映画の主軸である「霊の世界」。一見するとリアリティのかけらもない、ただのファンタジーの様だ。しかし、物語はその主軸であるはずの「霊の世界」を最小限の表現に抑え、あくまで主人公ジョージ・ロネガンの言葉を通してでしか霊の言葉は語られない。こういった「霊の世界」との「距離感」が素晴らしいのである。現実離れした世界というのは近づきすぎても、遠すぎてもリアリティを失う。そしてそれらを売りとする映画がホラーやSFに分類されるのだろうけども、この映画は違う。あくまでリアリティを感じさせ、そんな世界があるような錯覚さえも起こす演出になっている。こういった繊細な映画作りができるというのが大巨匠の余裕なんだろう。ストーリーに関しても文句のつけようがない。ジョージとマーカスとマリー、この3人が徐々に近づき、出会う。このスピードが丁度いい。イーストウッドはこういう何かを交わせる時の速度というかタイミングのセンスが凄い。そして終盤、マーカスの前で交信を行うシーン、いわばクライマックスだ。薄暗い部屋で少年と霊能者が向かい合い、あの世にいるジェイソンの言葉を伝える。今思い出しても、特筆すべき程の素晴らしい台詞はなく、どちらかというと地味なシーンだと思う。なのに涙が出そうになる。周りからはすすり泣く声がいくつも聞こえた。イーストウッドマジックの一つだろう。鑑賞した人には分かると思うが、あのシーン、画面にはマーカスとジョージの二人しか映ってなかった。しかし、どうだろう、見てる人には早口で元気に話すジェイソンの顔も見えていたのではないだろうか?少なくとも自分にははっきりと見えていた。それが先に話したリアリティの具現化なんだと思う。こういった繊細な技術がクライマックスに収束する素晴らしい映画を作れるこの巨匠には感服するばかり。次回作も期待してます!
[映画館(字幕)] 10点(2011-02-19 21:35:13)(良:1票)
22.  切腹 《ネタバレ》 
全編に渡って醸し出されるオドロオドロしさと緊張感。撮影時、まだ全てがアナログだった時代。そんなCGや合成技術が無かった時代だからこそ加工されていない生のリアルな感情が見てる側に伝わるのかも知れない。頼れるのは脚本の魅力と役者の演技力だ。主人公・半四郎には覚悟がある。尋常な覚悟ではない。自分の命を懸けて井伊家の残忍な素性を暴露し、復讐をする。武士社会へのアンチテーゼという斬新なテーマ。そして半四郎を演じる仲代達矢、その他のキャストにも役者魂を懸けてこの映画を素晴らしいものにしようとする覚悟が感じられる。今の映画には頼れるものがあり過ぎる。それは素晴らしい技術かもしれないが、作る側も見る側もそれに頼ってばかりではいけないと思う。映画の本質をマジマジと見せてくれる素晴らしい作品の一つだろう。
[映画館(邦画)] 10点(2010-12-20 12:14:24)
23.  ノルウェイの森
原作未読。ただの官能映画にしか見えなかったというのが率直な感想。まぁ官能映画に分類するとそれはそれで物足りないんだけど。原作を読んでないので分からないんですが、恐らく登場人物の心理描写を画にできてない、もしくは原作から抜粋するシーンを間違えたか。時々??になるシーンがありました。きっと小説では著者の巧みな文章で上手く表現出来てて、スッと理解できるんでしょう。正直この映画だけを見ると小説「ノルウェイの森」はつまらない読み物なんだろうなと思ってしまいました。
[映画館(邦画)] 2点(2010-12-15 00:35:35)(良:1票)
24.  ヒックとドラゴン
急に予定が無くなったので、空いた時間に近所の劇場に足を運んだ。上映しているのは見た事あるものばかりで、この映画しか未見のものはなかった。アニメだし適当にボーっと鑑賞しようとしてたら、予想もしなかった。グイグイグイグイ引き込まれる。ドラゴン達の個性の書き分けに製作側の愛情を感じ、アバターにも引けを取らない迫力の映像に技術を見た。ドラゴンとの友情、父親との和解。至ってシンプルなストーリーではあるが、その感動は他の名作アニメと肩を並べるほど。鑑賞前にこの映画をナメてた自分が恥ずかしくなった。何と素直な映画なんだ。こういう出逢いがあるから映画はやめられない。
[映画館(吹替)] 9点(2010-12-13 15:40:46)(良:2票)
25.  ナイト&デイ
これぞ「ハリウッド映画の王道」という派手さとスピーディーさ。どこか懐かしさすら覚えるのは、最近ここまで超王道で面白いと思った映画に出会わなかったからかもしれない。クール且つ超人的なトムとキュートで若干すっとぼけたキャメロンの織りなす2時間。老若男女問わず楽しめる映画になっています。
[映画館(字幕)] 7点(2010-12-12 13:29:06)
26.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
原作未読。豪華キャスト、日本最高峰のCGで見せる映像はさすがです。土台は定評のある原作なのでやはり安心して見れました。今更と言ったストーリー展開で感動や衝撃は受けなかったものの、2時間ちょっとの間、集中力が途切れる事無く見れたのは、エンターテイメントとして優れている証拠だと思います。印象に残ったのは森雪のキャラ。やっぱりサバサバ、ツンケンしてる女ほどいざ恋に落ちるとどっぷりのめり込んでしまうもんなんですね。
[映画館(邦画)] 6点(2010-12-10 00:36:20)
27.  ラスト・ソルジャー(2010) 《ネタバレ》 
ん~。きっと純粋に見ればもっと良い映画だったと思うんですけど、今の中国の現状が現状だけに僕の頭にはフィルターが出来上がっていたようです。統一戦争の中、兄弟で殺し合いをしたり、愛する人を殺され復讐に燃えたり。それに翻弄される心優しい一人の戦士。それに感化され、心が揺れる将軍。メッセージは分かりやすく、表現の仕方も悪くないと思います。ただ、ただ僕の心がこういうんです。「お前らが言うな」と。
[映画館(字幕)] 5点(2010-11-20 14:19:41)
28.  SP 野望篇 《ネタバレ》 
映画は上映時間じゃなく、密度。短い映画程密度は高くなければいけないはずなのに、これは90分のスッカラカンな映画。結局何も分からないまま終わってしまった気が・・・。まぁアクションに関してはマトリックス+ジェイソンボーンみたいな感じで楽しめましたが。次回、革命編、期待してます。
[映画館(邦画)] 5点(2010-11-20 14:01:29)
29.  トイ・ストーリー3
愛情、友情、別れ、出逢い。生きていく上で大切なものが全て詰まった作品。現代の子供たちに見て欲しい映画。そして現代の大人たちが見なければならない映画。素晴らしい。
[映画館(吹替)] 10点(2010-11-20 13:49:50)(良:2票)
30.  アマデウス ディレクターズカット
これまで僕は「この映画が大好きだ」と周りの人に公言してきた。ただ今回この作品を「午前十時の映画祭」で見て、自分のその考えが間違っている事に気付いた。いや、アマデウスが好きという事に変わりはない。ただ「DVD」、「ブルーレイ」という媒体だけでそう判断してた自分が悔しいし、その程度で満足してた自分に苛立ちを覚えたりもした。映画館の大スクリーンと音響設備の前ではいくらあの「ブルーレイ」と「5.1chスピーカー」が束になってかかってもその足元には全く及ばない。やはり映画は映画館で見てやっと100%の面白さが伝わるという事を改めて実感できた。
[映画館(字幕)] 10点(2010-11-19 00:39:18)
31.  BECK 《ネタバレ》 
「良いアイデアないかなぁ→あ!そうだ、漫画を原作に作れば楽じゃないか!→BECKみ~っけ!→皆に絶賛される良い歌声ないかなぁ→探すのめんどくせぇ~→ま、でも声無しでゴリ押しするかw→観客ポカーン」という映画として致命的な欠陥があるので良い評価はできない。製作側に言おう、適当な素材が見つからないなら映画化しないでください。
[映画館(邦画)] 2点(2010-09-28 15:20:09)(良:1票)
32.  キャタピラー
危ねぇ。演者の力量に騙されて10点付けるところだったぜ・・・。
[映画館(邦画)] 5点(2010-09-24 15:41:42)(笑:1票)
33.  インセプション
ここまで凝られた設定、ストーリーなのに、説明が少ない。これぞノーラン映画。 人は物事に対して発見や解析をし喜びを感じる生き物。ノーランはこの人間の習性を良く分かってるんだろう。1から100まで説明して見せるのではなく、1から60まで見せて残りの40を見てる側に見つけさせたり、解釈させたり、または想像させて楽しませてくれる。ボーっと表面的な面白さを見てるだけじゃダメだ。集中し考えながら内面的な面白さを見ないと映画の本質は分からない。エンドロール、興奮覚めあらぬ状態の我々に彼は言う、「さぁ起きろ。現実がはじまるぞ」。そこに響き渡る「目覚めの合図」
[映画館(字幕)] 10点(2010-09-23 02:14:53)(良:1票)
34.  パピヨン(1973)
この映画のメッセージ、それは「自由への挑戦」だと思った。人は「生きる」ために生きてない。「自由」になるために生きている。どんな困難にも屈せず、友情を守り、自由を目指すパピヨンのひたむきな姿が社会に雁字搦めに囚われた僕の心に深く突き刺さる。
[映画館(字幕)] 10点(2010-09-17 01:57:04)(良:2票)
35.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE 《ネタバレ》 
ただ一言・・・ 何やってんだコイツらww
[映画館(字幕)] 7点(2010-09-03 13:34:38)
36.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
巧みに見せ場を盛り込んでいる構成が素晴らしい。最初の見せ場は緻密に練られた駅構内での逃走シーン。前回に増してボーンの知的な工作員っぷりが発揮されてます。カメラに映った彼を見たCIA職員達のリアクション。ボーンが彼らにとってどれだけ厄介で危険な人物かこのシーンで表現されます。次にデッシュに追いかけられるニッキーを助け出すタンジールでの追跡シーン。建物の屋上から屋上へ、部屋から部屋に忍者のごとく俊敏さで移動し、デッシュとのタイマンの末、ニッキーを助け出す事に成功。初見の時はここからニッキーとの恋が始まるのかと思ったけど、さすがジェイソン・ボーン。あの程度の女には魅かれる事はありませんでした。感心できるのは次の見せ場カーチェイス。このシーンの短さが良かったんです。駅やタンジールでのシーンはこれまでの2作品にはなかった手法だったんですが、カーチェイスシーンはその全てに存在しており、ちょっと飽きられてる感というか新鮮味がないと思います。だからあえて引っ張らず、すぐボーン誕生秘話に移動させたんでしょうね。この映画のバランスの良さはここにあると思います。そしてラスト。どこかで働くニッキーが一連の事件をニュースで見て、ニヤリ。見ている誰もが音楽とともに体を震わせたんじゃないでしょうか。
[映画館(字幕)] 9点(2010-07-02 01:12:51)(良:1票)
37.  突撃隊
隠れた秀作。戦場と言う場所でしか生きれない男をマックィーンが相変わらずのクールさで演じてます。この映画の面白さはキャラクターの魅力にあります。一人一人がキチンと生きてる。これって「大脱走」にも言えることなんですね。まぁ規模は全然違いますが表現の仕方は良く似てると思います。圧巻のラスト、邦題はこのシーンの印象だけで付けたんでしょうね。まさに命をかけたマックィーンの突撃。しびれました。
[DVD(吹替)] 9点(2010-06-16 15:24:59)
38.  告白(2010) 《ネタバレ》 
凄い映画を見た。きっと日本の歴史に残る偉大な作品になるだろう。文句のつけようがない素晴らしい原作。それを映像化する事によって活字では生み出せない、残酷さ、悲惨さ、そして美しさを垣間見せる事ができたのではないだろうか。物語は女教師の告白から始まり、その告白に関わった人物それぞれの視線からの告白で進められる。この斬新なストーリー展開がじわじわと我々に訴えかけてくる。物事は一方的な考えで判断する事はできないと。教育とは何か?あくまで教師と生徒という立場で丁寧な言葉で接し、同じ目線に立って行う教育。はたまた教師という壁を取り払い、身内のような、兄弟のような関係でタメ口で話し、あだ名で呼び合って行う教育。命の重みとは?娘のためなら自分の命を投げ打ってもいいと思うものもいる。自分を認めてもらうためにそれを奪って注目を浴びようとするものもいる。愛するとは?例え殺人を犯した人間であろうとその人を理解しようとするものがいる。ただの暇つぶしで自分の理解者を弄ぶものがいる。そういった物事の多面性を上手く描き、それらが醸し出す人間の暗黒面の姿は見てるものに不快感な衝撃をも与える。う~ん、この作品、文句のつけようがないわ。
[映画館(邦画)] 10点(2010-06-09 00:52:41)(良:1票)
39.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 
夢を持つ事の大切さを教えてくれました。夢のない人間は野菜と同じ。キャベツと同じです。決して諦めてはいけない。例え自分が老いぼれようとも心が18歳ならそれはもう18歳なのです。そしてもう一つ教えてくれたのは「人との出逢い」です。マンローは旅路で色んな人に出会います。モーテルのゲイの受付やインディアン、夫を亡くした未亡人、休暇中の軍人など。マンローは彼らに対して決して偏見や壁を作らず、フレンドリー且つフランクリーに接します。きっと彼は人との出会いの大切さを分かっているのです。どれだけ意志があって、どれだけ努力しても、やっぱり人は一人では何事もやり通す事はできないのです。この映画で彼は出会った人々に何回助けられたでしょうか?人は握手を交わし、手を取り合って生きるのです。そして最後、その手を空高く挙げみんなで大喜びすればいいのです。
[DVD(字幕)] 9点(2010-06-01 15:31:41)
40.  ルーキー 《ネタバレ》 
前評判がクソ扱いだったので期待せずにみたら、そこまでクソじゃないような気がしないでもありませんでした。終始ニヤニヤしながら見てしまいました。序盤のシーンとラストシーンを被せたり、テレビでタランチュラが出てきたり、ロコと洗濯屋で争って窓ガラスをぶち破るシーンがターミネーターとまんま被ってたり、細かい所でも笑いどころがありましたね。まぁでもストーリーは陳腐過ぎます。まず人物の背景が全く見えてこない事。特にイーストウッドの過去なんか適当でしょ。チャーリー・シーンの過去も見せ方が甘い。そして後半、敵の女と謎のファックシーン。あれはもう意味不明でしょ?あのビデオシーンを見てリーダーが女にブチ切れて殺すみたいな事になると思ってたら特に何事もなく過ぎ去っていきましたよ。日曜9時に見る映画としては楽しめるんじゃないかなという事で5点献上。
[DVD(字幕)] 5点(2010-05-29 15:29:45)
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