21. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
さてさて、007ですが、本編開始前の予告編を含めると3時間! ケツが痛いゼ。 内容は、ネタバレしていいのかなあ?、やっぱりやめときます。 2時間45分の中に内容盛り込みすぎで、ゲップが出そうです。 ジェームス・ボンドって言ったら、イギリス紳士ヅラした諜報部員だけに、クールさとタフさとエロさとユーモアがないと成立しないです。 そういう意味で、ダニエル・クレイグにはユーモア要素がなくって、今までのボンド役と比べると、面白味がないんですよね。 今作は妙にアクションとラブシーンの盛り上がり方が興醒めしてしまいました。 本編が終わり、エンドロールが流れるとほとんどの客が出ていきました。 私はトイレに行きたいのを我慢しながら、じっと耐えました。 JAMES BOND WILL RETURN この文章が見たかったんですよ。 ってことで、次回作をひそかに期待します。 [映画館(字幕)] 7点(2021-10-05 17:03:50)(良:1票) |
22. ワイルド・スピード/ジェットブレイク
《ネタバレ》 先日ワイルドスピードを観て来ました。 Fast & Furious 9 の原題で、このシリーズも9作目まで来たんですね。 正直なところ、今作はいまひとつです。 007でもそうでしたが、舞台を宇宙にまで広げたら、もう収拾がつきませんわ。 もう、ほとんどお笑いですよ。 やっぱり、ポール・ウォーカーがいなくなってから、内容がエンターテインメント・娯楽作品に向かってしまって、面白味が減りましたね。 最後の最後に、次作の予告編のようなシーンがありました。 って、次作も作るんかいな。 出来たら観に行ってしまうんやろな、おもしろくないんやろうけど... [映画館(字幕)] 5点(2021-09-05 09:24:24) |
23. 竜とそばかすの姫
すっかり忘れていましたが、公開直後にこの映画を観ていました。 まあ、そこそこ面白かったです。 音響部分は素晴らしく、家のテレビ・モニターだと、あの臨場感はわからないだろうなあ... でも、押田監督作品だと、サマーウォーズのほうがイイかなあ。 [映画館(邦画)] 6点(2021-09-05 09:20:03) |
24. Mr.ノーバディ
おもしろいです。 頭をすっからかんにして、純粋に映像を眺めるには十分に見ごたえがあります。 まあ、細かい部分での「?」は、たくさんあるのですが、そういうのは無視して楽しみましょ。 そういった作品ですね。 [映画館(字幕)] 7点(2021-06-14 21:03:44)(良:2票) |
25. 太陽は動かない
意外とおもしろかったです。 今までの日本映画のスケールを、ちょびっとだけ広げたかな。 正直なところ、アクションシーンにはあまり迫力を感じなかったのですが、その分、展開の速さで補えているように思います。 何とか、シリーズ化して欲しいですね。 [映画館(邦画)] 7点(2021-03-10 17:55:21) |
26. 異端の鳥
《ネタバレ》 事前の宣伝文句のせいか、それとも過分に期待しすぎたせいか、思ったほどの感想を持ちませんでした。 ただひたすらに残酷で、それでいてどこかユーモラスな描写の連続です。 で、主人公の無口で無表情な態度のせいか、父親が現れても本当にこの人は肉親なのか、ただの人さらいなのかわかりませんでした。 少年同様、観ているこちら側までもが、何も感じない人間に染まってしまったのかと戸惑いました。 最後にバスの窓ガラスに自分の名前を書くあたりで、わずかな希望のようなものが垣間見えたように感じました。 まあ、観て損はしないと思いますが、人にはあまりおススメしないと思います。 [映画館(字幕)] 7点(2020-11-10 18:10:34) |
27. コンフィデンスマンJP プリンセス編
やっぱりおもしろかったです。 まあ、伏線につながる細々としたエピソードには気付きましたが、最終的な伏線まではわかりませんでした。 その点でこの作品は観る価値アリと思いました。 準主役の関水渚チャンがイイ。 演技は下手ですが、この作品ではその下手さが生きています。 長澤まさみと並んでも、美しさにひけをとりませんねえ。 それゆえ、長澤まさみも歳には勝てないのかなあ、と感じてしまいました。 そうそう、年齢を言うならビビアン・スーの美しさは一番の見所かもしれません。 あとは、ベテラン勢の演技はやっぱり違いますねえ。 特に柴田恭兵は上手いわ。 バラエティ映画ながら、ベテラン俳優のキラリ光る演技だけでも観る価値はあると思います。 こんな暗いご時勢なので、笑える映画で楽しみたいです。 そういう意味でも、この作品は悪くないと思いますよ。 [映画館(邦画)] 7点(2020-08-01 18:48:11) |
28. ランボー/ラスト・ブラッド
あ~あ、ランボーってシリーズは、もう、取り返しが付かないほどのイタイ映画になってしまったんですね。 ようやく、映画館で観れる新作映画と思い、出かけてみましたが、もう後悔のみ。 ストーリーは単純で、そしてひたすらにグロい殺戮シーンの連続。 映画最後にオマージュで流される過去作品のシーン。 第1作って、警察を代表とした世間・社会とベトナム帰還兵との戦いが骨子として存在していました。 以降は個人的な怒りがメインになってしまい、社会派的作品がただの娯楽アクション作品に変わってしまいました。 と言うか、第1作が偉大すぎたと言えるのかもしれません。 そう考えると、今作は比較にならないほどの駄作です。 スタローン自身、年齢も体重も増えてしまい、自らの手でシリーズにピリオドを打ちたいがために作った作品なのだと思いたいです。 [映画館(字幕)] 5点(2020-06-29 14:45:09) |
29. Fukushima 50
《ネタバレ》 観ていて涙が止まらなかった。 過剰な演出もあると思うが、やっぱり感動と涙でいっぱいの作品です。 個人的には、火野正平・泉谷しげる・小野了あたりのハゲ男優がいい味を出していると思う。 ダンカンの過剰な福島訛りは、ちょっとウザイ感じだったが、火野正平のボソボソの訛りは上手いわ~。 [映画館(邦画)] 7点(2020-03-14 17:41:24) |
30. フォードvsフェラーリ
遅ればせながら、「フォードvsフェラーリ」を観て来ました。 これって、ただのフォード礼賛のヤラセ映画なのかな? 史実に基づいていて、なかなかおもしろかったです。 確かに、GT40ってクルマは美しくて魅力的で個人的に大好きなクルマです。 出来れば、GT40の設計段階からのクルマ造りを見たかったですねえ。 で、映画ですが、思ったほど迫力・臨場感が無かったですねえ。 この映像(レースシーン)をみてスゴイという人は、S・マックイーンの「栄光のル・マン」をみて欲しいです。 初めて劇場のスクリーンでこの映画を観たときは(リバイバル上映でしたが)ドキュメンタリーさながらの荒い映像にうっとりしました。 私は、「栄光のル・マン」の方がはるかに迫力があったように思いました。 とりあえず、シェルビーやマイルズに関しての情報を確認してみようと思います。 [映画館(字幕)] 6点(2020-02-09 10:43:12) |
31. コンフィデンスマンJP
おもしろかったです。 本編を観ているとき、ところどころでちょっとした違和感を感じましたが、それらが伏線につながっていたとは... だまされた部分は爽快感がありますが、所詮はテレビドラマの域を出ていません。 ちょっと豪華になったテレビドラマにすぎません。 比較してはいけませんが、名画「スティング」とは別物ですねえ。 テレビ放送時に出演していたゲスト陣がカメオ出演のようにチラチラと顔を出していて楽しいです。 あとは、エンドロールが流れても席を立たないで、最後の最後まで観てくださいね。 [映画館(邦画)] 7点(2019-05-23 16:59:40) |
32. 映画 賭ケグルイ
まあ、そこそこ『おもしろかった』ってとこでしょうか。 最初のじゃんけん大会では、からくりはすぐにわかりました。 個人的な感想としては、反体制派の演説や脚踏み、乱闘などのサブストーリーは割愛した方がいいでしょう。 不要なシーンがたくさん見られたように感じます。 とりあえず、巨大なスクリーンでのアップにも耐えられる美波ちゃんはキレイだったのでプラス1点。 [映画館(邦画)] 7点(2019-05-14 18:15:53) |
33. バイス
まあ、この手の作品は日本じゃ受けないなあ。 ハッキリ言って内容が複雑で出来事の当時の状況は、現地・アメリカじゃないとわかりませんからね。 それこそ、日本だと『あさま山荘』事件の映画なんて、日本人か日本にいる人以外は興味も持たないでしょうし、理解もできないでしょ。 まさに、ディック・チェイニーの悪名高い政治生活を克明に描いているだけの作品です。 個人的には好きな人物なんですけど、嫌われる要素タップリの人だけにねえ... ただ、演じたC・ベールの熱演は見事でした。 そうそう、この作品で私が最も驚いたのは、最後に製作者の名前を見たときでしょうか... [映画館(字幕)] 7点(2019-04-10 18:33:41) |
34. グリーンブック
素晴らしい! 近年観た作品の中でも指折りの傑作だと思います。 まあ、私が最近で高評価しているのは、「ドリーム」のような黒人差別をリアルに描く作品が多いように感じます。 それでも、この作品に関しては、ドクターが自らトラブルを起こしてしまっている案件がいくつもあるので、時代や土地柄ばかりのせいでもないように思えます。 がさつで短気なイタリア系白人と上品でストイックな黒人コンビ。 この二人の関係性を2時間あまりの時間で、こうも丁寧に描くあたりは、監督の手腕だと思います。 留置場からボビー・ケネディに電話するあたりの描写は、この作品の最も爽快感を感じるシーンですね。 [映画館(字幕)] 9点(2019-04-01 16:12:39) |
35. ワンダー 君は太陽
《ネタバレ》 おもしろくて、嫌味を感じない作品です。 それでいて説教臭くなく、さらりと観れます。 でも、どうしても引っかかるのが、親がオーギーに対して顔にキスしないところですね。 キスするのは手のひらばかりで、これって、やっぱり気になります。 子どもたちが「ペストが移る」とはやし立てるのと関連するのでしょうか? [映画館(吹替)] 7点(2019-03-22 23:11:28) |
36. 運び屋
《ネタバレ》 おもしろかったです。 老いたイーストウッドの姿はあまり観たくなかったのですが、やっぱり見入ってしまいます。 捜査官相手に「仕事よりも家庭」を説くシーンなどは、『お前が言うな』と突っ込みながら『反面教師』ならではの力強い説得力に感動すら覚えました。 しかしながら、銃を持った相手に脅されて素直に従ってしまうシーンは観たくなかったなあ。 イーストウッドなら、素早くマグナムを抜いて欲しかったよう... [映画館(字幕)] 7点(2019-03-14 17:58:50) |
37. 十二人の死にたい子どもたち
《ネタバレ》 まあまあ楽しめたかな、ってところでしょうか。 あくまでも、ミステリー・犯人探しに限っての話ですが。 最初から結末は、ある程度分かっていますし(自殺しない)、予想通り、って感じです。 やっぱり、杉咲花の演技力は他の演者と比べて頭抜けています。 けれど、その濃さ・熱量がやたらと鬱陶しいです。 言うならば、彼女が発言すると、『ハイハイ、わかりましたから、少し静かにしてください。』と突っ込みたくなるのです。 もっと力を抜いた演技を見せて欲しかったなあ。 あと、これを言ったらマズイかもしれませんが、大多数の自殺志願者たちの自殺理由がどれもこれもくだらない。 まあ、これが今の時代を物語っているのでしょうねえ、私には理解できませんが... [映画館(邦画)] 4点(2019-02-01 18:46:29) |
38. 蜘蛛の巣を払う女
これって、「ドラゴン・タトゥーの女」の続編ですか? 役者も監督も代わってしまったようです。 大きな意味で続編(設定や時間経過)でしょうが、話は全く別のものと言う感じです。 でも、見所も多くアクションも豊富で満足できます。 たいへんおもしろかったです。 で、蛇足になりますが、さすがはソニーの製作作品ですね、スクリーンのどこにも中国製品や中国文字(読めない漢字)が出なくて、何だかホッとした気分です。 [映画館(字幕)] 8点(2019-01-14 13:53:49) |
39. 来る
ん~何とも言えない作品ですね。 ハッキリ言って、ストーリーはクソ。 でも出演者の演技は、本当に素晴らしい。 ただの人間ドラマとして見たら、それなりにまとまりそうですが、ホラー作品として見たら全然満足できません。 作品と言うよりも出演者の熱演を観る映画ってところでしょうか。 [映画館(邦画)] 5点(2018-12-14 17:32:25) |
40. ボヘミアン・ラプソディ
いい作品でした。 でも、ちょっと長いなあ。 その割りに音楽シーンが少ないような気がします。 クイーンのファンなら大満足できるでしょうが、不満な部分も多々あります。 タイトルでありながら、ボヘミアン・ラブソディのフルコーラスが無いのはダメでしょ。 他にも最初のブレイクの地である日本があまり取り上げられていないのは納得いかないなあ。 そうは言いながらも、最後のライブシーンは感激しました。 そうそう、もうひとつの不満は、ちょっとだけ奮発してIMAXで鑑賞したのですが、あまり臨場感を感じませんでした。 それでマイナス1点。 [映画館(字幕)] 7点(2018-11-14 16:32:33) |