21. 未来のミライ
《ネタバレ》 自分は「サマウォ」「おおかみこども」大絶賛の細田監督ファンだけど、前作の「バケモノ」から何だか様子がおかしい。 今作の大きな欠点は主人公である4歳の「くんちゃん」の歪さだと思う。 明らかに子供の声に聞こえない声優の演技もそうだし、シーンによって妙に大人びてたり、動じない姿に違和感がある。 ストーリーは全体的に「くんちゃんの夢の世界」という感じで展開に取り留めがなく話に集中できない。 「ミライちゃん」は設定もキャラクターも魅力的だったのだが、思ったより出番が少なかったのが残念だった。 前作の王道路線の「バケモノ」から方向転換して作家性が強く出たオリジナリティのある設定の映画なのだけど 正直、どの年齢層に向けてどういう感動を得てほしいのか、よく分からない映画になってしまったなというのが正直な感想。 シーンによってはなんとなく伝わってくるものはあるが。 [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 4点(2019-01-24 06:34:18)(良:1票) |
22. オーシャンズ8
《ネタバレ》 ほとんど障害もなく爽快に盗みを成功させるので良い意味で軽く観れる映画 もうちょっと各キャラのキャラ立ちがしっかりしてると良かったが印象は薄めだった オーシャンズ11のエッセンスは感じたが何か足りない [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-01-22 16:02:26) |
23. プリズナーズ
《ネタバレ》 練りこまれたサスペンスホラー。かの名作「セブン」を観た後のような感覚に襲われた。 父親が自分の道を信じ続けた事で辿り着いたエンディングなのだが、 観てる最中はこの父親の頭がおかしくて、刑事が正しいと思い込まされる作りなのが上手いと思う。 映像や音楽も同監督らしく退廃的で美しい感じ。ラストシーンも印象的。 それでも7点に抑えた理由は、観ていてやや脚本に振り回されすぎるのが鼻についたことと 刑事、父親、犯人など各キャラクターの掘り下げが若干薄いと思わされたところ [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-01-15 09:45:30) |
24. リトル・ダンサー
《ネタバレ》 主人公の少年がいい感じに美少年+悪ガキって感じで魅力的 裏通りみたいな場所を踊りながら走りま回るシーンや、審査のシーンが特にお気に入り。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2019-01-09 01:36:27) |
25. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 死体がぶら下がるメキシコの街並みと、デル・トロの復讐劇のシーンは凄く印象的だった そこ以外はもうひとつストーリーが散漫というか。デル・トロ主人公で良かったのではと思ってしまう。 メキシコやイラクみたいな場所を舞台にした映画の中では完成度が高いほうだと感じた。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-01-09 01:24:01) |
26. ボヘミアン・ラプソディ
《ネタバレ》 テンポの良いサクセスストーリー、そして転落、最後はライブといった内容 ゲイ要素やキャッチーな音楽性も含めて、日本人にウケるのも納得といった感じの出来 ただ似たような内容の「ジャージー・ボーイズ」と比較するとストーリーが軽すぎるかなと思ってしまう フレディ役の俳優も独特の雰囲気は出ていたが、やはりフレディ本人ほどの魅力は感じなかった [映画館(字幕)] 6点(2019-01-09 01:18:44) |
27. 沈黙 ーサイレンスー(2016)
《ネタバレ》 隠れキリシタンの日本人が英語喋りまくるし、内容的にもそんなに大したものではないのだが 映像の美しさとか編集の上手さとかは流石のマーティン・スコセッシ監督作品って感じがした 暗い話だけど残酷ではなく、結構テンポよく軽い感じで観れる [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-01-09 01:11:30) |
28. アントマン&ワスプ
《ネタバレ》 ヴィランらしいヴィランがいないのがつまらなかった。 量子の領域にまで小さくなれるって要素も、あまり面白さに繋がってない。 30年経過したママがバッチリ化粧してちゃんと老化してるのも冷めた。どうやって生きてきたのか。 アントマンよりワスプのほうが活躍してるのも残念。コメディ要素は悪く無かったが。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-01-09 01:05:39)(良:1票) |
29. リズと青い鳥
凄く繊細で人間味のある部分を描いた作品だと思うが、逆に言えばそれだけ。 やりたいことは理解できるけど映画としては厚みが無くてエンターテイメント性が薄いと思う。 希美とみぞれがお互いに思ってる親愛やコンプレックスや優越感や不安など 色んな感情を中盤までは言葉で説明せずに淡々と描いていくのだが、最終的なシーンでは全部台詞で言わせてしまってたのが何だかなぁという感じ。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-12-09 02:45:52) |
30. ジュラシック・ワールド/炎の王国
《ネタバレ》 パーク的な要素は序盤だけ。後半はロスト・ワールドを更にショボくしたような内容。 登場する恐竜も少ないし、舞台も狭い。ただのモンスターパニック映画と化してしまった。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2018-12-09 02:38:16) |
31. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 この映画のアイデア自体はそこまで新鮮じゃないけど、このアイデアを実現したことが凄い。 「映画を撮影する演技」、しかも一発撮りっぽく見せるって相当緻密な工程が必要だったはずだ。 脚本自体もホームドラマ要素を取り入れて感動的なものになってるし、爽快感もある。よく出来た映画。 [ブルーレイ(邦画)] 8点(2018-12-09 02:35:30) |
32. ランペイジ 巨獣大乱闘
《ネタバレ》 突然変異し巨大化・凶暴化した3匹が大暴れといった内容。 割とアクションシーン多いのとドウェインとゴリラの友情がメインなので物足りなさは感じなかった。 ドウェイン・ジョンソンに華があるのも大きかった。 ただ狼とワニの怪獣っぷりに華がないのでやっぱり怪獣映画としてはイマイチかなと。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-11-16 08:23:36) |
33. ヒメアノ~ル
《ネタバレ》 原作既読。惜しい映画だと思う。 タイトルバックのタイミングは最高。ただ他の原作からの改変・オリジナル要素がイマイチ。 原作だと後半からストーリーが完全に森田視点へとシフトするのだが、この映画はあくまで岡田のまま。 なのに森田の殺人シーンが妙に多いのでどっちが主人公なのか、チグハグ感が拭えないと思う ラストで森田が交通事故で大怪我を負い、肉体的苦痛という制裁を受ける展開も安易なガス抜きだと思った。 それに高校生時代の夏服を着た森田・岡田が妙に老けて見えるのもツメが甘い。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-11-16 08:19:31) |
34. パシフィック・リム:アップライジング
《ネタバレ》 前作と比較して戦闘シーンのCGのクオリティはさほど引けをとらないと思う ただ前作は国代表ごとに特色あるキャラやイェーガーを登場させていたが、そういう意味では今回は工夫が無く凡庸だった 全体的に明るい昼のシーンばかりだったり、イェーガー同士の戦いを描いたのは良かった 正直観る前はもっとダメダメだと思ってたが、前作と比較してもそこまで悲劇的な出来ではないと思う。 吹き替え版の声優のキャスティングも良。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-11-15 10:45:19) |
35. さよならの朝に約束の花をかざろう
《ネタバレ》 いかにも女性向けな内容に感じた 主人公は永遠に歳をとらず、心も身体も少女のまま。成長した息子や弟のような存在だった相手からモテモテといった設定 出産やNTRといった昼ドラ的展開を盛り込んだはいいがそのせいでサブキャラが病みすぎて支離滅裂なキャラに ウジウジした主人公を含めてキャラクター誰一人に好感の持てない微妙なストーリーになってしまっている 作画は綺麗で一応ハッピーエンドで纏まってるので失敗作とは言わないが、いまいち。 [ブルーレイ(邦画)] 3点(2018-11-10 05:29:38) |
36. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 レッドデッドリデンプション2というゲームをやった繋がりで視聴 カット数、大規模戦闘シーンの物量、ラストの衝撃的な展開などl今みても凄い西部劇だと思う ただ現代の水準で考えると脚本がやや粗い感じがした ダッチやエンジェル、メキシコの司令官などサブキャラの掘り下げがもうひとつな感じ [DVD(字幕)] 6点(2018-11-10 05:22:46) |
37. アイアン・ジャイアント
《ネタバレ》 アメリカ版の「のび太の恐竜」「鉄人兵団」。 ディズニー映画のような欠点のないよく出来たファミリー向け映画って感じがする。 個々のパーツが生きてて自動修復するっていうアイデアは好き。 [DVD(吹替)] 6点(2018-10-11 00:47:38) |
38. 犬神家の一族(1976)
《ネタバレ》 遺体発見シーンのインパクトはスゴい。 ただ期待していたよりスケキヨの母親や金田一のキャラクターが薄っぺらい感じがした。 もうちょっと遺産争いのドロドロ感とか愛憎劇を観たかった感じ。 [DVD(邦画)] 6点(2018-10-11 00:43:51) |
39. ローマの休日
今観るとベタベタなストーリーだが、カメラワークや主役2人のキャラクターが素晴らしいと思う。 ラストシーンも爽快で、観終わったあとに上を向いて歩けるような良い映画になっている。 [DVD(字幕)] 8点(2018-10-11 00:39:57) |
40. イコライザー
《ネタバレ》 よくある元特殊部隊のヒーローアクションだが、主人公が超然として完璧すぎて面白みがないと思う。 悪人と戦う理由もあまりに聖人じみてるし、アクションの出来は良いけど敵が弱すぎる。 昼はホームセンターの店員っていう設定は面白かった。 [インターネット(字幕)] 4点(2018-10-11 00:37:51) |