21. カーリー・スー
”カーリー・スー”役のアリソン・ポーター、なかなかお茶目で、かわいいですが、現実世界では噂通り、生意気だったのでしょうか。全く「カーリー・スー」以降出てきませんね。それは、ともかく、この作品では、お笑いや泣けるシーンが重なり合って、いい感じに仕上がっていますね。エンドクレジットにかかる歌とNGシーンやカットされたシーンなど、非常によくて最高ですね。その日暮らしの生活をめげないで生きる姿が、愛らしいです。ピザを食べるシーン等、一人芝居でもう最高ですね。血のつながりにない父親とのホームレス生活、そして血のつながらない母親になる女性の登場など、その日暮らしの毎日がパプニング♪と言う歌通り、感動し、面白かった作品ですね。 8点(2001-12-12 22:04:09) |
22. ザ・チャイルド(1976)
この作品の公開当時、デパートの食堂で食事していたのですが、向かいの窓に見えた「ザ・チャイルド」の大きな宣伝広告の写真が怖くて大変でした。あまりに怖いため、席を変えてもらったほどです。それで、テレビ放送の時にこの作品を観たのですが、子供達が笑いながら、大人を処刑して行くのには、ショックが大き過ぎ、観てて、ナチュラルハイになりました(笑)・・・ ただ、テレビ放映時、かなり残虐シーンはカットされたようで、何かの映画特別番組時に、大人を吊るして、処刑している子供達のシーンなどを観て、ショックは大きかったですね。音楽は、非常によくて、子供達もかわいいのですが、その笑顔の裏が非常に怖い感じで、私なら早くあの島から逃げますね・・・ 5点(2001-12-12 20:49:49) |
23. ブレードランナー
ストーリーは、はっきり言って面白くないですが、映像は、実に素晴らしいです。常に酸性雨が降る中、近未来の映像が、他の作品では、決して観られない凄さですね。スピナー(警官愛用の空飛ぶ車)が、芸者さんのアップ画像の宣伝広告画面の横を飛んで行くシーンなど、最高です。レプリカントのボス役のルトガー・ハウアーは、かっこいいですね。何でも、ハリソン・フォードと共演していた、となっていますが、一緒に撮影したのは、2日間だけだったそうです。最後、命尽きるその時の、一瞬見せた笑顔が最高にいいです。「ブレードランナー」はアカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされていながら、作品製作同時期の作品「E.T」に取られてしまったのに対して、「ブレードランナー」を観た世界中のファンの方々から、ひどいバッシングだったそうです。当たり前ですよね。私も「ブレードランナー」の方が素晴らしい特殊効果映像だと思います。なかなかユニークなのは、ブレードランナーの、つまり警官の建物、警察署になっている塔が「未知との遭遇 特別篇」でマザーシップの中にあった物をそのまま、いくつか模様替えしながら、使用している点です。リサイクルして使用しているのは、凄いです。ただ「ノーマル版」「完全版」「ディレクターズ・カット最終版」とありますが、日本では基本的に「ノーマル版」が1番最初に公開されたはずですが、地方の劇場で、初日から2日間だけ「完全版」を公開していたり、不思議な扱いをされる作品ですね。もう1度、劇場の大きな画面で観たくなる作品の1つです。 9点(2001-12-12 20:29:17) |
24. リバイアサン(1989)
監督のジョルジ・バン・コスマトス(?)が、”ピーター・ウェラーが出演してくれなかったら、ハラキリ(腹切り)をする”と意気込む気合は、なかなかすごいと思いました。内容は、単純ですが(「エイリアン」をそのまま深海へ設定変えしただけ)なかなかユニークな作り方で、単純に面白いです。ただ、もう少し、クリーチャーのデザインをセンスよくして欲しかったです。しかも、ほとんど見せてくれないので、残念ですね。しかも最後は、”あー!って言ってみろ!”と言いながら、口の中に爆弾を放りこむのが、「ジョーズ」の最後で”笑え、クソヤロウ!”と言っている(口を開ける為)のを、ただ引用しただけだし、いまいちですね。クリーチャーのデザインによって映画の良し悪しが決まる訳ではないですが、やはり重要かと・・・。ただ音楽はよかったですね。あと、ピーター・ウェラーもかっこよかったです。 5点(2001-12-12 18:09:11) |
25. エイリアン
「宇宙船に侵入した完全無敵の生命体と絶望的な戦いの末、撃退に成功するまでの物語」と公開前から、エンディングはわかっているようにある部分ではそう宣伝されていながら観たくなる、不思議な映画ですね。エイリアンの姿は、とにかく無気味で、H・R・ギーガーに拍手。エイリアンの卵の口は、女性器から(最初は一本線だったのが、クレームがつき十字型になったとの事)。チェストバスターやエイリアンの大人になった状態(ビッグチャップ)の頭は、男性器からが元のヒントになっているだけあって、かなりショッキングな姿ですね。エイリアンに襲撃された他の宇宙人の化石や宇宙船が出てきますが、意外と勘違いされているのが、あの化石となっている宇宙人や「エイリアン」の卵が置いてある古い宇宙船が「エイリアン」だと思われているのが、ややこしいですが、警告を発して、この宇宙船には近づくな、と言っているのが、親切だなと思いました。他の星の宇宙人もいい所、ありますね。後、ノストロモ号の中に当時、一部で話題になった、日本の雑誌「プレイボーイ」があったり、この頃から、リドリー・スコット監督は、日本に興味があったのかと思わされました。全体的な作品の印象は、非常にいいと思います。 8点(2001-12-12 17:47:22) |
26. フロム・ダスク・ティル・ドーン
ジョージ・クルーニーが、実にかっこいい。内容うんぬんより、楽しめればいいといった感じの作品ですね。セックスマシン役のトム・サビーニが、十数年経っても変わらないのには、ビックリ。普通、映画公開前に、キャンペーンで俳優や監督が来日する事が多いのですが、この作品の場合、思わぬ大ヒットになってしまったので、公開後に監督が来日していましたね。作品的には、なかなか面白いと思います。あまりに極端な前半と後半のストーリーの違いに戸惑う人もいると思いますが、それは、それで良しとしなければ・・・。ジョージ・クルーニーが、拳銃を横に構えて持っている姿が、かっこよすぎです。 6点(2001-12-12 17:13:16) |
27. ファイヤーフォックス
マッハ5・・・って、すごい。前半のスリリングなスパイ活動は、本当にワクワクドキドキでした。後半になって、黒い戦闘服に身をつつみ、黒いヘルメットを被り、戦闘機ファイヤーフォックスに乗りこむシーン、好きです。それで、海の上を低空飛行で飛ぶと、衝撃波で水柱が出来るシーンは、最高ですね。ロシア語で考え、発言しながら標的を撃ち落すシーンも、最高!ロシアの軍部の方々が、英語で打ち合わせするシーンは、気にしないでいましょう(笑) ファイヤーフォックス2号機の戦闘機乗りと、戦闘中、敵が一瞬、挨拶するような、相手の実力を認めたようなロシア人のパイロット、なかなかいい味出してます。そう言えば、この「ファイヤーフォックス」のマッハで飛ぶ時の後から来る衝撃波のシーンは、いろいろと他でも引用されていますね。映画、アニメーション、いろいろ。すごい映画ですね。 7点(2001-12-12 01:02:32) |
28. ロボコップ(1987)
「ロボコップ」・・・何て単純な題名なんだろうと思っていた公開当時、開けてみたら面白くて、どんどんストーリーにはまってしまいました。しかもナンシー・アレンのかわいいこと!ピーター・ウェラーは、文句なくハンサムだし、半分機械になっても、メチャメチャかっこいいですね。ところで、実に残虐なマーフィ警官殺しのシーンで、右腕そのものが、吹っ飛ばされるシーンは、あまりに残酷過ぎて、カットされましたが(右手が吹っ飛ばされるシーンではないですよ)本当に、こんなシーン、劇場で公開してもいいんでしょうか?の様な感じで当時、驚きました。ロボコップになってからの、強さ、苦悩などただのアクション映画になっていなくて、面白かったです。ただ、日本のアニメーションや特撮ヒーロー物を参考にしただけあって親近感持てる姿の、ヒーロー像ではないでしょうか。もちろん、敵役になった故障ばかりのロボットも、なかなかユニークですし、アメリカが日本を真似て作った作品としては、大変よく出来ました、ですね。 5点(2001-12-12 00:43:42) |
29. プレデター
プレデターの姿が、公開当時、賛否両論になりましたが、私個人的には最初は、いまいちでした。もっと、おどろおどろしい不気味な生き物の方がよかったです。しかし、今となっては、かっこいいヘルメットや武装姿は、なかなかいい感じですね。半透明になれたり、それが、実は今現在、そういう技術があるんです。テレビで見たのですが、プレデターのように、森の中で姿を一瞬に消し去る事が出来るんですよ。驚きましたね。やはり戦闘の武器として開発された物ですが・・・。シュルツェネッガーも、公開当時”今まで出演して来た作品の中で「プレデター」が1番だ”と言っていましたし、単純に面白い作品ですね。プレデターの中に入っている人で、動きが素早くしなければいけないシーンのプレデター君は、実は、後になって有名になるジャン・クロード・バンダムだと知っている人も多いのでは・・・?スタント出身から、俳優になる、きっかけにもなる作品として、この「プレデター」の業績は、大きいですね。すごい! 8点(2001-12-12 00:21:55) |
30. スピーシーズ/種の起源
ナターシャ・ヘンストリッジ演じる”シル”が綺麗で、魅力的ですね。個性あるはずの、追跡者達(殺し屋、科学者、霊能力者など)の実力が、いまいち発揮出来なかったのが、実にもったいないです。だが”シル”のクリーチャー・デザインは、HR・ギーガーも満足したように、エレガントで素晴らしい。よく映画でありがちな、どこからお金を持ってくるんですか?的に、手ぶらで歩いている人が、買い物出来たりするシーンって多いですが、この作品では、ちゃんとウエスト・ポーチをして、きちんとお金を出したり、カードを使ったりするのが、細かい演出だと思いました。この作品はディレクターズ・カットがあればもう1度新たなシーンなど、そういうのが見たい作品ですね。ラスト、シルが子供を産んだ後、まだ人間の姿の赤ちゃんの手をエイリアンの手が守るようにやさしく握るシーンが本編では、カットされたのが、非常に残念です。とても素敵なシーンなのですが、実にもったいない。単純なSF映画に見えて、実は奥が深い作品ですね。アメリカで一時、1位になったのも、うなずけます。 8点(2001-12-12 00:00:27) |
31. 未知との遭遇
UFOがとにかく綺麗。母船のUFOも綺麗だが、シャンデリアみたいな感じで、度派手なんだが、それなりにいい感じ。母船のUFOのデザインをした関係者(作った人)は、日系人もいたのが好印象ですね。しかも、本編には本物のUFO研究家の方も出演していて、すごい。(ヒゲをさすりながら、パイプをくわえるご老人です)=UFO研究家。しかし、とにかく5音のメロディが最高にいいです。あの独特なメロディが、最後エンドクレジットで、立派なオーケストラメロディになるのですから、たいしたものです。主人公が、ライトバンで踏み切りで止まっていた時に、後方からやってきた(最初は車かと思ってしまうシーンです)UFOに上空から、強烈な光を当てられて、パニクるシーンは印象的ですね。公開時、ギリギリまでUFOの姿を一切見せないように宣伝した、S・スピルバーグは、やはりすごい人ですね。それにしても夜、UFOが飛び交うシーンは、綺麗な一言につきました。最後、子供が”バーイ”と言うシーンは、最高によかったです。 9点(2001-12-11 23:39:04)(良:1票) |
32. ピラニア(1978)
面白い作品だと思います。S・スピルバーグ監督も”数多く作られた「ジョーズ」の亜流映画の中では1番”と言っていましたし。隙がなく作られているので観てて、スピーディ気持ちよくで面白いです。ちょっと周りの子となじめない内気な女の子がボートの上から目の前で食われていく先生に手を伸ばして、初めて大声を出すシーンなど演出も素晴らしく、これは結構人に薦めても恥ずかしくない作品です。後になって作られた出世前のジェームズ・キャメロン監督の「殺人魚フライングキラー」が、この「ピラニア」の正統な続編ですが、あれは無視していいです(苦笑)。 6点(2001-11-21 05:23:46) |
33. 燃えよドラゴン
この作品のブルース・リーの写真や感じが、他のブリース・リーの作品の感じと違って見えるのは、ただ痩せたからではないですね。本当の殺意を持った姿と言うのは、何か違うんでしょうか。異常な迫力があります。世界の人達は、ほとんど100%近くが、この「燃えよドラゴン」で初めてブルース・リーを見た事になるはずですが、いきなり、こんな怖い人を見せられたら大変ですよね。ブルース・リーが撮影中、ボブ・ウォール(試合で顔に傷がある相手)を本当に殺すと言っていたのを周りが止めたり逆にあおったり、大変だったそうです。誰かが言ってましたが、ブルース・リーの「燃えよドラゴン」を観て”本当に痛く感じる映画”と言うのが印象にあります。ブルース・リーの1番最初の撮影シーンが、部屋で机に座って女性陣と話すシーンだったようですが、撮影前から極度の緊張だったらしく、このシーンをよく見てみると、ダーツを持ったブルース・リーの手が微妙に震えているんです。そんな状態だった人が、あれだけの撮影をこなすと言うのは絶句です。すごい! 10点(2001-11-21 05:09:40) |
34. GODZILLA ゴジラ(1998)
ハルウッド版「ゴジラ」。タイトルに「GODZILLA」を使用しなければ、誤解や偏見を持たれない映画になったと思います。今、溢れかえっているCGでも、表現方法がユニークですね。例えばゴジラが、ニューヨークの街を歩くシーン(走るシーン)で、ゴジラが角を曲がる時や、狭い道を通った時、尻尾がビルをかすめて、その部分が破壊される感じはよかったです。後、ニューヨークに現れるシーン、迫力ありました。いきなり姿をくらますゴジラと言うストーリーには、無理がありましたが、子供のゴジラは設定から外して欲しかったです。まさに「ジュラシックパーク」の二番煎じ。親ゴジラ1匹が暴れまわる単純怪獣映画の方がよかったですね。ゴジラのデザインは、そんなに悪くないと思います。特徴ある背中のトゲトゲなど、日本側に許可をもらうエピソード等、裏話はこの映画では面白く記されていますし”このデザインで何かクレームがついたら、この作品は作らない”と言った、ローランド・エメリッヒ監督やスタッフの意気込みは感じられました。日本までわざわざ来て東宝の会社で日本側の許可を得る為、そわそわして待つ海外の1流メーカーの映画のスタッフの姿を想像すると、なかなか面白いと思いました。何でも最初は、ミーティングルームでこのゴジラの模型に布をかぶせて、日本の人には、すぐには見せなかったそうです。製作当初から、映画作りのプロは、やる事が違いますね。さすがです。 6点(2001-11-21 04:49:09) |
35. パラダイス(1982)
誤解されているのが、フィービー・ケイツは確かに全裸でシャワーするシーンなどがあって、ややこしいのですが、他の絡みの性描写シーンは全て、代役がやっていたと言う事ですね。これを知ってしまうと、この映画の魅力は減ってしまいますが、知らないより知った方がいいですね。主題歌は、本当によくて、内容は面白いと言うより、魅力的か、どうかと言う点で、評価したいですね。フィービー・ケイツの全盛期ですから、魅力は充分にありますね。でもストーリーが面白くないのが残念です。しかも先ほど言った通り、本人ではない裸のシーン、多数あるとなると、騙されたような気がして(実際、騙されましたが)あまり気分のいいものではないですね。3点くらいがいいでしょう。 3点(2001-11-21 00:00:34) |
36. ザ・インターネット
この映画を観に行った時、今現在ほど、日本(一般生活)ではパソコン関係が普及していなかったのか、使われる言葉が耳慣れない言葉が多く、劇場での反応は、なかなかユニークでした。映画が終わってガヤガヤとしてきた劇場内で”面白かった?”とか、そういう反応ではなく、”わかった?”と言う会話が、あちこちに・・・(苦笑) 私は、オープニングとエンディングに使用された「青い影」(BYアニー・レノックス)と言う歌が印象的でした。ちなみに、この映画のサウンド・トラックには、「青い影」は入っていません。今観てみると、内容はなかなかよく出来ていて、面白いですね。 5点(2001-11-20 23:46:27)(笑:1票) |
37. がんばれ!ベアーズ
この映画の撮影に入る前、ライアン・オニールが娘テイタム・オニールにボールの投げ方を教えたり、コーチしたと言う話ですが、なかなか決まってます。子供版「メジャー・リーグ」ですが(もちろん「メジャー・リーグ」は後になって作られました)ユーモア溢れる作品で観てて、面白いですね。不良や、言葉のわからない子や、いじめっ子、いじめられっ子、女の子のピッチャーに、だらしない監督と、それぞれが個性的で、よかったです。テイタム・オニールが、1番かわいい時じゃないでしょうか?中盤、だらけた内容になりますが、最後の決勝戦の、あの夕方の感じが何とも言えない程、いい感じです。これぞ、アメリカと言う感じですね。しかし、テイタム・オニールは決まっていますね。かっこいいです。 9点(2001-11-20 23:30:41) |
38. カプリコン・1
これは、名作ですね。初めて観たのは、実はテレビ放送の時だったのですが、公開当時は、残念ながら観に行きませんでした。この映画のラストシーンほど素晴らしいラストは、今までなかったような気がします。初めてテレビで放送された時、何となく観たのですが、開けてビックリ。もうどんどん引き込まれてしまいました。あり得ない話では決してないので、なおさらですね。音楽も本当にメリハリのあるいい曲で、ラスト、無言で解決するシーンでは、本当にマッチしていました。あの、ラストで2人が走って来るシーンで、2人だけをスローモーションにしたのは、本当に素晴らしいです。10点! 10点(2001-11-20 23:06:18) |
39. 北斗の拳(1995)
あはは・・・(笑)>☆さんのコメント、最高ですね(笑)この実写版「北斗の拳」を観に行った時、どこに劇場があるんですか?と探し回ったら、中途半端な劇場で、こじんまりしていて、パンフレットを買おうと思っていたら、パンフレットさえ売っていないので、仕方なく席を探して座ったら、お尻が半分くらいしか座れないような席で、他のお客さんの様子を見て”多分、原作をよく読んで来た人達なんだろうな”と思いつつも、訳のわからない予告編の後、本編に入り、唖然・・・。ジュースも自動販売機で売っている、粗野な劇場で買ったメロンジュースをこぼしてしまいました。北斗百烈拳のシーンでは、かわいた爆笑が場内に・・・(^^;あまりに面白くない為、イライラしてしまって、これは問題外!学芸会で幼稚園児が「北斗の拳ごっこ」をやったら、こんな感じになるんだろう、と思いました。少年ジャンプ(原作が載ってた)では”面白い!”とは確かに書かれていませんでしたが、一応、仕方なく載せたらしい宣伝カラーページに、腹は立つやら、だまされた自分にむかつくやら・・・。第一、北斗百烈拳の時、敵の持っていたピストルが地面に落ちるまで、これだけ攻撃してます、パンチ、手刀当ててます、と言わんばかりに、その破壊したピストルが落ちるシーンだけ、スローモーションにして、演出している馬鹿は、一体誰なんでしょうか!?主役のケンシロウ役に、ジャッキー・チェンの「シティ・ハンター」の敵役、筋肉ムキムキのゲイリー・ダニエルズ(そんな名前だと思います)を使って、かっこよく見せようとしている努力はわかりますよ。ええ。そうですとも。もちろん、面白い映画を作りたかったんですよね?ファンに夢中になってもらえるような映画を作りたかったんですよね?ビデオ版になった時、アニメの声優を使った吹き替えバージョンを作ったり、日本側の努力も、そりゃ認めますが・・・でも、ダメ。0点。うむ・・・かわいそうだ、北斗有情拳で、1点。昇天するがよい! 1点(2001-11-16 23:12:21)(笑:5票) |
40. サンゲリア
この映画を観に行った後、最悪な気分になりました。「サンゲリア」の内容や、エンディングで、キャッチコピーにある<心臓一撃>は確かでした。基本的には「ゾンビ」の舞台を島に変えただけなのですが、とにかく演出が怖い。音楽も物凄く迫力ありますし、ゲームの「バイオ・ハザード」等、この映画のゾンビの影響もあるかも知れませんね。映画中半で1人のゾンビが閑散とした村の真中を歩いている(徘徊している)姿は、強烈なインパクトがありました。真面目に、怖いです。最悪な作品でありながら、忘れられない映画でもあります。公開当時、あまりに残虐なシーンはカットや修正がされたりと、いろいろありましたが、後にビデオで無修正完全版となって出た時も、つい観てしまいました。これこそ悪夢的作品。ラストで、ニューヨークのマンハッタン島にゾンビの群れが歩いて行く場面でエンドクレジットですが、多分、早朝か夕方撮影したのか(ゲートブリッジ(橋)の使用の為)車が、下の通りを走っているのが、さすが、イタリア映画監督の手腕の見せ所、ここまでが限界か!?と言う感じです。でも、この映画のゾンビ、きちゃぁない!(汚い)(苦笑)この「サンゲリア」と言うタイトルも完全に日本人が勝手に作った和製英語(?)と言うか何語?とい言う感じですが、この映画のゾンビを”サング”と呼んだり、もう勝手にしてください的勢いだったですね。テレビ放映は、大幅にカットした一回だけで、メジャーな声優さんが声をあてていましたが、それ以来、1度も放送されていません。怖い物見たさなら、この映画は人に薦められますが、とにかく観終わった後、嫌な気分になるのを覚悟なら、どうぞ(苦笑)点数は、困りました。何とも言いがたいので、5点! 5点(2001-11-16 22:41:35)(良:1票) |